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中古マンション・家の売却理由ランキングと売る理由を聞かれた際の対処法

【更新日】2018-12-27
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マイホームを見る家族

不動産売却は売り手と買い手の対等な取引ですが、テンションにはかなりの差があります。

買い手のほうは夢のマイホームを購入するということでウキウキしているでしょうし、購入した物件は一生住み続けるつもりで選ぶでしょう。

一方、売り手の場合は何らかの事情があってマイホームを手放すわけですから、決してポジティブな気持ちではないでしょう。

この温度差をいかに解消していくかが、実はマイホーム売却を上手くおこなうコツでもあります。

特に、買い手のほうから売り手にマイホーム売却の理由をきかれたときにどう対処するかは、非常に重要なのでしっかり勉強しましょう!

※マイホームは売却前にまず査定を成功させることが大切です。査定のコツ・方法はこちら!

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家の査定はどこを評価する?よく見られる6つのポイント

不動産を売却する理由TOP3!人はどんな時に家を売る?

不動産の売却理由についてアンケートをおこなっている企業もありますが、その結果はバラバラなことが多いです。

ただ、どの団体がアンケートしたとしても、以下の3つの理由が比較的TOP3を占めることが多いです。

  1. 売って資金にしたいから
  2. 急に引っ越しが必要になったから(転勤など)
  3. 更に良い家に住み替えたいから

生活をより良くするために家を売るという、ポジティブな理由が多いのが驚きですね。

その他の理由としては、以下のようなものがあります。

  • 増税前に処分したかったから
  • 離婚したから
  • 子どもが独立し、今の家は広すぎるから
  • 親の介護のため実家に帰ることになったから

これまで、日本は住まいをそのまま引き継ぐもので、家を売るのは離婚や借金などに陥った人という勝手なイメージがありました。

それが今では、財テクの一環として家を売る方も増えているように感じます。

不動産会社も仲介売却の相談はプライバシーを守るためにこっそり対応していましたが、今では駅前にカウンターなどを設置し、大々的に顧客を募集していたりもします。

住み替え目的で売却するケースは多い

単純に、もっと良い物件へ住み替えるためにマイホームを売るという方もいます。

このときは、なぜ住み替えをするのかという理由をしっかりと考えておきましょう。

お金が貯まったので都市部に引っ越すことにしたのであれば、前のマイホームに欠点がなかったことをしっかり伝えるべきです。

こうした理由でマイホームを売る場合は、物件にマイナスな理由ではないので、高く売れやすいです。

その他にも、転勤や入社によって遠方に引っ越さなければならなくなったという場合があります。

こうした外的要因で引っ越しをおこなうのであれば、買い手の方も納得してくれるでしょう。

マイホームを売る方法!ローンが残っていても売れる?税金はいくらかかる?

家族構成の変化によって今まで住んでいた家が不要になる

引っ越してから子どもが2人も生まれた。

逆に、子どもが成長して独立したので、マイホームが広すぎるように感じるようになった。

このように、家族の状況が物件に適さなくなって、マイホームを売りに出すケースというのは多いです。

こうした物件を売り出す場合は、どのような買い手が集まりやすいかの予測を立てておきましょう。

たとえば、子どもが小さいときに建てたマイホームであれば、同じように小さい子どもを抱える買い手が集まりやすいでしょう。

このときに売り手が心得るべきなのは、子どもが小さかったときの経験を話すことです。

どんなメリット・デメリットがあるかを長年住んだ人が話すことは説得力があります。

一戸建てを売ってマンションに戻りたい人も意外に多い

最近多いのが、「無理してマイホームを買ったが、やっぱりいらないので売りたい」という方です。

こうしたケースは、IT企業にお勤めの方などに多いです。「男はマイホームを持つもの」と言われ続けて買ったものの、生活スタイルや家族構成にそぐわず、結局売ってしまうという方が多いです。

一戸建てはマンションのように駅近ではなく閑静な住宅地に建てることが多いですが、これで中心部へのアクセスが悪くなり、不便になったという声も良くききます。

働き方、生き方が多様になっている今だからこそ、売却理由も幅広くなっているのです。

買主は売却理由を良く聞いてくるので注意

買主は良く「なぜ売ることにしたのですか?」と聞いてきます。

その理由は単なる好奇心のことも多いですが、家にどんな欠陥があるか探る目的もあります。

「実はシロアリ被害がひどくて…」なんて言われれば、ほとんどの買主は購入を見送るでしょう。

ただ後述しますが、売却理由は買主に告知しなくて良いものと、必ず伝えなければいけないものがあります。

ネガティブな理由を隠したまま売ると裁判沙汰になる可能性もあるので注意しましょう。

数少ない売買者間のコミュニケーションの機会でもある

買主が売主と話したいけど、何を話せばいいかわからずに取り敢えず売却理由を聞くケースも多いと思います。

売却理由の共有は売主と買主の数少ないコミュニケーションの機会でもあるのです。

そのため、話し方や身だしなみにも気を遣う必要があります。

売却理由の共有は主に内覧でおこないますが、それから価格交渉や売買契約、引き渡しでより深く売主・買主は関わっていくようになります。

「人間的に合わない」と思われたら、いくら物件が良くても購入を見送られる可能性があるので注意しましょう。

離婚や子どものいじめ…言いたくない売却理由は言わなくてもいいの?

離婚で引っ越しが必要という方や子どもがいじめられているので学区を移したいという方もいるでしょう。

こうした売却理由は、買主に隠しておいても罪には問われません。

売却理由を告知するかどうかの基準は「新しい入居者の安定した生活を阻害する情報かどうか」です。離婚した理由が家や周辺環境にあるというなら話は別ですが、不仲で離婚したなら家の価値への影響は全くありません。

一方、シロアリや水漏れなどの理由で売る際は、必ず告知をしなければいけません。

「心理的欠陥」も告知が必要

前述の「新しい入居者の生活を阻害する情報」というのは、何も物理的な欠陥だけではありません。

以前この物件内で自殺があった、近くで殺人事件があったということが分かれば、精神的に穏やかな生活が阻害されてしまします。

心理的欠陥は売主が隠していればバレることはなさそうですが、以前、墓地をつぶして建てた家を隠して売ったことで、1億円以上の賠償金を請求されたケースがありました。

知らなかった分は仕方ないですが、知っている事故情報は必ず告知をしましょう。

売却理由は何であれ一度売り出した不動産は「商品」となる

不動産を売る理由は人によって様々です。

ただ、理由は何であれ一度売り出された不動産は平等に購入希望者によって選ばれます。

「こっちは深刻な理由で家を売りたいんです!絶対高く売ってください!」と情に訴えたところで、売れないものは売れません。

仲介業者も仲介手数料をもらわないと売上に繋がらないので、見込のない物件はどんどん後回しにするしかありません。不動産売買はそれくらいシビアなのです。

それでも、売主の努力次第で不動産を高く売ることはできます。こちらの記事などを参考にしながら、売却を成功させましょう!

専門家100人から聞いた不動産を高く売る方法!
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