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不動産買取のデメリット・注意点を徹底解説

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不動産買取のデメリット

急な離婚・転勤などで今まで住んでいた家がいらなくなる時、業者に買取を依頼する人は多いです。

早ければ来店相談したその日に見積もりと契約を済ませることができ、最短2週間ほどで換金できるので、お急ぎの方は重宝するサービスです。

ただ、この買取にはいくつかデメリットがあるので、業者の口車に乗せられて契約してしまうのは危険です。

ここからは、不動産を買い取ってもらう前に注意したいポイントを紹介していきます。

不動産買取とは?家の買取と仲介を徹底比較

不動産買取は価格が実際の半額近くまで下がる

不動産買取の最大のデメリットが、実際よりも価格がかなり下がってしまうことです。

仲介売却と比べると、価格は40%ほど落ちるといわれます。1,000万円で売れるはずの家が600万円でしか売れないとなると、「早く売りたい」というだけで買取を選んでよいのか疑問が残ります。

再販に必要なリフォーム代などが天引きされている

買取価格が低くなる理由は、業者がリフォーム代など、売却にかかる分を引いているからです。

買い取られた家は、不動産業者がリフォームなどをした上で、再び売り出します。「買取再販」という今流行りの方法です。

時にはHPでおしゃれに宣伝をしてブランディングをすることもあります。

買取で家の価格が約4割下がるのは、業者が再販費用を確保しようとしているためです。

仲介売却は基本的にそのまま引き渡すことになるので、リフォーム費用は買主の自己負担となります。そのため、価格を高く売れるのです。

古い家は買取を断られることも多い

通常より大規模なリフォームが必要な家は、買取を断られることも多いです。

買い取った家は不動産会社が責任をもって再販をします。質の低い家は会社の名前で売ることができないので、古い家は買取を断られてしまうこともあります。

一方、仲介売却はどんな家でも買主が「気に入って」買ってくれるという形をとるので、マッチングさえすれば取引は成立します。

仲介売却は住宅ローン審査に落ちるリスクがある

ただ、仲介売却は買主がいくら気に入ったとしても、住宅ローン審査に落ちてしまうことがあります。

住宅ローンは新居を担保に、融資をおこないます。ローンを完済できなかった時に差し押さえができる物件を金融機関が最初に確保するのです。

ただ家の状態が悪いと「担保にならない」とみなされ、ローンが組めません。

ローン審査に落ちた場合、買主は無条件に契約を解除することができます。(ローン特約)

逆に買取ではローン審査を受けなくて良いので、仲介売却できなかった家も換金できる可能性があります。

不動産買取はデメリットが多い!それでも買取がおすすめのケース

ここまで解説したように、不動産買取にはデメリットも多いです。

基本的には仲介売却をしたほうがメリットは多いですが、特殊なケースでは買取をおすすめすることもあります。

  • 早く換金するほうがメリットがあるケース
  • 周りに知られたくない理由がある
  • 遠方の一戸建てを処分したい

それぞれのケースについて詳しく説明していきます。

早く換金するほうがメリットがあるケース

転勤などで引っ越し期限が差し迫っている場合は、早目に家を処分できる不動産買取がおすすめです。

仲介売却は成約まで平均3~6か月かかるのが相場ですが、運・タイミング次第では1年近くかかる可能性もあります。

離婚によって家がいらなくなった場合も買取はおすすめです。共有財産はまとめて財産分与をするので、家も同じタイミングで換金・分割をするとスムーズです。

兄弟・親族で分割相続した物件(実家など)も早目の換金をおすすめします。ただ持っているだけでも固定資産税がそれぞれにかかりますし、誰が実質的なオーナーになるのか揉めることも多々あります。

家のような固定資産は換金して分割するのが最もスムーズですよ。

周りに知られたくない理由がある

離婚や子どものいじめなど、周囲に知られたくない理由で家を処分したい方にも買取をおすすめしています。

仲介売却でも一応プライバシーは保護してくれますが、売り出し物件はスーモなどのサイトに掲載されますし、近所に買主募集のチラシを配ることもあるので、容易にバレてしまいます。

一方、不動産買取は第三者に売り出すことなく取引が完了するので、売ったことを知られる可能性は低いです。

買い取られた家はすぐに再販されることもないので、近隣の人が気付いた時には引っ越しが完了しています。

不動産査定を匿名でする方法!おすすめ匿名サイトランキングと利用時の注意点

遠方の一戸建てを処分したい

地元の実家など、今住んでいるところから離れた家を所有している場合でも、仲介売却は可能です。

ただ、仲介売却は時間がかかる上、買主との契約などで現地に行く必要が出てきます。

遠方の家の仲介売却は、代理人を立てない限りサラリーマンが行うのは難しいです。

最短1回の来店で契約まですることのできる不動産買取は、時間が取れない方にもおすすめです。

不動産買取を成功させる3つのコツ

不動産買取のリスクはなんと言っても価格が低いことです。

「とにかく早く売りたいので、それでも良い」という方もいるでしょうが、今後かかってくる税金・引っ越し代・ローン支払いなどを考えると、少しでも高く売るに越したことはありません。

ではここから、不動産買取を成功させせるにはどうすれば良いかを具体的に説明していきます。

少しでも高く買い取ってくれる業者を探す

買取相場は実際価格の6割ほどですが、業者によっては8割前後で買い取ってくれるところも存在します。

再販のためにはリフォーム代が必要になりますが、企業努力で最低限の値引きで済ませているところもあります。

ホームページで「買取相場と仲介相場の間を目指しています!」と宣言する買取業者もいるので、しっかり探してみてはいかがでしょうか。

※高く買い取ってくれるおすすめ買取業者はこちらで特集しています。ぜひ参考にしてください!

買取保証対応のおすすめ大手業者ランキング!

買取保証サービスを利用する

最近大手不動産会社がはじめた新しいサービスに「買取保証サービス」があります。

これは売り始めてから一定期間は仲介売却をおこない、期間を過ぎたら業者に買い取ってもらう方法です。

短期間だけ高額売却にチャレンジでき、同時に売れ残りも防ぐことのできる一石二鳥のサービスとなります。

仲介売却にチャレンジできる期間は1.5か月や3か月のところ、自分で期間を選べるところもあり様々です。複数社の設定する期間を見比べるようにしましょう。

買取保証サービスに対応していない業者もまだまだ多く、大手中心となっています。大手不動産会社のランキングをこちらにまとめてあるので、併せてお読みください。

一括査定サイトで買取査定額を比較する

複数社の買取査定を簡単に比較できるサービスが一括査定サイトです。

簡単な物件情報を入力・送信するだけで平均最大6社に一括で査定依頼をすることができます。

不動産買取では査定額と実際の買取価格がほぼイコールなので、比較して査定額の高いところに買取依頼をすれば確実にお得です。

仲介売却だと手数料欲しさに査定額を吊り上げることもありますが、不動産買取は仲介手数料が必要ないので、こうした悪徳商法を受けることはあまりなく、安心して利用できます。

※一括査定サイトの詳しい使い方はこちらにまとめています!

【2018年】不動産一括査定サイト33社を比較!評判・口コミで選ぶ最新おすすめランキング

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