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実家買取で売れない空き家を現金化!処分にお困りの方におすすめ

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実家買取

築30~40年の実家を急に相続しても使い道がなく、処分したいという方は多いです。

この時にまず思いつく処分方法が第三者への売却です。

ただ、築年数が古くなってしまうと価格は安くなってしまいますし、人気も無くなっていきます。

そこでおすすめなのが不動産会社に直接買い取ってもらう方法です。

今回は実家買取の方法、ポイントを詳しく説明していきます。

不動産買取とは?家の買取と仲介を徹底比較

売れ残った実家は業者にいち早く買い取ってもらおう!

不動産の人にお願いして仲介売却をしても、特に田舎の木造物件などは売れ残ってしまう可能性が高いです。

不動産売却の平均期間は3~6ヶ月と言われているので、それ以上経っても売れなかったら売れ残りと判断して良いでしょう。

不動産売却の期間は平均3~6ヵ月!スケジュールを短縮する方法はある?

地方の不動産会社のホームページを見てみると2~3年間経ってもずっと掲載されている物件があると思います。

確かに地道に売出しを続けていれば、いつか売れるかもしれません。

ただ、売出し期間が長引くほど成約率は下がっていくのが一般的です。

売れ残りを放置していると固定資産税や管理費がかさむ

Webサイトに広告を掲載して売り出していると良いように見えますが、売れない限りは放置しているのと何ら変わりはありません。

不動産会社や知り合いなどが管理してくれないと、庭の雑草は伸び放題になり、柱もどんどん腐食されていきます。

また、放置していてもあなたが実家の持ち主である限り、毎年高額の固定資産税がかかってきます。

不動産売却後の固定資産税は誰が支払う?どう精算・納付する?

更に近隣住民からクレームが入ったら雑草の刈り取りなどをしなければなりません。

こうした管理費は、実家が古くなっていけばいくほど膨らんでいきます。

コストを抑えるためには一刻も早く売ることが大切なのです。

早く家を売りたい!3ヶ月未満で高額売却を成功させるポイント

実家の維持費は年間で100万円近くかかることも

実家を放置していると、どんな費用がかかるのでしょう。

実家の維持費として代表的なものがこちらです。

  • 固定資産税
  • 都市計画税
  • 火災保険
  • 光熱費
  • 修繕費
  • 畳などの張替え費用
  • 庭木などの管理費用

例えば、東京在住のある方が、東京に住みながら新潟県の実家(築30年・木造2階建て)を管理する場合、コストのシミュレーションは以下のようになります。

コスト 計算式 想定額
固定資産税(建物部分) 固定資産税評価額×1.4% 約10万円
固定資産税(敷地部分)
  • 固定資産税評価額の6分の1(土地が200㎡以下)
  • 固定資産税評価額の3分の1(土地が200㎡超)
約5万円
都市計画税(建物部分) 固定資産税評価額×0.3% 約2万円
都市計画税(敷地部分) 固定資産税評価額×0.3% 約900円
火災保険料 - 約1万円
光熱費・水道代 - 約2万円
交通費(年2回赴くことを想定) 指定席(片道:10,570 円)で2往復を夫婦で行くと想定 約8万4560円
合計 - 28万5460円

一般的な実家の規模を想定しましたが、それでも30万円近いコストが1年間でかかってしまいます。

実家の規模がより大きかったり、距離が遠かったりすれば、100万円近いコストが年間でかかる可能性も十分あります。

また、実家の維持費は放置の時間が長引くほど高額になっていきます。

利用価値のない物件のために100万円払うような事態は避けたいところです。

放置を続けると倒壊や犯罪に巻き込まれる可能性も!

空き家の実家を放置していると、犯罪に巻き込まれる最悪のケースも存在します。

ポストからチラシが溢れていれば放置されているのは明らかなので、反社会組織のアジトにされる可能性もあります。

また、子供たちが勝手に家に侵入したり、面白半分で火を点けられたりすることもあります。

こうなった場合は、持ち主が管理責任を問われる可能性も0ではありません。

自分がコントロールできない状況下でこうしたことが起こってしまうので、実家の放置は危険なのです。

【実家売却の手順・税金】親の死後に相続した実家を売るかで揉めた友人の話

売れない古い実家には買取がおすすめな理由

売れそうにない実家は不動産会社に直接買い取ってもらうのがおすすめです

買取をおすすめする理由は何なのか、ここから3つのメリットを紹介していきます。

条件の悪い物件も買い取ってもらいやすい

業者買取は仲介売却に比べて、条件の悪い実家も処分してもらえる可能性が高いです。

仲介売却は相手が素人なので、状態が良くても第一印象が悪かったりすると、お金を払ってもらえません。

一方で業者買取の場合は相手がプロなので、見た目よりも中身がしっかりしている、リフォームのし甲斐があることを優先します。

そのため、仲介売却で買い取ってもらえなかった物件も処分しやすいのです。

換金化が早く処分もスムーズ

買取なら業者と相談してから最短1ヶ月弱で換金してもらえます。

また、いつ書類を提出して、いつ契約を結ぶかといったスケジュールも最初に提示してもらえるので、引っ越しが迫っている方なども安心です。

処分がスムーズに行くということは、その間かかる費用などを安く抑えられるということでもあります。

いち早く負担を免れたい方にも業者買取はおすすめです。

遠方の実家もスムーズに買取してもらえる

遠方の実家を仲介売買する場合、現地の買主が持ち主(売主)に説明を求めるケースもあります。

不動産売買はどうしても買主優位なので、希望されたら時間を見つけて現地に赴かなければいけません。

一方、業者買取は現地に赴く心配がありません。

遠方の不動産会社に買取依頼の電話をすれば、向こうで動いてくれます。

東京に家があるので地元の実家は使い道がないという方にも買取はおすすめですよ。

実家を買取に出すタイミングは相続前が理想的

実家の買取に悩むのは、相続後のことが多いです。

ほとんどの方は親が亡くなるまで実家をどう処分するか考えたこともなく、その時になって焦り始めます。

これを防ぐためには、生前に親子で実家の処分についてしっかり話し合うことが大事です。

親の意向もしっかり汲み取ることで、気持ち良く買取に出すことができます。

業者を挟んで話し合うことが出来る

絶対にこの家を離れない!と頑固だった親も、不動産会社に丁寧に説明してもらうと買取に納得することが多いです。

親の死後に実家を買取に出そうとすると、兄弟・親族から「家を継がずに処分するなんて親不孝だ」なんてことを言われることもあります。

こうした認識の違いも、持ち主である親の意思を確認できないのが大きな要因となっています。

不動産会社を挟んで話しあい、親が買取に納得さえすれば、他の人が口を挟む余地はなくなります。

一軒家は終の棲家に向いていない?

実家を買取に出し、小さめの賃貸マンションに引っ越したほうが、老いた両親のタメになることは多いです。

親が40歳前後で経てた実家なら、後期高齢者になる時は築30、40年になっています。

老朽化であちこちにガタがくる年数ですし、広い2階建て構造も足腰が弱まれば使いにくくなっていきます。

一戸建てを買取に出し、老夫婦2人で丁度良いサイズの1LDKマンションなどに引っ越すことで、事故の確率が減りますし、老後の生活資金を蓄えることもできます。

実家買取前に家財道具を処分するべき?

実家を買取に出したいと思っても、親の残した家財道具がそのまま担っているケースは多いです。

買取時に不要品を一緒に処分してくれるかどうかは、業者によって異なるので注意しましょう。

ただ、不動産会社が無料で処分してくれるにせよ、不用品はなるべく売っていくことをおすすめします。

特に以下のような品物は価格が付く可能性が高いです。リサイクルショップや買取専門店に持っていってみましょう。

電話iPhone、スマートフォン、電話機
家電DVDプレーヤー、コンポ、カメラ、ストーブ、スピーカー、テレビ、デスクトップPC、ビデオデッキ、ミシン、ラジオ、洗濯機、冷蔵庫、旋風機など
家具などソファー、タンス、テーブル、食器棚、ベッド
その他バッグ、楽器、骨とう品etc…

※実家処分時の家財道具の扱いについては、こちらに詳しくまとめています。

実家売却時は家具・家電の片付けが必要?処分のポイント4選

親が生前のうちに実家を買取に出すケース

-親が存命でも、老人ホームに入居していて実家が空き家状態だったり、認知症を患っていて判断能力がなかったりすると、代わりに子どもが買取の手続きをしなければいけません。

ただ、いくら親子とは言え、子どもが勝手に買取に出すことはできません。

法に触れず安全に処分するには、いくつかの点に注意する必要があります。

親にとってリスクが無いか裁判所にチェックされる

親に代わって買取手続きをする場合は、成年後見人になる必要があります。

後見人として認められるには管轄の家庭裁判所に申し入れる必要がありますが、この際に実家を買取に出すことが本来の持ち主である親にとって損ではないかをじっくりチェックされます。

例えば、あなたが「老人ホームの入居費を捻出するために実家を買取に出したい」と思っても、親が亡くなるまで施設に居続ける保証はありません。

介護施設の入居待機者数は約36万人もいるため、少しでも容態がよくなれば一旦実家に戻される可能性もあります。

-買取の正当性を訴えるには、医師の意見も仰ぐ必要があるのです。

親が老人ホームに!実家を売却するタイミングと税金の控除方法

成年後見人を立てる流れ

成年後見人を立てる基本的な流れは、以下の通りです。

  1. 審判申し立て
  2. 本人の意思能力を確認
  3. 後見人の選定
  4. 査定・媒介契約
  5. 売買契約
  6. 家庭裁判所の許可を得る
  7. 決済・引き渡し

審判申し立てから後見人が選定されるまで、3、4ヶ月はかかります。

早めの買取を検討している方は注意しましょう。

不動産売却で代理人を立てる方法!未成年も代理人がいれば家を売れる?

実家買取に成功したTさんの体験談

Tさん

投稿者 Tさん(仮名)
売った時期 2017年1~3月
築年数 築32年
成約価格 900万円
購入時の価格 3,800万円

故郷の山形を離れて、東京で妻と子どもと4人暮らしをしています。

このたび実家を相続することになりましたが、一人息子であること、遠方なので管理できないこともあり、泣く泣く買取に出すことになりました。

不動産に関しては全く知識のない私ですが、契約した不動産会社の尽力もあり、思い出深い実家を満足のいく額で引き渡すことができました。

現地の不動産会社と電話相談をした

買取先は、実家のある山形市の不動産会社から探しました。

基本的には一括査定サイトで買取価格を比較した上で、良さそうな業者に電話をかけて相談していきました。

ちなみに、買取査定価格の比較結果はこんな感じでした。

A 社 800万円
B社 760万円
C社 850万円
D社 900万円
E社 810万円

最も高値を付けてくれたD社が対応も良かったので、契約を結びました。

結局、現地に赴いたのは親戚に会いがてら、不動産会社に顔を出した1回きりでした。

買取にはタイミングも重要

私は良いタイミングで買取を依頼することが出来ましたが、不動産会社に聞くと中古物件の価格は年々下がっているそう…。

特に相続した空き家一戸建てなんて、ほとんど需要はないでしょう。少子高齢化で賃貸マンションの人気のほうが伸びてるんですから。

また、築年数もかなり重要だと感じました。

以前、親が存命のうちにネットの無料見積もりを試したことがありますが、その時より1000万円近く価格が下がっていました。

買取に出すのであれば、出来るだけ早めに手続きすることをおすすめします。

精神的な負担が一気になくなった!

実家を買取に出す前は、「固定資産税の支払いはどうしよう」とか「草むしりをしないとな…」とか、何となく考えてモヤモヤする日々が続いていました。

早めに買取に出してからはこうしたモヤモヤは消え、また明るく日々を過ごしています。

相続した実家を持っていることは、無意識のうちに精神的負担となるようです。

「今後必要になるかも、、、」といってもどうせ使わないので、早めに処分したほうが良いと思いますよ!

実家買取の注意点3選

上記の点から実家の業者買取はおすすめですが、一方で買取には注意点もあります。

ここからは買取を依頼する前に知っておきたい3つのポイントを紹介していきます。

買取価格は相場の6割以下まで下がる

業者買取は仲介売却に比べて利益が低いというデメリットがあります。

買取価格は仲介売却の6割程度まで下がってしまうのが一般的です。

価格が下がってしまう理由としては、買取後の再販に必要なリフォーム代などが利益から差し引かれるためです。

いくら古いと言え、実家は大切な固定資産です。それを安値でもいいから処分するべきなのか、よく考えておきましょう。

実家の査定は無料でできる!売るか検討中の人は査定だけでもOK

あまりに古すぎると買取を断られることも

業者買取は仲介売却に比べて、古い実家でも成約を取れる可能性が高いです。

ただ、あまりに古すぎたり状態が悪かったりすると、買取を断られてしまうこともあります。

その理由は金融機関が古すぎる家をローン審査に通さないためで、こうなるとリフォームをしても利益が出ないので業者にとっては買取損です。

ここまで古くなってしまった実家は解体をして、敷地だけ売るといった工夫が必要でしょう。

古い実家は土地(敷地)の価値のほうが重要

実家の築年数が20年を超える場合、建物の価値はほぼゼロになってしまいます。

建物部分が1,000万円、敷地が1,000万円の計2,000万円で購入した物件も、築20年を超えると敷地部分の1000万円しか価値がなくなってしまうのです。

このため、古くなった実家を売る際は敷地の状態のほうが重要になります。

地質・地盤の状態や面積などをしっかりチェックしておきましょう。

損切りを優先して買取依頼するのも一つの手

実家を買い取ってもらう際は損切りという考え方も重要になります。

これは手に入る利益を重視するというよりも、今後かかるコストを回避することを優先するということです。

昔は自治体が無料でいらない不動産の寄付を受け入れていましたが、現在は財政が困難なこともあり、募集をしていないことがほとんどです。

つまり、効率よく実家を処分するには業者に買い取ってもらうのが一番の近道なのです。

何年経っても売れそうにない古い実家は利益を捨てて買取依頼するのも一つの手でしょう。

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