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新型コロナウィルスで不動産を売るのが難しくなる?市況や平均売却期間を知って大損を防ぐ

【更新日】2020-06-29
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新型コロナウィルスで不動産を売る

2020年は新型コロナウィルスの感染拡大が、社会に様々な影響を与えています。

このタイミングで家の住み替えを考えている方も多いかと思いますが、家を売るのもこれまで通りとはいかない可能性が高いです。

コロナ禍で家を売るべきかの判断は、市況や売却期間などの仕組みをまず知ってからになります。

果たして2020年現在は不動産を売っても大丈夫なのでしょうか?本当に買主は見つかるのでしょうか?

新型コロナウィルスは不動産業界にどう影響する?不動産市場・市況の下落は免れない?

新型コロナウィルスで不動産売却価格は下がった?

新型コロナウィルスによる不況で、多くの方は「今売っても高く売れない」と漠然と思っていることでしょう。

実際、バブル崩壊やリーマンショックのような経済の大きなイベントでは、経済の下落とあわせて不動産価格も下落しました。

ただ、今回の新型コロナウィルスで不動産売却価格が下がると予測する専門家はほとんどいません。

観光業・飲食業・小売業などのサービス業は大きく影響を受けていますが、普通の人が住まいとして利用する家の売却価格はそこまで下がらないという予測が一般的です。

家計に大打撃を受けた世帯がそこまで多くないので、家計と連動する住宅価格もそこまで影響が出にくいのです。

コロナ騒動中の不動産売却でも買い手は現れる?

売却価格が下がらないとは言っても、拡大する自粛ムードの中で売り出しても買い手は現れないのではないかと心配する方は多いでしょう。

正直に言えば、通常時に比べて買い手の数は確実に減っていると思われます。

これは、家計に影響がなくても不安ムードの中、無駄な出費を避ける層が増えているためです。

しかし、転勤や転職、入学などの事情で引っ越しが必要な層は必ずいるので、買い手が0になるということはありません。

不動産売買は人々の生活に根差したもの、衣食住の一角なので、コロナ禍で贅沢を控える人はいても、不動産購入を控える人はそこまで多くないと考えられるのです。

コロナ騒動中の不動産売却は売却期間を知っていないと大損する可能性も

新型コロナウィルスの感染がやまない現在は、将来の見通しが立てられない状況です。

そんな時期の不動産売却で忘れてはいけないのが、「不動産売却には時間がかかる」ということです。

多くの不動産会社は不動産が売れるまでの期間を平均3か月としており、査定額もその見込みで算出しています。

しかし、実際は6か月、1年とかかることも多いです。

また、不動産売却は買主とのマッチングが重要なので、良い物件でも運・タイミングが悪いと売れ残る可能性は十分あります。

いつまでに売れるかが予測できないため、売れるまでの期間がより長引く可能性が高いです。

感染が減ったタイミングを狙い打ちできない

昨今の新型コロナウィルスの状況を見ると、感染拡大後、少しずつ感染者数が減っていき、徐々に制限が解除され、再び感染が増える…といった流れを繰り返しています。

そのため、感染が収束したタイミングで売り出しても、数か月後にまた感染が増えている可能性もあります。

売り出してしまった後にこのようになれば、売主はやることがなくなってしまいます。

不動産売却には時間がかかるため、現状だけを判断材料に使ってはいけないのです。

新型コロナウィルスの渦中でも短期間で不動産売却するコツとは?

売り出し後にコロナウィルスの状況がどうなるか分からない、買い渋りする層が増えているという点で、今不動産を売ると長期化する、最悪の場合売れ残る可能性が高まってしまいます。

こんな時期でも、短期間で不動産売却を成功させるためには一体何をすれば良いのでしょうか?

ここからは、新型コロナウィルスの渦中で売れ残りを避けたい方に実践してほしいコツを紹介します。

競合がいないタイミングで売り出す

まずは、周辺に競合の売り出し物件があるか確認をしましょう。

他にも目ぼしい物件が売り出されている場合、購入希望者の選択肢が増えて売れにくくなってしまいます。

不動産を売ろうと思ったらまずポータルサイトなどで現在売り出し中の不動産の有無をチェックしましょう。

売り出し価格を少し下げてみる

どの商品にも共通することですが、質の高さの割に価格が安いものはお得と思われて早く売れます。

不動産売却も同じで、売れにくい時期に早く売るには価格を下げるのが最も有効です。

ただ、大幅に価格を下げ過ぎると売却の意味がなくなってしまうので、最大でも適正価格の1割以内で少しずつ下げることをおすすめします。

売れ残りを避けたいなら買取を検討する

できるだけ早く売りたいなら業者買取を検討するのも一つの手です。

第三者に向けて売り出すのではなく業者に直接買い取ってもらう方法で、早ければ数週間で換金・引き渡し可能です。

ただ買取価格は仲介売却時の6割程度まで下がってしまうので、絶対に早く売りたい・引っ越しまで時間がないという方以外にはおすすめできません。

コロナ渦中に不動産を売り出してみるのも一つの手

不動産を一度売り出し、買い手が付かなかったとしても売り出しをやめて、あとで再度売り出すことができます。

絶対に失敗してはダメというものではないので、まだ築浅の物件などはコロナ渦中の今でもチャレンジする余地はあります。

ただし、昨今の事情から不動産屋が満足のいく販売活動ができない可能性もありますし、人と接することで感染のリスクが増えるのは避けたいところです。

誰も予想できない事態だからこそ、結局は売主の自己判断ということになってしまいますが、あえて提言するとしたら、住み替え・引っ越しといった元々のライフプランに沿った形で行動を決めるのが、最もブレなくておすすめです。

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