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ソニー銀行住宅ローンには落とし穴がある?顧客満足度1位の住宅ローンに潜むデメリット・リスクと対処法

【更新日】2020-09-16
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ソニー銀行住宅ローンの落とし穴

ソニー銀行住宅ローンはネット銀行の中で最も早く住宅ローンの提供を開始しました。

顧客満足度は非常に高く、2020年現在は10年連続でオリコンランキング1位を獲得しています。

貸し出し中の住宅ローンの合計残高が1兆5,000万円を超える人気の住宅ローンですが、借入にはやはりリスクも存在します。

今回は、人気のソニー銀行住宅ローンの落とし穴について、詳しく解説していきます。

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落とし穴➀ソニー銀行住宅ローンは3種類!上手に選ばないと落とし穴にはまる

ソニー銀行の住宅ローンは以下の3種類から選ぶようになります。

  • 通常タイプ
  • 変動セレクト
  • 固定セレクト

以前は1種類しかなかったソニー銀行住宅ローンですが、金利タイプに合わせて新たに2種類が追加されました。

それぞれの特徴は以下の通りです。

住宅ローン(通常タイプ) 手数料を下げたい人向け
変動セレクト 適用金利をとにかく安くしたい人向け
固定セレクト 安定した金利適用を望む人向け

よく「ソニー銀行住宅ローンは手数料は安いけど金利が高い」という評判を聞きますが、これを通常タイプを選んだ際のデメリットで、金利の低さにこだわるなら2020年現在は変動セレクトを選んだほうが良いです。

ソニー銀行住宅ローンは多くの人から評価されていますが、自分に適さないタイプを選ぶとメリットを十分に受けられず、落とし穴にはまってしまいます。

落とし穴②ソニー銀行住宅ローンは年収・雇用形態の基準が厳しい

ソニー銀行住宅ローンは他のネット銀行とは違い、年収や雇用形態の基準が厳しいです。

まず、年収400万円以上の方しかソニー銀行住宅ローンの審査を受けることはできません。

同じネット銀行のauじぶん銀行は200万円以上、イオン銀行は100万円からとなっているので、かなり厳しい基準ということがわかります。

また、正社員・公務員以外の以下のような方は申込不可となります。

  • 契約社員
  • 派遣社員
  • 嘱託社員
  • アルバイト
  • パート

たとえば、年収410万円のサラリーマンがソニー銀行住宅ローンに必ず通るかといえば、そんなことはありません。

最低限の申込条件が他行と比べて高いということは、公開されていない審査基準も他行より厳しいということが考えられます。

魅力的な住宅ローンですが、利用するためには審査対策が重要になります。

落とし穴③変動金利に安全措置が設けられておらず金利上昇の煽りを大きく受ける

ソニー銀行住宅ローンの最大の落とし穴と言えるのが、変動金利に安全措置を設けていないということです。

変動金利が金利上昇の煽りを受けるのはどこも同じですが、予測できない急激なインフレで金利が大きく上がったら返済破綻者が続出し、銀行のためにもなりません。

このようなケースを避けるために多くの住宅ローンで設けられているのが5年ルールと125%ルールです。

  • 5年ルール:返済額は5年に1度見直される(5年間は一定の返済額)
  • 125%ルール:金利見直し時に返済額が上昇する場合も、それまでの125%を超えてはいけない

変動金利でもこの制度があれば最悪のケースは免れますが、ソニー銀行住宅ローンではこのルールがなく、返済額が予想以上に跳ね上がる危険性があるので注意が必要です。

落とし穴④2019年から中古物件へ対応し始めたことを知らない人が多い

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かつて、ソニー銀行住宅ローンは新築住宅しか対応していませんでしたが、2019年9月から中古物件にも対応しています。

そのため、リノベ前提での中古物件購入にソニー銀行住宅ローンを借りる人も増えていますが、いかんせん対応が始まったばかりなので認知度が低く、少し住宅ローンに詳しい人でも「ソニーは新築しか対応していない」と言ってくることがあります。

この言葉を真に受ければ損をするので注意しましょう。

落とし穴⑤変動セレクト・固定セレクトは慎重に選ばないと事務手数料の落とし穴に陥る

ソニー銀行住宅ローンの事務手数料は固定費44,000円(税込)と表記されていることが多いです。

ただこれは通常タイプの住宅ローンの場合のみで、変動セレクト・固定セレクトは借入金額の2.20%が事務手数料となり、上記の固定費より高額になりがちです。

事務手数料が高額の場合、返済期間が長引くほど家計が圧迫されてきます。

最初に事務手数料がいくらか正確に知った上で、綿密な返済計画を立てるようにしましょう。

落とし穴⑥つなぎ融資はアプラス(新生銀行グループ)の商品を代理販売している

ソニー銀行住宅ローンはつなぎ融資に対応していると言われることもありますが、実際は新生銀行グループの金融機関アプラスの商品を代理販売しています。

それが特に問題になる訳ではありませんが、つなぎ融資を利用する場合は異なる金融機関への申込になることを把握しておきましょう。

落とし穴⑦ソニー銀行はフラット35を提供していない

ソニー銀行はフラット35を提供していません。

大企業であるソニーグループが提供している通りやすいフラット35なら、安心・お得に申し込めると思う方も多いでしょうが、残念ながら他行を利用するしかありません。

フラット35がないということは、ソニー銀行住宅ローンを利用する場合は年収400万円以上でサラリーマン、公務員以外申込不可という厳しい条件をクリアしなければいけないということでもあります。

落とし穴⑧ソニー銀行住宅ローンへの借り換えは必ずしもお得ではない?

ソニー銀行住宅ローンは借り換え希望者からも非常に注目されています。

ただ、中には「ソニー銀行に借り換えるのは必ずしもお得ではない」という方もいますね。

ただ、借り換えというものは以前の住宅ローンより必ず金利が安くなるようになっています。

では、なぜお得ではないかと言うと、いわゆるスライド金利という方法をとる方が一定数いるためです。

スライド金利という言葉の解釈はいくつかありますが、ここでは金利見直し時期以外で今の安い金利に修正してもらうことを指します。

公に提供されているサービスではありませんが、他行に借り換えられるよりは銀行もメリットがあるので、応じてくれる可能性は十分あります。

ただ、どの銀行も、どのタイミングでも実行できる訳ではありません。

ソニー銀行住宅ローンの落とし穴は利用者自身の隙・勘違いとも関係してくる

ソニー銀行住宅ローンの特性上の落とし穴は上記の通りですが、どんな住宅ローンにも共通する落とし穴にソニー銀行住宅ローンの利用者もハマる可能性は十分あります。

甘い言葉に乗せられてしまったり、良いと思ってやったことが裏目に出てしまったりする事例は多々あります。

ここからは、ありがちな落とし穴について紹介します。

住宅ローン共通の落とし穴➀「家賃並みで返済できる」という言葉に乗せられてしまう

これまで賃貸物件にした住んだ経験のない方は、住宅ローンの返済がどれだけ大変なのか分からず、不安に思うことでしょう。

こうした方への落とし文句として定番なのが、「家賃並みでOKですよ!」という言葉。

つまり、毎月の支払いは今まで支払ってきた家賃程度でしかないということで、今まで賃貸住みだった方にはお得さを想像しやすい言葉でもあります。

しかし、実際は家賃よりも金利の変動リスクは高いですし、固定資産税もかかってくるので負担は大きいです。

何より、家計が悪くなった時に賃貸のように気軽に引っ越し出来ないのも大きな違いです。

そもそも、どのエリアのどんな物件の家賃のことを言っているんだ?と思ってしまいますよね。

住宅ローン共通の落とし穴②頭金の入れすぎは必ずしもお得ではない

住宅ローンを借りる際は、できるだけ頭金を確保することが一般的に奨励されています。

銀行側も、頭金額が増えるほど金利が下がるプランを提供していることが多く、上辺だけ見ると「頭金を入れれば入れるほど賢い」と思ってもおかしくありません。

ただ、頭金を収めるあまり、いざという時の生活資金まで減ってしまうのはNGです。

住宅ローンに限らず、初期投資がかかるけど後々お得になるプランというのは良くありますが、これに乗せられて家計を圧迫してしまう方も少なくありません。

「頭金を入れて今は苦しいけど、後々余裕が出来るだろう」という考え方はNGで、そもそも苦しい時期を作らないリスクマネジメントが必要なのです。

住宅ローン共通の落とし穴③繰上げ返済のし過ぎもNG

頭金と同じくお得と言われるのが、繰上げ返済です。

定期的に設定されている義務返済は元金+利息を返済で減らしますが、繰上げ返済は元金がダイレクトに減るので、その分だけ返済期間が短くなり、利息・総返済額がお得になります。

理論上は、繰上げ返済をすればするほど返済がお得になると言えます。

しかし、家計に余裕がないのに繰上げ返済を進めていくと、頭金と同じく家計が圧迫されてしまいます。

特に子どもがまだ小さい家庭などは、成長に伴って高額の教育費がかかってくるので、繰上げ返済をしすぎているとツケが回ってくる可能性が高いです。

住宅ローン共通の落とし穴④返済額が一定期間変化しないのは全く安全ではない

従来の大手銀行住宅ローンなどは、変動金利タイプに5年ルールというものを採用しているケースが多いです。

これは、5年間は金利が変動していても返済額が一定というルールです。

急激な金利上昇があっても安全ということで一見お得な制度ですが、実は金利上昇時には返済額に含まれる利息が増え、元金が減っているのです。

住宅ローン5年ルールの落とし穴

住宅ローンは元金が0にならないと返済が完了しないので、返済額の中の元金の割合が減ればトータルの返済期間が長くなり、返済額が増えます。

金利上昇期に5年ルールを信じて契約をすると、後でしっぺ返しを食らうことになるので注意しましょう。

ソニー銀行住宅ローンの落とし穴を避ける対処法

ソニー銀行住宅ローンの落とし穴は、注意をしていてもハマる可能性があります。

落とし穴に落ちるのを避けるポイントを、ここから紹介していきます。

落とし穴対策➀固定資産税・管理費などのコストも含めて計算する

持ち家を購入すると住宅ローンの他に固定資産税や管理費などのコストも新たに発生します。

これを加味せずに返済計画と立てると、必ず足元を掬われます。

借入を検討している段階で諸費用を含めたローン選び、計画立てをおこないましょう。

落とし穴対策②最低3か月分の生活費は確保しておく

収入の安定している会社員・公務員でも、これからリストラ・病気など万が一のことが起こる可能性は0ではありません。

頭金の支払いは一時的なものですが、重ねて高額の支払いや収入減が起こると、落とし穴にはまってしまいます。

これを避けるために、今後3か月~1年は生活できる資金を確保しておきましょう。

これで、高額の頭金を支払っても安心です。

落とし穴対策③教育費や介護費はコツコツ積み立てるのがおすすめ

教育費や介護費など、家族構成上、将来的にかかる可能性が極めて高いまとまったお金が存在します。

こうした費用を行き当たりばったりで支払ってしまうと、併行して住宅ローンを借り入れている場合は落とし穴にはまってしまいます。

これを避けるために、将来的にかかるであろう費用はコツコツ積み立てをしておきましょう。

落とし穴対策④返済計画は常に前向き・シンプルにしておく

住宅ローンの返済を面倒で大変なものと捉えてしまうと、何年も続けていくにつれて精神的にまいってしまい、急に「もう、どうでもいいや」と思って滞納し始める方もいます。

他の出費も増えて、てんやわんやになるとこうした気持ちになりがちですし、「住宅ローンなんて返済し続けても意味ない」とネガティブな気持ちになるのも危険です。

住宅ローン返済は前向き・シンプルであるのが理想です。

ソニー銀行住宅ローンの落とし穴は事前に把握・対策をしよう

ソニー銀行住宅ローンはメリットが多い一方で、少なからずリスクがあります。

リスクは事前に把握し、注意・対策をすることで最悪のケースを免れます。

メリットだけでなく、デメリットも早い段階から理解しておきましょう。

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