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室内塗装にかかる費用は平均いくら?ケース別の費用相場と壁紙張替えとの違い・注意点を解説

【更新日】2023-12-12
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室内塗装
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内装のリフォームをおこなう場合、見た目を大きく変える方法は壁紙の張替えと塗装の2種類があります。

壁紙の張替えは手っ取り早くリーズナブルにリフォームが出来るので広く実施されますが、特有のペラペラした質感やプリントされた模様に違和感を持つ方も多いです。

塗装は独特の質感を表現できる他、低汚染性などの効果も発揮できるので、注目する方が最近は増えています。

ここからは、内装の塗装にかかる費用や、失敗せず塗装をするポイントを紹介していきます。

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流れ

室内塗装にかかる費用は平均5万円~15万円

塗装工事にかかる費用は塗料費×塗装面積で求めるケースが一般的です。

内壁の塗装工事にかかる費用は、一般的な住宅の大きさで5万円~15万円ほどが相場となります。

ただし、どのスペースを塗装するかによって費用も変わるので、場所ごとの相場をしっかり抑えておく必要があります。

リビング・廊下の塗装相場は平均10万円前後

リビング・廊下などの広いスペースの塗装面積は、全体で100㎡前後になることもあります。

100㎡ほどの内装塗装にかかる費用は、平均で10万円前後です。

ただし、土壁や繊維壁、綿壁とよばれる内壁への塗装は、15万円程度かかるケースもあります。

浴室・トイレの塗装相場は平均5万円~10万円

浴室やトイレなど、50㎡ほどの狭い部屋の塗装なら、平均5万円~10万円で依頼することができます。

ただし、壁がよく水に晒されるこれらの箇所は、防水性や耐久性の高い塗料をすすめられることが多いです。

一般的な塗料よりも値段は張ってしまいますが、将来のことを考えると高いコストパフォーマンスを期待できます。

室内塗装と壁紙張替えの費用を比較

内壁塗装と壁紙張替えの費用を比較

内装塗装は、外装塗装とは違ってDIYができるうえ、塗装の他に、壁紙の張替えという方法で色あせた部分を改修できます。

DIYで回収するか、業者に依頼するかによって、費用が変わるのはもちろんのこと、選択した方法によっても、施工のトータル費用が大きく変わってきます。

ここでは、それぞれの方法でいくらかかるのかについて解説します。

室内塗装の費用

室内塗装の費用は、使用する塗料の種類や量、塗装する面積、作業の難易度などによります。

一般的に、一部屋(約10畳)の塗装を専門業者に依頼した場合、30万円前後が目安となります。

この費用には、養生や下地処理、補修作業、清掃など全ての工程が含まれます。

塗料の種類によっては、更に費用が上がります。

一方、DIYで内装塗装を行えば、必要な道具や塗料を購入するだけなので、数万円程度で済みます。

ただし、時間や技術が必要なので、その部分も考慮に入れる必要があります。

壁紙張替えの費用

壁紙の張替え費用も、選ぶ壁紙の種類や質、張替える面積、作業の難易度などによって変動します。

専門業者に依頼した場合、一部屋(約10畳)の壁紙張替えは50万円前後が目安となります。

壁紙一枚一枚の価格はそれほど高くないものの、取り付けるための工事費や既存壁紙の剥がし費用、下地処理、廃材処分費などが含まれます。

壁紙の種類によっては、更に費用が上がります。

また、DIYでも可能ですが、プロと比べて仕上がりに差が出ること、また作業時間がかかることも考慮に入れるべきです。

室内塗装をするメリット

p>壁紙の張替えに比べて、内壁の塗装は時間と手間がかかるので敬遠されることも多いです。

ただ、塗装には壁紙張替えにはない大きなメリットもあります。ここから、一つずつ解説していきます。

壁の素材感を全面に打ち出せる

せっかく素材にこだわった内装にしたのに、上から壁紙を貼り付けるのは勿体ないです。

塗装なら素材の質感をそのまま生かせるので、最初に想定した見た目のイメージに近づけやすいです。

インテリアが映える

インテリアが映える

海外風のおしゃれなレストランやカフェは、壁紙ではなく内壁を塗装しているケースが多いです。

ゴージャスかつ暖かみのある空間を演出しやすく、木製のインテリアとの相性もバッチリです。

ナチュラル系のインテリアコーディネートなら、内装を塗装するのがおすすめです。

オーダーメイドできる

壁紙の張替えはすでに決まっている色や模様を利用しますが、塗装は自分の好きな色や模様をオーダーメイドで依頼することが可能です。

もともとのカラーバリエーションも壁紙より多く、混ぜ合わせれば無限に色を作ることができます。

想定予算や業者の実力によっても実現できるデザインには限界がありますが、好みに合わせられる幅は壁紙を使う場合よりも広いです。

部分的に対応できる

塗装は、壁の一部に汚れや劣化が見られる場合に、その部分を塗り替えて対応することができます。

一方、壁紙は一部が汚れてしまっても、貼り方によっては全体の張り替えが必要となります。

壁紙を小さく切って上に貼る対処法もありますが、全体で見て不自然な仕上がりになることも多いので、事前に出来栄えをシミュレーションする必要があります。

最初に依頼する時は壁紙張替えのほうがリーズナブルに依頼できますが、将来的なことを考えると塗装のほうがお得なことがあります。

剥がし跡で壁を汚すことがない

剥がし跡で壁を汚すことがない

貼った壁紙を剥がす時に、粘着剤が壁にこびりついて離れないケースがあります。

その他、壁紙の一部が残って剥がれないケースなどもあります。この場合、無理に剥がそうとして状況が悪化する可能性もあるので注意が必要です。

一方、内壁の塗装なら新しい色にしたい時の塗り替えるだけなので、壁に異物が付着することはありません。

室内塗装をするデメリット

内壁塗装は壁紙の張替えと比較すると、手間や費用がかかるのがネックです。

また、塗装をする際は基本的に剥き出しの壁を施工する必要がある点にも注意が必要です。

貼ってある壁紙は剥がす必要がある

塗装工事は剥き出しの壁におこなう必要があるため、既に貼られている壁紙やシールなどは全て剥がす必要があります。

全体に壁紙が貼られている場合は全て剥がしてから下地処理をして、その後に塗装をする流れなので、費用や手間がかかります。

施工直後は部屋を自由に使えない

壁を塗装したばかりだと塗料が乾いておらず、触れると塗料が付着してしまいます。

完全に乾燥するまでの所要時間はその時の気候にもよりますが、施工直後は部屋の利用を制限すべきです。

施工後すぐに部屋を利用する予定のある方は注意が必要です。

壁紙張替えに比べて費用が高い

プリントして大量生産できる壁紙に比べて、塗料は原料費が高くなります。

壁紙の張替えは多くのリフォーム業者が対応していますが、塗装工事は専門の職人に依頼することが多く、人件費も高くなる傾向があります。

家の内部全体を塗装すると高額費用がかかるので、見た目にこだわりたい部屋は塗装をして、他は壁紙で済ますなどの工夫が必要です。

部分塗り替えには限界がある

前述の通り、壁の一部に汚れや劣化が見られた場合、壁紙全体を張り替える手間に比べると部分塗装のほうが楽です。

しかし、汚れが塗膜の奥の壁そのものまで浸透している場合、塗装をしても汚れの目立ちが消えないことがあります。

壁紙は壁肌を守る役割も果たしているので、油汚れや水垢などがあっても壁そのものを綺麗な状態に保つことが出来ます。

キッチンや子供部屋の壁などは、壁紙のほうが向いています。

施工後は独特の臭いがする

内壁を塗装すると、しばらくは独特の臭いが周辺に充満します。

臭いは数日経つと消えるケースがほとんどですが、換気を上手くおこなわないと健康被害を被る可能性もあります。

施工中や施工後は、窓・玄関を開放し、換気扇を回してしっかり換気しましょう。

DIYで室内塗装を行う方法

内壁塗装は、ハウスメーカーや塗装専門の業者等に施工依頼するだけじゃなく、自分で室内の塗装工事を行う手もあります。

無論、プロに施工依頼するのとは違って施工費用が抑えられる一方、塗装ミスなど、相応のリスクがあります。

DIYで室内を塗装するときは、以下の手順に沿って準備を進め、塗装を施していきます。

DIYで室内塗装を行う手順

  1. 道具をそろえる
  2. 塗装する壁の周囲一帯を片付ける
  3. 塗装する壁を雑巾で水拭きする
  4. 壁を補修する
  5. 塗装しない壁をマスキングテープ等で養生する
  6. 試し塗りを行う
  7. 塗装を始める
  8. 養生テープをはがす

ここからは、各手順について解説して行きます

道具をそろえる

塗装作業に必要な道具を揃えましょう。

揃える道具

  • 塗料
  • ローラー
  • ハケ(細かい部分用)
  • 塗料トレイ
  • マスキングテープ
  • 雑巾
  • サンドペーパー
  • シート(養生用)
  • はしご
  • ヤニ止めシーラー
  • 下塗り塗料
  • 下げ缶(バケット)
  • 接着剤

塗料は、塗る面積によって必要量が変わるため、事前に計算しておくと良いでしょう。

また、作業しやすいように適度な長さの柄がついたローラーを選ぶと、作業がスムーズに進みます。

塗装する壁の周囲一帯を片付ける

塗装する壁の周囲一帯を片付けましょう。

塗装作業中、塗料が飛んだり、落ちたりする可能性があるため、家具やフローリングなど大切なものはカバーで保護するか、場合によっては部屋から取り出しておくと良いです。

また、十分な作業スペースを確保するため、部屋の中央に物を移動させるのも一つの手です。

塗装する壁を雑巾で水拭きする

壁の塗装前には、壁面についたホコリや汚れを落とす作業が必要です。

清潔な布や雑巾を水で湿らせ、壁全体を拭きましょう。

特に、手垢や油分がついた部分は丁寧に洗浄しましょう。

これにより塗料が均一に定着しやすくなり、塗装後の仕上がりがきれいになります。

壁を補修する

壁に穴やひび割れがある場合は、塗装前に補修作業が必要です。

市販のパテや補修材を使い、壁のダメージ部分を埋めて平らにします。

その後、乾燥させた後、サンドペーパーでならすことで、滑らかな表面を作り出します。

この工程が丁寧であればあるほど、塗装後の仕上がりが良くなります。

塗装しない壁をマスキングテープ等で養生する

塗装作業では、必要のない部分に塗料が付着しないように、マスキングテープや養生テープで保護します。

塗装しない壁や床、窓枠、ドア枠などを丁寧にテープで覆いましょう。

また、床には養生シートを敷くと、落ちた塗料を拭き取る手間が省けます。

試し塗りを行う

塗料の色味や質感を確認するために、試し塗りを行いましょう。

一部分だけ塗り、乾燥後の色味や質感をチェックしましょう。

予想と異なる場合には、調整や別の塗料の選択が可能です。

このステップを踏むことで、後悔することなく理想の塗装が行えます。

塗装を始める

すべての準備が整ったら、塗装を始めます。

塗料トレイに塗料を適量入れ、ローラーや刷毛につけて壁に塗ります。

一度に厚く塗るよりも薄く何度か塗った方がきれいに仕上がることが多いです。

全体を均一に塗るよう心がけ、塗りムラがないか都度確認しましょう。

養生テープをはがす

塗装が完全に乾燥したら養生テープをはがします。

塗料が乾ききっていない状態でテープをはがすと、塗装面が傷つく可能性があるため注意が必要です。

乾燥時間は、使用した塗料の種類や厚さ、施工した時の気温や湿度によって変わってくるので、必ず塗料の指示に従って乾燥させましょう。

室内塗装を依頼する時の注意点

内壁を塗装する際は、注意点を抑えてしっかり準備をしておかないと失敗する恐れがあります。

ここからは、塗装の前に必ず知っておきたいポイントを解説していきます。

塗装の専門業者に依頼する

塗装工事は手間と時間がかかる上、専門技術も必要なので、どのリフォーム業者も対応している訳ではありません。

総合系のリフォーム業者に依頼をしても、実際の作業は下請けの塗装業者が実施するパターンは多いです。

この場合は中間マージンが発生するので、業者へ直接依頼をするよりも費用は高くなりがちです。

満足のいくリフォームのためにも、依頼する業者はしっかり吟味して選びましょう。

油性塗料は原則避ける

内壁塗装に用いられる塗料は固くて伸びにくい状態で販売されているので、希釈剤として水かシンナーで薄めてから使用されます。

水性塗料と油性塗料

水で希釈するタイプを水性塗料、シンナーで希釈するタイプを油性塗料と呼びますが、油性塗料は科学物質を多く含むので体調が悪化する原因にもなります。

業者によっては内壁の塗装で油性塗料を使用するケースもありますが、含まれる化学物質や臭いが少ない特定のもの以外なら出来るだけ避けましょう。

また、水性塗料にも少なからず科学物質は含まれているので、確実に安全という訳ではありません。

水性塗料を使う際は含有物質を確認しましょう。

下地の施工まで出来る業者に依頼する

内壁にいきなり塗料を塗っても、上手く付着せず満足いく出来栄えにはなりません。

塗装の際には汚れの除去や凹凸の処理などをする必要があります。

一般的な業者なら下地処理を塗装とセットでおこなってくれますが、下地処理は義務ではないので、工事に含まない業者も存在します。

塗装業者に内壁の塗装を依頼するなら、下地処理までしてくれるかをしっかり確認しましょう。

複数社の見積もり価格を比較する

複数社の見積もり価格を比較する

内装塗装にかかる費用は、業者によって大きく異なります。

これは、設定している人件費や移動費、準備している器具や塗料に違いがあるためです。

業者ごとの見積もり額の違いを吟味せずに契約をすると、後で損したことに気付いて後悔してしまいます。

複数社の見積もり比較は、Webの一括見積もりサービスを活用すると、スムーズに依頼した後に見積もり書を比較できます。

室内塗装は素材感や暖かみを最大限に活かせる

内壁の塗装は、壁紙の張替えに比べて素材そのものの味や暖かみを活かすことができます。

特に木の味にこだわった家なら、塗装を選ぶことをおすすめします。

費用や注意点を事前に把握した上で、万全の状態で依頼をしましょう。

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