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家買取相場は市場価値の60~80%!買取価格が下がる仕組みと築年数別の相場・調べる方法を解説

【更新日】2020-10-23
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家買取相場

いらない家をスムーズに処分するには、業者買取に出すのが一番です。

しかし、業者買取は利益が市場価格よりも低いため、あまりおすすめできません。

買取を選ぶと、利益がどれくらい低くなるのでしょうか?また、利益が下がるのはなぜなのでしょうか?

安易に家を買い取ってもらう前に、必ず読んでほしい内容です。

※家のおすすめ買取業者はこちらにまとめています。

家買取におすすめの業者ランキング!一戸建て空き家の高額買取ならココ!

家の買取相場は市場価値の60~80%

家の買取相場は市場価値の60~80%
【例】実勢価格(時価)が4,000万円の家は、2,400万円~3,200万円が買取相場になる。

家の買取相場は、市場価格(本来の価値)の60~80%になります。

つまり、実際の価値が1000万円の家を買取に出しても、600万円程度の価格しか付かないということです。

はじめて不動産を売りに出す方の中には、”売却”と”買取”を混同している方がいますが、この2つは明確な違いがあります。

この場合の売却とは仲介売却のことで、業者に販売活動を依頼して、成約までこぎつけてもらう方法です。

一方、業者買取は第三者に向けて売るのではなく、業者に物件を直接買い取ってもらいます。

仲介売却と業者買取の特徴を大まかにまとめると、以下のような違いがあります。

売却方法 仲介 買取
内容 仲介業者に販売活動を依頼 不動産会社に買い取ってもらう
長所 高額で売れやすい 成約の可能性が高く、現金化も早い
短所 売れるまで時間がかかる(平均3~6ヵ月) 利益が低い(仲介の2~4割減)

新築の家を買取に出せば大きく損をする

一戸建ての家の相場は築年数によっても異なりますが、だいたい3000~1000万円ほどです。

通常、築浅の家のほうが相場は高く、築年数が20年を過ぎると、価値はほぼ0になってしまいます。

不動産価値と築年数の関係を解説!築20年と10年の売却価格はいくら違う?

築浅の家が3000万円の市場価値を持っているとして、買取を選べば1800万円ほどの利益にしかなりません。

適当に買取を選んでいれば、知らぬ間に約1200万円もの損をしていることになります。

家は普通の人が持ちうる最高価値の資産ですし、売る機会は人生に一度あるかどうかです。

その後の税金の支払いや引っ越し費用、今後の生活費も考えれば、少しでも高く売るに越したことはありません。

あえて買取を選ぶ人もいますが、それでも「買取価格は市場価格より下がる」ことを把握しておかないと損です。

◎自宅の買取相場をカンタン60秒でチェック!

家の買取相場はなぜ低い?仕組みを徹底解説

仲介売却と業者買取はターゲットの違いこそあれ、中古の家を売るという点では共通しています。

なぜ、業者買取は価格が大幅に下がってしまうのでしょうか?その仕組みを詳しく解説します。

買い取った家は付加価値を付けて再販する

まず、なぜ不動産会社は中古の家を自社で買い取っているのでしょうか?

これは、リフォームをした上で再販売し、売上を出すためです。

買い取った状態のまま中古の家を売っても、利益にはなりません。時代遅れの和風の家を洋風にしたり、流行のバリアフリー設備を設置したりと、付加価値を上手くつけて再販していきます。

この、再販にかかる様々な費用が利益から引かれるため、売主の手元に入るお金はどうしても引かれてしまうのです。

家の買取価格=市場価格-再販費用

買取に出される家は一般的に状態が悪い

業者買取のメリットは、「状態の悪い家でも価格が付きやすい」ということです。

周囲に比べて少しでも状態の悪い家は、購入希望者に気に入られず、何年も売れ残ってしまう可能性が高いです。

一方、業者買取はよっぽどのことがない限り価格が0ということはなく、複数社に当たれば、どこかの業者が低価格でもとりあえず買い取ってはくれます。

そのため、高く売れそうな家は仲介売却に、人気が出なそうな家は業者買取に出す傾向にあります。

再販費用が引かれることを抜きにしても、仲介売却に出す家と業者買取に出す家の状態は大きな差があるのです。

相場が低いから価格が低くなる

買取業者は再販費用を差し引いて価格を算出しますが、この時の再販費用もあくまで見積もり価格です。

実際の再販費用がどれくらいだったのか、細かい数字まで確かめる術はありません。業者としても、「周辺の買取相場がこれくらいだから、この家の価格もこんな感じ…」と、地域の相場に則って価格を付けることが多いです。

前述の通り、地域の買取相場はそもそも買取に出される家の状態が悪いため、低くなりがちです。

つまり、家の買取相場は慣習上低いから、今後も低くなってしまうという見方も出来るのです。

家の買取相場が市場価値の60~80%まで下がる理由
  • 買取業者が再販にかかるリフォーム費用等を差し引いている
  • 業者が物件の仕入れ(ビジネス)として家を買い取るので、値付けの基準が厳しくなる
  • 買取を選ぶのは状態の悪い家が多いため、相場が低く、それに引っ張られて下がってしまう

家の買取相場を調べる方法

ここからは、具体的に家の買取相場を調べるにはどうすれば良いのかを解説していきます。

家の買取相場を初心者が簡単に調べられる方法は、こちらの3通りです。

  • ポータルサイトの掲載価格から4割を引く
  • 土地総合情報システムの過去事例をチェックする
  • 一括査定サイトで買取査定を依頼する

それぞれの方法を、ここから一つ一つ見てきましょう。

ポータルサイトの掲載価格から4割を引く

スーモやライフルホームズ、アットホームのような大手不動産サイトには、全国各地の売り出し物件情報が掲載されています。

初心者が一から査定額を計算するのは大変なので、すでに業者が計算をして売り出している物件の情報を参考にするのが最もスムーズなのです。

ただ、こちらに掲載されている物件はほとんど仲介売却で売り出されている物件なので注意しましょう。業者が直接買い取るならPRの必要がないので、当然と言えば当然ですね。

近い地域の類似物件の価格を調べ、その60%を計算すれば、買取価格の相場がだいたいイメージできます。

土地総合情報システムの過去事例をチェックする

国土交通省が運営しているデータベース「土地総合情報システム」は、全国の成約事例が直近5年分掲載されています。

こちらのデータベースで地域検索をすれば、大体の価格相場を調べることができます。

ただ、土地総合情報システムに掲載されているデータは不動産取引のあったほぼ全てなので、どれが仲介売却で業者買取かの区別を付けるのが難しいです。

こちらはあくまで参考程度に使うのが良いでしょう。

一括査定サイトで買取査定を依頼する

一括査定サイトを使えば、簡単な家の情報を入力・送信するだけで、平均最大6社以上に買取査定を依頼することができます。

仲介売却は相手あってのものなので、査定額はあくまで参考程度のものです。

ただ、買取査定額は買取業者本人が算出したものなので、実際の利益とほぼイコールになります。

つまり、一括査定サイトを使い、査定額を比較すれば、かなりの確率で相場以上の買取が実現するのです。

また、大手の一括査定サイトは業者の登録審査を実施しているので、悪徳業者と契約してしまう心配がほぼありません。

利用料は完全無料なので、まだ買取を検討中の方も気軽に使ってみてはどうでしょうか!

※一括査定サイトの詳しい内容はこちら!

不動産一括査定サイト33社を比較!2019年おすすめランキング

3大都市圏の家買取相場の最新データ

家の買取相場は実際のところ、一体いくらなのでしょうか?

ここからは首都圏、関西圏、東海圏(名古屋圏)の相場を見ていきましょう。

首都圏(1都3県)の家買取相場

2020年10月時点の家買取相場は、以下の通りです。

都道府県 家買取相場(平均)1㎡換算 50㎡換算
東京都 2,996万円31.535万円1,576.75万円
神奈川県 2,226万円22.484万円1,124.2万円
千葉県 1,386万円13.16万円658万円
埼玉県 1,980万円22万円1,100万円
やはり東京都の相場が高く、次に神奈川県が続くという形になっています。

関西圏の家買取相場

次に、関西圏(近畿圏)の家買取相場を見ていきましょう。

都道府県 家買取相場(平均)1㎡換算 50㎡換算
大阪府 1,596万円14.707万円735.35万円
兵庫県 1,526万円14.49万円724.5万円
京都府 1,596万円17.535万円876.75万円
三重県 1,049.3万円8.96万円448万円
滋賀県 1,323万円11.69万円584.5万円
奈良県 1,316万円11.963万円598.15万円
和歌山県 686万円6.657万円332.85万円

関西圏の家買取相場は、大阪府・兵庫県・京都府の3エリアが高めになっています。

東海圏(名古屋圏)の家買取相場

都道府県 家買取相場(平均)1㎡換算 50㎡換算
愛知県 1,820万円16.1万円805万円
静岡県 1,225万円11.13万円556.5万円
岐阜県 910万円7.63万円381.5万円
三重県 1,049.3万円8.96万円448万円

東海圏では、やはり名古屋市を擁する愛知県が最も高いという結果になりました。

家買取相場と築年数の関係!築20年までが一つのターニングポイント

家の買取相場は、築年数と大きな関係があります。

どんなに条件の良い家も、築年数の経過に比例して価値は下がっていきます。

買取相場を知るためには、その家の築年数を知らなければいけません。

家買取相場と築年数の関係

ここからは、家買取相場を築年数別に紹介していきます。

家買取相場は築10年で新築時の半分まで下がる

一戸建ての家は、建物の中でも築年数経過による劣化のスピードが速い特徴があります。

購入から築10年経過するあたりでは、家の相場は新築時の5割程度まで下がります。

つまり、建物価格が3,000万円の場合、築10年で実勢価格は1,500万円ほどになります。

買取価格は実勢価格の6割程度ですから、だいたい900万円ほどになります。

築10年の時点で、新築時の3分の1を切ってしまうのです。

築15年で3割ほどまで下がってから築20年までの下降は緩やか

新築時から築15年までの下落スピードは速く、この時点で新築時の約3割まで下がってしまいます。

ただ、築15年以降の相場下落のスピードはなだらかになり、築20年までは大きく価値がなくなる訳ではありません。

この築20年というのが、家を買取に出す際の一つの区切りとなります。

築20年を超えると土地しか買取価値がつかない

築20年を超えると、家の建物部分はほぼ0になります。

ただ、この時も買取価格は全て無くなる訳ではありません。

敷地部分は築年数の影響を受けないので、その分の価値は付き続けるのです。

ただ、建物がボロボロになると再販費用がよりかかるので、買取を断る業者の数も増えてきます。

買取を断られたとなると自治体への寄付や贈与といった選択肢もありますが、それでも処分をするのがかなり難しくなってきます。

家を買取相場以上の金額で処分する方法

家の買取相場が実勢価格の6~8割まで下がってしまうというのは説明した通りです。

ただ、これはあくまで相場なので、売主の努力次第ではそれ以上での取引も不可能ではありません。

家を相場以上で高く買い取ってもらうには、何をすれば良いのでしょうか?

家買取相場の1~2割増しに狙いを定めて業者をとにかく探す

家買取相場は築年数や物件の状況、エリアによって形成されている面は確かにあります。

しかし、それよりも募集をしている業者の条件が強いので、中には買取相場を度外視した査定額を付けてくる業者もいます。

仲介売却に比べて、査定額が相場より高い買取業者を見つけるのは比較的簡単です。

まずはひたすら数をあたることをおすすめします。

相場が低くてもあきらめず実際に買取査定の結果をチェックする

家買取相場が低くても、諦めずに業者の買取結果をチェックするようにしましょう。

その相場が99%の業者の査定額で形成されていたとしても、わずか1社買取相場以上を付けてくれる業者がいれば家買取は成功です。

相場が気に入らなくても、一括査定サイトなどを利用して根気よく複数社の査定結果を比較すれば、成功の可能性は確実に上がります。

家の買取相場を事前に把握しておこう

家の買取相場は、手続きが始まる前にしっかり調べておくことをおすすめします。

買取相場を把握しないまま手続きを始めてしまったら、利益が目標に達しない上に大事な家を手放してしまうという状態に陥ります。

大事な家を処分する以上、事前の準備と綿密な計画立てが必要になるのです。

今回紹介した方法を使って、家買取価格のイメージをつかみましょう!

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