アルミの塗装はできる?気になる費用と失敗しない業者の選び方を徹底解説

アルミの塗装

窓のアルミサッシなどに汚れが溜まってきたり、表面が剥がれたりなどの理由から

アルミを塗装したいと考えている方は多いはずです。

アルミサッシを塗装することはそもそも可能なのか、塗装する場合にはDIYで作業するこ

とができるのか、それとも専門の業者にお願いするべきでしょうか。

この記事では皆さんの様々な疑問を解決するべく、アルミ塗装について徹底的に解説しま

す。

サッシの塗装は本当に可能?アルミサッシなどの塗装方法と費用相場を解説

アルミの塗装は可能

アルミの塗装は可能です。

昔は非鉄金属ということで塗料が定着しないため、アルミを塗装することはできないと言

われていました。

しかし、近年ではアルミにも定着できる塗料ができ、アルミ専門の塗装業者もいるほどで

す。

アルミの表面は人工的につくられた分厚い酸化アルミニウム被膜で覆われており、ほかの

建材に比べ劣化しにくいと言われています。

しかし、酸化アルミニウム被膜の表面に傷が入りそこに酸性雨が入ることで徐々に劣化が

進んでいきます。

そのまま放置しておくと、塗装ではどうにもならない状態になりますので、業者にお願い

して定期的にメンテナンスをしてあげましょう。

アルミ塗装の費用

アルミ塗装の費用は実際に塗装する建材によって変わります。

例えば窓のサッシであれば、一つにつき5万円ほどですが、新しいものに取り換えた場

合は15万~20万円程かかりますので、塗装した方がよっぽど安いことが分かります。

一方アルミ製の外壁では80万円~150万円ほどかかりますので、かなりの高額です。

業者によっても多少違いは出ますが概ね上記のような値段になります。

アルミ塗装業者の選び方

アルミ塗装を業者にお願いする場合、どの業者に依頼すればいいかわからないという方は

下記の点に注意して業者を選びましょう。

見積を比較する

まずは塗装したい箇所の状況を業者に伝えて、見積もりを出してもらいましょう。

業者の数は多くありませんが、いくつかの業者に見積を出してもらったうえで検討しま

す。

下処理をしっかりしてくれるか確認する

アルミ塗装の際、汚れやカビを徹底的に洗浄する必要があります。

下処理がしっかりできていなければ、塗装をキレイにできていたとしてもすぐに剥がれて

しまいます。

業者の見積りを出してもらうと同時に業者のホームページで下処理の大切さが気視されて

いるかを確認するといいでしょう。

また、見積もりの説明を受ける際に下処理ついて詳しく教えてくれるかを見てください。

自社で施工を請け負っている会社を選ぶ

業者が自社で施工までを請け負ってくれるかを確認しましょう。

間に営業会社や見積の代理店などが入っている場合、マージンが発生して費用が高くなっ

てしまいます。

基本的には本来の費用の10%から20%ほどのマージンを塗装業者から代行業者に支払い

ますので、その分の費用が自分の負担になるというわけです。

必ず確認して少しでも費用を抑えましょう。

よく塗装されるアルミ製の建材と塗装方法

アルミ塗装といっても具体的にはどのような建材に対しての施工が可能でしょうか。

塗装の施工依頼が多い建材とその施工方法が下記になります。

アルミ製窓枠の塗装方法

最も施工の依頼が多いものはアルミの窓枠でしょう。

窓の開け閉めで、常に摩擦が起きて表面の塗料がはがれやすいです。

劣化のレベルによって変わってきますが一般的な施工方法は下記になります。

STEP 内容 詳細
1 洗浄 塗料の定着をよくするため、アルミサッシについた汚れ・ホコリ・カビなどを徹底的に洗浄します。
2 下地処理 塗料の定着をよくするため、サンドペーパーなどを使ってアルミの表面から錆びを除去します。
3 養生 サッシ以外の塗料が飛んで困る部分にマスキングテープなどで養生をします。
4 傷やへこみを平坦にする 傷やへこみがある場合は、塗装の前にパテと言われる塗料で表面を滑らかにします。
5 塗装 アルミ専用の塗料で上塗りと下塗りの2度に分けて塗装します。

アルミ製門扉の塗装方法

一戸建てでもマンションタイプの集合住宅でも時々目にするアルミ製の門扉です。

錆びや傷が多いと見栄えが悪くなるため、定期的にメンテナンスをする人は多くいます。

メンテナンスの流れは下記のようになります。

STEP 内容 詳細
1 汚れを拭きとる 塗料の定着をよくするため、雑巾などの布で表面の油や汚れを拭きとります。
2 下地処理 雨風にさらされる門扉は錆びているケースが多いため、サンドペーパーで錆びを取ります。
3 養生 周りに塗料がつかないようマスキングテープで養生します。地面や塀にも飛ぶ可能性があるので、段ボールやシートを敷いて守ります。
4 塗装 アルミ専用の塗料で、角や細かい部分を先に塗り、全体が同じ厚さになるように塗装します。※サッシと違い二度に分けて塗る必要がない場合もあります。

アルミ製手すりの塗装方法

ベランダや窓の外側にあるアルミ製の手すりです。

手すりの塗装は必要ないという方もいるかもしれませんが、門扉同様で外から見えやすい

為、錆びや傷が入っていると見栄えが悪くなります。

また、手すりは人の肌が触れることが多く、表面の傷によって怪我をしてしまう恐れがあ

りますので、手すりの塗装は定期的に行うべきです。

手すりの塗装方法は下記のようになります。

STEP 内容 詳細
1 洗浄 塗料の定着をよくするため、手すりについた汚れ・ホコリ・カビなどを徹底的に洗浄します。
2 下地処理 塗料の定着をよくするため、サンドペーパーなどを使ってアルミの表面から錆びを除去します。
3 養生 手すり以外の塗料が飛んで困る部分にマスキングテープなどで養生をします。
4 傷やへこみを平坦にする 傷やへこみがある場合は、塗装の前にパテで表面を滑らかにします。
5 塗装 アルミ専用の塗料で角や細かい部分から塗っていき、全体的の厚さが同じになるように塗ります。

また、手すりの場合は基本的に上塗りと下塗りの2回に分けて塗ることが必要です。

アルミ製外壁の塗装方法

住宅のメイン部分でもあり塗装範囲の広いアルミ製外壁です。

アルミの外壁には、アルミサイディングと呼ばれる外壁材が使われており、質量が軽く軽

くおしゃれな雰囲気を持っている為、近年人気が上昇傾向にあり

ます。

そんなアルミ製外壁の修繕方法は下記になります。

STEP 内容 詳細
1 洗浄 塗料の定着をよくするため、外壁についた汚れ・ホコリ・カビなどを徹底的に洗浄します。
2 下地処理 塗料の定着をよくするため、サンドペーパーなどを使って外壁の表面から錆びを除去します。
3 養生 外壁以外の塗料が飛んで困る部分を養生します。※範囲は広いですが、養生は丁寧に行います。
4 塗装 アルミ専用の塗料で角や細かい部分から塗っていき、全体的の厚さが同じになるように塗ります。また、手すりの場合は基本的に上塗りと下塗りの2回に分けて塗ることが必要です。

アルミを塗装するべきタイミングの目安

定期的なメンテナンスが必要なアルミですが、具体的なメンテナンス期間は状態や経年に

よっても変わってきます。

状況別のメンテナンス期間の目安はこちらです。

一般的なアルミのメンテナンス周期

大きな傷ができた場合や広範囲が錆びているような特別なケースを除けば、アルミ建材の

基本的なメンテナンス期間は下記です。

部位 メンテナンス期間
  • アルミサッシ
  • アルミ製扉門
  • アルミ製手すり
5~7年
アルミ製外壁 10~15年

※上記の目安はあくまでも一般的なものなので、詳しい情報が知りたい方はハウスメーカ

ーに聞いてみましょう。

アルミのメンテナンスが必要なサイン

経年の変化以外でアルミ製建材がメンテナンスを必要としているのは下記のような場合で

す。

表面に傷がはいっている

表面の傷から酸性雨が入ることで中から塗装が剥がれ落ちていきますので、傷を見つけた

場合は業者に相談しましょう。

へこみや浮きがある

外壁や手すりのへこみや浮きは見栄えに大きく影響する為、気になる方は業者に直しても

らいましょう。

アルミの表面がさびている時はすでに塗装がかなり痛んでいますし、放置すると悪化して

しまい工事費用が高くなってしまうので早めに修繕しておきましょう。

色褪せや変色

色褪せや変色は表面の塗料が剥がれているサインです。

錆びの原因になりますので、状況が悪化する前に塗料の塗り替えをしておきましょう。

アルミの塗装にDIYはおすすめできない理由

先ほど解説した通りアルミニウムは塗装することが可能ですが、素人がDIYで塗装する

ことはお勧めできません。

アルミニウムがDIYに向いていない理由は主に3つです。

DIYでのアルミ塗装はキレイに仕上がらない

アルミニウムを塗装する場合の専門の塗料は使い方がとても難しく、塗布量や乾燥時間を

徹底的に守ることが必要です。

さらにアルミ塗装だけで成り立っている専門業者がある程なので、高度な技術と専門器具

が必要であることは明白です。

長持ちしない

仮にDIYよって何とかアルミを塗装できたとしても、専門業者のような高度な塗装と下処

理ができていなければ、表面はすぐに剝がれてしまうでしょう。

これでは再度表面をはがして塗装することになってしまうので、手間も費用も無駄になっ

てしまいます。

事故の可能性がある

例えば2階の窓のアルミ製のサッシや外壁を塗装する場合は足場を作る必要があります。

アルミ塗装が難しいだけでなく、足場の設置も素人ではかなり難しい作業になるでしょ
う。

落下して怪我をしてしまう可能性があるので、高所でのアルミ塗装は避けましょう。

どうしてもDIYでアルミ塗装をしたい場合の手順

先ほどアルミ製建材をDIYで塗装することはお勧めできない理由を説明しましたが、ど

うしても自分でアルミを塗装したいという方は十分安全に配慮して行ってください。

DIYでアルミを塗装する場合の手順は下記です。

【STEP1】下処理・塗装剥がし

下処理と塗装剥がしは塗料の定着をよくするために最も大切な作業で、しっかりとできて

いなければ早期に塗料がはがれてしまいます。

まずは表面の汚れをきれいに洗浄し、錆びたカビが発生している場合はサンドペーパーな
どで徹底的に落としてください。

この時サンドぺーパーでアルミの表面に細かい傷をギザギザにつけておくことがおすすめ

です。

こうすることで塗料を塗る面積が増え、定着がよくなります。

【STEP2】マスキングテープで養生

周りの塗料がついて困る部分をマスキングテープなどで養生していきます。

この作業で完成時の見栄えが変わりますので丁寧に養生してください。

【STEP3】傷や荒い部分をプライマーで下塗り

下処理が終わったら、プライマーを塗っていきます。

プライマーとは塗料の定着をよくするための下塗り材で、しっかり塗れていないと塗料が

はがれやすくなってしまうので丁寧に塗っていきましょう。

【STEP4】さらにプライマーで下塗り

一回目のプライマーが乾いてきたら、塗りムラを減らし表面を滑らかにするためさらにプ

ライマーで下塗りをしていきます。

プライマーには錆防止機能がついているものもありますので、必要に応じてそのような商

品を選びましょう。

【STEP5】スプレー塗装

DIYでの塗装にはスプレータイプがおすすめです。

手軽に塗装できるうえ、刷毛を使う場合に比べて塗らが発生しにくいためです。

スプレータイプはかなり広範囲に塗料が広がるため養生はしっかりとおこないます。

また、スプレータイプでも仕上がりをより良くするために2度塗りがおすすめです。

これは外壁の塗装などでも使われている方法で一回目の塗料が乾いたらその上から2度塗

りをすることで、塗らなくきれいに塗装できます。

【STEP6】水性塗料で仕上げ

仕上げは水性塗料でのコーティングです。

油性のコーティング剤もありますが、水性よりも扱いづらく匂いがきついためDIYには

水性を選びましょう。

アルミのコーティングには造膜系の塗料が向いているので、木材用の浸透タイプなどでは

なくアルミ専用の塗料を探してください。

また、コーティング剤は「プライマー」「コーティング剤」「コーティング剤」と3度に

分け塗ることで仕上がりがきれいになります。

正しい知識を身に着けて最適な業者選びをしよう

この記事ではアルミの塗装について解説しました。

基本的にDIYでの塗装はお勧めできませんので、アルミ製建材の塗装を検討している方

はこの記事を参考に専門業者を選んでください。

正しい業者選びをして、長持ちするメンテナンスをしましょう。

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