アスファルトシングル屋根のリフォーム・メンテンナンス費用を紹介!メリット・デメリットも解説

アスファルトシングル屋根のメンテンナンス・リフォーム費用相場は?

アスファルトシングル屋根は防水性が高く、家を洋風デザインにする時によく利用されています。

オシャレな一軒家を理想にしている人に適している屋根材ですが、メンテナンスの必要性や費用など気になる人が多いです。

今回はアスファルトシングル屋根のメンテナンス費用相場やメリット・デメリットを詳しく解説します。

アスファルトシングル屋根のリフォームに関する注意点も紹介するので必見です。

「アスファルトシングル屋根にリフォームしたい!」「アスファルトシングル屋根のメンテナンス方法を知りたい」という人は参考にしてください。

アスファルトシングル屋根とは

アスファルトシングルとは

アスファルトシングル屋根は、ガラス繊維機材にアスファルトを配合している屋根材で、石粒を使ってコーティングしています。

シート状の屋根材なので、軽量で耐震性に強い特徴をもっています。

アスファルトシングル屋根は別名「シングル」とも呼ばれており、名前が似ている「アスファルトルーフィング」とは別物です。

屋根材の一種

アスファルトシングル屋根は屋根材の一種で、軽量で加工しやすいメリットがあります。

アスファルトシングルは防水紙なので、他の屋根材の懸念点である「ひび割れ・サビ」などが発生しません。

アスファルトシングルは、100年前に北米で開発されましたが、開発当初は日本の防火地域や準防火地域では使用不可能でした。

現在はアスファルトシングルの一種である「グラスファイバーシングル」などが、日本でも防火材認定を受けており安心して利用できます。

耐用年数は10年~30年

耐用年数は10~30年になっており、施工しやすいのでメンテナンスも他の屋根材より簡単におこなえます。

一時期耐用年数が10~20年しかない屋根材といわれていましたが、開発が進んでいる現在は耐用年数が長くなっています

しかし立地・気候条件によって耐用年数が短くなってしまう場合もあるので注意しましょう。

アスファルトシングル屋根リフォーム・メンテナンスの費用相場

アスファルトシングル屋根の費用相場

アスファルトシングル屋根リフォームやメンテナンスの費用相場は、施工内容によって金額が異なります。

一番費用を安くできるのは塗装で、30~50万円になります。

塗装はアスファルトシングル屋根の美しさを取り戻すのに非常に有効的で、新品のような質感に戻すことができます。

しかし雨漏りや痛みなどの修繕は塗装で担えない場合があるので大規模なリフォームが必要になります。

塗装の場合30~50万円

アスファルトシングル屋根を塗装でリフォームする場合、塗装費用相場は30~50万円となっています。

費用の内訳は下記の通りです。

洗浄・清掃 300円/㎡
塗料 2,000〜3,000円/㎡
仮設足場 500〜1,000円/㎡

アスファルトシングル屋根に使用する塗料は水性塗料で、塗り直しを行います。

適正価格でリフォームしてもらえるか心配な人は、複数の業者に見積もりを依頼し費用相場を確認しましょう。

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葺き替えの場合70~200万円

葺き替えは下地から剥がす作業や、既存の屋根材を撤去する費用もかかるのでリフォーム費用が高くなります

費用の内訳は下記の通りです。

新しい屋根材の施工費 5,000〜7,000円/㎡
既存屋根の撤去費 1,500~3,000円/㎡
下地補修費 2,000~3,500円/㎡
防水シート 500~1,500円/㎡
足場費用 600~1,500円/㎡
アスベスト処理費 20,000~85,000円/㎡(※古いスレート屋根の場合)

葺き替えの費用相場は70~200万円となっており、塗装でのリフォームより割高です。

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カバー工法の場合50~200万円

カバー工法は表面の屋根材が傷んでいても、屋根の下地は取り替える必要がある場合採用されます。

うえから新しい屋根材を重ねる方法なので、葺き替えより工期や費用を抑えられます。

費用の内訳は下記の通りです。

新しい屋根材の施工 5,000〜11,000円/㎡
ケラバ・軒・雪止め金具取り付け・棟板金 3,000~11,000円/㎡
防水シート 500~1,500円/㎡(下葺き・ルーフィング)
足場費用 600~1,500円/㎡
工事管理費・諸経費 業者による

カバー工法は葺き替えより安い50~200万円が相場となっていますが、場合によっては葺き替えと同じレベルの費用を見積もられてしまうこともあります。

しかし屋根全体の重量が増えてアスファルトシングル屋根のメリットを有効活用できなくなるのが難点です。

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アスファルトシングル屋根のメリット

メリット

アスファルトシングル屋根は魅力的なメリットが豊富に存在し、海外発祥の屋根材ですが日本でも高い人気を得ています。

アスファルトシングル屋根は基本的にリーズナブルな価格でメンテナンスできるので、メンテナンス費用を抑えたい人に最適です。

防水性が高い

アスファルトシングル屋根は、仕上げる際に防水シートが使われているので防水保証が10~30年と長いです。

トタン・ストレート・ガルバリウム銅板はルーフィングする時に釘やビス・タッカーを多く使いますがアスファルトシングル屋根は極力穴を明けずに施工できます。

専用のセメントを使って接着しているので、雨漏りの危険性を最小限に抑えることができます。

しかし屋根の形状から釘を打たなければならない場合もある上に、ビス・タッカーを使わずに施工できる業者は限られているので、ベテランの業者を探すのに苦労する可能性があります。

リフォームしやすい

アスファルトシングル屋根は柔らかいシートで出来ているので、加工しやすくリフォームも比較的簡単にできます。

複雑な形状の屋根でも施工しやすいので、使いやすさは抜群です。

小さな物小屋をDIYする時にも使用されるほど使いやすい素材なので、どんな施工でも臨機応変に対応できます。

耐震性が高い

アスファルトシングル屋根はシート状の屋根なので軽量です。

屋根材が軽量だと建築物に余計な負荷をかけることがないので、耐震性が高まります。

耐震性に不安がある人はアスファルトシングル屋根のような軽量な屋根材を選ぶことをおすすめします。

リフォーム費用が安い

アスファルトシングル屋根の材工費は8000円程度で、日本瓦・洋瓦と比べても数千円安いです。

リフォーム費用が高くなる葺き替えでも、材工費を抑えられるので他の屋根材でのリフォームより安く抑えられます。

カラーデザインを楽しめる

アスファルトシングルにコーティングされている石粒は、色々なカラーバリエーションをもっている為、好みのデザインに調整することができます

屋根の色にこだわりを思っているにおすすめできる屋根材です。

アスファルトシングル屋根のデメリット

メリット

魅力的なメリットが豊富にあるアスファルトシングル屋根ですが、デメリットも存在します。

アスファルトシングルはシート状の屋根材なので、劣化してひび割れすることはありませんがカビやコケが発生します。

強風に弱いなどの、災害時に注意すべきポイントもあるのでデメリットもしっかり把握しておきましょう。

勾配が緩い屋根向きではない

アスファルトシングル屋根は勾配が緩い屋根には向いていません。

基本的にアスファルトシングルを貼れる屋根は原則3.5寸以上です。

勾配の緩い屋根でアスファルトシングルのような屋根材に交換したい場合は、ガルバリウム銅板をおすすめします。

業者によっては緩い勾配でも設置してくれる場合もあるので、心配な人は業者に相談してみましょう。

劣化すると表面の石が剥がれる

アスファルトシングルは石粒でコーティングされており、石粒は天然石付きが多いです。

劣化すると天然石が剥がれ落ちてしまうので、色あせが気になってしまいます

オシャレに見せる為にデザインを凝っても色あせが発生してしまうと台無しになります。

カビやコケが発生する

湿気がこもりやすい地域に住んでいる場合、アスファルトシングル屋根はカビや苔が発生しやすく、シングル材の使用は向いていません。

高圧洗浄でカビやコケを除去することは可能ですが、洗浄した後に塗装かカバー工法が必要なのでメンテンナンス費用が高くなります

強風に弱い

アスファルトシングルは軽量な屋根材なので、強風によって飛ばされたり剥がれたりする可能性があります。

屋根材がシート状なので、接着が不十分だと風が吹くだけでパタパタと揺れてしまうこともあります。

定期的に破損状況を業者にチェックしてもらう必要があるので注意してください。

施工できる業者が少ない

アスファルトシングル屋根をメンテンナスしてくれたり、葺き替え・カバー工法をしてくれたりする業者が日本国内では少ないのが現状です。

アスファルトシングル屋根は人気が年々出てきている屋根材ですが、普及率は低く対応できる業者が少ない状態です。

新しく屋根材をアスファルトシングル屋根に使用と考えている人は、メンテナンス込で見てもらえる業者を探しておきましょう。

アスファルトシングル屋根に関する注意点

アスファルトシングル屋根に関する注意点

アスファルトシングル屋根をリフォーム・メンテナンスする上で注意するポイントをまとめました。

アスファルトシングルはデザイン性にすぐれており、好みの色をオーダーすることもできますが、耐用年数の短さや強風に弱いといった点をうまくカバーする必要があります。

施工できる業者も少ないので、アスファルトシングル屋根材にリフォームしたい人は補修工事もしてもらえるか事前に確認しておきましょう。

10年に1回点検してもらおう

アスファルトシングル屋根は天然石粒付きのものであれば、コーティングしている石色が屋根のカラーとなっているので塗装メンテナンスは必要ありません。

しかし10年に1度は屋根掃除と点検をおすすめします。

劣化具合や、破損しているかチェックしてもらうと張り替えが必要かどうか大きなトラブルが発生する前に把握できます

アスファルトシングル屋根リフォームの経験が豊富な業者に依頼しよう

アスファルトシングル屋根を施工した経験の無い業者に頼むと、予想外の欠陥が見つかったりメンテンナンスしてもらえなかったりします。

リフォームしてもらうだけでなく、アスファルトシングル屋根を取り付けた後のことも考えて経験豊富な業者に相談してください

アスファルトシングル屋根はリフォーム・メンテナンス費用が安く耐震性・防水性に優れている

アスファルトシングル屋根は、リーズナブル価格でメンテナンス・リフォーム可能で機能性も高いことが分かりました。

まだ日本での普及率は低いですが、今後増えていく可能性があります。

アスファルトシングル屋根にリフォームしたい人は、メンテンナンスも定期的におこなってくれる業者を選ぶことをおすすめします。

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