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外壁塗装の凍害とは?被害の内容と対策法を紹介

【更新日】2024-01-25
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外壁塗装の凍害
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凍害はコンクリートの壁に起こりやすい症状で、外壁が凍結することにより生じる症状です。今回は、凍害が発生する原因や対策方法について紹介していきます。

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凍害とは

凍害とは、寒冷地においてコンクリートに含まれた水分が凍結・融解を繰り返すことで、水分が膨張しコンクリートの表面から劣化していくことをいいます。

表面が剥がれてしまったりする現象です。

凍害は経年劣化が原因!

凍害を引き起こす原因は主に経年劣化です。

凍害は、外壁に起こるひび割れ・サビなどの症状のなかでも、危険な症状の一つです。凍害を放置してしまうと建物の構造に重大な障害が発生してしまうことがあるので、発見した場合はすぐに対策をとりましょう。

凍害は極寒地域で発生しやすい

凍害はどんな条件どの地域で発生しやすいのでしょうか。

平均気温 凍害発生率 気候区分 地域
-0.3~0℃ 高い 極寒地 北海道・東北地方
21~24℃ 低い 亜熱帯 沖縄・九州

以上のように、地域によって凍害が起こる確率が高いところと低いところが存在しています。それでは、凍害が発生しやすい地域のでは、家のどのようなところに凍害が発生居するのでしょうか、ここからは、凍害の発生場所を見ていきましょう。

凍害の発生場所

凍害は、コンクリート部分に発生しやすいのですが、以下の場所にも症状が現れることも多いです。

  • バルコニー
  • 建物の角部分(サイディングのコーナーなど)
  • 台所・洗面所・トイレ
  • リビング
  • アルミサッシ
  • サイディングボードの外壁

以上のように、凍害はとくに水回りに発生しやすい症状です。おつがいは、外壁の表面だけでなく、内部にも症状が確認されることもあります。

このほかにも凍害が現れる場所があるので、それについて詳しく紹介します。

キッチンやバスルーム

キッチンやバスルームは凍害が発生しやすい場所です。洗面所やトイレなども同様なのですが、水回りは湿気が溜まってしまうので外壁の内側に水分をためやすくなってしまうのです。その部分から水分が浸入してしまい、冬場になって凍結することで凍害の原因となってしまいます。

凍害は極寒の地域で起こる可能性が高いといいましたが、そのほかの雪の多い地域や冬場に冷え込む地域の方は気を付けましょう。水回りの湿気はどの地域でもいえることなので、例にあげたような地域に住んでなくても水分の管理には注意するようにしましょう。

室内と屋外で温度が違う場所

リビングの外壁も凍害が発生しやすい場所なので注意が必要です。冬場に暖房を使用しますよね。それが原因で特にサッシ周辺は凍害の症状が出やすいので気を付けましょう。外との温度が違うことや、急に室内が温められることで結露ができてしまうことが原因です。暖房を切ると結露によってできた水分が冷やされますので、先に説明したように水分が膨張し、外壁がはがれる原因となってしまうのです。

凍害は水分が膨張することにより生じるものです。もともと計上が不安定な場所に発生しやすいという特長を持っているので注意が必要です。

凍害の種類

凍害にはいくつかの症状があります。中でもよく見られる症状は以下の通りです。

凍害の症状 詳しい説明
ひび割れ 最低気温が-2℃ほどまで下がることで、コンクリートに含まれた水分が凍結・膨張した際にひび割れが生じてしまいます。
スケーリング コンクリート内の水分が凍結・融解を繰り返すことによりセメントのペーストが剥がれ落ちてしまう現象です。これが起こりやすい環境は、ひび割れと同じように最低気温が-2℃以下となる極寒地域です。
ポップアウト現象 コンクリートの表面が薄い皿状に剥がれ落ちてしまう現象です。クレーターのようになると考えれば症状の想像がしやすいと思います。

凍害を発生させないためには点検が大切

外壁塗装工事は定期的におこなうもので、凍害のような症状が発生していないかどうかを見てもらういい機会になります。凍害には目に見えて分かるものもありますが、素人ではわからないようなところにも症状があらわれていることもあります。そのような劣化症状は放置しておくと症状が進行してしまい、簡単な工事では直せなくなってしまうことがあるので、定期的に外壁を点検するようにしましょう。

外壁塗装をしっかりおこなうことで、症状の放置を防ぐことができるので凍害を未然に防ぐことができますよ!

凍害の発生原因はほとんどが塗膜の劣化です。経年劣化により塗膜の効果がなくなることにより凍害が発生するのです。凍害のような症状が現れてしまう前に塗料の塗り替えをおこなうことが大切です。

凍害を未然に防ぐ方法

  • 定期的にコンクリート壁や水回りをチェックする
  • 築10年が経過している場合は業者に見てもらう
  • サイディングボードを使っている場合は7~8年で業者に見てもらう

凍害が起こりやすい地域に住んでいる方は、特に意識してこの方法を試してみてください。

凍害は放置してはいけない

凍害は一度発生すると建物の内部構造に被害を及ぼしてしまうので、放置し続けてしまうと大規模な補修工事が必要になってしまうかもしれません。

そうならないように、普段から対策をとりましょう!外壁塗装の工事周期は10年ほどといわれていますので、その周期で工事をすれば凍害の被害を受けることはありません。

現在、あなたの家の外壁が汚れているようであれば、外壁塗装工事を検討してみてはいかがでしょうか。

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