外壁修理工事を安く依頼する方法とは?費用相場と格安で済ませるコツを解説

外壁修理工事を安く依頼

外壁修理を少しでも安く行いたいと考えている人は多いです。

しかし外壁修理は頻繁に行うものではなく費用相場や業者の選び方はよく知らないという方がほとんどで、悪徳業者に騙されてしまうことも少なくありません。

この記事では外壁修理業者の選び方、少しでも安い業者を見つける方法に合わせて知っておきたい情報をまとめていますので参考にしてもらえると嬉しいです。

外壁修理をせず放置したらどうなる?

外壁の修理を怠り放置しているとどのようなことになるのでしょうか。

ここでは外壁修理の費用相場を見るまえに外壁修理の大切さについて再確認してください。

1次災害の雨漏り

外壁を放置した場合の一次災害は雨漏りです。

外壁のひびや塗装剥がれ、コーキング剤の劣化を放置していると建物内部に雨水が入りこみ雨漏りを引き起こします。

雨漏りはそれだけでも大きな問題ですが、そのままにしておくと木材が腐ってしまい外壁の修理だけでは事足りなくなってしまうのです。

2次災害のシロアリ・カビ・木材腐食

雨漏りに続いて引きおこる2次災害はシロアリ、カビの発生と木材の腐食です。

特に厄介なのがシロアリで、湿った木材が大好物のため雨漏りした家は彼らの最高の住処になります。

外壁と木材の修理に加えてシロアリの除去が費用に加わり大変高額な修理になってしまうことは間違いなしです。

小さな劣化でも定期的にメンテナンスをしてあげることで結果的に安く済むという事を頭に入れておいていただきたいです。

外壁修理の費用相場はいくら?

定期的な外壁修理の重要性はわかっていただけたと思いますが、実際の費用相場はどのようなものでしょうか。

下記では外壁修理の費用相場を部分修理と全面修理に分けて紹介していますので、是非参考にしてください。

部分修理の費用相場

下表は部分修理の際の費用相場です。

外壁の症状 修理の内容 修理単価の相場 修理の合計費用相場
外壁にひび ひび割れを埋める 1㎡あたり1,700円~2,500円
  • 1~5万円(足場なし)
  • 1~50万円(足場あり)
コーキングの劣化 増し打ち 1mあたり700円~900円 5~20万円
打ち替え  1mあたり900円~1,200円 5~50万円

※足場が必要な場合は10~30万円が別途必要

外壁の汚れ 高圧洗浄 1㎡あたり200~250円 2~3万円

※水道代を負担しなければならない可能性があります。

錆が発生 ケレン作業 1㎡あたり200~2,200円 1~10万円

※錆の種類によって値段が変動します。

雨漏り 雨漏り処理 1~50万円

※雨漏り処理は状況によってか価格が大きく違います。

全面修理の費用相場

下表は全面修理の際の費用相場です。

修理の内容 修理の合計費用相場
モルタルの塗装 60~80万円
サイディングの塗装 60~100万円
サイディングの張替え 60~300万円
サイディングの重ね塗り 60~200万円

※サイディングの塗装にはコーキング費用も含まれています。

DIYでの外壁修理はおすすめできない

外壁の修理をする際は、あなたがよほど高度な技術を持っていない限り業者に依頼して修繕してください。

まず外壁塗装に必要な専門的工具は素人では中々手に入りませんし、仮にネット等で購入したとしてもそれを使いこなすことは難しいです。

無理やり修理してしまうとしっかりとできていなければ、後でより大きな問題に発展しかねませんので基本的に外壁の修理はプロにお願いしてください。

安い外壁修理の方法

外壁修理の業者は単純に安ければいいというものではありませんので、業者を探す際は下記の点に注意して下さい。

信頼できる安い業者を探す方法

まずは保証期間が外壁修理後の2年間の保証期間がついているかを確認しましょう。

保証期間を設けていない業者は施工技術に自信がない場合が多く、塗装技能士の資格を持っていない人間が工事をしている可能性が高いです。

反対に工事後の保証期間を設けている業者は施工技術に自信があるため、確かな技術を持った塗装技能士が工事をしている可能性が高いといえます。

次に外壁塗装業者が創業10年以上たっているかを確認してください。

しっかりとした工事を行っていない業者は顧客からのクレームと依頼の減少により5年も
会社を続けることはできませんので、10年続いている塗装業者は信頼できると言えるでしょう。

最後にいくつかの業者から見積書をもらって、細かく見比べてください。

丁寧な業者であれば外壁につかう塗料のメーカーや施工方法ですら、細かく記載しています。

長く付き合うなら、お客様対応もしっかりした業者を選んでください。

安すぎる業者も高すぎる業者も選んではいけない理由

業者を探す際は工事の見積もりをもらいますが、このとき費用が安すぎる業者と高すぎる業者には注意が必要です。

まず費用が安すぎる業者についてですが、手抜き工事の恐れがあります。

しっかりとした業者であれば上質な工具・塗料に加え一級塗装技能士の資格を持った人間を雇っているため、ずば抜けて安い価格での工事はできません。

次に価格が高すぎる場合ですが、これは単純にぼったくりの場合と代理店が間にいる場合が考えられます。

単純に高額な費用を請求してくるだけの業者であれば、見積もり書の項目が一式などと詳細に記載されていない場合が多いです。

また、間に代理店が噛んでいる場合は塗装業者が代理店に支払うマージン(20~30%程)をこちらが負担しなければなりません。

外壁修理業者を検討する場合は、必ず見積書をもらい内容を細かく確認してください。

外壁修理の周期とは?メンテナンスが必要な年数

外壁や外壁の塗料には耐用年数というものがあり、基本的に新築で建てられた住宅の場合10年ほどで外壁の修理が必要になります。

外壁自体には法定耐用年数という財務省が定めた期間がありますが、塗料に関してはそれぞれのメーカーが定めた耐用年数と言うものがありますので、少しでも外壁塗装を長持ちさせたい方は耐用年数の長い塗料を使ってください。

外壁に下記のような症状が出ている場合は修理が必要なサインです。

外壁の症状 修理の必要性 症状の詳細
外壁に関する劣化・色褪せ 不要 紫外線や雨風によって、表面の色が変わっているだけです。
汚れ 必要 汚れはカビやコケを繁殖させる原因になり、放置しておくといずれ大規模な修繕が必要になりますので、洗浄が必要です。
カビ・コケ 必要 カビやコケは外壁に根をはり、外壁材の劣化を進行させますので、高圧洗浄機で洗浄します。
ヘアークラック 不要 0.3ミリ以下、深さ4ミリ以下の傷のことで、すぐに修理する必要はありません。
乾燥クラック 必要 水分の蒸発により外壁表面が乾燥し、ひび割れが起こります。大きなひび割れに発展しやすいため修理が必要です。
構造クラック 必要 0.3ミリ以上深さ4ミリ以上のひびをいいます。外壁内部に侵入した雨水が木材を腐らせシロアリを発生させるため、早めに修繕してください。
塗装の剥がれ 必要 塗料の耐用年数が過ぎている可能性が高いです。外壁全体の塗り替えが必要です。
チョーキング 必要 塗料の防水機能が低下していることが原因で触ったときに白い粉が付きます。外壁の寿命が縮んでいきますので、塗りなおしが必要です。
コーキング・ひび割れ 必要 ひびから雨水が侵入し、下地を劣化させる可能性がありますので早めの修理が必要です。
破断 必要 コーキングの劣化により亀裂が入っている状態です。隙間から雨水が侵入してくる可能性が高いため修理が必要です。
下地が見える 必要 コーキング剤の厚みがなくなってきており、雨水の侵入確率が高いため、修理が必要です。
欠落 必要 シーリングと外壁材の間にあるプライマーという接着剤のようなものが足りていないか、サイディングに合っていないコーキング剤を使ったことにより起こる現象です。すぐに打ち替えが必要です。
黒ずみ 不要 コーキングの黒ずみはブリード現象と言われており、表面に汚れが付着しているだけなので特に修理の必要はありません。

外壁の劣化ごとに工期がちがっているため、工程と一緒に下表でまとめます。

部分修理の工期

外壁の劣化状況 工事の工程 工期
外壁のひび割れ
  1. 外壁の修理箇所と確認
  2. 該当箇所の修理
半日~2日
コーキングの劣化
  1.  目地のシーリング横に養生
  2. 既存コーキングの1つの除去
  3. 新しいコーキングの打ち替え
  4. 養生の撤去
半日~2日
外壁の汚れ落とし(高圧洗浄機)
  1. 外壁の修理箇所と確認
  2. 高圧洗浄で洗う
数時間~半日
錆とり(ケレン作業)
  1. 外壁の修理箇所と確認
  2. ケレン作業
 数時間~2日間
雨漏り
  1.  外壁の修理箇所と確認
  2. 雨漏りの修理
1~2日
モルタルの外壁塗装
  1. 足場設置
  2. 養生
  3. 高圧洗浄
  4. 下地処理
  5. 塗装(3回)
  6. 足場撤去
7~12日
サイディングの外壁塗装
  1. 足場の設置
  2. 養生
  3. 高圧洗浄
  4. 下地処理
  5. シーリング打ち替え・増し打ち
  6. 足場撤去
7~12日
サイディング張替え
  1. 既存サイディングの取り外し
  2. 新規サイディングの取り付け
3~7日
サイディング重ね張り
  1. 既存サイディングの補修
  2. 新規サイディングの取り付け
 3~7日

外壁のデザイン変更の方法

外壁のデザインを変更したい場合は大きな修繕の時に合わせて行う事をおすすめします。

小さな修繕でデザインの変更をしてしまうと、大きな修繕が必要になったときにせっかく変更したデザインが一度洗浄されてしまうからです。

また、外壁でできるデザインの変更について下記で解説していますので是非参考にしてください。

外壁の色替え

1色塗り

建物の外壁を1色で統一する方法です。

2色塗り

ベースカラーとアクセントカラーで塗り分ける方法です。

3色塗り

ベースカラーとアクセントカラーとポイントカラーで塗り分ける方法です。

外壁の模様替え

モルタルを塗る際の塗り方で模様に変化をつけることができます。

リシン

表面に吹き付けることでザラザラに仕上がります。比較的費用は安くなります。

スコッタ

リシンを少し厚く塗ったような状態です。

・吹付スタイル

リシン・スコッタのように吹き付けた後ローラーで表面をつるつるに仕上げる方法です。

左官仕上げ

左官屋が手作業で塗り上げる方法です。

外壁の質感替え

思い切って外壁の質感を変えたいという方には下記のような方法があります。

モルタル

セメントと砂と水を混ぜたものを外壁に塗る。先ほど解説したように塗り方で様々な模様を作る事ができる。

サイディング

金属系・木質系・樹脂系などのサイディングボードで今までと全く違った質感を演出することができます。

外壁修理を依頼する際は悪徳業者に注意すべき理由

残念ながら、外壁の修理業者には悪徳業者がいることは確かです。

悪徳業者の見極め方を見ていく前になぜ外壁修理業界に悪徳業者が多いのかを解説していますので、念のため頭に入れておいていただきたいです。

参入障壁が低い

外壁修理業者として活動するには特に必要な資格もなく修理という響きから簡単だろうといった理由で、建築関係でない業者が次々に参入してきます。

結果として、十分な技術を持っていない業者が数多く存在しているという事です。

元受け下請けの関係性

外壁修理の業界では元請けと下請けという体制が昔から根付いています。

元請けとは家を作っている大手ハウスメーカーや工務店で、下請けとは元請け業者から仕事をもらう外壁塗装業者です。

外壁塗装業者は外壁修理をできますが、お客さんを集客する力は持っていませんのでどうしても元請けから仕事をもらうことになります。

その際に、元請けに支払うマージンが発生し下請けが受け取ることができる報酬が減り、結果として十分な材料を用意できない下請け業者は手抜き工事をせざるを得ないというわけです。

外壁修理を依頼する際の悪徳業者の見抜き方

外壁修理業者の中に多くの悪徳業者が混ざっている事はわかっていただけたかと思いますが、実際に悪徳業者を見抜くために確認するべきポイントを下表にまとめていますので、いくつ当てはまるか確認してみてください。

5つ以上当てはまれば悪徳業者と判断していいでしょう。

業者選びの際の確認事項
  • 大手企業でなく地元の中小企業である。
  • 企業のホームページに工事の事例がない。
  • 企業のホームページに社員や塗装技能士の紹介がない。
  • 創業5年以下である。
  • 代表に10年以上の職人歴がない。
  • 電話の最初に会社名と担当者名を名乗らない。
  • 電話の話し方がハキハキしていない。
  • 電話の後ろで笑い声がしていた。
  • 電話で現地調査の日程調整をちゃんとしてくれない。
  • 電話で今後の流れについて説明がない。
現地調査の際の確認事項
  • 到着前に到着時間を伝えてくれない。
  • 車を人の迷惑になりそうなところに止めている。
  • 調査前に調査の内容を説明してくれる。
  • 調査がいい加減で30分未満で終わってしまった。
  • 現状の説明をしっかりと伝えてくれない。
  • 見積をいつ出してくれるかの説明がない。
  • 来た時と変えるときの挨拶がいい加減。
見積説明時の確認事項
  • 質問に丁寧に答えてくれない。
  • 10万円以上の値引きをしてきた。
  • 見積の項目や説明は一式などで記載されていてわかりにくい。
  • 即時契約で値引きをしますといった営業をしてきた。
  • 仮契約をするよう勧められた。
  • クーリングオフ制度について説明してくれない。
  • 違約金の話をしてくれない。
  • 契約後の流れについてしっかりと説明してくれない。
  • 不安を煽るような事を言ってきた。
  • 他社の見積を見せるように言われた。
  • 他社よりも安くしますと言われた。

外壁修理中に注意するポイント

外壁修理の業者が決まったら安心ではありません。

外壁修理中にも注意するべきポイントについて下表にまとめておきますので、確認して必要があれば対処しておくようにしてください。

防犯はしっかりする

足場を組み立てると、自宅の2階まで簡単に上ることができるようになります。

業者が何かする可能性は低いかと思いますが、だれでも登れるという事は悪い人が2階に上がることもできます。いつも以上に戸締りは徹底してください。

騒音について近所の人に説明しておく

足場の組み立てや作業中には少なからず騒音がします。

近所の迷惑になる事はわかっていますので菓子折りなどを持って挨拶に行っておきましょう。

足場の組み立てで破損して困るものはあらかじめ片づけておく

業者は足場を組み立てるとき慎重に作業してくれますが家の周りの何かに衝突して破損してしまう可能性も十分にあり得ますので、破損してしまう恐れがあるものはあらかじめ安全なところに移しておきましょう。

塗装する場合は匂いに注意

外壁塗料の匂いはかなりきついため、修理内容に塗装がある場合はどのように窓の開け閉めをするべきか業者と話し合いをしておきましょう。

近所の方に挨拶をする

近所の方々にはどれくらいの期間でどのような迷惑が考えられるかを説明して回りましょう。

業者によっては業者側で挨拶回りをしてくれる場合もあります。

外壁修理に火災保険・補助金が使える条件

外壁修理の費用に火災保険や補助金が適応される場合について解説しておきますので、条件に当てはまる場合はお得に修理しましょう。

火災保険が使える条件

火災保険が適応されれば、修理費用は最大で20万円程安くなることがあります。

火災保険には住宅火災保険と住宅総合保険があり、住宅火災保険では適応条件が火災や風災に限られているのに対して、住宅総合保険では水害やいたずら書きにも適応可能です。

まずは自分がどちらの保険に加入しているのかを確認してみてください。

補助金が使える条件

補助金は外壁塗料に遮熱塗料、断熱塗料といった特殊なものを利用する場合が対象となります。

金額に関しては各自治体によって違っているため、確認の際はまず自分の住んでいる地域の自治体に補助金制度があるのかを確認してみましょう。

外壁修理は信頼できる業者にお願いしよう

外壁修理を安くしたい気持ちはとても分かりますが、安いだけの業者に依頼してしまうと数多くのリスクを背負うことになりかねません。

長く付き合える業者を一度見つけてしまえば次からは探す手間も省けますので、外壁修理が不安な方はこの記事の内容に注意して、信頼できる優良企業を見つけてください。

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