外壁はタイル張りがおすすめ?モルタル・サイディングなどの外壁材と比較したメリット・デメリット

外壁のタイル張り

外壁の素材はサイディングが主流ですが、雰囲気のある家にしたい時はタイル張りにするのも一つの手です。

タイルは外壁材としては珍しく、使用しているケースは全体の1割以下になります。

ただ、マイナー素材だからこそのメリットもありますし、デメリット・注意点もあります。

今回は、外壁をタイル張りにする際のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。

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外壁材をタイル張りにするメリット

高級感を演出できる

外壁材にタイルを利用することで、高級感を演出できます。

タイルを模したサイディングと本物のサイディングだと、出来栄えが全く違うものになります。

また、重厚感のある外観から素朴でかわいらしい外観まで、意外と対応できるデザインの幅が広いのも魅力です。

レンガ材というとアンティーク感のあるデザインのイメージがありますが、モルタル張りや大型建材を用いた壁タイルを利用するとシックで現代風な印象を与えることも出来ます。

耐久性がサイディングの2倍以上

タイル材の外壁は実質メンテナンス不要と言われることがあります。

実際はメンテナンス不要という訳ではありませんが、一般的に40年に1度のメンテナンスで良いので、ほぼメンテナンスフリーといって良いでしょう。

サイディングの場合は10~20年に1回メンテナンスが必要なので、倍以上長持ちすることになります。

また、タイルのメンテナンスは下地や目地の劣化の補修が主で、タイル自体を補修する訳ではありません。

タイルは鉱物、金属などと同じで劣化しない天然資源から作られた材料なので、見た目が劣化しにくいのも大きなメリットです。

メンテナンス費用をサイディングの最大10倍以下に抑えられる

前述の通り、タイルのメンテナンスは下地や目地の補修がメインになるので、費用も安く30~50万円が相場になります。

一方、サイディングはメンテナンスで塗り替え・張り替えが必要になるケースも多く、高い時は150~300万円にのぼります。

1回のメンテナンス費用が大きく抑えられる上に、頻度も少なく済むので大きなコスト削減になります。

外壁材をタイル張りにするデメリット

浮き・剥がれが発生しやすい

タイルの施工は難しく、タイルの浮きや剥がれが起きることもあります。

施工した職人の腕に左右されるケースが多いので、相手が優良業者か、施工不良が起きた時にどんな保証を利用できるかをチェックしておきましょう。

初期費用が高い

タイル材はランニングコストを抑えられるものの、初期費用が1物件あたり300万円以上と、サイディングの2倍前後かかります。

トータルコストを考えると決して損ではないですが、十分な資金の準備がなければ仕様できません。

耐震性に問題がある場合もある

タイル自体は硬くて丈夫なのですが、下地のモルタルがエネルギーの吸収性に欠けるため、大地震で破損や剥がれが生じやすくなります。

最近はクッション性の高いタイル材も多くありますが、価格も高くなるため慎重に検討する必要があります。

外壁材にタイルを利用する人が少ない理由

タイル張り=おしゃれというイメージは根強くあるものの、外壁材として広く普及している訳ではありません。

その大きな理由は、初期費用が高いことです。一般的にタイル張りは高いというイメージもあり、敬遠する方が多いのです。

ただ、前述のようなトータルコストの安さを考えれば、タイル張りはお得な買い物になります。

現状は初期費用の高さから外壁材にタイルを利用する層が少ないだけで、タイル張りに大きな欠点があり敬遠されている訳ではないので安心しましょう。

タイルとサイディング・モルタルの初期費用とメンテナンス費用を比較

外壁材 初期費用 メンテナンス費用
タイル 1万3,000円〜/㎡ 30万〜50万円
  サイディング 2,000円〜/㎡ 100万円以上
モルタル 5,000円〜/㎡ 100万円以上

外壁材のシェアの8割を占めるサイディングは、レンガ・木材・タイルなど幅広い外壁に似せたデザインにすることができます。

サイディングは初期費用が安いですが、メンテナンス費用が高額になるのがデメリットです。

モルタル材は日本の伝統的な外壁材で、左官職人の手作りの業により、大量生産にはない持ち味を発揮することができます。

一方、ひび割れが起きやすく、放置していると雨水の侵入などで劣化が加速していくため、定期的なメンテナンスが必要です。

外壁のメンテナンス方法

高圧洗浄

年1回ほどのスパンで、タイルの汚れを高圧洗浄で落とすとキレイに保つことができます。

高圧洗浄自体は、2~5万円で利用することができますが、隣家との距離が近く養生が必要な場合や、施工に足場が必要な場合はトータルコストが20~30万円ほどになります。

浮き補修

タイルが浮いてしまっている場合はピンニング工法という方法を使って補修をおこないます。

また、複数のタイルの浮きを抑える時は表面から樹脂を注入して上から固定します。

1か所あたり500~900円で工事できますが、最近は浮きの出ないタイル材も増えているので、浮き補修の必要性はどんどん無くなっていくと思われます。

タイル交換

タイル材自体は劣化しにくいと言われていますが、外からの強い力で欠けやひび割れなどが起こってしまいがちです。

タイル1枚につき500円ほどで交換が可能なので、気軽に依頼することができます。

タイル交換後には目地部分にモルタルを詰めるまでやってくれるので、見た目に影響が出ることはありません。

シーリング充填工事

タイルは伸縮目地にコーキングを充填することで、外壁への衝撃を吸収することができます。

コーキングは日光で劣化しやすいので、最短5年ごとに充填工事が必要です。

この工事費用は1㎡あたり700~1,200円が相場になります。

タイル張りはデメリットも把握した上で依頼しよう

外壁のタイル張りはメリットが大きい一方で、デメリットも存在します。

メリットしか言わない業者もいますが、どんな施工法にも必ず欠点は存在します。

デメリットも把握した上で、タイル張りの依頼をしましょう。

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