瓦屋根への塗装は必要?費用やおすすめ塗料をセメント瓦・モニエル瓦など種類別に紹介

瓦屋根の街並み

瓦屋根は雨水を防ぐだけでなく、台風などの強風から守ってくれる大事な役割を担っています。

大事な役割を担っているとわかっていても、瓦屋根を放置して気づけば雨漏りが発生していたという家もあります。

瓦屋根は劣化すると割れて交換が必要になり工事費用が高くなります。

交換を免れる為にも瓦屋根は定期的にメンテナンスする必要があります。

瓦屋根への塗装は、小さな欠損を修復できるのでとても有効となっています。

そこで今回は瓦屋根へ塗装が生み出すメリット・デメリットを紹介していきますので参考にしてください!

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流れ

塗装が必要な瓦屋根とは

塗装の必要な瓦屋根とは

瓦屋根のメンテナンスは、塗装が必要なものと不必要なものがあります

まず自身の家の瓦屋根はどのタイプなのか確認した上で塗装の必要性を把握しましょう。

場合によっては塗装ではなく、別の形でメンテナンスする必要があるので注意してください。

セメント系は塗装が必要

セメント系の瓦は、セメント瓦・モニエル瓦があります。

粘土系の瓦と違い、セメント・砂・水を混ぜ合わせてセメントの化学反応で硬化させています。

モニエル瓦は塗装すると塗膜が剥がれるトラブルが多数発生している為、現在は製造されていません。

モニエル瓦の塗装をする場合は、劣化したスラリー層を取り除いて施工する必要があるので注意しましょう。

セメント系の瓦は塗装を行わず長年放置した場合、塗膜の劣化で瓦がひび割れしたり、ひび割れした箇所から雨漏りが発生したりします。

また塗装をしていない状態だと表面がむき出しの状態になるので割れやすい原因になります。

割れてしまった瓦は塗装で強化することは不可能なので、状態が悪化する前に業者に頼む必要があります。

粘土系は塗装不要

粘土系の瓦は、昔ながらの日本家屋やお城・神社に使用されています。

通常の瓦に比べて重く、強風を防ぐことができますが耐震性に弱い欠点があります。

基本的に粘土系の瓦はメンテナンスが不要です。

しかし漆喰等の瓦以外の周辺部分はメンテナンスが必要です。

ちなみに粘土系の瓦を塗装して色替えすることは可能ですが、塗膜が剥がれやすいのでおすすめできません。

瓦屋根塗装の費用相場

費用相場

瓦屋根塗装の費用は一般的な2階建住宅の場合、40万円~60万円になります。

ただし上記の価格は費用相場なので、実際にもっとかかってしまう場合もあります。

屋根の広さや劣化状況・使用する塗装料によって修理費がかなり高くなるケーズもあるので注意しましょう。

一方、劣化状況がそこまでひどくない場合は40万円以下に済ませることも可能です。

塗料代金によって相場が異なる

瓦屋根の塗装は塗料によって価格が異なります。

塗料代金の価格相場
塗料 耐久年数 費用 ※1缶あたり
ウレタン 約3~5年 5,000~15,000円
シリコン 約5~7年 15,000~40,000円
フッ素 約7~10年 40,000~80,000円
無機 約10~15年 50,000~120,000円

塗料代金は、耐久年数が短いもの程安くなっています。

しかし安い塗料を使うと短期間で修理をする必要がでてきて、結果的に割高になってしまう場合もあります。

塗料メーカーによっても値段が異なる場合もあるので、業者に相談して予算範囲無いでベストの塗料を選んでもらいましょう。

瓦屋根の交換は費用が高いので注意

瓦屋根の状態がひどかったり、更にしっかりメンテナンスをしたいという人は瓦屋根を交換することができます。

しかし瓦屋根の交換は塗装以上に費用がかかるので、なるべく塗装で済ませられるうちに瓦屋根を点検してもらいましょう

瓦屋根の交換費用相場
屋根材 施工内容 総額費用(目安)
瓦の交換 100〜266万円
瓦からスレート 70〜200万円
瓦からガルバリウム 80〜210万円
スレート
カラーベスト
コロニアル
スレート交換 70〜200万円
スレートからガルバリウム 90〜200万円
セメント瓦 セメント瓦から瓦(日本瓦/洋瓦) 100〜250万円
セメント瓦からスレート 98〜260万円
セメント瓦からガルバリウム 80〜200万円

瓦屋根塗装の場合40~60万円で済んだのに対し、瓦屋根の交換は100万円以上かかります。

瓦屋根塗装のメリット

瓦屋根は昔から瓦と呼ばれています。瓦は無機質な材料なので材料として半永久的に使用できる便利な屋根材です。

そんな無機質材料の瓦屋根には、塗装工事が不要と考えている方も多いようです。実際塗装をおこなわなくても何も支障はないかもしれませんが、塗装することで得られるメリットは多いので紹介していきます。

欠陥部分を補修

瓦屋根は動きやすく、衝撃に弱いというデメリットがあるのですが、塗装をすることによって衝撃などによってできた欠損をカバーすることができます。一度塗装をすればしばらくの間キレイに保つことができるのでおすすめですよ!

ひびなどの小さな欠損であれば、塗装して塗膜で覆うことによって簡単に補修することができます。瓦は割れやすいので、メンテナンスとして塗装をしておくことをおすすめします。

色あせをきれいに補修

瓦は半永久的な無機質な素材ですので、塗装をおこなわなくても素材的に劣化することはありませんが、瓦自体の色あせは発生してしまいます。経年劣化によって色合いが悪くなってしまうと、見た目に古臭さが出てしまいます。

定期的に塗装をおこない、瓦屋根特有の高級感を維持するように心がけましょう。外観が綺麗になるだけで心も明るくなりますよ!

瓦と言えばいぶし銀を好み使用する方も多くいらっしゃると思いますが、塗装をおこなうことで素晴らしい色合いのいぶし銀を発揮させることもできますのでおすすめです。

色を付けることができる

瓦は無機質なものなので、劣化が多くみられるもので屋根材として好まれているのですが、カラーバリエーションが少ないので見た目が地味になってしまいがちです。

そんな瓦に塗装を施すことで、好きな色にすることができるので理想の外観を作り上げることができます。自分が理想とする色を塗装することで、和風ではなく少し洋風の外観に仕上げることも可能となっています。

以上のように瓦屋根に塗装をおこなうことで多くのメリットを得ることをできます。瓦屋根への塗装は必要ないと決めつけがちですが、塗装をおこなうことできれいな状態で屋根をキープすることができるので検討してみてはいかがでしょうか。

瓦屋根塗装のデメリット

瓦屋根の塗装をおこなうメリットは多くありますが、デメリットもいくつか存在しています。塗装を検討する際は、デメリットの考慮したうえで塗装するかどうか決定しましょう。メリットのみで決めると後悔してしまうことがあります。

ここでは瓦屋根塗装のデメリットとして、

  • 塗膜が剥がれやすい
  • 塗装費用が高い

この2点を挙げて詳しく紹介していきます。

塗膜が剥がれやすい

瓦は動きやすい性質をもっており、瓦同士が接触してしまうので塗膜が剥がれてしまいます。また瓦屋根に対して塗膜が強く密着しないという性質があるので、塗膜が比較的はやく剥がれてしまいます。

そのため、瓦屋根に対し手1度塗装をおこなうと、それ以降も頻繁に塗装をおこなっていく必要があります。瓦屋根の塗装は、瓦や塗料の知識が豊富な業者に依頼しましょう。

業者選びが塗膜の密着性に関わってきます。

塗装費用が高い

瓦屋根は平らでなく凸凹が激しい屋根となっているので、高圧洗浄などの各工程に手間がかかってしまいます。このため、板金などの屋根塗装に比べると費用が高くなってしまうことがあります。

トタン屋根の塗装はシリコン塗料で1800~2200円/㎡なのに対し、瓦屋根は2300~2500円/㎡となっています。平米単価でみると大きな差は無いように感じますが、塗装範囲全体で考えると金額に大きな違いが出てきます。

屋根塗装の費用について詳しくはこちらをご覧ください!

屋根塗装の相場はいくら?相場より安く済ませるために知っておくべきこととは?

瓦屋根は塗装でのメンテナンスが一番

瓦屋根のメンテンナスは塗装が一番

屋根のメンテナンスとして考えられるのは、葺き替えという方法があります。しかしこちらの方法だと工事に時間がかかってしまい、費用も塗装費用より高くなってしまいます。ということで瓦屋根のメンテナンスは塗装がおすすめです。

瓦は腐らないので、小さなヒビなどは塗装で対応すれば雨漏りを防ぐことができます。塗装というメンテナンスをおこなうだけで瓦屋根は半永久的に使用できますので、よっぽど劣化が激しくない限り葺き替えは不要と考えていいでしょう。

屋根塗装のDIYはおすすめできない

  • 瓦がズレやすい
  • 衝撃を与えると破損してしまう
  • 瓦を踏み抜いて落下という危険性もある

以上のことが考えられるので、DIYでの塗装はおすすめできません。もし以上のような危険がなくても、うまく塗装できていなければ意味を持たない塗装となってしまいます。

できるだけ塗装業者に依頼して工事をおこないましょう。

信頼できる業者に塗装依頼しよう!

瓦屋根への塗装は、専門的な知識が必要になりますので、信頼できる塗装業者に工事を依頼をしましょう。地元の塗装業者を中心に探してみることをおススメします!

瓦屋根の塗装を適正価格で施工してくれる優良業者の見つけ方

瓦屋根の塗装をすることを決めると業者を探す必要がありますが、なんとなくで業者をきめると「高い費用をだしてしまった」と後悔している人もいます。

瓦屋根の塗装は屋根の状態によって異なりますが、しっかり工事してくれて安く済ませられるところがベストですよね。

これから信頼できる業者の探し方を紹介するので、これから瓦屋根塗装をしようと決めた人は参考にしてください。

複数業者に依頼する

瓦屋根塗装の費用は業者によって大きく異なるので、まず複数の業者に見積を出してもらって比較しましょう。

業者によって瓦屋根の塗装を得意としている所や高く見積もっている所と違いが分かるので、一番信頼できる業者に頼みましょう

なんとなくで比較せずに業者を決めると後で後悔する可能性が出てきます。

瓦屋根の塗装はコスパ良くメンテナンスできるからおすすめ

瓦屋根の塗装は、屋根の交換に比べてコストを抑えられます

塗料も耐久年数と相談してバランスの良いものを選ぶと長持ちするので、業者と相談して瓦屋根に合った塗料を選びましょう。

ただし粘土系の瓦屋根は塗装しなくて良いので、まずは自分の家の瓦屋根がどの種類に該当するのか確認してください。

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