DIYで砂壁を塗装する手順・費用・注意点を詳しく解説

DIYで砂壁を塗装

和室などでよく目にする砂壁は、独特の質感や雰囲気をもっています。

そんな砂壁には定期的なメンテナンスが必要です。

業者に頼むとお金がかかるし、長時間家にいられるのは嫌だという方も多いでしょう。そんな方々がたどり着くのがDIYです。

この記事を読めば初心者でもDIYで砂壁を塗装することができるよう、手順・注意点・費用を徹底的に解説します。

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流れ

砂壁のメンテナンスをさぼるとどうなるのか?

砂壁のメンテナンスを怠ると表面がボロボロになっていくでしょう。

天然砂、珪藻土、砕石、金属粉、貝殻粉、ガラス粉などでできている砂壁は定期的にメンテナンスをしなければ、経年変化により表面の接着力が低下します。

結果として、表面にくっついていた粉や砂が落ちてきてボロボロになるというわけです。

砂や粉が落ちてきたらメンテナンスのサイン

砂壁のメンテナンス期間は壁表面の状態を見て判断できます。

先ほどのように壁の表面についていた砂や粉が落ちてきたり、カビがみられるような場合にはメンテナンスが必要です。

砂壁には湿度を調整してくれる機能がありますが、カビが生えている場合にはこの機能が低下していると考えられます。

このような場合にはすぐにメンテナンスをしてあげましょう。

砂壁のメンテナンス方法は3種類

塗装

一つ目は塗装です。

塗装とは文字通り砂壁の上から塗料を塗って粉や砂が落ちないように補強する方法です。

材料と方法が分かれば業者に頼まずとも自分で行うことができます。

クロスを貼る

二つ目はクロスを貼る方法です。

砂壁の表面に直接クロスを貼る事はできないため、砂壁の表面を固めるか板などをかます必要があります。

この方法は部屋のイメージを大きく変えたいとい方にはお勧めですがかなり手間がかかるのと、費用も塗装に比べ高額です。

丸ごと塗り替え

三つめは今の砂壁を丸ごと剥がして再度、砂壁や漆喰を塗るという方法です。

こちらの方法は砂壁の機能を復活させることができますが、専門的な技術が必要なので業者にお願いする必要があります。

費用も他の二つに比べ高額です。

砂壁のメンテナンスには塗装がおすすめな理由

砂壁のメンテナンスには塗装がおすすめです。

難易度が低いため初心者でも安心

砂壁の塗装は道具と手順を正しく理解していれば、初心者でも問題なく出来ます。
DIYの中でも難易度は低いと言われている為、安心して行えます。

コストが安い

砂壁の修繕方法の中では費用が最も安く抑えられます。
例えばクロス貼りや塗り替えは10万~15万円ほどのお金がかかってしまうのに対して、DIYの塗装であれば費用は2万円以内に抑えられるでしょう。

色やデザインの選択肢が多い

クロスや塗り替えでは色のデザインの幅には制限が出てしまいます。
これに対してDIYの塗装であれば、塗料の色を自由に選ぶことができるほか、デザインを好きなようにすることだって可能です。
自分だけの部屋を作って楽しみましょう。

砂壁の塗装で準備しておくもの

DIYで砂壁を塗装する場合はあらかじめ準備しておくものがあります。

マスキングテープ

塗料を塗る際、砂壁以外の部分に色がついてしまうのを防ぐために使用します。
砂壁の際を養生するためのものになりますので、ある程度幅があるものがこのましいです。
最低でも3センチ以上の幅のものを選びましょう。
壁の淵の長さだけ使うので、意外とすぐになくなります。
100円ほどで買えるため、少し多めに買っておいてもいいでしょう。

マスカー

マスカーはナイロンにテープがついているもので、床や天井などの塗料が散って困る部分を覆います。
値段は300円前後とお手軽です。
こちらも多めに買っておいてもよいでしょう。

刷毛(下処理用)

刷毛は3つ用意してください。
こちらの刷毛は下処理用のものです。
少し毛が硬いものを選ぶことをお勧めいたします。
すでに剝がれている砂や粉を落とすのが目的ですが、ひびや剥がれがみられる部分は硬めの刷毛で落としてください。
刷毛は500円から1000円程になります。

刷毛(塗装用)

先ほどの刷毛は下処理で使いました。
同じものを使っても問題ないですが、仕上がりをキレイにするために塗装用の刷毛も準備した方がいいでしょう。

シーラー

シーラーとは砂壁の表面を固めて、ペンキを塗れる状態にするためのものです。
砂壁に塗料を直接塗った場合、壁が塗料を吸収して汚れやアクが出てしまいます。
シーラーはこのようになってしまうのを防ぐ役目があるので、壁全体にくまなく塗りましょう。
値段は1本で1000円ほどです。6帖のお部屋だと8本ほど必要になります。

刷毛(シーラー塗装用)

3本目の刷毛は先ほど紹介したシーラーを塗るためのものです。
こちらはローラーを使っても問題ありませんがあくまで表面には見えない部分になるので、下処理で使った刷毛をキレイにしてから使っていただいても問題ありません。
シーラーに使った刷毛は固まってその後使えなくなってしまうので使った後は捨てましょう。

塗料

塗料に関してはお好きな色のものを購入していただいて問題ありません。
値段は、1缶2500円程です。
例えば6帖のお部屋の壁をすべて塗装するには3缶くらいで足ります。

ローラー

ローラーは刷毛で壁の端の方を塗った後につかいます。
刷毛だけで壁全体を塗ってもよいのですが、ローラーでも塗りやすい部分は一気に塗ってしまった方が、効率的です。
値段は、500円ほどです。
シーラーをローラーで塗りたい方は、2つ用意してください。

バット

バットは塗料を入れるためのものになります。
家に代用できるものがある場合は、そちらを使っていただいて大丈夫です。
購入した場合は600円ほどで購入できます。

DIYで砂壁を塗装する際の費用

冒頭でDIYの砂壁塗装は2万円以内で抑えられると説明しましたが、実際ここまで紹介した準備品の値段を計算してみましょう。

ここでは6帖ほどのお部屋を想定して計算していきます。

マスキングテープ 100円×5個
マスカー 300円×2個
刷毛 500円×3個
シーラー 1000円×8個
塗料 2500円×3個
ローラー 500円
バット 600円

上記の準備品の値段を合計すると19200円です。見事2万円以内に抑えることができました。

今は6帖のお部屋を想定していましたが、少し大きめのお部屋でも3万円以内には抑えることができるでしょう。

塗装の手順

塗装の手順は大きく「養生」「下地修繕」「シーラー塗り」「塗装」「重ね塗り」「養生はがし」に分かれます。

①養生

養生で使うのはマスキングテープとマスカーです。まず壁の淵にマスキングテープを張っていきましょう。

塗料がはみ出すのを防ぐために貼りますので、丁寧に貼ってください。

マスカーは床や天井などの塗料が散って困る部分に張っていきます。まんべんなく貼っていきましょう。

下地修繕

下地の修繕には刷毛を使います。すべに壁から剥がれている砂や粉を落としていきましょう。

この作業ができていないと、次に塗るシーラーがうまく塗れなくなりますのでしっかりと落としてください。

シーラー塗り

砂や粉を落としたら次はシーラーを塗っていきます。こちらも刷毛で塗っていきましょう。

砂壁に塗料を直接塗ると吸収されてしまうので、表面を固めるために塗っていきます。

厚く塗る必要はないので、表面全体をくまなく塗るよう心がけましょう。

ローラーで塗りにくい部分を刷毛で塗装

シーラーが固まったらついに塗料を塗っていきます。

まずは刷毛を使って、マスキングテープの淵や角といった細かな部分を塗っていきます。

マスキングテープが丁寧に貼られていれば問題ないのであまり神経質にならずスピーディーに塗っていきましょう。

ローラーで全体を塗装

一つ前で使った刷毛で壁全体を塗っていただいても問題ありませんがローラーを使った方は圧倒的に効率的です。

バットの塗料をたっぷりつけて一気に塗っていきましょう。

この後2度塗りをするので、こちらもあまり神経質にならなくて大丈夫です。

重ね塗りをする

一回目の塗料が乾いたら、重ね塗りです。

重ね塗りをすることで塗装は格段にきれいに仕上がります。

一度目と同じ要領で今度は丁寧に塗っていきましょう。

養生をはがす

最後に養生をはがします。

この時、塗料が全然乾いていない状態だと垂れてくることがありますので少しおいてからはがしていきましょう。

砂壁塗装の際の注意点

DIYで砂壁を塗装する際にはいくつか注意点があります。

服装

塗料を塗る作業では自分に塗料が散ってくることはよくあります。

必ず汚れてもいい服装で作業を行いましょう。

換気をする

シーラーや塗料には独特のにおいがあります。

密室で作業を続けると頭が痛くなるなどの体調不良を引き起こす恐れがありますので、しっかり換気をしましょう。

塗装する際の気温と湿度

塗料には「〇〇度以上で使わないでください」等の注意書きがあります。

これは塗料が固まらない恐れや乾燥が遅れてしまう可能性があるためです。

また湿度が高いと、同様に塗料のお乾燥に時間がかかりますので、雨の日などの作業は控えましょう。

DIYの砂壁塗装をマスターして費用を抑えよう

この記事ではDIYで砂壁を塗装する方法について解説しました。

DIYのいいところはなんといっても費用が安いということでしょう。

この記事の内容をしっかり読んで、実行していただければ初心者の方でもきれいに塗装することができます。是非挑戦してみてください。

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