コンクリートの防水塗装のやり方とは?雨によるコンクリート劣化や雨漏りの実態・工程・注意点を解説

コンクリートの防水塗装のやり方

コンクリートは建材でよく使われており、マンションや高層住宅は殆どコンクリートを使用しています。

全体的にコンクリートでなくても、屋上や壁がコンクリートという建物が多いです。

高頻度で使われているコンクリートですが、コンクリートは防水性能が低く、劣化していくとひび割れや雨漏りが発生してしまいます。

今回は、コンクリートの防水塗装のやり方を詳しく解説していきます。

おすすめの塗料や、塗装する時の注意点も紹介するので必見です。

「コンクリートの防水塗装のやり方を知りたい!」という人は参考にしてください。

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流れ

コンクリートに防水塗装は必要?

コンクリートに防水塗装は必要?

コンクリートは水分に強い訳ではありません。

壁や床に使用されているコンクリートは雨に濡れると、砂や砂利を結合しているセメント成分が劣化してしまいます。

セメント成分が劣化してしまうと、表面がボロボロ崩れたり割れてしまったりするので、大規模工事を行わなければならない場合もあります。

コンクリートの劣化を防ぐ

防水塗装をコンクリートにすると、雨による劣化を防ぐことができます。

コンクリートが劣化していくと、内部にある鉄骨にまで水が浸透し錆びてしまいます

防水塗装はコンクリートの劣化を防ぐことだけでなく、内部の鉄骨も守る機能があるので、定期的にメンテナンスすることをおすすめします。

雨漏り対策になる

防水塗装は劣化を防ぐだけでなく雨漏り対策にも有効です。

屋根だけでなく外壁から雨漏りするケースもあるので、早めに補修して雨漏りを防ぎましょう。

劣化具合が初期段階の場合は、防水塗装のみで雨漏りが止まる場合もあるので、心配な人は業者に点検してもらって雨漏りを早期発見しましょう。

コンクリートの防水塗装のやり方・手順

コンクリートでの防水塗装のやり方

コンクリートの防水塗装で使われる塗料は4種類あります。

塗料 特徴
アクリル 単価が安い 重ね塗りしやすい 劣化が早い
ウレタン 塗膜が柔らかい 耐強度が増す 紫外線に弱い
シリコン 耐久年数が8~15年 撥水性に優れている 塗り直ししにくい
フッ素 耐久性が高い 塗り替える必要がほぼ無い 単価が高い

上記の塗料の中でコンクリートに使われるのは、シリコン塗料・フッ素塗料が多く耐久性に優れています。

一度塗装すると12~15年保つと言われているのでおすすめです。

コンクリートで防水塗装をする時は、塗料選びをしっかりする必要があるので、上記にある特徴を元に適している塗料を選びましょう。

これからコンクリートに防水塗装するやり方を紹介するので、「自分で塗るぞ!」という人は参考にしてください。

【STEP1】下地調整

防水塗料をいきなり塗ると、ゴミやホコリが塗料に混ざって失敗してしまう恐れがあります。

まずは塗装する部分の掃除をしましょう。

剥がれかかっている塗膜が有る場合、皮スキ・ワイヤーブラシ・サンドペーパーなどを使用すれば取り除くことが可能です。

下地調整に使用する道具

  • 皮スキ
  • ワイヤーブラシ
  • サンドペーパー
  • デッキブラシ

カビやコケが発生している場合は、カビ取り洗剤などを使用して拭き取ることをおすすめします。

また、コンクリートがひび割れている場合は補修材をつかって埋め込みましょう。

【STEP2】養生

下地を綺麗にした後に、塗料がついてしまうとだめな部分に養生していきます。

養生は最後に取り外すので、しっかり剥げないように貼ってください

養生に使う道具

  • マスキングテープ
  • ビニール

養生は隠す面積によっては、ビニールシートを利用する場合もあります。

【STEP3】下塗り

下塗りは防水塗装で基本となる重要な工程です。

塗料とコンクリートの接着力を高めたり、コンクリートへの塗料の染み込みを防いだりする効果があるので忘れないようにしましょう。

下塗りの種類は下記の通りです。

  • シーラー
  • プライマー
  • フィラー

上塗りに使用する塗料によって下塗りにつかう材料は異なるので注意しまっしょう。

【STEP4】上塗り1回目

今回使用する上塗りは水性防水塗料の場合と仮定して説明します。

塗料を使う前に棒でかき混ぜたり、缶を空けていない状態であれば数回程振ったりして使用しましょう。

上塗りの1回目は、塗りにくいコーナー部分からぬります。

すじかいバケやミニコテバケを使うと、細部まで塗る事が可能です。

2回目の上塗りをおこなう前には、1回目の下塗りが完全に乾くまで待ちましょう。

【STEP5】上塗り2回目

2回目の上塗りも1回目と同じ様にぬります。

塗り方にムラがあると塗料が剥がれてしまう原因になるので注意してください。

塗る面積が多い人は、ローラー等を使用して効率良くすすめていきましょう。

2回目の上塗りが終了して、塗料が乾いた後に養生を外せば完成です。

塗料が乾燥していない状態で養生を外すと、跡がついてしまうので注意してください。

コンクリートにおすすめの防水塗料

コンクリートに防水塗装をする際、一番重要なのは防水塗料になります。

これからコンクリートに塗るおすすめの防水塗料を紹介するので参考にしてください。

塗料によって特徴や性質が異なるので、自分に適している防水塗料を選びましょう。

コンクリート用浸透性撥水剤(ロックペイント)

浸透性撥水剤

コンクリート用浸透性撥水剤はロックペイントが提供している防水塗料で、素材に深く浸透し防水層をしっかり作るところが特徴的です。

撥水性なので、外部からの吸水を防ぎ、コンクリートやモルタルなどの凍害も防止してくれます。

透明性なので、外見を変えることなく使用できるのでおすすめです。

屋外の打ちっぱなしのコンクリートやモルタル・プラスター・ストレート板などにも使用できます。

床・ベランダ防水(ロックペイント)

床・ベランダ防水

床・ベランダ防水は火災や溶剤中毒の心配がないので、取り扱い安い塗料です。

骨材が入っているので、防水だけでなく滑り止め効果もあります。

コンクリートへの付着性に優れているので、「コンクリートの防水塗装のみおこなう」という人におすすめです。

水性ベランダ・屋上床用防水塗料(ニッペホームプロダクツ)

水性ベランダ・屋上床用防水塗料

水性ベランダ・屋上床用防水塗料は、一液性の反応硬化形水性塗料なので取り扱い安い塗料です。

乾燥塗膜は弾性があるので、塗膜の割れや水の侵入を防げます。

コンクリート陸屋根の防水などを考えている人におすすめです。

防水塗料透明(アサヒペン)

防水塗料透明

防水塗料透明はコンクリート壁だけでなく、モルタル壁にも利用可能で、劣化を防ぐ効果があります。

防水性も優れていて、塗った部分の汚れも防止できます。

凍結防止にも有効なので、防水塗装で色々な弊害から守りたいと考えている人におすすめです。

防水塗装透明(アサヒペン)はシーラーとして利用することも可能なので、屋根塗装を検討している人にも有効な塗料です。

コンクリートの防水塗装は自分でやるべき?

防水塗装は自分でやるべき?

コンクリートの防水塗装のやり方やおすすめの塗料を紹介していきましたが、「防水塗装って自分で出来るの?」「業者に頼む方が良い?」と疑問に思う人も居ます。

結論から言うと、ホームセンターで材料を揃えて個人で防水塗装することは可能ですが、作業工程の難しさから業者に頼む方が有効的な場合もあります。

防水塗装はある程度の厚みをもたせて均一に塗料を塗る必要があります。

「自分で塗るほうが安価だ」という理由で防水塗装をしても、意味のない作業になってしまうこともあるので注意しましょう。

劣化具合によっては業者に頼む方が良い

劣化具合によっては、業者に頼む方が良いケースもあります。

「しっかり防水対策をしたい」という人は多少費用がかかっても業者に依頼することをおすすめします。

適正価格の優良業者を選びたい人は、複数業者に見積を依頼して丁寧に見積書を提示してくれている業者を選びましょう。

コンクリートでの防水塗装のやり方・手順を守って施工しよう

コンクリートでの防水塗装のやり方は一見簡単に見えますが、均一に塗っていく必要があるので、しっかりメンテナンスしたい人は業者に依頼することをおすすめします。

コンクリートの劣化具合によって適切な塗料も異なるので、防水塗装する部分の劣化がまりにも激しいと判断できる場合は業者に防水工事してもらいましょう。

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