【防水塗装の仕方】防水塗料の塗り方・効果とは?工法の種類・手順・やり方のコツを徹底解説

防水塗料の塗り方は?効果はある?工法の種類・手順やメリットを徹底解説

防水塗料は屋根やベランダ・外壁などに利用できる塗料で、雨漏りを防ぐ働きや劣化を低下させる効果があります。

防水塗料の塗装はDIYでも可能な施工内容なので、メンテナンス予算を抑えたい人もおすすめです。

今回は防水塗料の塗り方を詳しく解説していきます。

防水塗料の塗り方は塗料によって工法が異なるので、しっかり把握しておきましょう。

塗り方だけでなく防水塗料を塗る効果やメリットも紹介するので、「防水塗料の塗装に興味がある」「防水塗装の効果がしりたい」という人も参考にしてください。

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流れ

防水塗料とは

防水塗料とは

防水塗料は、防水性能の高い塗料で屋根・ベランダ・外壁などの色々な場所で活用できます。

防水塗料はカテゴリー名称ではなく、防水性能のある塗料を防水塗料と言っている人が多いです。

一例として、アサヒペンが提供している防水塗料を紹介します。

商品名 特徴
水性簡易屋上防水塗料
  • 耐候性・耐久性に優れた高性能塗料
  • アスファルト防水面に直接塗装可能
  • 酸性雨・酸性雪・塩害に強い塗料
  • 滑り止め効果あり
水性2液型エポキシ強力防水塗料
  • タイル面のような高光沢に仕上がる
  • 強力な防水・防塵効果を発揮
  • 耐水性・耐薬品性・耐ガソリン性・耐候性に優れている
  • 取扱いが簡単
  • すべり止め仕上げ可能
水性2液型エポキシ強力防水塗料用シーラー
  • しっかりと強化できる
  • 上塗りの「水性2液型エポキシ強力防水塗料」との密着性が抜群
  • 取扱いが簡単
水性屋上防水遮熱塗料
  • 表面温度上昇を抑える
  • 塗膜の熱による劣化を防ぐ
  • 厚膜に仕上がる
  • 耐候性が優れている
  • 簡単にきれいに塗れる
  • 砂骨入りですべりにくい
  • 屋上表面温度に最大13~9℃の差が出る(当社従来塗料比)
水性屋上防水遮熱塗料専用シーラー
  • 密着性及び耐久性を向上
  • 取扱いも簡単
  • ゴムシート(EPDM)防水層にも塗装可能
防水塗料
  • 風化や白化を防ぐ
  • すぐれた防水性を発揮
  • 外壁の凍結防止にも有効
  • セメント瓦やモルタル壁などの下塗り剤にも使用可能

防水塗料の中でも使用度が高く、ひび割れの表面化を防げる塗料が「弾性塗料」と言います。

屋根・ベランダなどに使用する

防水塗料は主に屋根・ベランダに塗ります。

防水塗料を使用できる場所

  • 屋根
  • ベランダ
  • 建物の外壁
  • 屋外の外壁
  • 水道の配管

防水塗料は、住宅への雨水の侵入を防ぐだけではなく、建物自体の寿命を延ばすことも可能で、塗ることによって家トラブルの発生を防げます。

防水塗料の塗り方の種類

防水塗装の種類

防水塗料には塗り方が3種類あります。

  • 単層弾性仕上げ
  • 複層弾性仕上げ
  • 微弾性塗料仕上げ
単層弾性仕上げ 複層弾性仕上げ 微弾性塗料仕上げ
費用の安さ ×
機能性の高さ
施工期間の短さ

各塗り方によって耐久性・費用・工期が違うので、業者に頼む人は作業工程を把握する為にも理解しておきましょう。

単層弾性仕上げ

単層弾性仕上げの手順は下記の通りです。

  1. 下塗り
  2. 上塗り1回目
  3. 上塗り2回目

単層弾性仕上げは、上塗り2~3回するので塗膜に厚みを持たせます

塗膜に厚みがあるので防水性を高め、一般の戸建住宅に採用されることが多いです。

単層弾性仕上げは複層弾性仕上げより作業工程が少ないので、費用も抑えられます。

単層弾性塗料は下塗りのサーフ色がついているような材料で、主材層の性能を高めつつ上塗りしない工法で、塗装部分の劣化を防ぎます。

費用を安くできる一方、複層弾性仕上げに比べて弾力性が1/3まで落ちると言われているので、家の状態によっては採用されない場合もあります。

複層弾性仕上げ

複層弾性仕上げの手順は下記の通りです。

  1.  下塗り(シーラー)
  2.  中塗り(高弾性塗料1回目)
  3.  中塗り(高弾性塗料2回目)
  4.  上塗り1回目
  5.  上塗り2回目

複層弾性仕上げは、中塗りと上塗りの塗料を別種類で施工することが可能で、上塗りは自由に選択できます。

塗膜が非常に厚くなると防水性が高く、単層弾性仕上げや微弾性塗料仕上げと比べると耐久力が高い工法です。

しかし工事費が高くなり、工事期間が長くなるので一般住宅で使用されることは少ないです。

微弾性塗料仕上げ

微弾性塗料仕上げの手順は下記の通りです。

  1. 下塗り(微弾性サーフ)
  2. 上塗り1回目
  3. 上塗り2回目

微弾性塗料仕上げはシーラーを下塗りで塗る代わり、微弾性サーフで下塗り材を塗ります。

微弾性サーフは厚みの付けられる下塗り材なので、弾力性をもたせることができますが密着性はシーラー以下です。

微弾性塗料仕上げは大型マンションの改修工事や一般住宅の塗装に採用されます。

複層弾性仕上げとくらべると耐久性は落ちてしまいますが、8~10年周期での塗装メンテナンスを考えている人は複層弾性仕上げをおすすめします。

防水塗料の塗り方・手順

防水塗装の塗り方

防水塗料は業者に依頼して塗装してもらうことも可能ですが、自分で塗料を塗る事も可能です。

今回は、ベランダでウレタン防水すると過程して塗り方・手順を詳しく紹介します。

事前に準備しておくべき道具もあるので、防水塗料を使ってDIYしたい人は何が必要なのか把握しておきましょう。

【STEP1】事前に用具を準備しよう

防水塗料を塗装する場合下記の用具が必要になります。

ほとんどホームセンターで購入できる物なので、DIY初心者は近くのホームセンターで店員さんと相談しながら揃えましょう。

  • 作業服
  • 軍手
  • スクレーパー
  • 塗装用ローラー
  • ローラーバケツ
  • ハケ
  • 高圧洗浄機
  • ほうき
  • チリトリ
  • 養生テープ
  • 養生ビニルシート
  • トップコート用塗料
  • 下塗り塗料

ネットショップでも手に入るので、ネット注文した人はAmazonなどを活用しましょう。

また防水塗料を塗る施工期間は約3~4日になります。

天気によって作業が中断する場合もあるので、時間に余裕をもって進められるようにしましょう。

【STEP2】高圧洗浄で汚れを落とす

まず塗装するベランダ部分の汚れを高圧洗浄で落とします。

高圧洗浄機はホースでも代用できますが、しつこい汚れを素早くとりたい人は高圧洗浄機がおすすめです。

汚れを落とすと下塗りや防水材をしっかり定着させることができます。

表面にコケや砂埃がないことを確認できれば下地の準備に移ります。

【STEP3】下地の準備

下地を塗る前に、塗っている塗料が剥がれていたりひび割れていたりしていないか確認しましょう。

塗料を剥がす場合は皮抜きで剥がすことができます。

剥がれかかっている塗料を放置すると、新しく塗った防水材も剥がれやすくなるので注意が必要です。

またひび割れしている場合、シーリング材で補修します。

シーリング材を使用すると固まるまで24時間かかるので、24時間経ってから次の作業を開始しましょう。

【STEP4】養生

塗装しない場所を塗料で汚さないように、養生でカバーします。

ベランダに植物を置いている人は、室内に移動させることをおすすめします。

【STEP5】プライマーを塗る

プライマーは下塗り材で、下地の役割だけでなく防水塗料との接着剤の役割もあります。

下塗りが無いと防水塗料が簡単に剥げてしまう恐れがあるので、下塗りを忘れ無いように注意しましょう。

室外機のある場所は、室外機を浮かせて塗る必要があり、基本はコテやローラーで作業します。

端部分や細かい部分は刷毛を使って塗るとスムーズに進みます。

【STEP6】防水塗料を塗る

防水塗料は二度に分けて塗ります。

二度塗りをすると厚みをもたせることができるので、防水効果を高められます

塗料は缶の中で分離しているケースがあるので、缶を開ける前に数回振ってから使用してください。

塗料を塗る際はスキージーかコテのばしでムラがでない様に塗ります。

1回塗り終えると乾燥時間を空けて、2度塗りしましょう。

乾燥時間は塗料によって異なるので、使用する前に確認してください。

防水塗料を充分に乾燥していないと表面が剥がれやすくなったり、膨れてしまったりするので注意が必要です。

【STEP7】トップコートを塗る

防水塗料を2回塗り終えると、トップコート塗料を塗ります。

トップコートはローラを斜めに動かして塗るとムラになりません。

トップコートを塗ることによって紫外線による劣化が防げるので、劣化速度を低下したい人は必ず塗りましょう。

【STEP8】養生を取る

トップコートが完全に乾くと、養生を取ります。

トップコートが固まっていない状態で養生を取ると、せっかく綺麗に塗った部分に足跡がついてしまいます

室外機を床に置くのも養生を外すタイミングでおこなってください。

養生をとったら防水塗料の塗装施工は完了です。

防水塗料を塗る効果・メリットは?

防水塗料で塗装するメリット

防水塗料を塗る効果・メリットは多数存在しており、屋外住宅設備には欠かせない塗料です。

しかし使っている資材によって不向きな場合もあるので注意しましょう。

雨水の侵入を防ぐ

防水塗料の弾力性を活かして、雨水の侵入を防げます

防水塗料で塗装していれば、ひび割れが発生しても塗膜が割れるのを抑えられるので、雨水の侵入を防げます。

例.防水塗料「EC-1000PCM」の防水性がどのくらい高いのか検証

防水塗料EC-1000PCM

今回は一例として防水塗装「EC-1000PCM」の防水性を具体的に紹介します。

「EC-1000PCM」は優れた防水性・耐久性・遮熱効果を兼ね備えた塗料で、ピュアアクリル樹脂を使用しています。

約耐久10年以上保つことが可能で、伸縮性があるので水の侵入を防げます。

事例 検証結果
ひび割れした場合 ゴムのように伸縮するためひび割れが表面化しない
完全に割れた場合 塗料の膜が破れない為ひっついている
水漏れ部分ができた場合 塗料を塗ることによって水漏れが防げる

伸縮性のある塗料は、ひび割れが起きた場合でも塗料がひび割れ部分に粘着しているので水漏れを防げます。

また「EC-1000PCM」の場合、既に水漏れしている部分でも塗装すると水漏れを防げるようになるので、高い防水性をもっていることがわかります。

床の劣化を防ぐ

防水塗料は床の劣化を長期的に防ぐことができます

しかし、防水塗料の劣化によって伸縮性が失われてくるので定期的に塗装するひつようがあります。

工法・塗料によってメンテナンス期間が異なるので、業者に依頼する場合は打ち合わせの際しっかり内容を聞いておきましょう。

DIYで安価にメンテナンスできる

防水塗料の塗装はDIYが可能となっています。

施工期間が3~4日かかるので、計画的に行いましょう。

DIYで塗装すると、業者に依頼する費用が無いので、リーズナブルに塗装できます。

防水塗料の塗装をDIYした時の費用相場 5~20万円
業者に依頼した時の費用相場 2~30万円

材料費のみで塗装が可能になりますが、塗装する部分によっては業者に頼む方が長持ちするケースもあるので注意しましょう。

防水塗料の塗り方は3種類!塗料選びに注意して正しい工法で塗ろう

防水塗料の塗り方は3種類あります。

3種類の工法から業者が採用するので、予算・機能性を事前にしっかり打ち合わせしておきましょう。

使用する防水塗料によって、価格や耐用年数が異なります

安い塗料は、メンテナンス費用を安く抑えられますが耐用年数が短く、長期目線でみると高品質な塗料の方が費用を抑えられる場合もあります。

防水塗料をベストな形で塗装したいと考えている人は複数の業者に見積をだして、見積もり内容を比較して判断しましょう。

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