口コミ➀低価格で良心的

口コミ②トラック１台につき作業員１人

口コミ③臨機応変な対応が良かった

口コミ④大変な環境でも文句を言わず対応してくれた

赤帽は個人の組合員が集まって運営されている組合で、組合員は貨物軽自動車運送事業者という肩書を持っています。

農協や漁協と同じような個人事業主の集まりであり、一般的な法人の引っ越し業者とは大きく異なります。

赤帽は各都道府県に下部組織の単組があり、各支部・営業所を束ねています。

支部は基本的に都道府県につき1つ配置されていますが、1都3県の場合はまとめて1単組となります。

赤帽の取り扱い業務

赤帽の業務は宅配便の末端配送下請け、引っ越し、ルート配送、緊急貨物の配送がメインになっています。

個人事業主である運転手は方針を自由設定できるので、上記の作業以外にも各自で異なるサービスを提供していることがあります。

赤帽の事業者は同じデザインの特装車を利用していますが、メーカーが違ったり、軽トレーラーを接続して積載量を増やしていたりすることもあります。

赤帽は引っ越し・運送事業がメインで、赤帽名義での宅配事業はおこなっていませんが、大手宅配業者の下請けをおこなっています。

安い料金で依頼できる

赤帽は大手引っ越し業者と比べて料金が安く、お得に依頼することができます。

個人事業主の方が自ら運搬してくれる分、人件費や中間マージンをカットできるのが、費用が安くなる大きな理由です。

当日の荷物の変化にも寛容

一般的な引っ越し業者が荷物量×距離で料金を算出するのに対し、赤帽はトラックのチャーター代で価格が決まります。

荷物量を厳しくチェックするケースが他の引っ越し業者よりも少なく、当日の荷物の変化にも柔軟に対応してくれます。

一般的な引っ越し業者は積み切り契約といって、トラックに載せられない分は依頼者自身が運搬しなければいけないなどの厳しい条件が適用されることもありますが、赤帽の場合は対応できる場合も多いです。

トラックに同乗することが出来る

自家用車を持っていない場合、電車で引っ越し先へ向かうのは面倒ですよね。

一般的な引っ越し業者はトラックへの同乗を禁止していますが、赤帽の場合はトラックに乗せてもらってそのまま引っ越し先へ向かえることも出来ます。

移動が楽になるだけでなく、荷物を安全に運んでいるかもチェックすることができるので一石二鳥です。

ただ、トラックに乗っている時に事故が起こった場合、赤帽が責任を負わないケースも多いので注意しましょう。

荷物の運送手伝いが必要

赤帽は通常の引っ越し業者とは異なりトラックを借りて荷物を運んでもらう側面が強いので、重い荷物を積んで配置までしてくれるスタッフが多くいる訳ではありません。

基本的に赤帽のスタッフは１人だけなので、依頼者も荷物の運搬を手伝うのは必須になります。

力に自信のない女性などは、赤帽での引っ越しはかなり大変なこともあります。

見積もりと実際の料金に違いが出やすい

引っ越し業者は事前に算出した見積もり価格を引っ越し後に請求しますが、赤帽の場合、見積もりはあくまで見積もりであり、請求される金額は実際にかかった時間と距離に応じて計算されます。

家族で引っ越しを依頼する場合は、想定よりも荷物が多くなって見積もりより請求が多くなることも珍しくありません。

ある意味で透明性の高い価格システムではありますが、予想以上の料金が請求されることもあるので注意しましょう。

サービスの差に注意

赤帽は個人事業主の集まりなので対応に差があるだけでなく、提供しているサービスにも差があるケースがあります。

赤帽の中にはそもそも引っ越し作業に不慣れな人もいるので、サービスの質は保証されていません。

荷物が少ない人

赤帽は運べる荷物の多さに限界がある上、依頼者自身で荷物を運ぶ必要があるので、荷物が多い人にはおすすめできません。

多くの荷物を運ぼうとすると請求額が跳ね上がり、一般的な引っ越し業者よりも支払いが多かったなんてことにもなりかねません。

自分で運搬できるレベルの荷物だけど、大物家具があるので大事をとって赤帽に依頼するくらいに考えたほうが良いでしょう。

重い物の運搬が苦にならない人

赤帽に引っ越しを依頼する場合は、依頼者も荷物の持ち運びを手伝う可能性が高いです。

そのため、非力な自覚がある人は赤帽を依頼しないほうが良いでしょう。

逆に体育会系で力に自信がある方なら赤帽はおすすめです。

赤帽はとにかく安値で引っ越しを依頼できるのが魅力ですが、作業員が限られているなどのデメリットも存在します。

注意点を把握せずに依頼をすると大きな失敗に繋がりかねないので、事前にデメリットを把握した上で依頼しましょう。