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はじめてのマイホームを買う前に知っておきたいこと

【更新日】2022-10-04
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不動産購入

マイホームを購入する決断は、普通の人にとって非常に大きなものです。

また、車なども含めて、最も高価な買い物であることは間違いないでしょう。

理想の住まいを購入することを誰もが夢見ていますが、一方で、大きな不安を抱えているものです。

今回は、はじめてマイホームを買う際に抑えておきたいポイントを紹介していきます。

住宅購入にかかる費用はいくら?購入価格・諸費用の相場と予算別のモデルケースを解説

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持ち家ってどんなメリットがあるの?

最近では持ち家離れが進み、賃貸物件で暮らす方が増えています。

ただし、持ち家には賃貸物件とは異なるメリットも多数存在します。

まず、持ち家は老後の負担をかなり削減できます。

持ち家も購入当初はローンの返済が必要になりますが、例えば35歳でマイホームを購入して30年ローンを組む場合、遅くても65歳時点でローンが完済されます。

ローン完済後は固定資産税の支払いが必要なだけで、コストをかなり削減することができます。

一方、賃貸物件に一生住み続けるとなると、老後も毎月の家賃を負担する必要があります。

特に最近では老後の不安がピックアップされる機会が増えていますが、実は持ち家を購入するのも老後の負担を抑えるのに大きな効果があります。

自分好みの間取り・設備にできる

賃貸物件で暮らす以上、自分の理想に100%マッチした間取りや設備の住まいで暮らすのは、経済的な面も考えると非常に難しいです。

備え付けの設備を勝手に変更することはできませんし、リフォームをするのも難しい現状があります。

一方で持ち家の場合は自由に変更ができるため、家族構成や生活目的に即した、最も暮らしやすいスタイルにすることができます。

自分にとって最適な住まいを手に入れることができれば、生活のストレスは大幅に軽減されます。

マイホームはどのタイミングで買うのが正解?

マイホームを購入するタイミングは人によってさまざまで、どのタイミングで購入するのが正解かは一概には言えません。

ただし、マイホームを購入する理由は、大きく以下の2つに分かれます。

  • 自分(達)にとってのベストタイミングで購入する
  • 外的なベストタイミングで購入する

マイホーム購入を検討している方は、購入したい理由も一度整理してみましょう。

マイホーム購入は家族構成から考えるのがベスト

マイホームを購入する際は、何よりも自分の家族構成を優先的に考える必要があります。

特に、以下の点に注目して購入タイミングを見極めましょう。

  • ローン完済までに余裕のある年齢か
  • 家族が増えるタイミングか
  • 子どもが学校に入学するタイミングか

家の購入は、世帯主(ローンの主債権者)の年齢がある程度若いうちに済ませておくのがベストです。

注文住宅を購入する際は平均30年~35年でローンを組むことが多く、余裕をもって返済するなら35歳前後~40代前半までの間に借りることをおすすめします。

ローンを借りると団体信用生命保険(団信)に加入ができ、家族を守ることにもつながるため、安心した生活を手に入れることができます。

また、一般的には子どもが小学校に進学するタイミングでマイホームを購入するケースが多いのも抑えておきましょう。

小学校に進学するタイミングで購入することで引っ越しの必要がなくなる他、子どもが活発になるタイミングなので騒音の心配をする必要がなくなりますし、子どもが友人を家に呼びやすくなるのも魅力的です。

金利や税制は参考程度に考える

マイホームを購入する際はまず家族にとってベストな選択かどうかを考える必要があるため、住宅ローンの金利状況や経済状況、税制などは優先で考えるべきではありません。

時期によって市況の浮き沈みはあるものの、住宅購入を支援する政策が積極的に実施されているため、本当の意味で住宅購入が不利なタイミングは発生しにくいです。

2022年現在も住宅ローン減税やすまい給付金など、住宅取得の支援策が設けられているので、まずはどんな制度が使えるかの確認をしてみましょう。

住まいを購入したいときにやるべき3つのこと

一口にマイホームを購入するといっても、その選択肢は無数にあります。

また、本当は重要ではないポイントにこだわってしまった結果、理想とは異なる住まいを購入してしまうケースも考えられます。

ここからは住まいを購入しようと思ったら、まず何をすべきなのかについて解説していきます。

いくら支払えるのかざっくり算出してみる

マイホームを購入しようと思ったら、まず予算を決める必要があります。

どれくらいの予算を使えるのかが決まらないと、どんな家を購入できるのかの検討をつけることもできません。

まずはざっくりとどれくらいの自己資金が用意できるのか、その上でローンをいくら借りられるのかを考えてみましょう。

どの条件が優先か考えてみる

予算がある程度決まったら、次に優先したい条件を考えてみましょう。

住まいにもとめる条件は人によってそれぞれですが、特に多いのが以下の5つです。

  • アクセス
  • 広さ
  • 間取りや住宅設備
  • 価格
  • 周辺環境

上記の5つの条件のうち、すべてが100%希望通りの物件を購入するのは非常に難しいです。

優先したい条件を100%希望通りにして、それ以外の条件を80%前後まで持っていけるかどうかが、理想の住まいを購入するカギだと言えます。

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実際に物件の様子を見てみる

住まいの購入に興味を持ったら、様々な広告やパンフレットを目にする機会が増えると思います。

ただ、実際に物件の様子を見てみないと、日当たりや天井の高さ、窓のある場所など、写真から受けるイメージの違いに気づくのが遅くなります。

自分の条件に合うドンピシャな物件じゃなかったとしても、近くで開催される内覧会へ積極的に参加することで、物件の見方や予算感がわかるようになってきます。

欲張る部分と自制する部分のメリハリを大切に

注文住宅は自分好みの条件をどんどん追加できますが、様々な部分にこだわりを入れた住まいはその分だけ高額になります。

「一生に一度の買い物だから、少し奮発したい」と思う気持ちも分かりますが、購入の際に奮発した分は後々ローンの返済負担となってのしかかってきます。

ただ、負担を抑えようとするあまり希望が反映されていない住まいになってしまったら意味がありません。

マイホーム購入の際は欲張るべき部分と、出費を抑える部分のメリハリをきっちりと持つことが必要です。

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