マンション査定シミュレーションをやってみた!AIによるオンライン査定の使い方・おすすめシミュレーションサイトを紹介
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マンションを査定してもらうときには、後で営業が来ると嫌だなと想像する人は多いでしょう。
AIが自動シミュレーションする査定であれば、営業が来るなどの心配は要りません。
ビッグデータから情報を提供するため、不動産会社の営業とは関係ないです。
ここではマンションの自動シミュレーションや、人工知能の査定額は正確かなどについて解説していきます。
→マンション査定の注意点30選!失敗しないために抑えておきたい要素を解説マンション査定シミュレーションの特徴
※ 市区町村及び町名は売却実績あるもののみ表示します。
- ?で?売却した場合の費用
-
?で平均相場?万円で?を売却した場合の費用
-
仲介手数料?万円(?万円×?%+?万円)+消費税10%
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その他の費用?万円(収入印紙代+抵当権抹消費用)
-
合計費用?万円
-
マンションの査定価格を自分で調べられると、役立つ情報になります。
自分で調べたい人の参考になるのが自動シミュレーションの価格です。
自動シミュレーションでは人工知能がビッグデータから判断するため、客観的な参考価格になることが多いです。
基本となるデータは膨大な量を収集し、処理しています。
そのため、信頼度が高い情報を提供することができるのです。
ここではマンション査定の自動シミュレーションについて解説していきます。
AIがマンションの価格を自動査定
自動シミュレーションでは人工知能が収集したデータを基本として、マンションの価格を自動査定します。
客観的な判断をするため、人の思惑が入り込む余地はありません。
特に過去の取引データを参照しているため、実際の取引価格に近い査定を導き出せます。
また、AIはデータをアップデートしていきますので、いつも最新の情報から査定をすることが可能です。
不動産を取り巻く状況が変わったとしても、それに合わせた査定を出せるのです。
AIが処理できる情報は年間約120万件
AIは自動で情報を収集して、処理する能力があります。
1年間で処理できる情報は約120万件です。
このように膨大な量の情報を参照しているため、正確な査定をすることができます。
また、情報を処理するのはAIですので、取引情報の処理を繰り返します。
処理された膨大な量の情報は利用されるまで保管されることになるのです。
蓄積された情報は使われるまでずっと眠っています。
積み重ねた情報はすぐに利用されなくても、必要になったときにすぐ取り出せるのはAIの特徴でしょう。
マンション名を入れるだけで価格算出が可能
自動シミュレーションサービスの多くは、物件種別と以下の項目を記入するだけで瞬時に査定額を算出してくれます。
- マンション名
- 専有面積
- 間取り
- 所在階
- 建物階数
- 方角
- 居住状態 など
上記7つの項目を入力するだけで、大まかな売却相場価格を算出してくれます。
またシミュレーションによっては、マンション名のみで査定結果を算出してくれるものもあります。
マンション査定シミュレーションと従来の査定との違い
自動シミュレーションと従来のマンション査定では、かかる時間に大きな違いがあります。
参考となるデータがあればAIは時間をかけずに自動査定することが可能です。
しかし、従来の査定では不動産会社に連絡をして、色々な情報を提供した上で、査定をしてもらうことができます。
さらに見積もりが出るまでに時間がかかることも多いです。
ここではこのような自動シミュレーション査定と従来の査定にある、違いについて紹介していきます。
申し込み情報が仲介業者へ流出しない
一括査定や訪問査定など、不動産会社に依頼して査定額を算出する際、査定結果を報告するための連絡手段として、電話番号とメールアドレスの入力を求められます。
一度、連絡が通じる情報を入力すれば、業者側から物件販売などの勧誘や営業をもらうことになります。
しかし、自動シミュレーターの多くは、個人情報の入力を不要とする匿名型のものが多く、利用目的も査定額の算出のみに特化しているものが多く、誰がいつ査定額を調べたのかが外部に流出することがありません。
査定するのが仲介業者ではなくAI
自動シミュレーターは、AIが過去の売却事例や経済状況などのあらゆるデータを参照して査定額を自動算出してくれます。
そのため、結果が出るまで物の数秒から数分程度で査定結果を把握することができます。
業者に依頼すれば、手元の資料を参照しながら査定結果を分析していくため、数時間から数日の時間を要します。
査定額のみを瞬時に知るなら、自動シミュレーターに分がありますが、正確な査定額を知るなら、人為的査定方法に分があります。
マンション査定シミュレーションの使い方
実際に、マンション査定シミュレーションの使い方を分かりやすく解説します。
ここでは、家査定シミュレーションの中でも代表的なサービスであるHowMa(ハウマ)を例に順を追って説明していきます。
なお、マンション査定シミュレーションを使用する流れは、以下の5ステップです。
- 【Step1】公式サイトを開く
- 【Step2】必要な情報を入力
- 【Step3】申込情報を送信
- 【Step4】査定結果が表示される
- 【Step5】売却すべきか判断する
【Step1】公式サイトを開く
まずはハウマの公式サイトを開きます。
開いたら、すぐに査定額を調べる住居種別をクリックしましょう。
【Step2】必要な情報を入力
物件種別(マンション)を選択したら、上記画像の画面に飛びます。
そこに、マンション名、部屋番号、専有面積などの全7項目をすべて入力必要があります。
【Step3】申込情報を送信
入力を終えたら、申込情報を送信しますが、上記画面が表示されます。
HowMAは、アカウント登録が必要になる自動シミュレーションになりますが、登録した情報が不動産会社に漏れる心配はありません。
【Step4】査定結果が表示される
無料会員登録を済ませたら、このように査定結果を見ることができます。
【Step5】売却すべきか判断する
査定額下部の「AI査定価格について詳しく見る」をクリックすると、周辺に販売している物件の情報がGoogleマップを介して表示されるほか、直近の販売物件の分布、販売件数の変化など、売却するか否かを決める情報の確認ができます。
マンション査定シミュレーションを使うメリット
個人情報が流出しない
自動シミュレーションの多くは、氏名、電話番号、メールアドレスなどの個人情報の入力なしで査定額の算出ができるため、個人情報が外部に漏れる心配がありません。
所有するマンションを売却した際の価格がいくらかを知りたいと思った時、すぐに査定額を算出できるのは、自動シミュレーションの大きな強みといえます。
しつこい営業が来る心配なし
自動シミュレーションの多くは、個人情報の入力を不要とするものが多いため、メールや電話番号など、個人を特定できる情報が部倒産会社に行き渡ることがありません。
ついては、不動産会社から営業や勧誘の連絡が一切来ないということになります。
ただし、自動シミュレーションの中には、氏名、メールアドレス、電話番号の入力を必須にしているものもありますが、それらを営業目的で活用してくることはそうありません。
人為的なミスの心配がない
自動シミュレーションは、過去の売却事例や公的機関が公表しているデータベース中のデータ、さらに現行の経済状況など、様々な要素を参照して査定額を算出しています。
それは地域によって変わることはありません。
普通は質の高い不動産会社は偏りがあって、地域によっては良質な会社に査定依頼ができないケースもあります。
そのようなマイナスとなる面が自動シミュレーションにはありません。
売却キャンセル時にお断りの必要がない
訪問査定を行った後、不動産会社と媒介契約を結んだが、諸事情でキャンセルする事態になった場合、不動産会社に断りの連絡を入れなければなりません。
基、媒介契約を結んだ段階で、不動産会社は依頼主のマンションを売るための準備を進めているため、キャンセルが必要になった段階で連絡を入れなければ迷惑になります。
しかし、自動シミュレーションなら、キャンセルの連絡を入れずに済みますし、そもそもマンションを市場に出すには、一度訪問査定を受けなければなりません。
売却するか否か決め悩んでいる方は、一度自動シミュレーションを活用して、その結果を基に検討してみてみるのがいいでしょう。
客観的な参考データが手に入る
正確な査定額を算出してくれる訪問査定には、評価額を算出してくれる担当者の主観が入るため、査定額にばらつきが生まれます。
無論、媒介契約を取るためという目的があるため、どこよりも高く設定するという人為的目論見が含まれていることがあります。
しかし、自動シミュレーションは、機械的かつネット上にあるあらゆるデータを参照して価格を出してくれるため、人為的主観なしで価格が出せます。
査定価格をスピーディに算出できる
査定額はすでにあるビッグデータから算出しますので、スピーディーに出すことが可能です。
一般の不動産会社では査定額を出すまでに、色々な工程を経る必要があります。
そのため、スピーディーに査定額を出すのは難しいです。
また、単純に査定額を算出するまでに時間がかかります。
査定額を出すためには色々な状況を踏まえてから出します。
状況を確認するだけでも時間はかかります。
自動シミュレーションでは自動で計算するので、時間がかからないというメリットがあるのです。
査定額の推移グラフなども提示してくれる
自動シミュレーションではビッグデータがありますので、査定額の推移をグラフで出すことは難しくありません。
提示されたグラフを見て、価格が上がっているかどうかを確かめることもできます。
上昇傾向であれば、待ってから売るということもできるのです。
逆に下降しているのであれば、すぐに売るという選択をすることも可能です。
そのような選択をするときに役立つ情報を、自動シミュレーションでは提供してくれます。
マンション査定シミュレーションを使うデメリット
不動産会社からしつこい営業や勧誘の連絡がなく、査定額のみを瞬時に知ることができる自動シミュレーションにも、欠点と呼べるデメリットを多数抱えています。
とはいえ、査定額算出に関しては、優秀なツールの部類に入りますが、取引を行うのは我々人間です。
人間はその場その時の状況に合わせて柔軟な対応ができますが、自動シミュレーションに搭載されているAIは、開発者から与えられた機能でしか判断ができません。
ここでは、自動シミュレーションが抱えるデメリットを紹介します。
地域によっては査定に対応できないことがある
自動シミュレーションによって、対応できる地域とできない地域が存在します。
特に首都圏や都市部など人口が比較的集中している地域では、シミュレーション利用が活発に行えますが、地方や田舎といった人口減少、過疎化が進んでいる地域ではシミュレーションが機能しない場合があります。
もし自動シミュレーションを利用したが、査定結果が表示されなかったという場合は別のツールや査定方法を探す必要があります。
利用するシミュレーションによっては信憑性が低い
シミュレーションの類によっては、査定額に信憑性が持てないものも存在します。
所有するマンションの情報を、多数のシミュレーションに打ち込んでみて、査定額が極端に高すぎたり、低すぎるものほど、信憑性がないとみていいでしょう。
製薬結果によっては、シミュレーターと1,000万円近くの開きが生まれることがあります。
査定額が低い場合に改善ができない
マンションの売却価格が決められる決定権を持つ売り手は、業者に依頼して算出した査定額が低かったり、極端に高すぎた場合、その都度価格交渉が行えます。
さらに、物件を高く売るための提案や、売却以外の選択肢を提示してくれることもあります。
しかし、AIは開発者から与えられた情報や機能でしか対応ができないため、価格交渉や適切な売却方法の提示など、人間味ある行動がとれません。
そのため、誤った判断をする可能性があります。
マンション査定の自動シミュレーションをしても売却はできない
マンションや戸建て住宅などの不動産を売却する際は、必ず不動産会社と媒介契約を締結してから取引を行います。
特別な資格や免許がなくても、個人間で取引が行えます。
しかし無免許・無資格で取引を行った場合、知らぬ間に法律や条例に触れている可能性があるなど、様々なトラブルを誘発している可能性があります。
トラブルを巻き起こさないためにも、売却を行う際は、一度不動産会社に連絡を入れて正式な査定額の算出を現地にて行ってもらいましょう。
不動産を売る資格を持っていなくても素人が売買できる?宅建資格が無くても安全な取引は可能?AIは買主のニーズを想像できない
AIは実績や過去のデータを参照しているので、データから答えを出すことは得意です。
しかし、買主のニーズなどを想像することはできません。
買主が欲しいと思っていれば、相場よりも高く買い取ることもあります。
しかし、AIはニーズよりもデータを優先します。
ニーズが高まっていれば、査定額を高く出す不動産会社はあるかもしれません。
そのような対応ができないため、AIが出す査定は買主のニーズとは関係がない査定になるでしょう。
マンションの現状(傷・凹みなど)が反映されない
自動シミュレーションはマンションの中身までは把握していません。
管理が行き届いていることなどを、加味して査定をしている訳ではないのです。
例えば、フローリングや壁にキズや凹みがあるかなどは、AIは分からないです。
それが大きなマイナスポイントになって、査定額が下がることも考えられます。
必ずしもAIが導き出す査定額が正確だとは限らないです。
あくまでもマイナスポイントがない物件として、AIでは考えます。
マンション査定シミュレーションをやってみた
ここでは、前節でマンションの査定額を算出した Howmaと、他の自動シミュレーターを使ってみた結果を紹介します。
比較対象として、今回はすまいステップとSUMiTAS スピード査定の匿名査定の2つを利用しています。
【比較①】入力すべき項目群
3ツールともにマンション名と所在地、間取り、専有面積などの必須事項を入力した後、すぐに査定額が算出されるため、結果待ちによるストレスがありません。
ただし、比較するべき点を挙げるとすれば、利用にあたってアカウント登録を求められるか否かです。
Howmaの比較として取り上げている2ツールに関しては、個人情報無記入で査定額の算出が行えます。
Howmaの場合は、無記入でも利用できますが、査定額の結果を受け取るには、アカウントの登録が必須です。
すぐに査定額を知るならHowmaよりも、比較として取り上げた2ツールに分があります。
とはいえ、Howmaに登録した情報が不動産会社に流出したり、勧誘の電話などを受けることはありません。
【比較②】査定額の結果
Howmaとすまいステップ、SUMiTAS スピード査定の3ツールを用いて、以下の情報をもって査定価格の比較を行いました。
- 愛知県名古屋市
- 築年数20年
- 11階建てマンション
上記3つの情報に合わせて、専有面積や方角などの情報も併せて記入した結果、3ツールともに異なる結果を出しました。
下記結果は、Howmaを用いて算出した査定額になります。
下記結果は、すまいステップを用いて算出した査定額になります。
下記結果は、SUMiTAS スピード査定を用いて算出した査定額になります。
それぞれの結果を一覧化すると、下記表のようにまとまります。
査定ツール | Howma | すまいステップ | SUMiTAS スピード査定 |
---|---|---|---|
推定売買価格 | 1,621万円 | 1,692万円 | 1,778万円 |
同じ条件下でも査定価格に100万近くの開きが見受けられるため、どれが正確な査定額であるかは分かりかねますが、大まかな査定価格範囲の確認が取れます。
マンション査定シミュレーションを売却に活用する方法
自動シミュレーションを活用するときには上手く利用することが大事です。
自動シミュレーションの特性を活かして、強みを引き出します。
特に重要なのはビッグデータを利用しているために、客観的な査定額になっている点です。
不動産会社独自の査定ではないので、平均的な価格になっていることも多いです。
そう考えると、自動シミュレーションの査定をもとに交渉する方法などは有益でしょう。
ここでは自動シミュレーションを活用するときにおすすめな方法を紹介していきます。
売るべきか・目標価格をいくらに設定するかの参考にする
シミュレーションでは価格の推移を知ることができます。
そのため、売るべきタイミングの決定に役立つことがあります。
上昇傾向であれば待った方が価格は上がるでしょう。
また、いくらを目指すべきかを決定するときにも参考になります。
過去のデータから最高価格を見つけて、売却に妥当な金額を探します。
その金額を目指して待っていれば、売るタイミングと価格が把握できるのです。
シミュレーションの特徴を上手くいかすと、売却のタイミングと目標が見極められます。
住み替え先の予算の計算に役立てる
マンションを手放す方の多くは、住み替えを目的に所有するマンションを手放されるケースが多いです。
所有するマンションの売却で得た利益の利用使途に制限がないので、住み替え先を選ぶ時の予算に回すことも容易です。
ただし、査定額はあくまで概算です。
実際の売却価格から数百万円単位の差額が生まれる場合がありますので、その点を加味して予算を組みましょう。
ローン残債を支払えるかどうかのチェックに使う
マンション売却を行うとき、住宅ローンが残っている場合、物件を売却することができません。
理由は、マンションに抵当権と呼ばれる担保が設定されているためです。
とはいえ、この抵当権さえ外せればマンションを売却することが可能となります。
売却を可能にするか否かを判断するための方法として、自動シミュレーションツールは最適です。
なお、自動シミュレーションで算出できる査定額は、AIが持つ学習機能によって出された概算です。
ローン残債をゼロにできる金額に達していても、実際の売却では足りないということになることもありますので、売却を検討するなら訪問査定を実施してみるのも1つの手です。
シミュレーション額を基準に複数社の査定額を比較
シミュレーションの査定額は客観的なため、基準として利用できます。
不動産会社の査定額と比較すれば、高い査定を出しているのかが分かります。
特に複数の会社に査定額を出してもらえば、平均価格が算出できるでしょう。
シミュレーションの価格よりも高くて、平均よりも高い査定額であれば売却を検討しましょう。
単純に複数の会社が出す査定額を比較するよりも、シミュレーションの査定額を基準にしているため、信用できる査定額になるのです。
信頼できる査定額の価格帯の参考にする
シミュレーションはデータを参照しているので、大きく外れることはありません。
ただ、シミュレーションから大きく外れた査定額を出す業者もいます。
そのような評価をする業者には注意が必要です。
低く見積もっている場合は、安く買い叩こうとしている可能性があります。
逆に、高く見積もっている場合は、何らかの理由があることが考えられます。
そのような評価をするときは、信用できる不動産会社でない限り、取引はしない方が無難です。
おすすめのマンション査定シミュレーションサイト6選
マンションの査定額のみを、その場で知ることができる査定額シミュレーションサイトが6つになります
- すまいValue
- HowMA(ハウマ)
- 10秒でDo
- IESHIL(イエシル)
- すまいステップ
- LIFULL HOME’Sの匿名査定
ここからは、1つずつおすすめポイントを紹介していきます。
すまいValue
サービス名 | すまいValue |
---|---|
調べられる物件種別 |
|
匿名査定の可否 | 不可 |
すまいValueは大手不動産会社6社が共同運営している一括サービスで、信頼性が高く安心して利用できます。
- 三井不動産リアルティ(三井のリハウス)
- 住友不動産販売
- 東急リバブル
- 小田急不動産
- 野村不動産ソリューションズ(株)
- 三菱地所ハウスネット
三井のリハウス・住友不動産・東急リバブルは日本の仲介業者TOP3に入っているので、国内トップクラスの査定を受けることが出来ます。
HowMA(ハウマ)
HowMaは、株式会社コラビットが開発及び提供を担っている不動産価格査定サービスです。
会員登録が必須になる自動シミュレーションツールになりますが、TwitterやFacebookといったSNSアカウントと連携を取ることで会員登録が手早く済ませられます。
また売却したいマンションの情報を入力した後は、査定結果額の表示および、査定対象を中心に近隣で販売されているマンションの情報を開示してくれます。
マンションの売却を決め悩んでいる方におすすめのシミュレーションツールです。
10秒でDo
サービス名 | HowMa |
---|---|
調べられる物件種別 |
|
匿名査定の可否 | 不可 |
「10秒でDo」は、HouseDo.comを運営する株式会社ハウスドゥが提供する無料査定アプリです。
アプリをスマホにダウンロードした後、物件種別と不動産の住所や面積、築年数などの情報を入力することで、査定額を算出してくれます。
さらに受け取った結果を基に、不動産会社に連絡することも可能です。
ただしアプリ利用には、住所、氏名、電話番号などの連絡先を登録する必要があります。
サービス名 | 10秒でDo! |
---|---|
調べられる物件種別 |
|
匿名査定の可否 | 不可 |
IESHIL(イエシル)
サービス名 | IESHIL(イエシル) |
---|---|
調べられる物件種別 | マンション |
匿名査定の可否 | 不可 |
IESHIL(イエシル)は、式会社リブセンスが運営を務めるマンション査定特化型シミュレーションサービスです。
利用方法はいたってシンプルで、所有するマンションの建物名を入力するだけで、部屋ごとのマンション価格を算出してくれます。
また住所や駅名などから探すこともできます。
ただし対応範囲が一都三県に限られています。
すまいステップ
サービス名 | すまいステップ |
---|---|
調べられる物件種別 |
|
匿名査定の可否 | 不可 |
すまいステップは、株式会社Speeeが運営を務めている匿名型査定シミュレーションサービスです。
手間に感じる個人情報の入力を不要とし、物件種別と物件所在地を入力するだけで査定額の算出ができます。
ただし、査定額には、マンションが持つ個別事情が関与されておらず、過去の売却事例などのデータを基に査定額を出しています。
あくまで参考程度に利用するのが最適といえる、シミュレーションツールです。
LIFULL HOME’Sの匿名査定
サービス名 | LIFULL HOME’Sの匿名査定 |
---|---|
調べられる物件種別 |
|
匿名査定の可否 | 不可 |
LIFULL HOME’Sの匿名査定は、不動産会社LIFULL HOME’Sが運営を務めているシミュレーションサービスです。
個人情報の入力を不要とする匿名型シミュレーションツールになるので、査定額を知りたいだけという方におすすめのツールです。
さらに算出された査定額の使用差異な説明を求めることも可能ですが、こちらから会社側にコンタクトを取る必要があります。
とはいえ、査定額に対する説明対応のみで、営業や訪問査定の勧誘を受けることはありません。
マンション査定シミュレーションを使う際の注意点
AIは売れる自信のある価格を提示しない
シミュレーションツールが算出している査定額の多くは、類似するマンションの成約事例や、現行の経済状況などのデータを参照して算出しています。
そこに、所有マンションだけが持つ固有の事情や評価点などは加味されていません。
そのため、算出された金額が高額でも期待せず、あくまで「この価格範囲なんだな」と胸の内に留めておくのがいいでしょう。
購入希望の顧客ストックや売却経路を持っていない
自動シミュレーターは、おおよその査定額を算出してくれるだけのツールにすぎず、個人間での取引を可能にする顧客ストックや売却経路を持っていません。
個人間での取引を行う場合、権利関係を明確や代金の確定など、すべきことが多々ある中で売却活動を行っていかなければなりません。
また知らない間に、トラブルや法律に抵触していることもあります。
右も左もわからない素人が、シミュレーターで査定額を算出しただけで取引を行うのは大変危険です。
その点を加味すると、購入を希望する顧客や独自の販売ルートを持っている不動産会社に依頼して売却活動を行うのが最善です。
マンション査定シミュレーションに関するよくある質問Q&A
マンション査定シミュレーションに関するよくある質問について回答します。
基本的には無料で即時、マンション価格を判断することができますが、不動産の劣化具合などを考慮していないので実際にマンションが持っている価格とはズレが生じる可能性があります。
あくまで参考程度にシミュレーションを利用するようにしましょう。
マンション査定シミュレーションにかかる時間はどれくらい?
必要情報を入力すれば、即時マンション価格を査定することができます。
マンション査定シミュレーションを利用するのに必要な情報は以下の通りです。
- 物件の種類
- 専有面積
- 間取り
- 階数
- 方角
利用するサービスによって必要な情報は異なりますが、どのサービスを利用しても大きな違いなく価格査定をすることが可能です。
マンション査定シミュレーションに費用はかかるの?
利用するマンション査定シミュレーションによっては費用がかかる場合があります。
無料でマンション査定シミュレーションをしたい場合は「HomMa」・「10秒でDo」などを利用することで、無料でマンション価格を査定することが出来ます。
マンション査定の自動シミュレーションは活用次第で高額売却のカギになる
自動シミュレーションは上手く活用すれば、売却をするときの強い味方になります。
基準が分かって価格の推移が読めれば、高値で売るチャンスが生まれます。
あとはシミュレーションと同じ高い査定額を出す不動産会社を見つけられると、マンションを高く売却することが可能です。
高く売却するなら、自動シミュレーションを上手く活用することがポイントです。