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「家賃がもったいないとか言って家を購入するバカって頭悪いよね」という意見は的確?家賃がもったいないと提唱する人のトリック

【更新日】2020-12-23
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家賃がもったいないとか言って家を購入するバカって頭悪いよね

持ち家を購入する方の中には、「賃貸に住み続けると家賃がもったいない。持ち家のほうがお得」と言う意見の方が多いです。

これはある程度理にかなっている部分もあります。

東京都心には家賃が100万円~200万円の超高級賃貸マンションが存在します。単純計算なら1年で最大2,000万円、10年で2億円程度かかってきます。

東京の高級分譲なら5~10億円が目安になるので、30~50年暮らすとなれば出費は逆転します。

それでも、持ち家を購入する人をバカと切り捨てられる訳ではなく、持ち家にも賃貸にはないメリットがあります。

今回は、本当に持ち家を購入する人は頭が悪いのか、詳しく解説していきます。

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「持ち家を買うのはバカ」という発言の根拠とは?

持ち家を買うのは勿体ないという意見は、ホリエモンや2ちゃんねる創設者のひろゆき氏など、様々な人が提唱しています。

彼らは何を根拠にこうした発言をおこなっているのでしょうか?

根拠➀家にお金をかけるのは無駄

そもそも、大金をはたいて持ち家を購入することが無駄だという意見を唱える方は多いです。

家は築年数の経過によって価値を落とす上、災害等でいつ欠損するかも分からない。

そんな資産にお金をかけるのは非効率的という意見ですね。

余ったお金を投資に回すべきという意見も多いですが、これは提唱者がそもそも持ち家の価値に理解がないことが大きいと考えられます。

根拠②持ち家を買うと行動が縛られる

地価の高い東京に持ち家を買って暮らす場合、万が一家計が苦しくなった時に逃げようがないという意見もあります。

東京や首都圏なら賃貸で住むべきで、持ち家を買うなら地方のものを買うべきという考え方ですね。

経済的なことを考えれば、理にかなっている部分も確かにあります。

「持ち家を買うのはバカ」という発言への反論

反論➀「マイホームを持ちたい」と思うのは人として当然

「確かに経済的にはお得でないかもしれないけど、持ち家に住むのは多くの人の目標なので、否定すべきではないという意見もあります。

家計の支出で考えると確かに損かも知れないけど、マイホームで暮らしたいんだから良いじゃないか!と言われたら、反応のしようはありませんよね。

反論②持ち家は資産になる

持ち家は賃貸物件と違って、自身の資産になるのでおすすめという反論もあります。

持ち家は子供たちに相続できたり、担保にしてローンを借りたりすることが出来る点で賃貸物件とは異なります。

ただ、持ち家の価値は築年数の経過によって下がってくるので、定期的なメンテナンスが必要なのも、悩みどころではあります。

生涯コストは賃貸より持ち家のほうが安い

では、賃貸と持ち家のどちらがお得かというと、持ち家のほうが多くの場合でお得です。

一般的な4人家族を想定した場合、賃貸マンションの家賃はだいたい12~14万円ほどです。

40年間住み続けると仮定したら、単純計算で5,760万~6,720万円となります。

加えて諸費用がかかってくる場合、6,000万~7,000万円になります。

一方、マイホームの購入費用は4人家族なら3,000万~4,000万円となります。

その他、固定資産税が40万~50万円でその他諸費用が150万円、ローンの総利息が1,000万円程度だとすると、最大でも5,150万円ほどに抑えることができます。

トータルで見るとコストは持ち家のほうが確かに安いですが、持ち家は気軽に引っ越しが出来ないこと、一番お金を使いたい若い頃にまとまった出費をおこなう必要があることなどがネックではあります。

賃貸か持ち家かを判断できる200倍の法則とは?

200倍の法則とは、賃料の200倍で同レベルの物件が購入できると仮定して、賃貸か持ち家かを見極める法則です。

予算が3,000万円の場合、同レベルの賃貸物件は3,000万円÷200=月15万円の賃料となります。

毎月15万円も支払うのがもったいないと感じるなら、購入したほうがお得と考えることができます。

逆に購入価格3,000万円超の物件は、購入よりも賃貸で住むほうがリスクを抑えられると考えられます。

この法則を利用すれば、賃料の200倍以下で同等の物件を購入できるなら、買ってしまった方がお得となります。

新築物件は賃料の300倍が相場

一方、新築物件は賃料の300倍前後が購入価格となるケースが多いです。

築年数の浅さや、最新物件というプレミア価値が追加されて、ここまで割高になっているのです。

築浅物件ほどキレイで安全性も確保できるので、賃料の300倍という価格がもったいないかと言われると、必ずしもそうとは言い切れません。

ただ、賃貸か持ち家かを判断する基準として、この法則は覚えておくことをおすすめします。

賃貸と持ち家のどちらが向いているか判断するコツ

賃貸と持ち家は単にどちらに住みたいかだけではなく、経済状況や目的なども鑑みて、どちらが向いているか判断することも大切です。

賃貸が向いている人と持ち家が向いている人は、どのような違いがあるのでしょうか?

現在の快適さを重視したいなら賃貸がおすすめ

賃貸物件の魅力は、なんと言ってもその手軽さです。

持ち家のようにまとまった出費がなくても自分の好きな物件に暮らすことができ、余ったお金は他に回すことが出来ます。

立地の良いエリアの持ち家を購入すると出費が高額になりがちですが、賃貸なら比較的敷居は低く暮らすことができます。

ただ、高齢になってから賃貸物件の入居審査を受けると、貯蓄が十分あっても通りにくくなるので、一生賃貸で暮らすというのもリスクがあります。

将来の不安はあっても、今の快適さを優先したいなら賃貸をすすめします。

老後の生活まで考えるなら持ち家がおすすめ

持ち家は自分の好きなようにリフォームをしたり、子どもに資産として残したりすることが出来ます。

未だ持ち家をステータスとする考えも残っており、「ママ友に引け目をとらないためにも持ち家に住みたい!」と考える方も少なくありません。

賃貸マンションが日本で本格的に普及したのは70年代のことで、2020年現在、築年数の古いマンションでも築50年代になっています。

法定耐用年数では鉄筋コンクリート造のマンションの寿命は築47年となっているので、寿命が過ぎて本格的に老朽化したマンションというものを、日本人はまだ経験していません。

マンションが住めないレベルまで劣化したら立ち退きを命じられるケースも少なくないので、特に新たに入居審査へ通りにくい高齢者には負担となります。

老後も安定した生活を送りたいなら、持ち家を購入することをおすすめします。

将来の資産価値を考えて持ち家を購入する手もある

持ち家は資産であり、将来の価値上昇に備えて投資をする対象でもあります。

将来のことを考えて、今後値上がりしそうなエリアの物件を購入しておくというのも賢い資産運用の方法です。

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「家賃がもったいない」は不動産営業マンの王道口説き文句

「賃貸は家賃がもったいないので、早めにマイホームを買うべき」というのは、ハウスメーカーの営業マンの鉄板トークです。

また、「持ち家は老後も安心!」と、将来の不安を逆に煽る手法も良く用いられます。

ただ、持ち家でも固定資産税や細かい諸費用はかかりますし、将来がどうなるかは分かりません。

営業マンに押されて将来を決めるのではなく、自分の希望やライフプランを明確にしておく必要があります。

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