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カフェと喫茶店の違いはどこ? 法律上の区別やアルコール提供の有無・イメージの差を詳しく解説

【更新日】2021-01-25
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カフェと喫茶店の違い

カフェと喫茶店。

普段何気なく使い分けているはずでも、その違いを正確に知っている方は少ないように思います。

カフェはおしゃれな雰囲気でケーキがおいしそうなところで、喫茶店は大人な雰囲気で落ち着けるところみたいなイメージですよね。

しかしカフェと喫茶店の違いは、イメージの違いではありません。

この記事ではカフェと喫茶店の違いを明確にし、それぞれの営業形態について解説いたします。

カフェや喫茶店の開業を検討している人は、この記事を参考にしてみてください。

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カフェと喫茶店の雰囲気の違い

冒頭ではカフェと喫茶店の違いは雰囲気ではないと言いましたが、ひとまず私たちが「カフェ」や「喫茶店」と聞いてイメージする雰囲気についてまとめてみましょう。

おそらく多くの人は、その勝手にイメージしている雰囲気でカフェや喫茶店を利用しているはずです。

カフェと喫茶店これらの2つの同じようで別なものに、私たちはどのようなイメージを抱いているのでしょうか?

カフェの雰囲気

カフェの雰囲気

多くの人がカフェと聞いてイメージするのは、どのような雰囲気でしょうか?

以下にその雰囲気をまとめてみました。

  • パソコンを持って仕事をしているデキる系ビジネスマンがいる
  • 店内やインテリアなどにこだわりがある
  • おしゃれでインスタ映えしそうなメニューが多い
  • 若くてファッションに敏感な人たちが集まる場所

カフェはここ10年くらいで爆発的に増えた印象があります。

基本的にはどの町に1店舗はあり、新作ののみものが出たり、SNSで取り上げられるたびに行列ができたりしている、そのような印象です。

喫茶店の雰囲気

喫茶店の雰囲気

続いて喫茶店からイメージされる雰囲気についてまとめてみましょう。

  • 昔ながらの内装や音楽がかかっている
  • お客様の年齢層が高め
  • 王道なメニューで間違いのない味
  • 読書している人が多そう
  • 常連さんで構築されてそう

カフェからイメージできる雰囲気とは違って、喫茶店はどこか大人な印象がありますね。

確かに数もそこまで多い印象は無く、昭和な雰囲気も感じます。

カフェと喫茶店は営業許可の種類で区別されている

ここまではカフェと喫茶店からイメージされる雰囲気の違いについてまとめてきましたが、雰囲気ではないカフェと喫茶店の実際の違いとは何でしょう?

結論から伝えると何の営業許可を取っているかがその違いを作っています。

カフェを営む場合は「飲食店営業許可」、喫茶店の場合は「喫茶店営業許可」と言われる許可が必要になってきます。

ここでは「飲食店営業許可」と「喫茶店営業許可」の違いを解説し、それぞれの営業形態は何ができて何ができないのかについて説明します。

カフェは飲食店営業許可を取得しなければならない

上記でも解説した通り、カフェを開業するためには「飲食店営業許可」と言われるものが必要です。

一方、喫茶店は「喫茶店営業許可」というものを申請する必要があります。

これらの2つのどの許可を取るかに応じて、実際に営業するとなった際にどのようなことができるかということが異なってきます。

一般的に「飲食店営業許可」の方が許可を得るのが困難なため、「喫茶店営業許可」に比べて提供できる飲料や食料の数が多いです。

それでは具体的にどのようなものを提供できるのかを見ていきましょう。

アルコールを提供できるのがカフェ・できないのが喫茶店

カフェと喫茶店を見分ける方法で一番わかりやすいものが、アルコールを提供できるか否かです。

アルコールは大人な雰囲気が漂う喫茶店で提供することができそうですが、実は「喫茶店営業許可」ではお客様にアルコールを提供することができません。

しかし「飲食店営業許可」ではアルコールの提供を許可しているため、カフェでのアルコールの提供が可能となっています。

そのため大人な雰囲気が漂う喫茶店みたいな場所であっても、アルコールが提供されている場合があります。

そのお店は「飲食店営業許可」を取っているのでカフェということになります。

ただこれは、カフェではアルコール提供が可能という話であり、アルコールを提供していないカフェも山ほどあります。

許可されている調理方法が違う

カフェと喫茶店では提供される料理が違います。

「喫茶店営業許可」取っている場合は、加熱調理のみが許可されており、お菓子や簡単な軽食しか提供することができません。

一方で「飲食店営業許可」を取っている場合は、様々な手段の調理が可能になります。

そのためパスタやハンバーグなどの食事を提供することができるのです。

「喫茶店でナポリタン食べたことあるけど…」そのような記憶がある人いますよね。

そのお店は喫茶店ではなく「飲食店営業許可」をとったカフェです。

少しややこしいですが、提供される料理によっても判断することができるということですね。

大手コーヒーチェーンはカフェ・喫茶店どっち?スタバとタリーズの違い

スタバ神戸北野異人館店

私たちがカフェだと思って通っている大手コーヒーチェーン店にも、喫茶店が潜んでいることがあります。

日本全国にあるおしゃれさんたちが集まるカフェ「スターバックスコーヒー」。

実はスターバックスは喫茶店なのです。

おしゃれな店内で、若者が多く集まるコーヒーショップですが、提供されている料理はケーキやパンなどの軽食ばかりです。

そのためスターバックスは喫茶店となります。

では、「タリーズコーヒー」はどうでしょう。

タリーズコーヒーもスターバックスと同じくおしゃれなフェっぽい雰囲気が漂います。

タリーズコーヒーで提供されている料理にはパスタなどの手の込んだ料理があり、「飲食店営業許可」を取得していることが分かります。

多くの人に使われているチェーン店でもこのような違いがあるなんて驚きですね。

喫茶店と純喫茶の違いは?

近頃、純喫茶という言葉をよく耳にするようになりました。

喫茶店と純喫茶、名前は似ていますが、どのような違いがあるのでしょうか?

それについて解説するためには、まず喫茶店の歴史について触れておく必要があります。

大正時代にカフェや喫茶店が普及し始めました。

そのような中、喫茶店ではコーヒーのほかにも、アルコールの提供やバーやキャバレーのように女性が接待する店舗が増えていきます。

そこで広まっていったのが、「純喫茶」です。

純喫茶ではアルコールの提供や女性の接待をせず、コーヒーを心の底から楽しみたい人たりのためにコーヒーを提供していました。

このように歴史のなかでサービスを差別化し、枝分かれしていったのが「喫茶店」と「純喫茶」なのです。

営業形態は店名とは無関係

法律上では区別されているカフェと喫茶店ですが、ネーミングをするのは自由です。

例えば「飲食店営業許可」を取得していない喫茶店が「〇〇カフェ」と名乗ったり、「喫茶店営業許可」を取得していないカフェが「〇〇喫茶店」という風に名乗ったりするのは、お店の自由にできます。

そのためカフェや喫茶店と名乗りたいからといって、別々の営業許可を取る必要はないので安心してください。

カフェ・喫茶店のよくある名前
  • ○○コーヒー
  • ○○コーヒーショップ
  • ○○カフェ
  • 喫茶○○
  • ○○珈琲店
  • ○○Coffee

カフェ・喫茶店の開業に必要な資格・申請

営業許可はカフェか喫茶店かによって取得するものが異なりましたが、カフェと喫茶店、両社ともに必要な資格や申請があります。

ここからはカフェや喫茶店を開業するにあたって、必要となってくる資格と申請について紹介したいと思います。

食品衛生責任者

カフェや喫茶店を開業しようとした際、必要になるのが食品衛生責任者です。

食品衛生責任者は営業許可を受けたお店に1名以上は必ず在籍させなければいけないことが定められています。

食品衛生責任者の役割はどのようなものがあるのでしょうか?

主な役割としては、食中毒を発生させないようにしたり、食品衛生法を違反することがないように管理したりすることです。

食品衛生責任者は講習会に参加することによってその資格を取得することができます。

講習会は定期的に開催されており、会場の数も多いため、カフェや喫茶店の開業を考えている人は必ず受講して資格を取得しましょう。

防火管理責任者

食品管理責任者の資格とは別にもう一つお店の開業にあたって必要な資格が防火管理責任者です。

カフェや喫茶店では調理のために当然ですが火を利用するため、いつ火災が起こってもおかしくありません。

防火管理責任者はそのような火災を未然に防ぐために、防火管理を行うことが役割になります。

防火管理責任者の資格は、食品衛生責任者と同じく講習を受講することによって取得することが可能です。

こちらの資格もカフェや喫茶店の開業前に取得しましょう。

事業者はカフェと喫茶店どちらの営業形態が良いか考えよう

項目カフェ喫茶店
営業形態 飲食店営業許可喫茶店営業許可
アルコール類の提供 可能不可
食品の調理について 調理・提供が可能 調理不可・提供は茶菓のみ

カフェと喫茶店、これら2つの違いについて理解を深められましたか?

自分が開きたいお店のイメージとしっかりとすり合わせて「飲食店営業許可」、「喫茶店営業許可」どちらを取得するかが重要です。

この記事を参考に自分の理想通りのカフェもしくは喫茶店を開業してみてはいかがでしょうか?

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