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賃貸保証会社の審査に落ちる理由と落ちた時の対処法

【更新日】2021-04-26
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賃貸保証会社の審査

賃貸物件の契約では、まず保証会社の審査に通るかどうかが大きな問題になります。

保証会社の審査基準は申込者にはおろか、不動産会社にも共有されていないので、審査の内容を店舗の担当者に聞いても明確な回答が返ってこないことが多いです。

不動産会社から積極的に物件を紹介してもらっても、なぜか保証会社の審査に落ちてしまって契約が不成立になる事例は多数存在します。

今回は、保証会社の審査ではどこを見られるのか、落ちた時はどう対処すれば良いのかについて解説していきます。

賃貸保証会社の審査に通るのは難しい?

保証会社の審査に通るのは、世間で思われているほど簡単なことではありません。

賃貸物件の契約ではほとんどの場合で入居審査をおこないますが、審査をするのは家賃保証会社だけでなく、不動産会社や大家(オーナー)が審査するケースもあります。

審査の難易度は、保証会社の審査が最も厳しく、大家の審査が最も通りやすいです。

保証会社の審査が厳しいのは基準が他と比べて高いのもありますが、個人情報機関などを利用して取得できる情報が多いのも原因の一つです。

賃貸保証会社の審査で見られる主な項目

保証会社が審査でチェックする項目は、大きく分けて3つのみです。

家賃の支払い能力

物件ごとの家賃が支払えるかどうかを、収入や雇用形態をチェックして判断します。

収入に対する最適な家賃の割合は、手取り月収の3割が目安と言われています。

ただ、同じ収入でも正社員・公務員は収入が安定しているとみなされますが、フリーランス・アルバイトだと収入の不安定さを指摘されることもあります。

犯罪履歴

犯罪歴・逮捕歴があると保証会社の審査にはほぼ通りません。

前科がある方は80%以上の確率で審査に落ちると考えられます。

特に障害や薬物軽犯罪、詐欺などの重い前科がある方は、99%の確率で審査に落ちてしまいます。

しかし、自動車事故などの場合は他の項目をクリアしていれば審査通過率は50~60%ほどになります。

滞納履歴

過去の家賃滞納の有無も審査では見られます。

1か月だけの家賃滞納だとそこまで審査に響かないことも多いですが、数か月連続の滞納で信用情報に事故履歴が掲載されている場合は審査通過が難しくなります。

支払い遅延の情報は信用情報機関に5~10年登録されます。内容にもよりますが、登録を削除されるまでは審査でチェックされてしまいます。

個人でも信用情報機関に申請すれば情報開示できるので、審査前に確認しましょう。

賃貸保証会社の審査について知っておくべきこと

保証会社の審査を受ける際は、見られる項目以外にも抑えておきたいポイントがあります。

保証会社同士の情報ネットワークがある

同じ団体に加盟している保証会社同士で情報交換が出来る仕組みがあり、他の保証会社の審査の内容が共有されている可能性もあります。

特に以下の団体に加盟している保証会社は、全て繋がっていて情報を共有していると見て間違いありません。

  • CIC
  • LICC
  • LGO

以前の審査で落ちてしまった場合は、落ちた理由を考えて改善しておく必要があります。

ただ、全ての保証会社が情報を共有している訳ではなく、上記で紹介した団体以外なら同じ加盟団体だからといって審査結果が異なることもあります。

独自審査を実施していることも多い

保証会社の審査基準や審査でチェックされる項目は全て統一されている訳ではなく、独自の審査基準を設けていることも多いです。

年収や家賃滞納の実態をより細かくチェックする保証会社も中にはいますが、審査内容が全く異なるということではありません。

賃貸保証会社の審査に落ちる人の特徴

保証会社の審査に落ちる人は、6つの特徴のどれかに当てはまることが多いです。

ここから、1つずつ紹介していきます。

収入が足りない

保証会社の審査に落ちてしまう最も多い原因が、家賃に対して収入が不足していることです。

前述の通り、家賃は手取りの3割以下というのが審査通過の目安で、家賃が3割を超えると支払い能力を疑われて、審査に落ちやすくなります。

家賃の滞納歴やその人の印象なども審査には影響しますが、収入が足りずに家賃が払えないなら他の項目をどれだけ満たしていても審査に落ちてしまうので、最も重要な項目と言えます。

家賃の滞納歴がある

家賃の滞納歴が過去にあるかどうかも審査では重要ですが、1か月程度の滞納では審査にそこまで影響しないこともあります。

家賃を滞納してしまう理由は様々で、故意ではないことも多いですが、保証会社の審査は理由までチェックしてくれないので注意しましょう。

家賃の滞納歴はオーナー(大家)にとっては収入に直結するので、オーナー審査のほうが厳しくチェックすることも多いです。

信用情報が傷ついている

家賃滞納以外にもクレジットカードや借金の滞納、自己破産などが信用情報に登録されていると審査では不利です。

信用情報に登録される事故履歴は、重度の事故であるほど登録期間が長くなります。

事故情報 JICCの登録期間CICの登録期間 JBAの登録期間
支払いの延滞に関する情報 最大5年以内5年を超えない期間5年を超えない期間
  • 債権回収
  • 債務整理
  • 保証履行
  • 強制解約
  • 破産申立
  • 債務譲渡など
5年を超えない期間(債権譲渡に関しては、発生から1年を超えない期間)決定から10年を超えない期間
不渡り情報 発生から6ヶ月を超えない期間(取引停止処分の場合は処分日から5年を超えない期間)
クレカやローンへの申込情報 照会日から6ヶ月間照会日から6ヶ月間照会日から6ヶ月間
クレジット情報 契約期間中~終了後5年以内契約期間中~終了後5年以内契約期間中~終了後5年以内
利用記録 利用日より6ヶ月間利用日より6ヶ月間利用日より6ヶ月間

事故の内容によっては審査に通る確率も0ではないですが、基本的には事故情報が削除されてから審査を受けるのが理想です。

職業の印象が悪い

水商売やサラ金屋など、職業の世間的な印象が悪くて審査に落ちてしまうこともあります。

職業の印象に関しては保証会社が特別なデータを用いて特定の職業を評価しないのではなく、世間的な印象を考慮して判断するケースがほとんどです。

地域によっても職業の印象は異なるため、引っ越し先によっては問題にならない職業も存在します。

印象の悪い職業は収入に波があって安定しないのも審査落ちの要因ですが、スポーツ選手や芸能人など超高収入を稼ぐ職業も波があるのは同じです。

そのため、有名人向けの高級物件では収入の波をあまり考慮せず、入居の回転率を速くして運営している場合もあります。

その物件の特徴によっても入居できる職業は変わるので、事前に情報収集を怠らないようにしましょう。

態度が悪い

部屋探しをしている時の態度や言葉遣いが悪い人は、その様子が保証会社に伝わって審査に落ちる可能性もあります。

急に大声を出すような人は、入居させても近隣に迷惑がかかってしまうと判断されて落とされるケースは意外と多いです。

万が一のことを考えて、部屋探しの時はキチンとした対応を心がけましょう。

ネットに悪い情報が掲載されている

保証会社の多くは、審査している人の名前でネット検索をおこない、検索結果をチェックします。

ケースによっては、各種SNSの内容をチェックすることもあります。

以下のような場合は審査結果に関わる可能性があります。

  • 悪い内容の書き込みが多数ある
  • SNSでガラの悪い写真を多く載せている
  • 人への誹謗中傷や隠れた犯罪歴などを発信している
  • 角の政治主張や有名人への誹謗中傷などをおこなっている

賃貸保証会社の審査に落ちた時の対処法

一度保証会社の審査に落ちたからといって、次の審査も100%落ちる訳ではありません。

ただ、どの保証会社の審査基準も大差がない以上、再度審査を受ける前に落ちた原因を考えて改善する必要があります。

ここからは、審査に落ちた時の対処法を紹介していきます。

最低条件を伝えて当てはまる物件を選んでもらう

必要最低限の条件を伝えたら、当てはまる物件を不動産会社に選んでもらい、その中で良い物件と契約するのがおすすめです。

自分で物件を選ぶと条件がどうしても上乗せされて、自分の属性からみて審査に通りにくい物件ばかりに申し込んでしまいます。

条件に合っていて入居できそうな物件は第三者に判断してもらわないと分からないことが多いので、一度審査に落ちた方はプロに委ねて新居を決めるも一つの手です。

不動産会社や大家が審査する物件を選ぶ

保証会社の審査が通らない時は、管理会社や大家が自分で審査している物件を選びましょう。

管理会社・大家は、入居者を審査に通すことで収益が増えるという因果関係があります。

保証会社の審査はこの因果関係を考慮せずにおこなわれる分、審査基準が厳しい側面もあります。

また、保証会社の審査はチェックに関わる人の数が多いので、管理会社や大家がおこなう審査なら落とされた項目も手違いで見逃してくれる可能性は0ではありません。

ただ、これらの審査が保証会社に比べて大幅に緩い訳ではないので、それ以外の審査対策も重要になります。

賃貸保証会社の審査を受ける前に対策をしよう

賃貸保証会社の審査で重要視される収入などは急にアップさせることはできませんが、信用情報などを確認してクレジットカードを知らずに滞納している場合はすぐに状態を解消するなどの対応が必要になります。

賃貸保証会社の審査を難しく考えていない人も多いですが、万が一のことを考えてしっかり対策しておくことをおすすめします。

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