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屋根の葺き替え工事の費用相場はいくら?屋根の種類別の相場と安く抑えるコツを紹介

【更新日】2023-12-06
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屋根の葺き替え工事
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あなたの家の屋根、いまどんな状態か把握していますか?

メンテナンスができていないと、塗装という補修方法では対応できず、葺き替え工事が必要になってしまうことがあります。

ということで、今回は葺き替え工事について工事が必要なタイミングや工事費用を紹介していきます!

>→屋根塗装の相場はいくら?平均単価の内訳と計算方法・安く依頼するポイント

屋根の葺き替えとは

屋根の葺き替えとは、元ある既存の屋根をすべて撤去し、新しい屋根に取り換えることです。

Aの屋根をBの屋根に取り換えるということです。

葺き替え工事は、塗装工事と違って大きな工事となるので、時間や費用が必要になります。

できれば定期的に屋根の塗装工事をおこなって、葺き替え工事が必要な状況にならないようにしたいものです。

葺き替えは最後の手段?

屋根の葺き替え工事は最終手段と考えましょう。

先に触れたように、屋根の葺き替え工事には大きなお金がかかってしまいますし、時間も必要になってしまいます。

また、葺き替えしなければいけない状態まで屋根のメンテナンスを怠ってしまったということは、建物自体にダメージを与えてしまっているということにもあります。

最悪の場合は、屋根の葺き替えだけでなく、建物自体の内部構造をきれいに一新する工事が必要になってしまうかもしれません。

そうならないように、まずは、塗装工事にて屋根の状態をいつでも良い状態に保っておくことをおすすめします。

屋根の葺き替えにかかる費用

屋根の葺き替えにかかる費用は総額70~300万円です。

家の大きさや葺き替え前の屋根の種類・葺き替え後の屋根の種類によって料金が大きく変わります。

特に瓦屋根の場合は費用が高額になるケースが多いです。

葺き替えには大きな費用が必要なので実施する際は慎重に判断する必要があります。

屋根撤去費用:10~20万円

屋根の葺き替えを実施するために既存の屋根を撤去する必要がります。

現在ある屋根を撤去するだけなので屋根の撤去にかかる費用は多くありません。

下地の補修費用:20~30万円

屋根の葺き替えは単純に屋根の葺き替えを行うだけでなく、下地処理もしっかりと行う必要があります。

下地処理をしっかりと行わなければ、屋根をふき替えてもすぐに剥がれてしまったり、雨漏りの原因となってしまいます。

下地処理の良し悪しで、屋根の耐用年数にも大きな影響を与えます。

葺き替え費用:40~100万円

葺き替えにかかる費用はどの材質にするかによって変化します。

葺き替えの屋根の種類は以下の通りです。

  • スレート
  • ガルバリウム

瓦が最も高額になるケースが多いです。

足場設置費用:600~1,000円/㎡

屋根の葺き替えを行うためには足場の設置が必要です。

足場は組む大きさによって料金が変わります。

安全に屋根の葺き替えを行うためにも、削ることが出来ない費用です。

アスベスト処理費用:2~8.5万円/㎡

2006年9月からアスベストの利用は禁止されていますが、それ以前に建てられた家屋ではアスベストが利用されています。

発がん性などの有害物質のため、アスベストが利用されている屋根の葺き替えをする際は、アスベストの処理費用が発生します。

葺き替えをする前にアスベストが利用されているかを確認するので、葺き替えを行う前に総額の予算を確認しておきましょう。

葺き替えが必要な屋根の劣化現象

葺き替えが必要になるタイミングは、屋根の劣化状況を見てみるとわかります。

  • 長い間メンテナンスしていない
  • 天井にシミがある
  • 天井がカビっぽい
  • 風の強い日に屋根から音がする
  • 雨が降った翌日に湿気がこもってしまう
  • 屋根の表面に多くのひびがある

以上の劣化現象は、塗装工事では補修しきれない場合が多いです。そのため、葺き替え工事が必要になってしまうことが多いです。

それでは以上の劣化現象について、どんな悪影響があるのか紹介していきます。

長い間メンテナンスをしていない(20年~)

屋根は、常に直射日光や雨風にさらされていますので、外壁に比べて劣化が早い特徴を持っています。そのため、屋根のメンテナンスには気を使っていただきたいです。

20年間なんのメンテナンスもしていないという場合は、屋根が本来持つ機能を発揮していないと考えましょう。屋根に、ひびや割れ、チョーキングなどが発生してしまっている可能性が考えられます。

劣化現象が重なってしまっていると、建物内部に雨水が侵入してしまって、防水シートを侵食していることも考えられます。塗装工事では内部の劣化を補修することができません。

また、劣化の激しい屋根に塗装しても、塗装の効果尾を発揮できないと考えましょう。塗装はあくまでメンテナンスです。壊れたものにメンテナンスしても直ることはありません。

天井にシミがある

天井にシミがある場合は、すぐに葺き替え工事をおこないましょう。

屋根の内側に雨水が侵入してしまっているか、湿気を溜め込んでしまっていることが考えられます。

すでに雨漏りが始まってしまっていると考えられますので、重く受け止めましょう。

天井にシミを作るまで劣化してしまった屋根に塗装しても、すぐに劣化してしまうことが考えられます。塗装ではほんの応急処置にしかならないので、葺き替えという方法が一番最適ですね!

天井がカビっぽい

天井にカビが生えてしまっている場合も、上記と同じようにすでに雨漏りが発生してしまっていると考えられます。

雨漏りは、室内に水が落ちてきてやっと雨漏りではありません。室内に水が侵入していなくても、外壁・屋根の内側に水が侵入している時点で雨漏りです。

「カビが生えているからと言って、屋根の内側に湿気や水が親友しているとは限らない!」という方もいるかもしれません。しかし残念ですが、カビは湿気が大好きなのです…。

カビが発生している→湿気が多い→浸水の疑い

このように考えれば、屋根がひどく劣化しているということは想像つくのではないでしょうか。

風の強い日に屋根から音がする

風が強い日に屋根から音がする、とは一体どういうことでしょうか。

簡単に言うと、屋根が劣化して割れや剥がれ部分が音を立ててしまっているということです。

音の正体が分かったとしても、屋根材の剥がれ部分から雨水や湿気が侵入してしまうので、屋根の内部はかなり侵食されてしまっているかもしれません。

屋根を止めているネジなども緩んでしまっている可能性があります。瓦やスレートの一部が落ちてくる可能性もありますので、早めに屋根の葺き替えを行いましょう。

雨翌日も湿気がこもる

雨の降った翌日に、室内に湿気がこもってしまうという方は少なくないと思います。

もし今まで屋根のメンテナンスを一切行っていないのであれば、それは部屋干しの影響ではなく屋根に問題があるのかもしれません。

湿気がこもる状態が長く続くのであれば、コケやカビの発生を招いてしまうことがあります。また、素手に屋根裏ではコケが発生してしまっているかもしれません。

いずれにしても、かなり屋根が劣化していることが考えられますので、葺き替え工事を検討してみるといいかもしれません。すでに塗装では対応できない状態の可能性があります。

屋根表面に多くのヒビがある

屋根の表面に多くのひびが入っている場合は、雨水やごみが屋根の内側に入ってしまう状態にあります。

そのため、屋根のすぐ下に設置されている防水シートが水に侵されてしまっている可能性があります。防水シートが水に侵されていると、防水効果は見込めません。

ひびが多いと、雨水の侵入量も多くなりますので、屋根裏は相当侵食されてしまっていると考えましょう。柱など、内部の構造にも悪影響を及ぼしている可能性がありますので、葺き替え工事が必要な状態にあるといえます。

屋根の種類と寿命

屋根には、主に以下のように3種類あります。

  • スレート屋根
  • 瓦屋根
  • トタン屋根

この3つの屋根特徴と、寿命を紹介していきます。寿命と言っても、その年数を迎えたからと言って必ず葺き替えしなければならないということではありません。

葺き替えが必要になるのは、長い間メンテナンスが必要になる場合です。葺き替え工事が必要にならないように、定期的なメンテンナンスをおすすめします。

それでは屋根それぞれについて紹介しています。ご自宅の屋根のj種類だけでも見て参考にしてくださいね!

スレート屋根:20~25年

スレート屋根は、天然スレートという転園の石から作った、貴重で高価なものと、化粧スレートというセメント繊維主体に作られたものがあります。一般住宅では、化粧スレートが多く使われています。

そんなスレート屋根ですが、値段がそんなに高くなく耐久性に優れているということで、人気の屋根材となっています。重さも瓦の半分以下なので扱いやすく、建物にかける負担が小さくなるのがメリットです。

寿命は10~15年となっています。塗装することで劣化を遅らせることができるので、10年たったから必ず葺き替えということではありません。

メンテナンスをしたことがなく、10~15年経ってしまっている場合は、葺き替え工事がおすすめです。

日本瓦:30~50年

瓦屋根は、とにかく耐久性に優れた屋根材となっております。重みがあるので、地震などの揺れに弱いという点はありますが、異本的に耐久性に優れていてメンテナンスは30年に1度でいいといわれています。

しかし、メンテナンスが長い間必要ないと言っても、劣化現象はありますので全くメンテナンスしなくていいというわけでもありません

瓦もメンテナンスをすることで、より長く寿命を持たせることができます。

もし瓦屋根のメンテナンスをしなかった場合は、25~30年間で屋根材が使い物にならなくなってしまう可能性があると知っておきましょう。メンテナンス不足では、ひびやズレなどが放置されている状態ですので、屋根の内側も劣化してしまっているでしょう。

葺き替えタイミングとして紹介した劣化現象が起きてしまっている場合は、建物自体に悪影響を与えてしまっている場合があります。

トタン屋根:6~10年

トタン屋根は、ひと昔前に普及した金属製の屋根材です。

寿命が6~10年と屋根材の中で非常に短くなっています。塗装によって寿命を延ばすことはできますが、とても長い耐久性は期待できないと考えましょう。

メンテナンスをしていなかった場合は、6~10年後に屋根の葺き替え工事が必要になります。

おすすめなのは、同じトタン屋根に葺き替えるのではなく、耐久年数の長いスレート屋根か瓦屋根への葺き替えです。瓦屋根は費用が高くなってしまいますが、スレート屋根は比較的安価ですので、ぜひ検討してみてください!

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屋根葺き替えのメリット

屋根を葺き替えるメリットを紹介します。

大切な自宅を長く利用するためにも、取り返しのつかなくなる前に修理をするようにしましょう。

台風や大雨などの自然災害が発生する前にしっかりと屋根の葺き替えを行っておくことで、家だけでなく家族の命を守ることもできます。

寿命が長く見込める

単純に、葺き替え工事をすることによって屋根を新しくできるので、寿命を延ばすことができます。もちろん屋根の需要も伸びますが、建物自体も劣化のない屋根に保護されるので寿命を延ばすことが期待できます。

生き物でいうと、生まれ変わったということになり、長い寿命を見込めるということです。

地震に強くなる

屋根を新しく葺き替える際に、軽量の屋根材を選択することで耐震性の強化につながります。

たとえば、瓦屋根は耐久性が高くメンテナンスも少なく済むというメリットがある一方で、地震が来た際に耐震性に優れていないというデメリットを持っています。

屋根材が重いということによって、建物自体のバランスが崩れてしまうので、大きな揺れの際に重い屋根材が落ちてしまう可能性があるのです。瓦屋根などがそういった危険を抱えています。

そのため、葺き替えでは軽量で安価で耐久性にすぐれているスレート屋根を選択すると、耐震性を高めることを期待できます。

外観がよくなる

屋根がきれいになると、外観も一気に見違えたようによくなります。

「屋根だけでそんな効果があるの?」と疑問に感じる方も多いかと思います。しかし、あなたは建物を部分的に見ますか?きっと全体像を無意識にとらえて「きれい」「おおきい」「おしゃれ」といった感想を持つのではないでしょうか。

そのため、屋根がきれいに一新されるだけで、建物の外観はきれいに見えるのです。

建物をしっかり保護できる

屋根は、ただ傘の役割を果たしているのではなく、建物を保護するという役割も担っています。

傷んで、本来の機能を発揮できなくなってしまった屋根を新しく吹き替えることで、建物を保護することができます。

先ほどから紹介しているように、屋根が機能しないと雨水の侵入や、コケやカビの発生、雨漏りの原因となってしまいます。

屋根の葺き替えは、これから先長きに渡って建物を保護していくために必要な工事なのです。

屋根葺き替えのデメリット

屋根を葺き替えるデメリットを紹介します。

葺き替えることは家にとっては大きなメリットですが、その他の観点で事前に注意を払っておく必要があるデメリットもあります。

大きなトラブルの原因となってしまうこともあるのでしっかりと事前に把握して対処出来るものは対処するようにしましょう。

工事費用が塗装工事に比べて高額

屋根尾の葺き替え工事には、大きな費用が掛かってしまいます。ここではデメリットとして紹介していますが、正直仕方のないことです。

これまで、メンテナンスを怠ってきてしまったツケが回ってきてしまったと考えましょう。

屋根の葺き替えは、塗装と違って屋根事態を取り変える作業になるので、材料費が高額になってしまうのは簡単に想像できるでしょう。

また、葺き替え工事は工事期間も長くなるので、職人さんの人件費もかさんでしまいます。

屋根ノ種類 工事費用
スレート屋根約200万円
瓦屋根約270万円
トタン屋根約70万円

トタン屋根は、現在の普及品ではないので価格が安くなっています。また、長い耐用年数を期待できないという点も、価格が低くなっている要因です。

今から屋根の葺き替えを考えている方は、トタン屋根ではなく、耐用年数の長いスレートや瓦がおすすめです。

施行中に雨漏りする

屋根の葺き替えを行う際は、一時的に屋根がない状態になります。

そのため雨期に葺き替えを行う場合は天気に注意が必要です。

葺き替え時に変わりに生活できる場所があれば別ですが無い場合は雨漏りのリスクがあります。

葺き替えを行う時期についてもしっかりと考えるようにしましょう。

近所への迷惑が心配

屋根の葺き替え工事では、ホコリや塵、工事音などが近所の方にとって迷惑になることがあります。

葺き替え工事は大規模な工事になりますので、迷惑に感じることが多くなると予想できます。

工事が始まる前に、近所に対して挨拶をしておきましょう。そうすることで、トラブルを回避することができますよ!

屋根の葺き替え時によくある質問Q&A

屋根の葺き替え時によくある質問について回答していきます。

屋根の葺き替えを頻繁に行う人はいないので、しっかりと確認をしていってください。

工事中に雨が降っても大丈夫ですか?

雨が降っても工事には影響がありません。

屋根の葺き替え時は、一時的に屋根が無い状態になるので雨漏りをするリスクはありますが、防水シートを張って雨漏り対策を充分に行います。

そのため雨が降っても工事は進めることが可能です。

屋根材は何を選べば良い?

何を求めているかによって選べば良い屋根材は異なります。

見た目・値段・耐用年数・色などの総合的に考えて利用する屋根材を選ぶようにしましょう。

屋根の葺き替えを行えば、2度と工事は必要ないわけではありません。

屋根は経年劣化していくものなので長期的な視点から何を求めているかを考える事であなたの求めている屋根材が変わります。

工事にかかる期間はどれくらい?

葺き替えを行う屋根の面積や形にもよりますが、一般的な住宅の葺き替えにかかる期間は2~3週間程度です。

屋根の面積が大きい家屋や特殊な形状の屋根の場合は工事期間が延びる恐れもあるので、実施する前に依頼する業者に工事にかかる期間をしっかりと確認をしておきましょう。

優良業者に工事依頼をしよう

屋根の葺き替え工事は、高い技術を持った業者におこなってもらわないと、劣化が早い屋根となってしまいます。

そうならないために葺き替え工事は技術の高い業者に依頼しましょう!

業者は、大手業者から地元の業者まで多数あります。その中で、あなたが信頼できる業者を選んでくださいね。

現在では、塗装工事の一括見積ができるサービスもあります。一回の見積もりで多くの業者を紹介してもらえるので便利ですよ!工事をしようか悩んでいる方もぜひ利用してみてください。

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