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屋根塗装の見積もりをチェックする5つのポイントと見積もり書の注意点

【更新日】2021-11-05
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屋根塗装の見積もり

屋根塗装を考えている方は、まず業者に依頼をして費用がいくらかかるかを知る必要があります。

ただし、塗装業者の見積もりはそれぞれ算出方法が違うので価格差が出やすく、どの業者の見積もり価格が適正なのか見抜くのは初心者だと難しいです。

業者の中には依頼者の足下を見て費用を割高に設定してくるケースもあるので、なおさら注意をしなければいけません。

今回は、屋根塗装の見積もり書をチェックする際のポイント・注意点を解説していきます。

屋根修理・屋根リフォームにかかる費用相場は平均いくら?工事別・屋根材別に価格例を紹介

屋根塗装の見積もりのチェックポイント

屋根塗装の見積もりのチェックポイント

屋根塗装の見積もり結果は見積もり書にまとめられて報告されます。

見積もり書にはトータルの費用だけでなく、作業内容や費用内訳まで記載されているので、見積もりが適切かどうか判断する好材料になります。

見積もりが適切かどうか判断するために、チェックすべきポイントを解説します。

➀作業ごとに金額が記載されている

見積もり書には、作業ごとの金額内訳も記載されています。

ここで重要なのは「正しい見積もり書は“作業ごと”に記載されている」という点です。例えば、「塗装工事一式」という表記はいくつかの作業をまとめて記載しているので、正しい見積もり書とは言えません。

項目を細かく記載していない見積もり書は他社と内容を比較できないどころか、費用を誤魔化している可能性があります。

状況をヒアリングした上、必要なら再発行してもらいましょう。

②塗装面積が記載されている

塗装にかかる費用は、塗料の単価×塗装面積で算出することが出来ます。

屋根に対してどれほどの面積を塗装するか不明だと、見積もりが正確にできていない可能性が高いです。

また、屋根の塗装面積は勾配に対する係数をかけて算出します。こちらも決まった係数がかけられているかをしっかり確認しましょう。

勾配 係数
4寸(約22°) 1.077
4.5寸(約24°) 1.097
5寸(約27°) 1.118
5.5寸(約29°) 1.141
6寸(約31°) 1.166
6.5寸(約33°) 1.193

③塗料の塗布量が記載されている

塗装作業は上塗り・中塗り・下塗りなどの工程に分けて見積もられますが、それぞれに塗布量が「1缶」「1.5缶」などと記載されています。

一般的な屋根面積なら、それぞれの塗布量は2缶以下で済むことがほとんどです。

塗布量が記載されていない場合、屋根面積にそぐわない塗装代を請求されている可能性があります。

④塗料メーカー・製品名が記載されている

見積もり書の中に塗料のメーカー名と製品名が記載されているか確認しましょう。

見積もり書に記載されている塗料の単価をメーカーHPなどで確認すれば、正式な価格と見積もり価格のズレをチェックできます。

見積もり書の中には塗料の情報を記載していないケースもありますが、この場合はバレないように質の低い安価な塗料を輸入して、費用を誤魔化している可能性があります。

⑤屋根材ごとの工程と費用が記載されている

屋根塗装に使う塗料は、屋根材ごとに相性の良し悪しがあります。

屋根材 おすすめの塗料
金属屋根 ウレタン系塗料
スレート屋根 シリコン系塗料
セメント瓦
  • 水系アクリルシリコン樹脂塗料
  • 二液型シリコン変性樹脂塗料
  • フッ素樹脂塗料

見積もり書の内容から、屋根材に合わせて塗料が使い分けられているかをチェックしましょう。

同じ家の屋根でも異なる屋根材を使っているケースはあるので、この場合は部位ごとに違う塗料を使う必要があります。

屋根材の異なる箇所で同じ塗料を使いまわしている場合、費用は安くなりますが塗装後すぐに剥がれが起こるリスクが高まります。

屋根塗装の計算前に知っておきたい部位

p>屋根塗装の費用を計算するためには、屋根面積をまずは確認する必要があります。

屋根面積を求める際は、基本的にメインの屋根以外にも上から家を覆っている箇所は全て含めて計算をします。

屋根塗装の計算時に特に忘れがちな部位を2つ紹介します。

軒の出

軒の出

屋根を上から見ると、外壁から10~100㎝程度の出っ張りがあります。これを軒の出と言います。

屋根の塗装面積を求める場合は軒の出までを求めるのが一般的ですが、軒の出を入れると算出される面積は大きく異なります。

例えば、横9m、縦5mの家の1階面積は、45㎡となります。

この家の軒の出の幅が50cmの場合、両サイドの軒の出を考慮して、屋根面積は横10m×縦6m=60㎡となります。

軒の出の長さは家によって大きく異なります。外壁の外周が短く安く済みそうな場合も、軒の出の外周が長ければ費用は高額になります。

下屋根

下屋根

下屋根とは、2階建て住宅の場合は1階の上に設置されている屋根のことです。

屋根塗装をする場合、この下屋根も塗装の対象になるので、面積に含まれます。

下屋根も忘れずに屋根面積に入れて計算しておきましょう。

屋根塗装の見積もりをチェックする時の注意点

屋根塗装の見積もりをチェックする時の注意点

屋根塗装で見積もりを依頼する際、見積もり総額以外にも様々な内容を比較しなければいけません。

屋根塗装の見積もりをチェックする際は、以下の2点に注意しましょう。

自社施工かどうかを確認する

屋根塗装を依頼できるリフォーム業者の中には、会社に職人が所属していて直接依頼できるケース(自社施工)と、施工を下請け業者などに依頼するケースがあります。

地方の中小塗装業者はいわば職人集団で、リフォームの依頼をそのまま本人におこなうことができます。

一方、全国展開しているような大手リフォーム業者は事業ごとに下請け業者が存在し、親会社経由で下請けに依頼しているケースが多いです。

後者の場合は親会社だけでなく下請け会社にも報酬(中間マージン)が発生するので、費用は割高になります。

ただ、大手に依頼するのが必ずしも損という訳ではありません。施工の質の管理や保証内容などは大手が優るケースが多く、何よりネームバリューや安心感が違います。

見積もり価格を比較する時は、各社が自社施工かどうかをチェックしましょう。

項目が複数社で同一か確認する

見積もり書の内容を比較する際は、必ず同一の作業で見積もられているかを確認しましょう。

見積もり書に記載されている作業の名称は業者によって少しずつ異なりますが、実際におこなわれる作業はほぼ同じになるのが普通です。

業者によって実施される作業が大幅に異なる場合、複数社のうちどこかが必要な作業内容を見積もっていない可能性があります。

A社の作業項目が多く、B社の作業項目が少ないなら、例えばA社の見積もりをB社に持ち寄って聞いてみるのも一つの手です。

保証サービスの有無と内容の違いを確認する

塗装業者によって、提供する保証の有無や内容に違いがあります。

耐用年数を過ぎる前に剥がれや凹凸が発生した場合、保証サービスを使って業者へ無料で対応を依頼できるのが理想的です。

保証内容は見積もり書に記載されていない場合もあるので、各社の内容をヒアリングしてチェックしておきましょう。

見積もり書の内容を見て契約したい業者を見つけられたとしても、記載した工事が実際におこなわれなければ意味がありません。

単に見積もり内容を比較するだけでなく、どの業者が信頼できるかの比較も契約先を選ぶ際に必要となります。

また、屋根塗装は特定の気候条件でしか施工できない上、塗料の飛び散りや部分的な施工忘れなど、期間の延長やミスが起こりやすいリフォームです。

万が一の状況でも柔軟に対応してくれそうかを、スタッフと接してみた印象から評価してみましょう。

屋根塗装の見積もりは正確さを優先的にチェック

見積もり価格が安い業者ほど手抜き工事や悪徳業者の可能性が高いですが、安くなるならリスク承知でも見積もりの安い業者へ依頼してみるべきと考える方もいます。

ただ、この考え方は屋根塗装の場合はおすすめできません。なぜなら、塗装業界の中の悪徳業者の割合は、一般的に思われている以上に多いためです。

塗装リフォームには公的な資格や認可が不要なので、こうしたリスクが増えやすい環境にあります。要するに、一か八かで依頼するには、リスクが大きすぎるのが屋根塗装の実情です。

まずは、屋根塗装の見積もりを正確に算出してくれる業者を見つけましょう。

作業の質よりも安い価格を優先して依頼するとトラブルに繋がりますが、以下の方法を使えば作業の質を落とさずに安く依頼することができます。

  • 火災保険を活用する
  • 補助金・助成金を活用する
  • 相見積もりをおこなう

安さを優先するのではなく、まずはしっかりとした工事をしてくれる信頼できる業者を見つけた上で、安く依頼する方法を探すのが理想的です。

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