固定価格買取制度(FIT制度)用いた長期投資として行っていた太陽光発電投資や、事業の一環で使用してい…
太陽光発電投資の始め方は?流れや投資の種類を徹底解説
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「投資の種類やメリットデメリットを知りたい」
近年、太陽光発電投資は投資として非常に人気があります。
高い収益性を誇るため、これから始めようと思っている人も多いと思います。
この記事では、太陽光発電投資の始めるまでの流れや、投資の種類について解説していきます。
太陽光発電投資の始める流れ
- 投資の基礎知識を付ける
- 費用計算をする
- 物件・業者を選ぶ
- 融資を受けて運用開始
以下にそれぞれのステップごとに解説していきます。
【STEP1】投資の基礎知識を付ける
太陽光発電投資を始める前に、投資の基礎知識をつけましょう。太陽光発電投資は最初に設備を準備すれば始められるため初心者向きではありますが、ある程度投資の知識を持っていないと損することがあります。
投資はあくまで長期的に利益を得るものなので、短期間では利益が出づらい特徴があります。
そのため、始める前に投資の知識をつけてから、太陽光発電投資の特徴を理解したうえで始めると良いです。
【STEP2】費用計算する
太陽光発電投資を始める前に、費用計算しておきましょう。太陽光発電投資は運用中の維持管理費がほとんどかからない代わりに、初期費用が掛かります。
ローンを組むこともできますが、事前にある程度費用を計算していなければいざというときに支払いが困難になる可能性があります。
現状、年収が500万円以上ある人なら頭金なしでもローンを組める可能性はありますが、自分の収入を比較して計算すると良いです。
始める前にはシミュレーションも可能なので、必ずしておきましょう。
【STEP3】物件・業者を選ぶ
自分で費用計算ができれば、物件や業者を選びます。太陽光発電の物件は業者によって価格設定や状態が様々なので、必ず自分の目で確かめることが重要です。
またその他にもメンテナンス体制や防犯体制が整っているかなどの維持するための条件が整備されているかも確認しておきましょう。
業者選びは施行実績やトラブル時の対応がどうかをHPなどで確認しておくことで、良い業者が選べます。
複数の業者を比較して、信頼できる業者や物件を選びましょう。
【STEP4】融資を受けて運用開始
物件や業者を決めると、ついに運用開始です。太陽光発電投資を始める際には初期費用が掛かりますが、ローンを組んで始めることができます。
年収500万円以上で、他社からの借入状況が少ない人は頭金なしでローンを組めることがあります。
業者の人に確認してもらいながら、融資を受ける手続きを進めましょう。
太陽光発電投資の4つの種類
- 自己所有型
- 土地購入型
- 土地賃貸型
- ファンド型
自己所有型
自分で所有している土地に、ソーラーパネルを設置する方法です。初期費用がソーラーパネルの費用だけなので、始める際の負担が減ります。
また長期的に利回りが高くなるメリットもあります。
ある程度の広さがある土地を所有している人は検討してみましょう。
土地購入型
ソーラーパネルと一緒に土地を購入して始める方法もあります。土地を購入する分、初期費用が高くなります。
ただし、日照条件の良い土地を自分で選べるので、効率的に太陽光発電ができる可能性が高いです。
また土地を賃貸して始めるよりも、長期的に見れば費用が抑えられる可能性があります。
土地賃貸型
土地を購入するのが厳しい人は、土地を賃貸して始めるのもいいです。初期費用を抑えられますが、運用中の利回りは低くなります。
また土地を返却する際には数百万円の費用が掛かるので、20年間運用することを計算してから土地を購入するかどうか判断しましょう。
ファンド型
自分で太陽光発電投資をするのではなく、太陽光発電投資をしている業者に投資して配当金を得る方法です。クラウドファンディングなどで募集している投資家も多く、1口1万円の少額投資も可能です。
費用をかけずに始めたい人は、ファンド型で取り組むのも1つの方法です。
太陽光発電投資を始めるメリット
- 利回りが変動しづらい
- 管理やメンテナンスが楽
- 節税対策として有効
以下にそれぞれのメリットを解説します。
利回りが変動しづらい
太陽光発電投資は、「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別設置法」という法律で、20年間固定価格で売電できる点が特徴です。固定価格買取制度(FIT)が定められており、最初に設定した利回りのまま運用しやすいため非常にローリスクです。
株式投資などは年によって利回りが変動しますが、太陽光発電投資では決まった利回り以下にはなりづらい特徴があります。
景気や情勢にも左右されづらいため、安定した収入が期待できます。
管理やメンテナンスが楽
太陽光発電投資は、運用中の管理やメンテナンスが楽な点も魅力です。太陽光発電投資で運用中にするメンテナンスは年に数回の清掃と定期点検のみで、管理会社に委託することも可能です。
そのためほとんど運用中に手入れする必要がなく、手間をかけずに運用したい人にもおすすめです。
節税対策として有効
太陽光発電投資は、節税対策として有効です。消費税の還付が受けられるだけではなく、減価償却や特別償却の対象となるので税額を抑えることはできます。
太陽光発電投資は20年間という長い期間続けられるもので、法定耐用年数である17年間は減価償却費として配分可能です。
太陽光発電投資を始めるデメリット
- 以前よりも利回りが下がっている
- 出力抑制地域がある
- ケーブル盗難のリスクがある
以下にそれぞれのデメリットを解説します。
以前よりも利回りが下がっている
太陽光発電投資は、始まった2012年当初に比べると利回りが下がりました。昔は11~12%の利回りでしたが、最近は9.5%程度まで下がっています。
理由としては、太陽光発電投資で使う産業用パネルの売電価格が年々下がっているからです。
当初に比べると1/3~1/4の価格まで下がっているので、始める際には利回りを計算してから始めましょう。
出力抑制地域がある
出力抑制とは、電力の消費量よりも供給量が多いと判断した際に、発電所の発電量を抑えるために電力会社が抑制する措置のことです。九州などの地域では、良く晴れた日に一時的に売電できなくなることがあります。
ただし、出力抑制は限られた期間だけ実施されるものなので、大幅に損する可能性は低いです。
ケーブル盗難のリスクがある
太陽光発電投資をしていると、ケーブル盗難の事故が多々起こります。最近は稼働している途中でも盗まれることもあるので、防犯対策をする必要があります。
監視カメラやフェンスなど、盗まれないようにするためのリスク管理をしておきましょう。
太陽光発電投資の始め方を理解してから準備しよう
事前調査や費用計算をしたうえで、最適な会社を選びましょう。
また始めると安定した利回りが期待できるなどのメリットもありますが、デメリットもあるので考慮したうえで始めると良いです。