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審査が甘いビジネスローンは存在する?借入審査で評価される項目や審査通過のコツを徹底解説

【更新日】2024-01-14
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ビジネスローン審査甘い
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新規事業を展開したり、既存事業の拡大をはかる目的で使用する軍資金の調達方法の1つとして「ビジネスローン」を金融機関や消費者金融から借りるという方法があります。

借り入れるには、各機関が設けている審査を通過しなければ、借入ができず、いつまでも新規事業の展開や既存事業の拡大ができません。

しかし、ビジネスローンが組める機関の中には、「審査基準が甘い」と言われるところがあります。

そこで今回は、審査基準が甘いビジネスローンが存在するのかを解説すると同時に、審査が甘いビジネスローンの見極め方や審査を通過するコツを紹介します。

審査が甘いビジネスローンは存在する?借入審査で評価される項目や審査通過のコツを徹底解説

【前提】審査基準が甘いビジネスローンは存在しない

事業展開や拡張などを目的に借り入れるビジネスローンを契約する前に行う、借入審査が甘いところは存在しません

そもそも、ビジネスローンを始め、住宅ローンやフリーローンなどのローン商品に設けられた審査が甘かったり、緩かったりするところはありません。

「審査が甘い」や「審査が緩い」など、甘い言葉を大々的に使っているところは、高確率で非合法な金利で返済を迫ってくる闇金です。

よって、ビジネスローンを組む際は、敏腕経営者や個人事業主でもローン利用ができるという甘い考えは捨て、各機関が設けた審査基準に満たなければ利用できないものと思って、申し込むのがいいでしょう。

ノンバンク系でおすすめのビジネスローン

ここでは、ノンバンク系でおすすめのビジネスローンを紹介します。

おすすめのビジネスローン

  • アクト・ウィル「ビジネスローン」
  • ビジネスパートナー「スモールビジネスローン」
  • オージェイ「無担保融資」
  • プロミス「自営業者カードローン」

アクト・ウィル「ビジネスローン」

アクト・ウィル「ビジネスローン」
利用限度額 300万円~1億円
実質年率(金利) 7.50%~15.00%
※融資額に応じて金利優遇あり
融資対象 年商 5,000万円以上の法人のみ
即日融資の可否
資金使途 事業拡大・債務返済・つなぎ融資・設備投資 など
返済方式 (期間・回数) 一括返済分割返済(元金均等払い)(1ヶ月~3年/1回~36回)
担保・保証人の有無 不要
必要書類 代表者本人確認書類、決済報告書の一部(損益計算書、売掛金、買掛金内訳書など)

アクト・ウィルが提供しているビジネスローンでは、最大1億円までの高額融資が受け取れます。

融資対象者は年商5,000万円以上の法人に限られますが、中小規模の企業の事業サポートを専門にしています。

申し込みは、電話での受付のみとなり、担当者が会社に訪問し、申し込みと審査を同時に行います。

そして、その日のうちに審査結果を連絡し、翌日に融資額を会社にお届けする流れで融資が受け取れます。

なお、申し込みをしたその日のうちに融資金を受け取ることも可能です。

ビジネスパートナー「スモールビジネスローン」

ビジネスパートナー「スモールビジネスローン」
利用限度額 50万~500万円
実質年率(金利) 9.98%~18.0%
融資対象 法人・個人事業主
※申し込み時、満20歳~満69歳に限る
即日融資の可否 不可(最短5日)
資金使途 事業資金の範囲内であれば原則自由
返済方式 (期間・回数) 借入時残高スライド元金定額リボルビング返済(最長5年/1~60回以内)
担保・保証人の有無 不要
※法人に限り、連帯保証人の設立が必須
必要書類 法人:代表者の本人確認書類、登記事項証明書(履歴事項全部証明書)発行後3ヶ月以内のもの、印鑑証明書(法人・個人のもの※発行後3ヶ月以内のもの)、決算書(原則:直近2期分)等
個人:事業主本人確認書類、印鑑証明書(個人のもの※発行後3ヶ月以内のもの)、確定申告書(原則:直近2年分)、所定の借入計画書 等

ビジネスパートナーが提供しているスモールビジネスローンでは、最大500万円まで借入ができます。

申し込みはオンラインではなく、郵送で申し込みを済ませるので、来社する手間が省ける一方、融資金の受取までやや日数を要するデメリットがあります。

また審査では、将来的な事業の見通しがあることを基準に合否を出している傾向があります。

単年ではなく、将来の事業計画や収益の見込みを加味して総合的判断のもと、審査を実施しています。

オージェイ「無担保融資」

オージェイ「無担保融資」
利用限度額 30万~2,000万円
実質年率(金利) 10.00%~15.00%
融資対象 法人・個人事業主
即日融資の可否 可能
資金使途 事業資金
返済方式 (期間・回数) 一括返済・元金均等・元利均等・自由返済(1ヶ月(1回)~3年(36回))
担保・保証人の有無 不要
※法人に限り、代表者の保証人設立が必須
必要書類 登記簿謄本、決算書2期分(確定申告書)印鑑証明、身分証明書納税証明書、その他オージェイが必要と判断した資料

オージェイが提供している無担保融資は、最大2,000万円まで借入ができ、商品名の通り、無担保で借入の申込み及び契約ができます。

融資対象者は、法人から個人事業主の方が利用でき、年商がいくら以上あることなどの細かい条件がない分、他社よりも申し込みがしやすいです。

また原則、申し込み手続きは来社での対応になっていますが、来社できない場合に限り、申込者希望の場所で手続きが行えるよう手配してくれます。

また申し込み後に実施する審査を突破したら、その日のうちに融資が受け取れます。

プロミス「自営業者カードローン」

プロミス
利用限度額 最大300万円
実質年率(金利) 6.3%~17.8%
融資対象 満20歳以上65歳以下の個人事業主、自営業者のみ
即日融資の可否 可能
資金使途 生計費及び事業費
返済方式 (期間・回数) 残高スライド元利定額返済方式(最終借入後原則最長6年9ヶ月・1~80回)
担保・保証人の有無 不要
必要書類 本人確認書類、収入証明書類事業実態を疎明する書類

消費者金融大手のプロミスでは、個人事業主、自営業の方を対象にしたカードローン「自営業者カードローン」というローン商品を取り扱っています。

カードローンに属するため、借入額は最大300万円までになっています。

しかし、資金使途が、事業関連のことに限らず、私生活に回す資金としても利用できます。

事業資金に限らず、プライベートな資金としても活用していきたい方におすすめです。

審査基準が低いビジネスローンの見極め方

「審査が甘く、借入がしやすいこと」を謳う闇金を除き、審査が甘いビジネスローンは存在しません。

しかし、銀行融資によるビジネスローンに比べて、審査基準が低く、期間が設けた水準を満たしていれば、借入ができるローン商品はあります。

ここでは、そのようなビジネスローンの特徴を3つ紹介します。

ビジネスローンを専業で行っている

借入審査に不安があるという方は、ビジネスローンを専業にしている企業に借入の申込をするのがおすすめです。

ビジネスローンを専業にしているところは、借入がない限り、利益を生み出せません。

その特徴から、多数のローン商品を取り扱っているところよりも審査基準を落として、借入がしやすい状況を作り出しています。

また、借りる側が返済不能による貸し倒れを引き起こしてしまえば、倒産の危機に直面します。

そのことを加味して、損をしない方法やリスク軽減につながる限度額で借入の受付をしています。

上限金利が高い

融資額に対して設けられる金利上限は、利息制限法に基づき15%~20%までの範囲になっています。

前述した内容と合わせて、金利上限が高いところも審査基準がやや低く設けられている傾向があります。

と、いうのも、金利を上限ギリギリまで設定することで、貸し倒れを起こしても貸している側にかかるリスク軽減を図っています。

特に、ビジネスローンを専業にしている企業では、その傾向が見られます。

また銀行系の場合、低金利で借入ができる一方、審査基準が厳しく、突破難易度が高いです。

審査に不安があるなら、高金利の企業を利用するのがいいでしょう。

銀行系ではなくノンバンク系

ローン商品を取り扱っているところは、メガバンクや地方銀行などの金融機関に限らず、信販会社や消費者金融、クレジットカード会社などの貸金業を営んでいるノンバンク系でも借り入れができます。

前述した内容を踏まえると、銀行系よりもノンバンク系と呼ばれる企業が取り扱っているローン商品の金利は高めに設定されていますが、審査基準を落として、融資が得られやすい状況を作っています。

とはいえ、万人が融資を受け取れるという保証は、ノンバンク系にもありません。

ビジネスローンの審査で評価される項目3選

融資を受け取るためには、各機関が設けた借入審査を突破しなければなりません。

仮に、審査落ちになっても、不合格の理由を説明してくれません。

無論、審査基準も公にされていません。

しかし、融資の申込を各機関に入れても、高確率で審査していると考えられる基準項目が3つあります。

ここでは、ビジネスローンの審査で評価される項目3つ紹介します。

スコアリングの評価

1つは、スコアリング評価です。

前述したように、大手や一部の金融機関では、AIによるスコアリングシステムの判断に基づいて、合否を出しています。

スコアリングとは、事業の業績や申込者本人の信用力など、各種属性を数値化したものを指します。

例えば、カードローンの場合、申込者の年齢や年収、職業、返済能力の有無などの属性情報を数値化して合否を出しています。

ビジネスローンを借り入れる場合も同様の処置が施されますが、開業歴や決算が赤字or黒字になっているかなど、業績に属する項目を数値化して合否を出しています。

申込者本人の信用問題

2つ目は、申込者本人の信用問題です。

信用問題もまた、前述したスコアリングに関わるものです。

特に注意しておきたいのは、過去に返済の延滞や滞納、自己破産などの金融事故を引き起こしていると、審査突破が難しくなります。

また税金の納付も滞りなくできているのかも評価対象になっています。

信用問題は、個人に限らず、法人でも同様のことが言えます。

返済能力の有無

3つ目は、返済能力の有無です。

融資する側もスコアリングが良好であっても、返済能力がないと判断すれば、融資そのものを取り下げる判断を下します。

その理由が、貸し倒れリスクを回避するためです。

融資する側は、借りる側が元金と合わせて納める利息を企業利益にしています。

もし、返済が滞ったり、貸し倒れを起こせば、収益が絶たれてしまいます。

貸し倒れリスクを回避するためにも、申込者本人、企業業績が良好であることを判断材料に返済能力の有無を確かめています。

ビジネスローンの審査を通過するコツ

ビジネスローンを利用するためには、各機関が設けた審査を突破するしかありません。

ここからは、審査を通過するためのコツを3つ紹介します。

虚偽申告をしない

ローンの申し込みを行うとき、絶対に虚偽申告を行ってはありません。

虚偽申告に該当するものとして、事実とは異なる年収や個人事業方、決算額などを記載することを指します。

虚偽申告をした時点で、信用問題に関わるので、書類を確認しながら正確な情報を記入しましょう。

借入希望額を低めに設定

2つ目は、借入希望額を低めに設定して申し込むことです。

融資限度額ギリギリまで借入の申込ができますが、その後の返済で延滞や滞納、貸し倒れを引き起こす可能性があります。

特に、融資する側も貸し倒れリスクを回避したいと考えている節があります。

よって、このような事態を双方で回避、軽減するためにも、借入希望額は無理なく返済できる範囲を基準に低く設定しましょう。

担保・保証人を用意する

3つ目は、担保・保証人を立てておくことです。

ビジネスローンの多くは、無担保で借入できるところが多いです。

しかし、担保を用意しておけば、万が一返済できない状況に陥っても、現金に換えてお金の回収ができます。

担保にできるものは、主に土地や建物などの不動産、株券や国債などの有価証券を担保にできます。

また、保証人の設立は法人のみが必須で、個人事業主は不要にしているケースが多いです。

しかし、前述したように、保証人を立てておくことで審査が有利に進む場合もあります。

無理に立てる必要はありませんが、審査通過の可能性を挙げるなら、保証人を用意するに越したことはありません。

「審査が甘い」を謳う闇金に要注意

広告内に「審査に合格」や「100%融資」など、「審査が甘い」ことを主張している広告を出しているところは、高確率で闇金です。

ここでは、闇金の特徴を2つ紹介します。

広告に「審査が甘い」ことを提示している

前述した文言を含め、無審査や金利0円など、債務者にとって得になる言葉を広告内に記載している場合、その企業は高確率で闇金の可能性があります。

また、人目に付かない場所に掲示されているものや、後述する特徴があるものも同様です。

固定電話番号を記載していない

2つ目は、広告やホームページ上に固定電話番号が記載されていないケースです。

固定電話番号を掲載してしまうと、行政に住所がばれてしまうため、闇金の多くは、固定電話番号を設けています。

同様に、前述した文言と合わせ、広告内に「090」や「080」などの番号が掲載されている場合も注意です。

功を焦って電話してしまえば、一時的に融資が得られるものの、法外な返済を請求され、経営悪化、倒産の危機に瀕します。

ビジネスローンを選ぶならノンバンク系がおすすめ

ここまで、審査基準が甘いビジネスローンが存在するのかを解説すると同時に、審査が甘いビジネスローンの見極め方や審査を通過するコツを紹介してきました。

前提として、ローン審査が甘かったり、緩かったりするところは存在せず、このような文言を使っているなら、そこは高確率で闇金の可能性が高いです。

審査突破に不安があるとはいえ、闇金に手を出せば、法外な返済を請求され、事業そのものが破綻してしまう可能性があります。

もし審査突破に不安があるなら、銀行系が提供しているビジネスローンではなく、消費者金融など、貸金業を営んでいるノンバンク系のビジネスローンを利用するのが得策です。

金利は高いですが、銀行系よりも審査突破難易度が低く、企業が設ける条件と突破水準を満たしているなら、融資が受け取れます。

無論、審査を突破するには、申込者本人の属性、信用問題などが結果を左右します。

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