ここでは、23区内で最も治安がいいと言われているエリアを基準に、東京で一人暮らしを始める女性におすすめのエリアを5ヵ所紹介します。

以下は、今回紹介するエリアの犯罪発生率になります。

参照:令和3年度 区町村別犯罪件数データより

文京区

1ヵ所目は、文京区です。

文京区には、後続の墓石があり、その一帯を警察官が24時間体制で巡回しているため、犯罪発生率が23区内でもダントツで低いです。

治安の良さを重視するなら、好条件下にある街といえます。

そんな文京区内で一人暮らしを始めるなら、以下の駅を中心に賃貸物件を探すのがおすすめです。

江戸川橋駅

まずは、江戸川橋駅です。

飯田橋など都心に近い場所にありますが、駅周辺には繁華街がないうえ、簡素で落ち着いた雰囲気の住宅街です。

近隣に大型の商業施設はなく、買い物をするなら「地蔵通り商店街」という場所で日用品や食品を購入するのがおすすめです。

また池袋までは乗り換えなしで通えます。

千駄木駅

千駄木駅周辺は、下町を思わせる雰囲気が漂う街で、エリア内には、スーパーのみならず、谷中銀座商店街という商店街が近場にあるので、買い物できる環境が整っています。

また、犯罪発生率も低いため、治安がいい街として女性の一人暮らしに最適です。

最寄り駅になる千駄木駅は、東京メトロ千代田線しか通っておらず、池袋や渋谷などの都市部に向かうには、一度乗り換えを行わねばなりません。

茗荷谷駅

茗荷谷駅周辺には、都会に身を置きながら雄大な自然が感じられるスポットが多数存在します。

中でも、茗荷谷駅から徒歩数分のところに在る小石川植物園は、数多の植物が植えられており、散歩コースとして訪れる方も多いです。

さらに、駅周辺には24時間営業しているスーパーがあるので、帰りが遅くなっても買い物できます。

また池袋までは、乗り換えなしで通えます。

杉並区

杉並区は、文京区の次点にくるほどの犯罪発生率を有するエリアです。

エリア全体が落ち着きのある住宅街として、発展と開発が進み、子育ての一環で住居を持つファミリー層が多く暮らしています。

また治安がいいという観点においては、一人暮らしを始められる女性に最適なエリアともいえます。

そんな杉並区内で一人暮らしを始めるなら、以下の駅を中心に賃貸物件を探すのがおすすめです。

荻窪駅

荻窪駅周辺には、交番が3か所もあるため、治安の良さを重視して一人暮らしを始められる女性におすすめです。

駅周辺には、多数のスーパーと飲食店が立ち並んでおり、各スーパーで売られている商品の価格帯は、それぞれで異なりますので、月の食費に合わせて通う店舗が選択できます。

また荻窪駅は、JR中央線、JR総武線、東京メトロ丸の内線の3路線が交わっています。

その中でも東京メトロ丸の内線は、始発駅でもあるので、朝の通勤時は混雑わきにすることなく座って通勤ができます。

高円寺駅

高円寺駅は、JR中央線沿いの駅で、新宿駅まで約7分、東京駅まで約20分で通える主要駅の1つにして、駅周辺は、落ち着きがある下町の住宅街が広がっています。

中でも、高円寺北口近辺には、「高円寺純情商店街」があるので、生活必需品や食品の類を購入するために、わざわざ大型商業施設を訪ねる必要がありません。

また古着ショップやライブハウスも多く、サブカル好きな女性におすすめです。

練馬区

練馬区内には、繁華街がないうえ、地域ボランティアと警察による巡回のおかげで犯罪発生率が押さえられているエリアです。

治安の良さと、都会とは思えない静かな環境下に身を投じたい方におすすめです。

そんな練馬区内で一人暮らしを始めるなら、以下の駅を中心に賃貸物件を探すのがおすすめです。

練馬駅

練馬駅周辺には、大型のショッピングセンターと商店街があるので、他所に比べて、最寄り駅周辺で買い物できる環境が整っている場所です。

遅い時間帯でも開いている店舗が多く、人通りもあります。

また練馬駅は、都営大江戸線と有楽町線、西武池袋線、豊島線の4つの路線が通っています。

電車通勤がメインで、一人暮らしを検討している方におすすめです。

小竹向原駅

小竹向原駅周辺は、練馬区内でも自然に溢れ、落ち着きがある住宅街が広がっています。

食品や生活必需品が買い揃えられる店舗が揃っているだけじゃなく、近隣には小学校があるので、ボランティアによる町内パトロールが頻繁に行われています。

また駅周辺で買えないものがあっても、片道5分で池袋、15分で新宿に電車で向かえます。

世田谷区

都内で最も人口が多い世田谷区は、エリアによって治安の良し悪しが異なります。

特に、繁華街がある渋谷方面に近いエリアは治安が悪く、犯罪発生率が高いです。

逆に、治安がいいと言われているのが、高級住宅街が立ち並んでいるエリアや、渋谷方面から距離があるエリアです。

そんな世田谷区内で一人暮らしを始めるなら、下高井戸駅を中心に賃貸物件を探すのがおすすめです。

下高井戸駅

下高井戸駅周辺には、24時間営業しているスーパーがあるだけじゃなく、下高井戸商店街があります。

下高井戸商店街でも、食品や日用品の買い出しができますが、中でも飲食店やカフェが多く立ち並んでいます。

日本大学の近くにあるということもあり、一人暮らしを検討している女学生や、外食が楽しみの1つになっている方におすすめです。

品川区

「オフィス街」というイメージが強い品川区もまた、犯罪発生率が低いエリアの1つです。

オフィス街近隣には、住宅街が広がっているのと同時に、駅近辺には商業施設が多数立ち並んでいます。

そんな品川区内で一人暮らしを始めるなら、以下の駅を中心に賃貸物件を探すのがおすすめです。

戸越銀座駅

戸越銀座駅近辺には、「戸越銀座」という商店街があります。

商店街内には、スーパーや~ドラッグストアが多数立ち並んでいるだけじゃなく、飲食店も多数立ち並んでいます。

さらに戸越銀座駅を中心に徒歩20分圏内には、4つの駅があります。

大崎駅

大崎駅は、オフィス街として開発が進んでいるエリアです。

品川区が通勤エリアになっている方に、おすすめのエリアですが、「オフィス街に近いこと」と「最寄り駅に近いこと」、「買い物がしやすい環境が整っている」などの好条件に恵まれているため、平均家賃がやや高めに設定されています。

武蔵小山駅

武蔵小山駅周辺は、品川区内でも比較的落ち着きがあるエリアです。

最寄り駅近辺には、武蔵小山商店街パルムという商店街があり、販売している品々は大手スーパーに引けを取らない価格帯で販売しています。

また都市部からやや離れた場所にあるため、大崎駅や戸越の平均家賃よりもやや安価です。

前節で、治安の良さ重視で一人暮らしを始められる女性におすすめの東京都内のエリアとその最寄り駅を紹介してきました。

ここからは、東京23区内の平均家賃を間取り別で紹介します。

なお、この数値は複数の不動産ポータルサイトに掲載されている賃貸物件の賃貸価格を基に独自編集したものになります。

東京23区にある一人暮らしに適した物件の間取り1K～1LDKを中心にした平均家賃を算出しました。

都市部に近いものほど、平均家賃が高く、そこに買い物ができる商業施設が近場に合ったり、最寄り駅から近いなどのエリア条件によって、賃料が高く設定されています。

また1Kの間取りでも1月当たり約9～10万円近い費用が発生するところが多く、安価なところで約6万円台と言った具合です。

この価格帯から、東京都内で一人暮らしを始めるなら最低でも、23万円以上の手取りあるのが好ましいです。

ここからは、東京都内の犯罪発生率が低いエリアと高いエリアの上位5か所を紹介します。

参照:令和3年度 区町村別犯罪件数データより

ワースト1位の千代田区は、連年を通じて犯罪発生率が高いため、一人暮らしをするには不向きなエリアです。

理由の多くは、人が集中して集まる飲食店が多く、そこで、酔っ払いによる喧嘩が絶えないことが原因で治安の悪さを助長しています。

また他所では、人通りが少ないことで不法侵入による空き巣の多発も見られます。

とはいえ、ワースト上位の5か所には、「繁華街」が最寄り駅周辺にあることから、わが身を守りつつ、平和な一人暮らしを実現させるなら、今回紹介した犯罪発生率が低い5回所のエリアに絞って物件を探すのがおすすめです。

一人暮らしを始めるとき、通学先や通勤先から逆算して住む場所を決めるのが最適です。

そのうえで、押さえておきたいポイントが3つあります。

ここでは、一人暮らしを始める女性が住みやすいエリアの特徴を3つ紹介します。

昼夜問わずある程度人通りがある

人通りが多い道ほど、人の目があり、犯罪発生率軽減の効果があります。

逆に人の気配が少ない場所を選んでしまうと、ベランダなどから侵入され、様々なハンザに巻き込まれる可能性があります。

よって、エリアを選ぶ時は、昼夜問わず、人通りが多い道に面しているエリアを選ぶのか好ましいです。

また物件を選ぶ際、室内を見られたくないというときは、透けにくいカーテンを選ぶのが最適です。

繁華街や歓楽街が近くにない

2つ目は、繁華街や歓楽街が住宅エリア近辺にないことです。

犯罪発生率が多いエリアと少ないエリアでは、繁華街や歓楽街が近くにあるかないかで犯罪発生率が大きく異なります。

仮に繁華街から距離を取ったとしても、帰り道で付きまといや声掛けなどに遭い、そこから犯罪に巻き込まれてしまうこともしばしあります。

自分の身を守るためにも、繁華街や歓楽街が住宅エリア近辺にないエリアを選ぶのが最適です。

買い物できる環境が整っている

一人暮らしを始めれば、衣食住のすべてを自分の力で賄わなければなりません。

住む場所が成り立っていても、衣食が成り立っていなければ、生活そのものが成り立ちません。

順風満帆な一人暮らしを実現させるためにも、エリア内にスーパーやドラッグストアなど、生活必需品や食品等が買い揃えられる環境が整っているエリアを選ぶのが適切です。

また最寄り駅周辺に大型商業施設があると、帰り道に立ち寄ることができます。

住むエリアを決めたら、次は賃貸物件を選んでいきます。

物件を選ぶ際は、自分の手取り額の1/3以内に留まる物件を選ぶのが最適です。

しかし、家賃のみを重視していてもいい物件は見つかりません。

ここでは、物件選びで押さえておきたいポイントを5つ紹介します。

足場のない2階以上の物件

1つ目は、足場のない2階以上の物件です。

アパートやマンシヨンで発生する空き巣被害は、1階と2階部分が多いです。

理由は、どの階層よりも侵入が容易という点にあります。

1階部分は柵やブロック塀などを越えれば、侵入が容易で、2階部分は、少しの段差をよじ登れば侵入ができます。

よって、不法侵入を未然のモノにするなら、2階以上の部屋を借りたり、窓の下に物置や外壁の段差がない住宅を借りるのがおすすめです。

合わせて、人通りが多い道に面している物件を選ぶと、より効果が高まります。

防犯対策が整っている

2つ目は、防犯対策を整っている物件です。

例えば、エントランス部分には、オートロック玄関を設置していたり、各部屋には、モニター付きインターホンを設置しているなど、あらゆる犯罪を未然に防ぐ防犯対策を設けている物件を選ぶのが好ましいです。

また、人の目が届かない場所や死角になりやすい場所には、防犯カメラを設置している物件を選ぶのもおすすめです。

管理人が常駐している物件

前述した防犯対策を設けている物件と合わせて、管理人が常駐している物件を選ぶのもおすすめです。

管理人がいる物件を選べば、不審者の侵入抑止になるほか、専有部分でトラブルに見舞われた際の相談もできます。

ただし、管理人室が設けられている物件でも、ずっとそこにいるとは限りません。

洗濯機置き場が室内にある

物件を選ぶ時、洗濯機置き場が室内にある物件を選ぶのがおすすめです。

野外にあると、直射日光の影響で洗濯機が劣化しやすく、数年足らずで買い替えになる可能性があります。

また、不審者に目を付けられる恐れがあります。

防犯性を高めたり、余計な支出を出さないためにも、洗濯機置き場が室内にある物件を選びましょう。

バス・トイレが別になっている

バスルームとトイレが別になっている物件を選ぶのもおすすめです。

バスルームとトイレが一緒になっている物件を選ぶと、シャワーを使用した後の湿気でトイレットペーパーなどの備品が湿気ってしまう恐れがあります。

また備品の収納スペースも、制限されてしまいます。

しかし、別途になっている物件を選べば、収納スペースにゆとりが生まれます。

さらに、洗面台も別になっているので、スキンケア用品の収納も容易です。

ここまで、東京都で一人暮らしを始められる女性におすすめのエリアと一人暮らしを始める上で押さえておきたいエリアと物件選びのコツを紹介してきました。

女性が一人暮らしを始める際は、治安の良し悪しを第一に据えて、通勤目通学がしやすいこと、賃料が無理なく支払える範囲に留まっていることを踏まえて、物件を選ぶのがおすすめです。

エリアと予算を絞ったら、自分が提示した条件に見合った物件を探して、不動産屋に駆け寄りって内覧をお願いしましょう。