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リノベーションの費用相場は平均いくら?費用内訳・コストを抑えるテクニックを公開

【更新日】2023-12-06
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リノベーションの費用相場
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新築で家を建てるよりも、費用をおさえて自分の理想通りの家を作れると近年人気が高まってきている人気のリノベーション。

ただ、リノベーションと一口に言っても様々な方法があるので、実際に依頼した場合にどれくらいの費用がかかるのか予想しにくい部分もあるかと思います。

今回は、リノベーションを依頼した際にかかる費用と、その詳細や安く抑えるためのポイントを紹介していきます。

リノベーションとリフォームの違いは?

リノベーションとは

リノベーションは、英語で「刷新」や「修復」を意味します。

既存の建物に改修を加え、価値を高めることが目的で、大規模な工事が特徴となります。

間取りの変更、水道管や排水管の変更など、住まい全体を一新するような工事が含まれます。

中古物件を購入し、自分好みの家にしたり、家族の増減などで暮らしやすい住まいに作り替えたりする際に行われます。

現状よりも高い性能へと設備を改修するため、建物に新たな価値を付け加えるという意味で「高める」、と表現されます。

リフォームとは

一方、リフォームは、改善や改良の意味を含んでいます。

これは、老朽化した建築物を新築の性能に戻すことを目的とした工事を指します。

壁紙(クロス)の貼り替え、キッチンやユニットバス設備の交換、外壁の塗り替えなどの小規模な工事が主となります。

また、リフォームは老朽化や損傷した箇所を改修し、新築に近い状態に戻すことが目的となります。

リノベーションの費用相場

リノベーションの費用相場は、どのような工事が必要か、どんな素材や設備を使うのかによって大きく変わります。

一般的には、1㎡あたり約10~15万円が平均費用です。

日本の建売住居の平均は60㎡ほどなので、全面リノベーションだと600万円~900万円程かかる計算になります。

しかし、これはあくまで目安なので単価をもっと抑えることも高額になることもあります。

リノベーション費用の内訳

間取り変更の費用

間取りのリノベーションにかかる費用は下記の表の通りです。

工事の種類 特徴 リノベーションにかかる費用
壁の新設 遮音性が高く、防音やプライバシーの保護が出来る 8万円~25万円
間仕切りドアの設置 ドアを開けることで空間を広く使うことができる 15万円~20万円
格子戸の設置 インテリア性が高い 15万円~20万円
パーテーションの設置 利便性が高く、カスタマイズしやすい 15万円~20万円
障子の設置 和室にぴったり 3万円~5万円
ふすまの設置 和室にぴったり 4万円~5万円
アコーディオンカーテンの設置 種類が豊富 2.5万円~10万円
カーテン・ロールスクリーン 汚れたら洗濯・交換がすぐに出来る 1万円~3万円
間仕切りの撤去 空間を大きく利用出来る 4万円~15万円
かかる費用は、工事の種類により異なり、およそ1万円から25万円の範囲になります。

部屋を増やすだけでなく、間仕切りを撤去することで2つの部屋を1つの大きな部屋にすることも出来ます。

設備交換の費用

キッチンやお風呂・トイレの様に毎日利用する設備にかかる費用は次の表の通りです。

工事の種類 特徴 リノベーションにかかる費用
キッチンの交換 キッチンを一新することが出来る 50万円~150万円
浴室の交換 在来工法からユニットバスへの工事をすることが出来る 50万円~150万円
トイレの交換 防汚性を高めることが出来る 15万円~50万円
洗面台の交換 利便性が高くなる 10万円~50万円

キッチンの交換は50~150万円が必要です。

浴室の交換は、在来工法からユニットバスへの変更が可能で、こちらも50~150万円が見込まれます。

トイレの交換は、防汚性を高めることができ、15~50万円程度がかかる見込みです。

洗面台の交換は10~50万円ほどを見積もっておく必要があります。

表層替えの費用

クロスやフローリングを変えることで、一気に家の雰囲気が変わります。

お気に入りのクロスやフローリングを見つけて理想の家を作ることが出来ます。

工事の種類 特徴 リノベーションにかかる費用
クロスの張り替え 抗菌・消臭効果が高まる 5万円~10万円
フローリングの張り替え 家の印象を変えることが出来る 4万円~15万円
床暖房の設置 高温にならないので、ヤケドの危険性が少ない 30万円~150万円
和室から洋室への変更 掃除がしやすい 10万円~35万円

クロスの張り替えは約5~10万円、フローリングの張り替えは約4~15万円、床暖房の設置は30~150万円、そして和室から洋室への変更は約10~35万円となっています。

クローゼットの費用

収納を作ることで家の利便性が高くなります。

工事の種類 特徴 リノベーションにかかる費用
壁面クローゼット 衣類を一列にまとめることが出来る 15万円~20万円
ウォークインクローゼット 扇風機やヒーターなどの季節ものもしまうことが出来る 20万円~50万円
鏡張りクローゼット 空間を広く見せることが出来る 7万円~10万円

壁面クローゼットの設置には約15~20万円が必要です。

一方、ウォークインクローゼットの設置は、衣類だけでなく季節ものの収納にも適しており、その費用は約20~50万円です。

また、鏡張りクローゼットは空間を広く見せる効果があり、設置費用は約7~10万円となっています。

断熱工事の費用

建物は経年劣化をしてしまうため、築年数が古い建物になればなるほど耐震性や断熱性が低くなっていきます、リノベーションをする際には一緒に行うことをおすすめします。

夏や冬に気温が暑くなりすぎたり寒くなりすぎる家は断熱材もリノベーションをしましょう!

断熱材でエアコンのいらない快適な生活を送ることが出来ます。

工事の種類 リノベーションにかかる費用
壁に断熱材 100万円~150万円
天井の断熱材 7万円~20万円
床下の断熱材 80万円~120万円
内窓の追加 15万円~40万円

壁に断熱材を設置する工事は、費用が約100~150万円かかるとされています。

また、天井に断熱材を設置する工事には約7~20万円、床下に断熱材を設置する工事には約80~120万円の費用が見込まれます。

さらに、内窓を追加する工事には約15~40万円が必要となります。

耐震工事の費用

自分の家族を守るためにも耐震工事も行いましょう。

工事の種類 リノベーションにかかる費用
壁に断熱材 100万円~150万円
天井の断熱材 7万円~20万円
床下の断熱材 80万円~120万円
内窓の追加 15万円~40万円

壁に断熱材を設置する工事の費用は約100~150万円とされています。

一方、天井の断熱材設置には約7~20万円、床下の断熱材設置には約80~120万円が必要とされています。

また、内窓の追加による断熱効果を得るには約15~40万円の費用が見込まれます。

外壁工事の費用

家の中だけでなく外側もリノベーションをすることが出来ます。

外からの家の見た目を決定づける外壁の費用は次の表の通りです。

工事の種類 リノベーションにかかる費用
外壁の塗装 50万円~180万円
外壁のカバー工法(重ね張り) 100万円~200万円
外壁の張り替え 130万円~240万円

外壁の塗装費用はおおよそ50万円から180万円です。

さらに、外壁のカバー工法(重ね張り)は100万円から200万円程度となります。

また、外壁の張り替えは130万円から240万円で行うことができます。

屋根工事の費用

屋根も外壁と同じように風雨にさらされています。

気づいたら雨漏りなんてことになる前に、リノベーションをしましょう。

工事の種類 リノベーションにかかる費用
屋根の塗装 30万円~80万円
屋根のカバー工法(重ね張り) 60万円~250万円
屋根の張り替え 50万円~300万円

家の寿命を延ばすことができる屋根の塗装費用はおおよそ30万円から80万円です。

さらに、屋根のカバー工法(重ね張り)も同様に家の寿命を延ばすことが可能で、その費用は60万円から250万円となります。

最後に、屋根の張り替え費用は50万円から300万円となります。

リノベーションの費用を抑えるテクニック

リノベーションは上を見たらきりがなく、やるやらないも自由なのでやりたいことを考えたら、予算なんて簡単にオーバーしてしまいます。

そこで自分の理想を叶えつつも、予算を抑えることが出来る5つのテクニックを紹介します。

予算を増やさなくても、自分の理想の家を作ることが出来るので、しっかりとポイントを抑えましょう。

減税制度を活用する

所得税の減税(控除)の仕組みは下記の通りとなります。

所得税の減税(控除)の種類 対象 控除額・控除期間
住宅ローン減税(控除) 返済期間が10年以上の住宅ローン・リフォームローン 年末時点のローン残高×1%(上限40万円)×10年間
ローン型減税 返済期間が5年以上のリフォームローン 年末時点のローン残高×1~2%(上限12.5万円)×5年間
投資型減税 現金、もしくはローン型の対象とならないローン 標準的な工事費用相当額の10%×1年間

住宅ローン減税(控除)は、返済期間が10年以上の住宅ローン・リフォームローンに対し、年末時点のローン残高の1%(上限40万円)を10年間控除します。

次に、ローン型減税は、返済期間が5年以上のリフォームローンに対し、年末時点のローン残高の1~2%(上限12.5万円)を5年間控除します。

最後に、投資型減税は、現金またはローン型の対象とならないローンに対し、標準的な工事費用相当額の10%を1年間控除します。

その他の減税制度は次の表の通りです。

その他の減税制度の種類 対象 控除額
固定資産税の減税 2022年3月末までに竣工した住宅(完成後3か月以内に申請したもののみ) 各市町村によって異なる
贈与税の非課税措置 リフォーム後の住宅の床面積が50㎡~240㎡で、その家屋の床面積の2分の1以上に相当する部分が受贈者の居住の用に供されるもの 年間110万円以上の贈与でも非課税対象になる

補助金を活用する

一言に補助金と言っても次の表の様な補助金制度があります。

補助金の種類 対象 補助金額
断熱リノベ 断熱剤やペアガラスなどの15%以上の省エネ効果がある断熱リフォームを行った住居 戸建ては最大120万円 マンションは最大15万円
次世代建材 断熱剤一体型の断熱パネル・潜熱蓄熱建材、調湿建材などの省エネ建材を用いるリフォームを行った住居 戸建て最大200万円 集合住宅最大125万円
長期有料住宅化リフォーム推進事業 事前にインスペクションを行い、リフォーム後の耐震性、劣化対策、省エネルギー性の基準を満たした住居 最大250万円
断熱リノベは、省エネ効果のある断熱リフォームを行った住居が対象で、戸建ては最大120万円、マンションは最大15万円の補助があります。

次世代建材は、断熱剤一体型の断熱パネルや調湿建材を用いたリフォームを行った住居が対象で、戸建ては最大200万円、集合住宅は最大125万円の補助があります。

長期有料住宅化リフォーム推進事業は、耐震性、劣化対策、省エネルギー性の基準を満たした住居が対象で、最大250万円の補助があります。

既製品を使う

自分の家にぴったりのものをオーダーメイドしてしまうと、料金は高くなってしまいます。

そのため、壁紙やフローリングのような広範囲で利用するものは、既製品から選ぶことで 費用を抑えることが出来ます。

こだわるべきところはオーダーメイドで、そうでないところは既製品で済ませるといったメリハリが重要です。

リノベーションで重要なポイント

リノベーションをすることを決心したら下記の4つをしっかりと決めるようにしましょう。

4つのポイントを事前に決めておくことで、リノベーション後に「違うのにしとけばよかった」と後悔をすることがなくなります。

リノベーションをする目的を具体化する

一番大切なのが、なぜリノベーションをするかをより具体的に決めることです。

  • 介護の為
  • 快適に過ごすため
  • 不具合がでてきたため

と色々な理由がありますが、何のためにするかという目的をしっかりと持たないと、何のためにリノベーションをしたのかが分からなくなってしまいます。

リノベーションをする一番の目的を紙に書きあげるなどして具体化させましょう。

予算を決める

目的が決まったら、次は予算を決めましょう。

理想を追求してしまうと際限がなくなってしまいます、自分が出せる費用はどれくらいなのかを確認する必要があります。

自分の決めた予算の中で優先順位を決めてリノベーションをしましょう。

ローン会社を決める

リノベーションにかかる費用は高額なため、全てを自分で払うことが出来ない人はローンを組む必要があります。

リノベーションをする建物を担保として借り入れをすることで1.5%~2%の金利で借り入れを行うことが出来ます。

リフォーム会社を決める

同じリノベーションを行うにしてもリフォーム業者によって費用が変わります、相見積もりをして費用を抑えることが出来ます。

また、中には手抜き工事を行う悪質な業者もあることから十分に注意をする必要があります。

リノベーション成功はコストと機能・デザインのバランス

リノベーションの成功とひとえに言っても、依頼者の要望によって何を成功とするのかは変わります。

多くの方は機能性・デザイン性・コストの3つの軸で考えていると思いますが、理想はどの軸も疎かにせず、描いていた住宅を手に入れることだと思います。

コスト削減をおこなう際にも、デザイン性や機能性の基準は落とさずにできる方法を模索していきましょう。

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