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外壁塗装はローラー塗装と吹き付け塗装どちらがおすすめ?単価や手順・注意点を徹底比較

【更新日】2023-11-07
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ローラー塗装と吹き付け塗装
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外壁塗装では塗料のローラーを使って塗装をするのが一般的ですが、それ以外にも塗装方法はあります。

それは吹き付けといってスプレーで塗料を吹き付けていく方法です。

この2つの方法はどちらがいいのでしょうか。

今回は塗料の塗装方法についてそれぞれの特徴を紹介しながら紹介していきますので、これから外壁塗装工事を検討している方は参考にしてくださいね!

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ローラー塗装とは

ローラ―による塗装とは、以上の画像のようなものに、塗料を染み込ませて、手塗りしていく方法のことをいいます。

現在ではこのローラ―塗装が主流になっており、ほとんどの塗装業者がローラーを使用しています。

それでは、ここからはローラー塗装のメリット・デメリットを紹介していきます。

ローラーのメリット

ローラ―塗装のメリットを9つ紹介します!
  1. 塗料の飛散が少ないので使いやすい
  2. 塗料の飛散が少ないゆえ、塗料の無駄が少ない
  3. 養生にかける手間が少し少なくなる
  4. 均等に塗装できるのでムラができにくい
  5. 技術のない業者でもキレイな仕上がりになる
  6. 凹凸のある外壁にも対応できる
  7. 高い部分の塗装でも届くので問題ない
  8. 塗料がしっかり外壁に密着する
  9. 塗料を厚く塗ることができる
以上がローラーのメリットです。

ローラ―は塗料を無駄にすることなく、きれいに塗装できるということがわかりますね。

ローラ―は塗ることのできる範囲が 限られているので、塗装に時間がかかってしまいますが、その分良い仕上がりになるというのはとてもいいことなのではないでしょうか。

それに時間がかかるというのは、「吹き付け塗装に比べて」なのでローラーが主流のいま、時間がかかるという感覚はありません。

ローラーのデメリット

それでは反対に、ローラー塗装のデメリットを紹介していきます。

ローラーのデメリットは5つです。

  1. 仕上が方がどれも同じで個性がなくなってしまう
  2. ローラ―は入らないような隙間には塗装ができない
  3. 吹き付け塗装より時間がかかってしまう
  4. 雨戸などの複雑な形のものへの塗装には向かない
  5. 外壁にローラーの毛がついてしまうことがある
ローラ―塗装には以上のようなデメリットが考えられます。

塗装に個性が出ないというのは、デメリットとして挙げましたが、それほど均一に塗料を塗ることができるということですのでメリットと考えることもできますね。

懸念点としては狭い隙間にローラーが入らないということです。

給湯器の裏側などは狭いですので、一度取り外して塗装するなどの対策が必要になってしまうかもしれません。

ちなみにわたしの家のお隣さん宅が外壁塗装工事をおこなった際、給湯器の裏の塗装をすっぽかされてしまい大激怒でした…(笑) その部分の塗装を忘れてしまったのか、ローラーがはいらないから諦めたのかはわかりませんが、そのような塗装工事にならないために業者選びをしっかりしましょう。

また、あらかじめ給湯器の裏の塗装もしっかりしてもらうよう業者に伝えましょう。

ほとんどがローラーによる塗装

希釈率の低い塗料を塗ることで、塗料の飛散が少なく、厚塗りすることができます。

このような多くのメリットがあることで、ローラー塗装は吹き付け塗装よりも主流になっています。

もし、塗装のデザイン性にこだわる方はローラ―だけではうまくいかないかもしれません。

そのような場合や、狭くて細かい塗装をしていく場合は、ローラ―のほかに刷毛を使って塗装をしていきます。

ローラ―と一口に言ってもそれにはいくつかの種類があります。

状況や塗装箇所によって使い分けていくことになります。

次ではローラ―の種類について紹介していくので、塗装前の知識付けに役立ててください。

ローラ―の種類は大きく3つ

  • 長毛
  • 中毛
  • 短毛

ローラ―には、上記の3種類があり、それぞれ用途が違ってきます。

では、それぞれの用途、特徴についてみていきましょう。

長毛ローラー

その名の通り、ローラーについている毛が長いという特徴があります。

多くの塗料を含ませることができるので、ひと塗りで広い範囲の塗装をすることができます。

損のため、作業効率よく塗装を進めることができる特徴を持っています。

凹凸の大きな面も毛が長いので塗り残しなく塗装できます。

中毛ローラー

長毛と短毛両方の特徴を持ち合わせたローラ―です。

それゆえ、きめの細かい仕上げもでき、凹凸の大きな部分の塗装もすることができます。

万能であるというのがぴったりのローラーといえます。

短毛ローラー

毛が短いのできめの細かい仕上げにすることができます。

また、窓枠などの障害物の多い箇所の塗装にも向いています。

羊毛ローラー

羊毛ローラーはウールローラー、ウーローラーともいわれることがあります。

その名の通り羊の毛のような見た目のローラーとなっています。

実際に羊の毛が過去に使われていたのかもしれませんが、少なくとも現在はポリエステルやアクリルが使用されています。

外壁塗装工事では塗料を塗る工程の8割ほどが羊毛ローラ―による塗装です。

細かい部分や雨樋のような狭い部分の塗装は刷毛を使って塗装します。

羊毛ローラーは塗膜を一定にして塗装するのに向いています。

それゆえ比較的簡単に塗装をおこなうことができます。

さらに、このローラーは現在の外壁についている模様を生かして塗装することができ、今現在ある外壁の模様に応じて毛足の長さが違うローラーを使用します。

砂骨ローラー

砂骨ローラーには別名が多く、職人さんや地域によってはマスチックローラー、多孔質ローラー、スポンジローラー、パターンローラーと呼ばれています。

砂骨ローラーは羊毛ローラーと違って、現在ある外壁の模様を生かして塗装するのではなく、上から新しい模様をつけながら塗装するのに適しています。

現在の外壁に凸凹の大きい模様がある場合は、このローラーは使用に向きません。

ローラ―に複数の穴が開いていることから、塗料を一度に多く吸い上げることができますので、作業が捗ります。

また、一度に多くの塗料をつけて塗装できるので厚塗りにも向いています。

吹き付け塗装とは

吹き付け塗装はスプレーガンを使って塗装をしていく工法です。

それでは吹き付け塗装のメリット・デメリットを紹介していきますので参考にしてください。

吹き付け塗装のメリット

吹き付け塗装のメリットは4つあります。

  1. 費用を押さえることができる
  2. 塗料に細かい石を混ぜると、さまざまな仕上がりにすることができる
  3. 塗装時間が早いので時間短縮になる
  4. 工場や倉庫のように広い場所ではさらに塗装が早い
以上が吹き付け塗装の吹き付け塗装のメリットになっています。

塗装に手間がかからないというのが大きなメリットといえますね。

これだけ見れば吹き付け塗装の方が便利なように感じるかもしれませんが、残念ながらこの工法にはデメリットもいくつか存在するのです。

吹き付け塗装のデメリット

ではメリットの反対に、吹き付け塗装にはどのようなデメリットがあるのか見ていきましょう。

ここで取り上げるデメリットは5つです。

  1. 塗料の使用量がとても多い
  2. 塗料が飛び散ってしまうので、養生に手間がかかる
  3. 塗料の付着が弱い
  4. 職人の技術力によって高い技術が求められる
  5. 吹き付け塗装を扱う業者が少ない
デメリットをみてみると、なんだかローラー塗装が主流である意味が分かるような気がしますね。

一言でいうととにかく手間がかかってしまうといったところでしょうか。

吹き付け塗装は施工時間が短く済む

デメリットが多い吹き付け塗装ですが、仕上がりがきれいになって塗装時間が短いというメリットもあります。

ただこの工法が主流でないのには以下の2つの理由があります。

  1. 塗料の飛散が激しいので、近隣へ十分な配慮が必要
  2. サイディングがはやっているので吹き付け塗装自体が減った
このため吹き付け塗装の経験がある職人が少なくなってしまっています。

それゆえ安全で近隣への迷惑も少ないローラーが主流となっているのです。

ローラ―と吹き付けはどちらも優れている

ローラ―と吹き付け塗装はどちらがいいということではなく、ただ先にも言ったようにローラーの方が利便性で長けているというのがローラーが主流になっている理由でもあると思います。

どちらの工法もそれでしか出せない特徴や味があるで、あなたが外壁塗装をする際はど知らの工法がいいか考えてみてください。

ただどちらの工法を選んでもそのデメリットに対応するということは忘れないで下さいね。

吹き付け塗装にするのであれば近隣への周知は必ず必要ですし、祖のないようや懸念点までしっかり周知しておく必要があるでしょう。

ローラ―塗装では刷毛も使って塗装する

ローラーで塗装することのできない細かい部分は、刷毛使って塗装していくと紹介しました。

ここからは刷毛が持っているメリットについて紹介していきます。

刷毛によるメリット

刷毛を使うメリットは3つ挙げることができます。

  1. とても丁寧な仕上がりにすることができる
  2. 細かい部分や小さな部分の塗装に便利
  3. 塗料をしっかり付着させて塗装することができる

刷毛によるデメリット

反対に刷毛のデメリットを紹介していきます。

  1. 塗装にとても時間がかかってしまう
これはたしかにデメリットですが、このデメリットは妥協することができますよね。

きれいで丁寧な仕上がりのためなら時間が多くかかってしまってもいいのではないでしょうか。

刷毛は仕上がりがきれい

刷毛での塗装は本当にきれいな仕上がりになるので、本音を言うとすべての塗装を刷毛でおこないたいくらいです。

ですがそれではとんでもない時間と人件費がかかってしまいますので、ローラーや吹き付けで広い範囲を塗装してから細かい部分の仕上げに刷毛を使います。

刷毛の種類

刷毛の種類 紹介
馬毛 よく使用される一般的な刷毛です。コシもあり油性塗料の塗装に適しています。
豚毛 毛質が太くコシもあり、毛先が柔らかいのが特徴です。木の塗装や油性塗料の塗装に最適です。
山羊毛 塗料をよく含み毛質が柔らかいのが特徴です。水性塗料の塗装に適しています。
ナイロン毛 速乾性のある塗料や、溶剤に対応しています。
以上の4つが刷毛の種類としてあります。

それぞれ適した用途があるのでそれに応じて使い分けていきます。

基本的にローラー塗装を選べばハズレ無し

ローラーは均一に塗料を塗装でき、比較的簡単に塗装ができるので、よっぽどの理由がない限りローラ―での塗装をおすすめします。

吹き付けはローラーに比べリスクが高いですし、職人さんの技術力にかかってしまうという側面もあります。

もし、塗装にリスクを背負いたくないのであれば外壁塗装はローラーでおこなうべきでしょう。

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