ここでは、個人情報の保護から買取対応、サービスの充実性といった3つの観点からパソコン買取を行っているおすすめの業者を紹介します。

以下は、今回紹介するパソコンを買い取ってくれる業者の一覧です。

PC買取のYTH

PC買取のYTHは、パソコン買取を専門的に行っている買取業者です。

買い取り対象にしているパソコンの買取幅は広く、ノートからデスクトップ、ゲーミングPCをはじめ、パソコン周辺機器やパソコンパーツなども買い取ってくれます。

さらに自社コスト削減のため、宅配買取のみの受付としており、店舗賃料や人件費を抑えることによりパソコンの高価買取を実現させています。

また、宅配買取には万が一に備えた補償を設けており、最大で3,000万円まで保証してくれます。

Joshin

Joshinは、大阪に本社を構えている家電量販店で、「ジョーシン」という店舗名で日本各所に店舗を展開しています。

普段は生活家電やパソコン、カメラなどを販売していますが、パソコンをはじめ、カメラやテレビゲーム機など、一部の電化製品の買取も行っています。

パソコンの買取では、ノートPCとデスクトップPCといった機種を中心に買い取っています。

買取方法においては、店頭・宅配の2方法から選択ができ、買取前に見積もりを得たいという方向けにWeb査定というサービスも提供しています。

また定期的に買取価格がUPするキャンペーンも実施しているので、高価買取を目的に買取を依頼したい方におすすめです。

パソコン買取アローズ

パソコン買取アローズは、パソコンやカメラ、マンガ等多種多様な商品を買い取っている買取業者です。

中でもパソコンの買取幅が広く、ノートやデスクトップ、MacBookといったおなじみの電化製品の買取から周辺機器やCPUやHDDといったパソコンパーツに至るまで買い取ってくれます。

さらに他社見積もりを取った状態で当社に買取依頼をして査定価格が低かった場合、見積書提示で価格交渉に臨むこともできます。

特に買取を断られてしまうケースが多い周辺機器の買取を依頼したいという方に、当社はおすすめです。

Mac買取ネット

Mac買取ネットは、MacBookの買取を専門的に行っている買取業者です。

iMacやMacBook Proをはじめ、Mac mini、Mac Pro、さらにMac周辺機器の買取も行っています。

査定には、最新の市場状況を基に買取依頼されたMacBookを査定して買取価格を算出してくれます。

またいきなり買取に出すのに抵抗がある方には、WebやLINEから見積もりが立てられる査定サービスを提供しています。

お手持ちのMacを高値で買い取ってほしいという方におすすめです。

Jan-gle(ジャングル)

ジャングルは、札幌市と秋葉原の2カ所に店舗を構えている買取業者です。

パソコンやスマホ・ケータイ、カメラなどの電化製品をメインに買い取っています。

買取方法については店頭、宅配、らくらく集荷、出張買取の4方法から選択ができます。

宅配買取は全国対応しており、自宅まで集荷キットを基本無料で配送してくれます。

また出張買取は、札幌店のみの買取サービスとなっています。

買取品目の幅が広いので、パソコン以外の電化製品も買い取ってほしいという方におすすめです。

ジャンク品パソコン買取ドットコム

ジャンク品パソコン買取ドットコムは、サービスが終了したOSが搭載されている中古パソコンから壊れたパソコンの買取も行っている買取業者です。

当社の強みは、他社ではまず買い取ってくれない部類に当たるパソコンを買い取ってくれる点と、個人情報の入力なしでオンライン査定が申し込める点です。

買取を断られたパソコンを処分する場合、自治体やリサイクルショップに依頼して回収することになりますが、当社は壊れているパソコンの買取に強い業者という一面持っているので、気兼ねなく買取依頼が出せます。

買取方法では、宅配と出張の2方法で依頼を引き受けています。

宅配は全国対応しているので、場所問わず買取依頼が送れますが、出張買取に限り、福岡県と東京23区内・近郊エリアに限定されています。

ソフマップ

ソフマップでは、パソコンやカメラ、スマホなどの電化製品やホビー用品など、多種多様な商品を買い取って販売している古物商です。

パソコン関連の商品では、ノートパソコンやデスクトップといった本体をはじめ、CPUなどのPCパーツから液晶モニター、周辺機器といった製品まで買い取っています。

特にソフフマップはゲーミングPCの買取に定評があり、最新鋭の製品で約22～30万円近い価格で買取を行っています。

買取方法は店頭、宅配、出張の3方法から選択ができます。

店頭や出張は店舗が近くにある場合のみ利用できる買取方法で、宅配は全国対応していますが、他の方法よりも査定期間が長いうえ、買取契約を締結すれば250円の振込手数料が発生します。

パソコン工房

パソコン工房は、日本全国に70以上もの店舗を展開している買取業者で、主にスマホやパソコン関連の製品を中心に買い取っています。

パソコンの買取では、パソコン本体の買取から、PCパーツ、周辺機器、さらに他社では買取が難しい自作PCの買取も受け付けています。

買取査定では、パソコンのスペックを基準に価格を調べるスペック査定で価格を出してくれるため、スペック重視で組んだ自作PCも査定してもらえます。

また宅配買取にも対応していますが、1点当たり1.2万円以上じゃなければ送料が無料にならないという条件が設けられています。

しかし、条件をクリアできるなら、送料が無料になるので、自作PCやBTOパソコンを買い取ってほしい方におすすめです。

買取王子

買取王子は、宅配買取で多種多様な製品を買い取っている買取業者です。

パソコン関連の買取では、パソソコン本体から周辺機器、自作PCを組むときに使用するPCパーツの買取も受け付けています。

査定には、パソコン関連の買取経験が豊富な専任スタッフが買取依頼を受けたパソコンを査定してくれます。

パソコン1台1台を丁寧に査定してくれるので、製品の状態やスペックによっては高値で買い取ってくれる可能性があります。

ReRe買取

ReRe買取は、パソコンやカメラといった電化製品からフィギュアなどのホビー用品など、計26種類の商品を買い取ってネット販売している買取業者です。

パソコンの買取では、最新鋭のものをメインに買い取っており、1世代前のOS搭載の中古パソコンの買取も行っていますが、最新鋭の製品よりも買取に力を入れていません。

またReRe買取では、買取金額に応じて、ネット販売サイトで使用できるポイントが加算されます。

例えば、ネット宅配買取を利用した場合、買取総額の1%分が次回以降の買い物で使用できるポイントとして加算されます。

パソコンの買取相場は、そのブランドやモデル、発売年やスペック、外観の状態などによって大きく変動します。

また、市場の需要や新しいモデルの登場も価格に影響を与える要因の一つです。

ここでは、ブランドごとの買取相場について解説して行きます。

Macの買取相場

Macの買取価格は、その高品質と長持ちする耐久性によって、他のブランドと比較しても高く維持されています。

特に最新モデルや高スペックのMacBook ProやMacBook Airは、需要が高いため、比較的良好な価格での買取が期待できます。

しかし、古いモデルやバッテリーの消耗が激しいものは、相場が大幅に下がることもあります。

そんなMacの買取相場は、スペックや型番などによって大きく変わってきます。

例えば、iMac 2021年度版24インチのように最新鋭のものであれば、15万円以上の値で買い取ってくれます。

また製品製造が1年違うというだけで5万円以上の差が生じることもあります。

Microsoft Surfaceの買取相場

Microsoft Surfaceは、デザインと機能性を兼ね備えた製品として人気があります。

特にSurface ProやSurface Laptopのようなハイエンドモデルは、良好な買取価格が期待されます。

しかし、古いモデルや使用感が強いものは、買取価格が低くなる傾向にあります。

そんなMicrosoft Surfaceの買取価格は、型番や状態によって大きく変わってきます。

例えば、最新シリーズ「Surface Laptop 5」を買取依頼した時、新品であれば約12～17万円前後、中古品でも6～11万円前後の価格で買い取ってくれます。

味方としては、販売価格の5～7割前後に相当する額で買い取ってもらえます。

一方、1世代前のシリーズとなれば、買取価格は落ち、約2～4万円程度で買い取ってくれます。

Chromebookの買取相場

Chromebookは、安価でシンプルな操作性を持つ製品として知られています。

新品価格が低いことから、買取価格も比較的低めになりがちです。

しかし、最近のハイスペックモデルや状態が良好なものは、まずまずの価格で取引されています。

そんなchromeBookの買取価格は、販売元のブランドやスペックに応じて価格が変わってきます。

例えば、ASUSの「Chromebook Detachable CM3 CM3000DVA-HT0019」であれば、約3万円前後となっています。

ASUSの買取相場

ASUSは、ゲーム用途やビジネス用途など、幅広いラインナップを持つブランドです。

例えば、ROGシリーズなどのゲーミングPCは、高スペックなため買取価格も高めです。

しかし、エントリーモデルや古いモデルは、買取価格が低いです。

例えば、「ASUS　Vivo Aio V220IC 21.5インチデスクトップ」で、i56200 メモリ４GB HDD1TB Win10搭載の製品を買取に出した場合、2～3万円前後の価格で買い取ってくれます。

また型番が古いものとなれば1万円を切る可能性があります。

Panasonic Let’snoteの買取相場

Panasonic Let’snoteは、軽量で堅牢な構造を持ち、ビジネス用途での利用が多いことから、高い人気を誇っています。

最新モデルやスペックが高い製品は、良好な買取価格を期待できる一方、古いモデルやバッテリーの持ちが悪いなどの理由から、買取価格が下落します。

とはいえ、状態が良ければ、比較的安定した価格での買取に期待ができます。

例えば、Panasonic Let’snoteの「LV7シリーズ」は、約2～2.5万円前後、「LV9シリーズ」ともなれば約4万円前後で買い取ってくれます。

SONY VAIOの買取相場

SONY VAIOは、その独特のデザインと高品質で長年の間、多くのファンを持っています。

特に状態が良好なものや、一部の人気モデルは高価格での買取が期待されます。

ただし、生産終了モデルや古いモデルは、市場価格が下がりやすいため、注意が必要です。

そんなSONY VAIOの買取価格はシリーズによって大きく変わってきます。

例えばS15シリーズなら2.5～10万円前後と年式に応じて価格が大きく変わってきます。

FUJITSUの買取相場

FUJITSUのノートPCは、家庭用からビジネス用まで幅広いラインナップを持っています。

特にLIFEBOOKシリーズなど、ビジネスモデルは堅牢で長持ちするため、比較的良好な買取価格が見込める場合が多いです。

ただし、エントリーモデルや古いモデルは、買取価格が低くなる傾向にあります。

例えば、富士通FMVシリーズの買取価格は、1.5～7.0万円とスペックや年式、状態によって価格が大きく変わってきます。

特にキズありのモノとなると1万円を切る可能性が高いです。

NECの買取相場

NECのパソコンは、国内市場でのシェアが高く、ビジネスから家庭用まで幅広いユーザーに支持されています。

特にLAVIEシリーズは、デザインと機能性を兼ね備えた製品として人気があり、良好な買取価格が期待されます。

しかし、古いモデルや使用感が強いものは、相応の価格で買い取られます。

例えば、人気が高いLAVIEシリーズは、約1.0～6.0万円前後で買い取ってもらえます。

無論、年式やスペック、状態によって相場価格よりも低くなるケースがあるので、高値で買い取ってほしいというときは複数の業者に依頼して最高額で買い取ってくれるところに依頼しましょう。

Lenovoの買取相場

Lenovoは、ThinkPadシリーズを中心に、ビジネスユーザーからの高い評価を受けています。

堅牢な作りと信頼性の高さから、中古市場でも需要があり、良好な状態のものは高価格で買取られることが多いです。

しかし、エントリーモデルや古いモデルは、市場価格がやや低めになることも考慮しなければなりません。

例えば、IdeaPadシリーズは、約1.6～5.7万円、状態がいい新品買取ともなれば10万円前後で買い取ってくれる場合があります。

パソコンを買取に出す前には、いくつかの準備と手順を行っておくことで、スムーズな買取を進めることができ、さらに高価買取の可能性も高まります。

ここからは、買取前に済ませておく作業について解説します。

バックアップを取る

パソコンには、大切なデータや思い出の写真、仕事や学業の関連ファイルなど、失いたくない情報がたくさん保存されています。

買取に出す前には、これらのデータを外部ハードドライブやクラウドサービスにバックアップしておくことが必須です。

データを移行したら、確実にコピーができているかを確認することも重要です。

万が一、データを失うリスクを回避するためのステップとして、忘れずに実行しましょう。

初期化する

買取を行う際、パソコン内の個人情報や重要なデータが第三者に渡るリスクを完全に排除するため、初期化は必須の手順です。

パソコンのOSに応じて初期化の方法は異なりますが、基本的には「リカバリー」や「工場出荷時の状態にリセット」などの機能を使用して行います。

初期化を行うことで、個人情報の流出リスクを最小限に抑えられます。

ホコリを払っておく

外観の清潔さは、パソコンの買取価格に影響を与える要素の一つです。

ホコリや汚れ、指紋などをしっかりと拭き取って、キレイな状態にしておくことで、良好な印象を持たせることができます。

特に、キーボードやスクリーン、ファンの出入り口などは、積もったホコリを除去しておくと好印象です。

動作確認を済ませておく

買取店では、実際にパソコンの動作確認を行います。

そのため、事前に動作のチェックを行い、不具合や問題点を確認しておくとスムーズです。

電源が正常に入るか、スクリーンに表示不良がないか、キーボードやタッチパッドが正常に動作するかなど、基本的な動作をチェックしましょう。

不具合がある場合、買取価格に影響する可能性があるため、事前に把握しておきましょう。

パソコンの買取価格は、その状態やモデル、年式などによって異なりますが、適切な準備を行うことでより高値での買取を期待することができます。

ここでは、高値での買取を実現するための具体的な方法について解説します。

付属品をそろえる

パソコンの買取を行う際、本体だけでなく、付属品も買取価格に影響を与える要因の一つです。

充電器やマウス、取扱説明書、オリジナルの箱やパッケージなど、購入時に付属していたアイテムを全てそろえることで、買取店からの評価が上がる可能性があります。

特に、オリジナルの箱や取扱説明書は、再販の際に価値があるとされているため、保持している場合は必ず一緒に持参しましょう。

OSのバージョンをアップデートしておく

パソコンのOSのバージョンは、そのパフォーマンスやセキュリティ面での安定性に大きく関わっています。

最新のOSにアップデートしておくことで、新しい機能の利用やセキュリティの問題点の修正が行われ、買取店からの評価も上がる可能性が高まります。

また、OSのアップデートは使用者にとっても有益であり、新しい機能の利用や、古いバージョンに起因する不具合の解消など、様々なメリットがあります。

相見積もりを取る

一つの買取店だけに依存せず、複数の店舗やサービスから見積もりを取ることで、最も高い買取価格を提供してくれる業者が選べます。

今は、オンライン上での買取サービスも増加しており、手軽に複数の見積もりが取得できます。

この方法を利用することで、市場価格の動向を把握し、最も適切なタイミングや店舗での買取ができます。

一度、買取を行った後では取り返しがつかないため、事前のリサーチは非常に重要です。

パソコンの買取は、手持ちの不要なデバイスを有効活用し、少しでも高価に売ることが目的ですが、一歩間違えると個人情報の流出や売却後のトラブルの原因となります。

ここでは、パソコンの買取を行う際に気を付けるべきポイントを解説していきます。

データの完全削除・初期化を済ませておく

一番の懸念は、個人情報の流出リスクです。

パソコンにはプライベートな情報、仕事や学業に関するデータ、パスワードや設定情報など、多くの重要な情報が保存されています。

これらのデータを第三者に渡すリスクを完全に排除するため、ただファイルを削除するだけではなく、完全にデータを消去し、パソコンを初期化することが必要です。

特に、SSDを搭載したパソコンの場合、通常の削除方法ではデータ復元が容易に行えるため、専門的なデータ消去ツールを用いることをおすすめします。

パソコン本体にパスワードを設けている場合は解除しておく

パスワードは、不正なアクセスから情報を保護するための重要な機能です。

しかし、買取を行う際には、パスワードの解除が必要です。買取店での評価や動作確認の際、パスワードが設定されているとスムーズに進められない場合があります。

そのため、買取前には必ずパスワードを解除、またはパスワード情報を明記して持参しましょう。

Macを売る際はアクティベーションを解除する

Apple製品、特にMacには、アクティベーションロックという機能があります。

これは、盗難や紛失時にデバイスを保護するための機能で、新しいユーザーがそのMacを使用することを制限します。

そのため、Macを買取に出す前に、Apple IDのアクティベーションロックを解除しておくことが非常に重要です。

これを行わないと、新しいオーナーがMacを正常に使用することができず、買取価格が大きく下がるリスクがあります。

市場のニーズやテクノロジーの進化に応じて、パソコンの価値は変動します。

しかし、一般的に高値での買取が期待できるパソコンには、いくつかの共通の特徴があります。

ここでは、高値で買取が期待できるパソコンの主な特徴について解説します。

販売年数が新しいモノ

パソコンのテクノロジーは日々進化しており、新しいモデルや最新のスペックが求められる傾向があります。

そのため、販売からの年数が短い、つまり比較的新しいモデルのパソコンは、古いモデルよりも高値での買取が期待できます。

新しいモデルは、性能やデザイン、機能面でのアドバンテージがあるため、再販時の需要が高くなります。

その結果、買取店も新しいモデルを高価格で評価する傾向が強まるのです。

最新鋭のOSが搭載されているモノ

最新鋭のOSが搭載されているパソコンは、セキュリティのアップデートや新しい機能が追加されているため、ユーザーからの需要が高まります。

特に、サポート期間が終了したOSを搭載したパソコンと比較すると、最新のOSがプリインストールされているモデルは安全性や使い勝手が向上しています。

また、最新のOSを搭載していることは、そのパソコンが近年のモデルであることを示すインディケーターともなります。

これらの理由から、最新鋭のOSが搭載されているパソコンは、高値での買取が期待されると言えます。

パソコンの買取価格は、多くの要因によって決まります。

一部の特徴を持つパソコンは、買取が難しくなることがありますし、期待される買取価格も低くなりがちです。

ここでは、そうした特徴を持つパソコンについて詳しく解説します。

個人情報が刻印されたパソコン

企業や学校などの機関で利用される際に、資産番号や名前、ロゴなどの個人情報や団体情報を刻印しているパソコンは、買取価格が大きく下がるリスクがあります。

その理由は、これらの情報が第三者に知られることでプライバシーの問題が生じるためです。

また、刻印を取り除くのに時間や手間がかかるので、買取を断られてしまうケースが多々あります。

買取業者による自作PC

一般的なブランド製のPCと異なり、自作PCは各部品の組み合わせや性能、品質がバラバラであるため、評価が難しいとされます。

また、保証の対象外となることが多く、トラブルが生じた際のサポートが難しいため、買取業者は自作PCに対して消極的になりがちです。

特に、不明な部品や安価な部品を使用している場合、高価買取は期待できません。

OSが古い物

古いOSを搭載しているパソコンは、セキュリティリスクが高まることや、最新のソフトウェアやアプリケーションとの互換性が低いというデメリットがあります。

これにより、再利用の際にユーザー体験が低下する可能性があるため、買取価格が低く設定されることが一般的です。

特に、サポートが終了して久しいOSを搭載している場合、高価買取は期待しにくいでしょう。

パソコンの買取を希望した場合、一部のパソコンは年数、状態、需要などの理由から買取を断られることがあります。

とはいえ、断られたからと言って適切な方法での処分を怠ると、環境への悪影響や個人情報の流出のリスクが考えられます。

ここでは、買取を断られたパソコンの適切な処分方法について解説します。

各自治体の指定方法を利用する

多くの自治体では、家電リサイクル法に基づき、パソコンなどの小型家電の適切な処分方法を案内しています。

自治体によっては、指定の回収場所や日時に持ち込む方法、または定期的に行われる大型ごみの回収日に出す方法が提供されています。

自治体のホームページや資源循環センターに問い合わせることで、正確な情報が得られます。

この方法で処分する場合は、事前に内部のデータを完全に削除しておくことが重要です。

回収業者・家電量販店に持ち込む

一部の家電量販店や専門の回収業者では、パソコンの回収サービスを提供しています。

家電量販店の場合、購入時にリサイクル料金を払っていると、無償または安価でパソコンを回収してくれます。

また、専門の回収業者を利用することで、安全にデータを削除し、適切にリサイクルしてくれます。

ただし、利用する際には手数料が発生することが考えられるため、事前に料金やサービス内容を確認しておきましょう。

パソコンは、現代の情報社会で私たちの生活に欠かせないアイテムとなっています。

長く使用していると、新しいモデルへの取り替えやスペックアップのため、古いものを買取に出すことを考えることもあるでしょう。

しかし、買取に出す前には、中に保存されているデータやファイルを保護するための一手間が必要です。

貴重な写真や文書、メールのやり取り、さまざまなデータがパソコンの中に溜まっています。

これらの情報を失うことなく、新しい環境で引き続き利用するためには、バックアップが欠かせません。

外部のストレージやクラウドサービスにしっかりとデータを保存しておくことで、万が一の事態にも対応可能となります。

また、バックアップを取ることは、買取に出すパソコンのデータを完全に削除する前提となるため、プライバシーを保護する意味でも重要です。

情報漏洩のリスクを避けるためにも、バックアップを取った後、初期化やデータの完全消去を行いましょう。