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不動産査定アプリとは?おすすめスマホアプリと不動産一括査定との違い・注意点

【更新日】2023-12-12
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不動産査定はアプリからも出来る
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物件の簡単な情報を入力するだけで、複数社に査定を依頼することのできる一括査定サイト。便利ではありますが、これまでPC版しかないのが弱みでした。

しかし近年では、スマホからでも気軽に査定を依頼できるアプリタイプのものも多くリリースされています。

今回は、そんな不動産査定アプリの紹介と利用のメリット・注意点を詳しく解説していきます!

※不動産査定サービスの詳しい内容はこちらにまとめています!ぜひ参考にしてください!

不動産一括査定サイト33社を比較!2023年おすすめランキング

2023年人気の不動産査定アプリ4選

まずは、具体的にどんな不動産査定アプリが存在するのかを解説していきます。

今回は、査定アプリの中でも代表的なもの4つを紹介していきます。違いに注目をしてチェックしてみてください。

HowMa(ハウマ)

ハウマは現在人気を集めているアプリサービスで、物件情報を入力すると搭載されている人工知能AIが申込情報に加えて市場の現状や国交省の公式発表、周辺地域における過去の取引データなどを参考に、一瞬で価格を算出します。

不動産会社に情報を共有しないので、匿名で査定を依頼できること、査定結果がすぐにチェックできることが強みです。

AI不動産査定のHowMa(ハウマ) !実際に利用した方の評判・口コミ

10秒でDo!

10秒でDo!は大手フランチャイズ業者のHouseDo(ハウスドゥ)が運営している不動産査定アプリです。

10秒でDo!の仕組みは2段階に分かれており、まずは物件情報を入力して10秒ほどで自動査定をおこないます。

このタイミングでは不動産屋に情報を共有しないので、個人情報が洩れるリスクはありません。

この段階で価格に納得がいけば、より詳しい情報を入力して不動産会社に査定依頼することも出来ます。

HouseDoが提供する不動産査定アプリ「10秒でDo!」を徹底解説!

Yahoo!不動産

ヤフー不動産は、その名の通りヤフーが運営している不動産総合サイトです。

こちらはいわゆる一括査定サイトと同じ仕組みで、複数社の査定額を簡単に比較することができます。

ヤフー不動産の最も大きな特色がおうちダイレクトというサービスです。

不動産会社の仲介を受けずに直接買い手を見つけて取引ができるので、仲介手数料を0円に抑えることができます。

ヤフー不動産で不動産売却査定!実際に利用した方の評判・口コミ

ふじたろう

ふじたろうはプロパティーエージェントによって運営されています。

ふじたろうもハウマと同じく人工知能が査定をしてくれる仕組みですが、査定結果をチャート形式で見ることができたり、周辺相場を検査機できたりするので、初心者にとっても価格のイメージをつかみやすいです。

ふじたろうで不動産売却査定!実際に利用した方の評判・口コミ

不動産査定アプリの仕組みは大きく分けて2種類

不動産査定アプリの代表的なものを紹介しましたが、実はアプリには仕組みが2種類あり、それぞれ内容が異なります。

この特徴の違いを理解してから査定申し込みをするのがおすすめです。

ここからは、それぞれの仕組みの内容を紹介していきます。

①申し込み情報を登録の不動産会社で斡旋

最初に紹介するのは、一括査定型のアプリです。

これはすまいValueHOME4Uと同じく、物件情報などを入力して複数社に査定を依頼する仲立ちサイトです。

登録業者がアプリによって異なるので、同じ地域でも査定できる業者に違いが出てしまうのが難点です。

その辺を考慮して大体の相場勘をつかむことが出来ると、その後の売買がスムーズですよ。

②入力内容を人口知能(AI)が自動査定

2つ目が、アプリに搭載されている計算システムによって査定額を算出する仕組みのアプリです。

AIは1年間で約120万件の物件情報を収集・処理できるので、見方によってはプロの不動産業者よりも精度が高いです。

不動産を売る時は必ず業者の査定を受ける必要があるので、AIで査定をしてもらっても参考にしかなりません。

売却を検討中なので、まずはとりあえず査定額を見て決めたいという方は自動査定アプリの利用をおすすめします。

中古住宅の査定で見られるポイント5選!査定から売却の流れや査定時の注意点も解説

不動産査定アプリの信ぴょう性はどれくらいある?

不動産査定アプリには高性能AI搭載を謳っているものもありますが、算出額はどれくらいあてになるのでしょうか?実際の売却価格との差はどれくらいあるのでしょうか?

今回はアプリの査定額を参考にする際の注意点を紹介していきます。

”簡単入力”過ぎるものは価格の精度に難あり

不動産査定アプリの申込フォームは、入力スピードを重視しているので項目を必要最小限まで簡略化しています。

そのため、申込後に業者から更なる追加情報をヒヤリングされることが多いです。

査定をするために必要最小限の情報もないようなアプリは、利用を控えたほうが良いでしょう。

AIは高精度だが最終的に不動産を評価するのは人

売り出した不動産を買ってくれるのは人ですが、彼らは玄関を入った時の第一印象からフローリングの傷、凹み、あるいは壁に染みついたタバコのにおいなどでも評価します。

つまり、感情がないAIの査定がどれだけ高性能だったとしても、人間が不動産を見ない限りは相場を算出することは出来ないのです。

また、最終的な売出価格は売主の独断で決めることが出来るため、そもそも完璧な査定額を決める必要性はそこまでありません。

それよりも、査定額を踏まえた上でどんなプランで売っていくかが重要です。

不動産一括査定をやってみた!申し込みの流れから査定結果が届くまでの流れ・結果を紹介

不動産査定アプリを利用するメリット

不動産査定アプリを利用するメリットは下記の通りです。

  • 営業電話が来ない
  • 素早く分かる
  • 匿名で出来る

不動産査定アプリは気軽に利用できる査定サービスなので「ちょっと査定してみたいかも?」という人に最適です。

これから不動産査定アプリのメリットを詳しく紹介するので、メリットを把握しておきましょう。

営業電話が来ない

不動産査定アプリは、査定したい人が気軽に調べるツールなので、不動産会社からの電話を気にする必要がありません。

通常は不動産会社が査定してくれるので、不動産会社の電話を受けて査定結果を聞く必要があります。

売却を予定している人からすると詳しい内容を聞けたり相談したりできるのでメリットですが「査定だけしたかったのに…」という人は面倒くさくなってしまいます。

不動産査定アプリは上記のような悩みを解決してくれるのでおすすめです。

素早く分かる

通常の査定は不動産会社が査定してくれるので、2~3日後に査定結果がわかりますが、不動産査定アプリは即時結果がわかります。

情報を入力して査定結果を即時把握できるので「査定価格を早く知りたい!」という人におすすめです。

匿名で出来る

不動産査定アプリは、匿名で査定することができます。

通常の査定は、個人情報と物件情報を依頼している不動産会社に送る必要があります。

また不動産一括査定サービスも個人情報の入力が必要なので「ネットに個人情報を晒すのが怖い」という人に不向きです。

不動産査定アプリは、個人情報の流出を気にすること無く、気軽に査定できるので「匿名で査定したい!」という人は活用してみましょう。

不動産査定アプリを利用するデメリット

魅力的なメリットの多い不動産査定アプリですが、デメリットも存在します。

  • 査定の精度が低い
  • 売却について詳しく相談できない

不動産査定アプリは手軽に利用できる分、通常より劣っている部分があります。

場合によっては不向きな人もいるのでチェックしておきましょう。

査定の精度が低い

不動産査定アプリは、ツールが持っている情報から算出して査定してくれます。

不動産会社が査定する方法と異なり、精度が低めになってしまうので注意しましょう。

「売却を検討している」という人はツールでの結果を鵜呑みすると、売却活動を行なってから全然違う結果になる可能性もあるので、不動産会社に査定を依頼しましょう。

売却について詳しく相談できない

不動産査定アプリはあくまで査定価格を算出してくれるツールなので、売却等の相談はできません。

査定の内訳を詳しく話してくれたり売却を行なった時の戦略などを説明してくれたりしないので、既に売却を予定している人は不向きです。

売却前提で査定をしたい人は、不動産一括査定サイトを利用することおすすめします。

不動産査定アプリと不動産一括査定の違い

不動産査定がアプリでできるのは非常に便利ですが、通常の査定との違いももちろんあります。

それぞれの特徴を理解したうえで、使いやすいアプリを活用してもらえたらと思います。

以下にそれぞれの違いを解説します。

通常査定のほうが精度は高い

通常の不動産査定は、経験豊富な不動産のプロフェッショナルによって行われます。

不動産の価値を評価する際に物件の詳細な情報、エリアや周辺環境、物件の条件、近隣の類似物件の価格、市場の動向などを考慮に入れます。

また専門家は実際に物件を訪問し、現地の状況を詳細に確認します。

そのため訪問査定の精度はアプリでの査定に比べて大幅に向上します。

加えて不動産の売買に関する法規制や契約に関する複雑な問題も適切に対処することができる点も差があります。

通常査定がアプリによる査定よりも精度が高いことは理解しておきましょう。

手軽に査定したい場合はアプリの方が良い理由

不動産査定アプリは、ユーザーが自宅やオフィスから簡単に不動産の査定を依頼できるツールです。

アプリに必要な情報を入力するだけで、ある程度の査定結果が得られます。

そのため通常の不動産査定プロセスと比較して、手間や時間が大幅に省けます。

特に不動産の売買を検討している初期段階や、売却の可能性を試算したい場合には、すぐに結果を得ることができるので有用です。

またアプリによる査定は繰り返し行うことが容易なため、物件の価格変動を追跡するのにも役立ちます。

手軽に査定したい人にとっては不動産査定アプリが適しています。

家の無料査定はどこに頼むべき?賢い査定業者の選び方・おすすめサイトや注意点を解説

不動産査定アプリを活用して素早く査定結果を知ろう

不動産査定アプリは、査定結果を素早く把握できるので、誰でも気軽に利用できます。

「ちょっとうちの資産を把握したいかも?」と思う人や「査定に興味がある」という人は気軽に利用してみましょう。

一方で、売却を検討している人が不動産査定アプリを使うと物足りなさを感じてしまう可能性があります。

不動産アプリを利用するまでに、自分が査定結果を知りたい目的はなんなのか把握しておきましょう。

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