マンションの内覧はどこを見られる?内覧をクリアして高く売ろう!
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マンションを売却する際の重要な通過点が、購入希望者による内覧です。
いくら優れた物件であったとしても、ここをクリアできなければ、売買は成立しません。
しかしながら、内覧時にどのような準備を行うか、多くの方が疑問を抱えているようです。
この記事では、マンション売却を成功させるために、多くの人が疑問に思っている事や、評価を上げるコツを解説していきます。内覧次第では売却金額が100万円変わるともいわれています。
マンション査定・売却の基礎知識から方法・コツまで、こちらで解説されています!
マンション内覧に関する疑問!どうすれば成約が取れるの?
長年住んでいるマンションを売り出す際は特に、自分なりの部屋の使い方をしてしまっている場合が多いので、どのように準備をすればいいかがわかりにくくなっています。
また、自宅をチェックされることなんてそうそうありませんから、自分はずっと家にいたほうがいいのか、どのように対応したらいいかも悩んでしまいますよね。
大きな傷は隠さずにおくべし
子供が小さい頃につけた傷などは、購入希望者にバレるまで隠しておかず、あらかじめ正直に申告しましょう。
こうしたマイナスの点は、隠していた期間が長ければ長い程、相手は深刻に捉えます。
大きな傷はなるべく隠さず、先に見せてしまいましょう。
もしも、相手が怪訝そうな顔をしても「〇〇日までに即刻直します」と誠実に対応すれば大きな問題にはならないことが多いです。
フローリングの傷などは、張替えで簡単になおりますし、深刻な傷に見える場合も、10万円ほどあれば大抵直すことができます。
手厚いおもてなしは逆効果
購入希望者の気分を良くするため、お茶やお菓子を用意するといったおもてなしをする人もいますが、こうした気遣いは不要です。
購入希望者は、あなたの家に遊びに来ているのではなく、物件をチェックしにきています。
そのためお茶を出されたりしても、目的がブレてしまうのに加えて、ゆっくりとチェックを行えず逆効果になってしまいます。
余計なお世話に思われてしまう行動はなるべく慎みましょう。
見学者に同行する必要もなし
購入希望者がさまざまな部屋をチェックしているところに、売却希望者がついていくことがあります。
確かに、何かあった時のために近くにいた方が良いのではないかと考える気持ちも分かりますが、内覧時の同行は不動産業者に任せてしまった方がいいです。
住居者がついてくると、見学者からしたら「何か隠したい所があるのかも?」と不信感を抱いてしまう可能性もあります、またマンションに二人並んで回るとスペースが狭くなってしまい、見学者にストレスがかかります。
見学者もプロの業者に質問した方が安心なので、対応はできるかぎり不動産業者に任せてしまいましょう。
もし、どうしても共有しておきたい事項があるのなら、先に話しておくようにしてください。
同居人はなるべく外に出てもらう
家族と同居している場合などは、内覧中はなるべく出払ってもらった方がいいです。
マンションの契約者は、もしかしたら居た方が良い場合もあるかもしれませんが、基本的には見学者と不動産業者だけで回ってもらうのが理想的です。
購入を希望する人は、まず地価や立地、築年数などを参考に見たいマンションを選びます。
見学者が一番確認したいのは、「売り出し情報と違っている部分がないか」です。
そこで生活している人に会ってしまうと、その人の印象が強くなって悪影響になることも多いので、いつも居住している人はなるべく同席しない方が安心です。
簡単にできるマンション内覧での評価を上げるコツ
前述の様に、できるならば見学者の対応は全て不動産業者に任せてしまいたいですが、実際は同席を依頼されることも少なくありません。
同席する場合は「いろいろ質問されたら困るなあ...」と不安になるのではなく、逆に見学者の評価を上げるチャンスだと捉えましょう。
対応によっては、見学者の信頼度をアップさせ、売買契約成立に大きく近づくことができます。
売却希望者に同席を依頼された場合、どうすれば評価をアップさせることができるのでしょうか。
周辺環境の良さをチェックしておく
いくらこちらがマンションの良さをアピールしても、見学者の評価が低ければ、どうすることもできません。
そんな時には、周辺環境の良さをアピールする事で、物件以外のところでマンションの評価を上げるという方法がおすすめです。
しっかりと良さを伝えるためには、スーパーへの距離や学校への通学環境などよく調べておくといいでしょう。
マンションの購入希望者の中には「多少物件の中身が悪くても、周辺の環境の良さを重視する」と考える方が多くいます。
オープンルームを実施してマンションを早く売るのも一つの手
マンションの売却活動は、インターネットやチラシなどを使って買い手を探しますが、購入希望者を集める方法としてオープンハウスがあります。
オープンハウスは、広告などから購入希望者が売り出し中のマンションに見学に来る内覧とは異なり、購入希望者ではなくても予約なしで物件を見てもらうことができます。
オープンハウスと聞いたら、新築の一戸建てのようなイメージを持つ方がいますが、最近では売却予定のマンションなどでもおこなわれています。
オープンルームという言葉も最近よく聞きますが、オープンルームはマンションでおこなうオープンハウスのことを指して使われることがあるようです。
マンション売却でオープンルームをするメリット
中古マンションの売却を考えた時に、インターネットやチラシを近隣住民やその土地の買い手を探すことが多いですが、マンションによっては、担当者にオープンルームを勧められることがあります。
近隣住民にアピールできるチャンスであり、予約する必要がないので敷居が低いことから見学者以外の人にも興味を持ってくれる可能性があることから売却につながる可能性もあります。
参加者がその場で購入を決めるケースもあり、売却にかかる手間も減るようです。
効率良く購入希望者を募集できる
インターネットやチラシのみで買い手を探す場合は、買い手と2人で売却金額の交渉になり、値下げされることがほとんどです。
しかし、マンションの売却を考えている人は、なるべく高く売りたいに決まっていますよね。
オープンルームでは、物件を見学して評判が良かった場合は複数の購入希望者が現れる可能性は十分にあります。
また、来場者の方にマンションの感想などをアンケートに記入してもらうことで、問題点や改善点が見つかる可能性があります。
成約率も内覧より高い
ここまで読んで見ると、成約率が高いように感じるかもしれませんが本当にそうでしょうか。
オープンルームをおこなうことで、購入希望者が複数人鉢合わせる状態になる可能性があります。
売り出しているマンションはもちろん一点ものなので、購入希望者はあまり値下げすることなくその場購入を決めるということもあり、成約率は高いと言われています。
また、その地域でのマンションを探している人にアピールもできます。
近所の方も含めインターネットやチラシでは存在を知らなかった人に知ってもらうことで成約率も上がってくると思います。
オープンルームの効果は具体的にどれくらい?
マンションを売買契約をし、引渡しまでにかかる時間は平均5カ月と言われ、売却するまでに3.5カ月と言われています。
マンションを売るために、広告をインターネットやチラシで出して問い合わせが1日に5件あるのが理想的です。
売買契約結ぶまでの期間を3.5カ月とした場合、100日程度の時間に対して問い合わせ件数は500件ほどあるのが理想的だといえます。
内覧は成果に結びつきにくい
購入する不動産を地域で選ぶ人などは、あなたたが売り出していている物件が該当していたら、不動産会社に問い合わせをしていると思います。
しかし、実際に自分のマンションを売り出しているマンションを気に入り購入しようと思う人は少ないです。
内覧数が1回でも売却する人がいる一方で、多くの購入希望者に内覧を行い売却する人もいることから、多いほど売れやすいとは限りません。
オープンルームは一度に複数の人を招くこともできるので、そういった意味では、比較的簡単に購入者を見つけることができるかもしれません。
オープンルームをしたからと言って確実に売却することはできない
オープンルームを行い、どれほどの数の購入希望者が来てくれるかは売り出すマンションや地域によって異なると思いますが、メリットもあります。
しかし、確実に早く購入者が見つかるとは限らないと考えられます。
また、オープンルームを行ったが見学者が少なく期間を長めにとる場合もあり、期間が長引くとその分周りの人から「売れ残り」のレッテルを張られてしまうこともあります。
オープンルームをおこなう際は、よく考えてから行動することが大切です。
マンション内覧は不動産会社に任せるのも一つの手
マンションをチェックしにくると言われると、必要以上に身構え、準備をしてしまいますが、実際は全くの逆で、なるべく干渉せず、自由に見学をしてもらう事が、売却へと結びつけるコツだとわかりましたでしょうか。
特に、売り出し後なかなかマンションが売却へ結びつかない時などはどうしても押し売りをしてしまいがちですが、逆効果です。
周辺環境などの、長年住んできたからこそ言えるアピールができれば、必ず好印象につながりますよ。