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自宅の売却前にハウスクリーニングは必要?掃除のポイントと料金相場

【更新日】2021-01-27
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自宅の売却前にハウスクリーニングは必要?

自宅を売却すると、その家は商品として扱われることになります。

そのため、商品として魅力的な姿で売り出すことが、高額売却のためには重要です。

特に、掃除は売り手自身ができる簡単な高額売却対策で、内覧時には丁寧な清掃が必須となります。

売却前の家の内覧で気をつけるべき事

「自宅を本気で売りたい!」と考える人ほど、掃除に力を入れています。それほど重要な作業なのです。

この記事では、なぜ掃除が自宅の高額売却に結びつくのか、またどんな点を注意して掃除をするべきなのかを解説します。

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自宅の売却で掃除が重要な理由

掃除が重要な理由としては、まず値引き交渉の材料になりやすいということが挙げられます。

特に、買い手から「ハウスクリーニングを行うので、そのぶん費用を物件価格から引いてほしい」という依頼を受けるケースは多いです。

実際クリーニングをするかはわからないので買い手の出費額には変化はないですが、売却代金は減額されるので売り手は損をします。

そのため、買い手に突っ込まれそうな汚れはしっかりと除去しておく必要があります。

汚れた自宅は業者が後回しにする

自宅が汚れていると、業者からの評価も極めて低くなります。

そのため「全力で売り出し宣伝をしている」と口では言いながら、結局後回しにされる可能性もあります。業者としても、しっかり自宅を掃除して売却準備を万全に進めている売り手の自宅を優先したくなるのは、みなさんも想像できるでしょう。

業者は不動産を売り出すパートナーなので、忙しかったりお金に余裕がなかったり、クリーニングなどができない事情を話せば納得はしてくれます。しかしベテラン業者ほど自宅の見た目には厳しいです。

なお、業者が訪問査定をするときは掃除をしたかしていないかにより、査定額が上がったり下がったりすることはありません。

しかし、業者の潜在的な評価を下げることにもなりかねないので、内覧でなく業者が査定や相談で訪問してくる際も、念入りに清掃しておくべきでしょう。

売れ残りやすくなる

家を売る際は掃除をしたほうが良いというのは常識ですが、意外なことに多くの方は特別な対応をせずに業者へ丸投げする傾向があります。

多くの方は「中古の家は時間がかかってもいつか売れる」という認識を持っていますが、今は2年、3年売り出しても成約できない方が増えています。

中古物件の売却競争は年々熾烈になっており、購入希望者のほうも少しでも状態の良い物件を購入しようと厳しく目利きをしています。

今の時代に中古物件を売るなら、念入りな掃除は必要不可欠なのです。

値引き交渉の材料になってしまう

全ての購入希望者は良い物件を少しでも安く購入したいと思うものです。

そんな中で少しでも汚れが見つかれば、値引き交渉の恰好の材料になってしまいません。

前述のように汚れた家は購入希望者の数がかなり絞られるため、「価格交渉を突っぱねたらまた内覧募集から始めるのか…面倒だな…」と思うようになり、結果的に応じてしまう方も多いです。

このようなケースに陥らないように、売却前に清掃を進めていく必要があります。

仲介業者や購入希望者からの信頼が落ちる

購入希望者の本気度が高ければ高いほど、家が掃除されていないとがっかりされてしまいます。

相手が「今は多少汚くても自分で綺麗にすればいいや」と考えてくれれば良いのですが、掃除がされていないという事実は売り手自身の印象にも大きな影響を与えます。

不動産売却は多額のお金が動く取引なので、売買者間の信頼が大切です。

売却したい家を綺麗にすることは、商品をよく見せるだけでなく、売り手自身をよく見せることにもつながります。だらしない生活感が見える家では、いろんな契約を結ぶ気にはなれませんよね。

自宅を掃除する前に抑えておきたいポイント

そうはいっても、売り手自身で自宅を新品同様にすることは、時間や労力がかかりすぎてしまうので不可能です。

しかし、特に重要なポイントに絞って行うことで、短い時間で効率よく購入希望者からの評価を上げることができます。

ここからは売却時の掃除のポイントとして以下の5点を紹介します。

  1. 整理整頓を徹底する
  2. 照明を明るいものにする
  3. カーテンの汚れに注意
  4. 水回りは厳しくチェック
  5. 忘れがちなクーラーの清掃

これらのポイントは一見簡単そうに思えますが、しっかり実践することで驚くほど購入希望者からの印象を変えることができます。

1. 整理整頓を徹底する

内覧は、売り手がいつも生活している自宅を「商品」だと思っている人が来ます。

そのため、整理整頓といっても、いつも通り押し入れに仕舞うだけでは物足りません。

売却時の整理整頓とは、要らないもの、古いものをとにかく捨てることです。

ものを捨てることでスペースが広がり、新築購入時の状態に近付けることができます。

2. 照明を明るいものにする

内覧時には、たとえ昼間でも電気をつけて、明るく見せることが大事です。

部屋を明るくすることで、実際よりも自宅を広く見せることができます。

この際に、いつもよりも上のワット数の電球や、明るい色の電灯に変えると、より効果は増します。

3. カーテンの汚れに注意

カーテンの汚れについて、売り手はついつい見落としがち。

カーテンは家を購入したときから使っている家庭がほとんどなので、汚れに気付きにくいからです。

また、冬には、結露を吸収してカビができるということもあります。

自分で汚れが目につかなくても、必ず洗濯をしましょう。

4.水回りは厳しくチェック

女性の希望者は、特に水回りの汚れに敏感です。

また、汚れていると来客の目につきやすい部分だとも言われています。

液体のパイプ洗浄などを利用し、綺麗にしましょう。

また、気付かないうちに臭いが発生している場合もあるので、厳しいチェックをしましょう。

いっそのこと、水回りだけはハウスクリーニングにお願いするのも手です。

5. 忘れがちなクーラーの清掃

クーラーの上部の汚れや、ほこりっぽいにおいなどは、来客を不快な気分にさせます。

クーラーの汚れは見上げないと気付かないので見逃しがちですが、内覧前はしっかりと掃除しておきましょう。

自宅売却時にハウスクリーニングを依頼する場所と料金相場

家を売却する際は、自分で掃除できない部分をハウスクリーニング業者に依頼することをおすすめします。

比較的リーズナブルな料金でピカピカに掃除してくれるので、第一印象にかかわりやすい部分を優先的に依頼してきましょう。

➀浴室

平均価格 ¥ 15,000(税抜)
サービス時間 約2時間
サービス範囲
  • 浴槽
  • 天井
  • 照明
  • 窓(室内側)
  • 蛇口
  • シャワー
  • 壁面
  • 換気扇フィルター
  • 換気扇カバー

浴室はカビや水垢、皮脂汚れなどが付着しやすいので、優先的に依頼しましょう。

業者によって対応範囲は異なりますが、浴槽だけでなく壁、床、天井、窓まで丸ごと仕上げてくれるところに依頼するのがおすすめです。

②洗面台まわり

平均価格 ¥ 8,500(税抜)
サービス時間 約1時間
サービス範囲
  • 照明
  • 洗面ボウル
  • 蛇口
  • 収納庫表面

洗面台は化粧品や整髪料といったしつこい固形の汚れや、水垢・カビが付着しやすいので注意が必要です。

製品によって材質が異なるので、適した洗剤でしっかり汚れを落としてくれる業者に依頼しましょう。

③トイレ

平均価格 ¥ 9,000(税抜)
サービス時間 約1.5時間
サービス範囲
  • 便器
  • 便座
  • 天井
  • 壁面
  • 照明
  • 天井
  • 窓(内側)
  • 換気扇カバー(内部除く)

尿石や水際の黒ずみなど、日頃のトイレ掃除で落としきれないところはプロに依頼しましょう。

トイレの壁や床も意外に汚れていることが多いので、丸ごと対応してくれる業者を選ぶのがポイントです。

④キッチン

平均価格 ¥ 16,500(税抜)
サービス時間 約2時間
サービス範囲
  • ガス台、IH
  • 五徳
  • 魚焼きグリル(内部除く)
  • 戸棚表面
  • 天袋
  • キッチン付属照明
  • シンク
  • 蛇口
  • 窓(内側)
  • 窓(室内側)
  • キッチン壁(壁紙除く)

手ごわい油汚れや焦げをプロに依頼することができます。

換気扇掃除はオプションになっていることもあり、含めると金額が変わってきます。

同じ条件で複数社の見積もりを比較することをおすすめします。

⑤レンジフード

平均価格 ¥ 15,000(税抜)
サービス時間 約2時間
サービス範囲
  • 外装カバー
  • 本体内部
  • ファン
  • フィルター

レンジフードを分解洗浄し、ファンやフィルターについた油汚れも落としてくれます。

換気効率がアップするので、内覧時に購入希望者が訪問した際の印象も変わってきます。

自宅売却時に自分で掃除すべき場所とポイント

ハウスクリーニングサービスの中には家を丸ごと依頼するものもあります。

ただ、場所によっては自力でどうにかできることも多いので、全て依頼するのはもったいないです。

ここからは自分で清掃すべき箇所を紹介していきます。

玄関

玄関は靴・傘の整理をして、ほこりを落としていきましょう。

上から下に汚れを落とすことで効率良くキレイにできると言われています。

内覧前は換気をしておき、嫌な臭いを逃しましょう。

リビング・ベッドルーム・子供部屋

家具が少ないほうが広くキレイに見えるので、引っ越し後に処分する予定のものは内覧前に捨ててしまうことをおすすめします。

置かれているものを出来るだけ減らし、掃除機をかけるのと換気を忘れずおこないましょう。

窓ガラス・サッシ

入念に拭き掃除をおこないましょう。

日中に内覧をおこなう際はリビングから玄関へ真っすぐ自然光が入るのが理想と言われています。

窓の掃除が終わったら、窓の近くや光の通り道にある物をどけておきましょう。

照明

拭いておいて明るい印象を与えましょう。

1トーン明るいものに換えておいても良いでしょう。

当日も全ての照明を付けて最大限に明るく見せることで、汚れや古さが目立たなくなります。

エアコン

夏・冬以外の季節でも内覧時に試しに稼働される可能性があるので入念に掃除しておきましょう。

独特な嫌な臭いは消臭剤などで対応しておくのがおすすめです。

バルコニー・庭

内覧で見られる可能性があるので、忘れずに掃除しておきましょう。

自分で掃除する余裕のない方は部屋まるごとクリーニングがおすすめ

自分で掃除する時間が全くない方は、部屋まるごとクリーニングの依頼をおすすめします。

部分ごとに依頼をするより料金は高くなってしまいますが、プロが隅々までキレイにしてくれるので全く手間がかかりません。

戸建て住宅の場合の料金相場は、以下の通りです。

間取り 居住中に依頼 空き家にしてから依頼
1LDK~2LDK 50,000円~95,000円25,000円~45,000円
3LDK~4LDK 80,000円~135,000円70,000円~120,000円
5LDK以上 120,000円~ 120,000円~

荷物を全部運び出して空き家にしてからのほうが料金を抑えられます。

無理のない範囲で効率良く清掃をすすめよう

自宅を短期間かつ高額で売却させるためには、掃除が大切だということがわかったでしょうか。

地味な作業ですが、こうした作業をいかに徹底して行うかが査定結果や売却価格を大きく左右します。

また、家を綺麗にすることは、商品の売却価値を上げるだけではなく、売り手の業者、購入希望者からの信頼を高めることにも繋がります。

業者も人間なので、売り手の細やかな努力を知ったら「優先的に売ってあげよう」と思うこと間違いないでしょう。

簡単そうな作業こそ真剣に行うことが、不動産を高額売却する近道です。

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