
ヘーベルハウス(旭化成ホームズ)の評判・口コミは悪い?坪単価やメリット・デメリットと注意点を解説
ヘーベルハウスはテレビCMなどで良く耳にする有名ハウスメーカーですが、利用したことのある方は意外と少ないのではなでしょうか?
スタンダードな住宅会社かと思いきや、独自のメリットも意外に多いので一度チェックしましょう。
ここからは、ヘーベルハウスの意外と知られていないメリット・デメリットやリアルな口コミを紹介していきます。
→クレームの多いハウスメーカーはどこ?評判の悪い大手ハウスメーカーランキングとおすすめしない業者の特徴
ヘーベルハウスの会社概要
会社名 | 旭化成ホームズ株式会社 |
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本社所在地 | 〒101-8101 東京都千代田区神田神保町1-105 神保町三井ビルディング |
設立 | 昭和47年 (1972年) 11月 |
資本金/売上高 | 32.5億円/6,047億円 (平成31年3月期連結) |
従業員数 | 7,198人(平成31年3月末現在・連結) |
ヘーベルハウスは、旭化成ホームズが手掛ける住宅のブランドです。
1972年、日本住宅に鉄骨やALCコンクリート、ヘーベルを使った高精度、高耐久の住宅工法を持ち込んだことで、一躍有名になりました。
1998年以降はロングライフ住宅をテーマにしており、長く住めて人生を充実させてくれる家を追求しています。
旭化成ホームズのグループ会社
ヘーベルハウスは戸建て住宅・注文住宅を主力事業にしています。
その他、既存住宅はストックヘーベルハウス、分譲マンションはアトラスが事業をおこなっています。
賃貸事業はヘーベルメゾンとヘーベルVillageが、土地活用は加えてヘーベルビルズが事業をおこないます。
その他、旭化成ホームズはマンションの建て替えや市街地の再開発、資産コンサルティングも実施しています。
ヘーベルハウスの坪単価は70~90万円が相場
ヘーベルハウスの坪単価は、70~90万円が相場と言われています。
これは、他のハウスメーカーと比較しても高額となります。
この価格帯になってしまう理由は、ヘーベルハウスの扱う重量鉄骨・ALC板単体が業界最高レベルのものだからです。
その他、メンテナンスの質も高く、スタッフの対応も良いと最高級の評判を得ています。
「ヘーベルハウスの家が買えるならどこの家でも買える」という方が多いですが、実際に即した発言だと言えます。
→三井のリハウスで不動産売却・査定をした方の評判・口コミと手数料ヘーベルハウスのメリット
都市部の狭小地に適した商品ラインナップ
ヘーベルハウスは都市部の狭い土地に適した住宅ラインナップを提供しています。
一般的な2階建てモデルは、以下の通りです。
- onefitto
- のきのまent
- CUBIC roomy
- GRANDESTA
- STEP BOX
- そらのま+
- 新大地
また、ヘーベルハウスは3階建てモデルも多く提供しています。
都市部の狭い土地でも広々暮らせる3階建て住宅を知ることで、住まい選びの選択肢はかなり広がります。
- METEO BLUE
- terra craft
- CUT&GABLE
- FREX GENB
- TOWNCOMPO
- FAEXmonado
- HEBEL HAUS 2.5style
- FAEX G3
その他、2世帯住宅モデルも以下のような充実ラインナップを抱えています。
- 都市の実家
- 天空こども城
- i_co_i
- 2.5世帯住宅
- ロンド・コンパクト
制震フレームが標準装備
ヘーベルハウスは、制震フレームが標準的に住宅に備わっています。
他のハウスメーカーのようにオプション費用はかからず、高性能フレームを利用することが出来るので安心です。
ヘーベルハウスは頑強なフレームを採用しており、激しい耐震実験にクリアしたもののみを利用しています。
耐火性に優れたALCコンクリート
ヘーベルハウスの住宅の壁にはALCコンクリートが利用されています。
これは国土交通大臣認定の耐火構造部材で、内部の気泡が断熱の役割を担っています。
火災被害を最小限にとどめることが可能です。
30年間メンテナンスフリー
戸建て住宅を購入する際に心配なのが、小まめなメンテナンス費用を継続的に支払う必要がある点です。
ヘーベルハウスは屋根・外壁の耐用年数が30年なので、それまでは小まめなメンテナンスは基本的に必要ありません。
更に、60年の長期間無償点検が付いてくるのも大きな魅力です。
アフターサービスが迅速
ヘーベルハウスのアフターサービスは、旭化成ホームズのグループがタッグを組んで行います。
- 旭化成ホームズ:顧客とのコンタクト
- 旭化成ホームズフィナンシャル:被災時の保険サポート
- 旭リフォーム:復旧時の計画・実施
ワンストップの対応は、災害時の旭化成ホームズグループの迅速な対応などにも表れています。
ヘーベルハウスのデメリット
ヘーベルハウスは知名度が高く物件のクオリティも高いハウスメーカーですが、一方でデメリットも存在します。
ここからは、事前に注意すべき点を一つずつ紹介していきます。
建築費用が業界トップクラスの高さ
ヘーベルハウスの商品の中には坪単価が100万円を超えるものもあります。
ハウスメーカーの中でもトップクラスで高価格となっており、購入の為には潤沢な資金の準備が必要です。
素材や設備の性能を考えるとトータルのコスパはそこまで悪くないのかも知れませんが、やはり購入できる人は選ぶので注意が必要です。
四角い外観が嫌な人も多い
ヘーベルハウスと言えば、四角い外観が印象的です。
このデザインが好きではない場合は、高い費用を支払ってヘーベルハウスに依頼する必要はないでしよう。
いくら設備が良いと言ってもデザインの相性は家選びでかなり重要なので、無理して好きではないデザインを選ぶ必要はありません。
天井が高くない
普通の戸建て住宅の天井高は2.4mほどに設定されています。
ヘーベルハウスも基本的には天井高2.4mの商品しか準備いませんが、積水ハウスや住友林業、ミサワホームなどのハウスメーカーは2.7m以上の天井高も用意しています。
開放的な内装に住みたい方にヘーベルハウスは不向きです。
ヘーベルハウスがおすすめの人の特徴
評価は良いが価格は高いヘーベルハウス。
他のハウスメーカーで少し価格を下げても一定以上の基準の家は購入できるので、わざわざヘーベルハウスで買わなきゃいけないのか?というと必ずしもそうではないです。
では、ヘーベルハウスがおすすめの人とはどのような人なのでしょうか?
特徴➀とにかく丈夫な家を建てたい
ヘーベルハウスはデザインの多様性という面では、他のハウスメーカーに比べて劣る部分もあります。
ただ前述の通り、最高品質の素材や設備を導入しており、災害時のアフターサービスも充実しているので安心です。
安心できる暮らしを求めたい方には非常におすすめできます。
特徴②子どもへの譲渡・相続を考えている
世帯主が若くなく、子ども世代へ物件を残すことも考えて購入したいと思っているなら、ヘーベルハウスはおすすめです。
長く活用が出来て、いざという時には高く売れるかを見極めるためには、その物件の資産価値を見極める必要があります。
通常、住宅は築年数の経過によって資産価値を落としていきます。
しかし、ヘーベルハウスのように高材質でブランド力もある物件なら、資産価値が高く、かつ下落も緩やかになります。
後の世代に価値のある資産を残したいなら、ヘーベルハウスはおすすめです。
➝資産価値が落ちにくい家の特徴とは?住宅選びで失敗しないポイント
予算が十分にある
元も子もない話ですが、ヘーベルハウスを選ぶべき人は、ヘーベルハウスを買える人といっても過言ではありません。
ヘーベルハウスの質はトップクラスなので、購入できるのであれば選んで損はないからです。
ただ、注意すべきはやはり価格の高さでしょう。
自分の予算をまず整理して、ヘーベルハウスが購入できそうか考えてみましょう。
ヘーベルハウスはコストパフォーマンスが低い訳ではない
ヘーベルハウスの価格は業界トップクラスの高さですが、それに対して「分不相応だ」という方はほとんどいません。
頑丈で高級な物件揃いで災害への耐性も強く、アフターサービスが完全に充実していきます。
一生安心して暮らせるヘーベルハウスは、家族のことを第一に考える方が奮発して購入している事例も多いです。
価格帯は意外と広いので、一度は視野に入れてみると良いでしょう。
