TOP > 不動産購入 > プレハブ住宅に住む!価格・坪単価や購入の流れ・住む際の注意点

プレハブ住宅に住む!価格・坪単価や購入の流れ・住む際の注意点

【更新日】2021-03-01
このエントリーをはてなブックマークに追加
プレハブ住宅に住む

皆さんはプレハブ住宅と聞いて、どんなイメージを持つでしょうか?

費用の準備が十分ない時に建てられる、仮設住宅というイメージの方が多いのではないでしょうか?

しかし本来、プレハブ住宅とは「Prefabricated(既に制作された)」という意味であり、一般的な住宅とは工法の違い以上の意図はありません。

  • プレハブ住宅:工場で制作した部品を現地で組み立てる
  • 通常の家:部品の制作~施工を現地でおこなう

そのため、必ずしもプレハブ住宅=脆い・ダサいというイメージは正しくありません。最近ではオシャレなプレハブ住宅も増えてきており、「住みたい」と言ってくる方も増加しています。

今回は、プレハブ住宅に住む利点から、価格帯はいくらなのか、具体的にどうすれば入居できるのかまでを分かりやすく丁寧に紹介していきます。

プレハブ住宅に一般人が住むことは可能

東日本大震災などで、避難された方の仮設住宅用に大量のプレハブ住宅が建設されたことからも分かるように、プレハブ住宅に人が住むことは十分可能です。

プレハブ=倉庫や物置、仮設の待機所というイメージのある方も多いでしょうが、グレードを上げれば十分快適な暮らしをすることができます。

プレハブ住宅の室温は暑い?寒い?

プレハブ住宅と聞いて多くの方が気になるのが室温でしょう。

壁が薄く外へ筒抜けというイメージから、夏は直射日光を直接浴びで暑く、冬は冷気が入り込んで寒くなることを不安がる方は多いです。

結論から言えば、プレハブ住宅が一般的な住宅より気密・断熱に問題があるのは間違いありません。

しかし近年では高い断熱性を持ったプレハブ住宅の数も増えており、従来のイメージを覆すタイプがどんどん生まれているのも確かです。

プレハブ住宅は暮らしにくい?

前述の通り、プレハブ住宅は既製品の部品を組み立てることで住居を制作します。

そのため、一般的な注文住宅と比べて世帯の人数や家族構成、年齢に合わせて住みやすい環境にするのが難しい部分もあります。

しかし、最近では間取りを自由に変えられるプレハブ住宅も多数誕生。

バリアフリー構造や断熱性などに優れ、材質変更やロフト設置・吹き抜け構造なども希望に応じておこなうことができます。

プレハブ住宅とユニットハウスの違い

プレハブ住宅と良く似たものに、ユニットハウスがあります。

どちらも既製品を現地で組み立てるのには変わりませんが、工場でどこまで作成するかに違いがあります。

  • プレハブ住宅:工場で部品を作成し、現地で組み立てる
  • ユニットハウス:工場で箱型構造になるまで組み立て、現地に運んだ後に残りを組み立てる

プレハブ住宅は事前に部品を作成するのに対し、ユニットハウスはより完成品に近い部分まで工場で組み立てしまうのが大きな違いです。

そのため、ユニットハウスのほうが施工に時間がかからず、人権費もかからないので安価になりやすいです。

また、ユニットハウスのほうが耐震性に優れ、長期間暮らすならプレハブ住宅より向いています。

ただ、前述のように近年のプレハブ住宅は間取りや構造などの自由度が高くなっており、ユニットハウスにはそこまでの自由度がないことを考えると、どちらも一長一短と言えます。

一人暮らしで安く住まいを手に入れたいならプレハブ住宅が、家族で引っ越すならユニットハウスのほうがおすすめです。

プレハブ住宅に住むメリット

大幅な工期の短縮が可能

プレハブ住宅は、事前に部品を工場生産した上で、現地で組み立てます。

一般的な工法と比べると大幅な工期短縮が可能で、引っ越し期限が迫っている人でも間に合うのが嬉しい魅力です。

施工中に仮住まいを用意する必要なども無くなるため、費用の大幅な削減にもつながります。

初期費用の削減が可能

既に部品を組み立てておくことで、施工にかかる人件費を大幅に削減することができます。

一般工法だと施工に携わる多数の職人の人件費が発生するので、仕様や機能性にかかわらず一定水準以上の費用が発生してしまいます。

プレハブ住宅の場合は機能性にこだわったとしても、一般工法より低いコストを実現することが出来ます。

均一の品質を保証

一般工法の場合、せっかくお金をかけたのに満足のいく仕上がりにならなかったという失敗は良くあります。

施工を手掛ける職人の腕によって結果は変わるのが普通なので、こうしたミスが起きてしまうのです。

一方、プレハブ住宅の場合は部品を工場で生産するので、良くも悪くも出来は均一になり、大失敗するリスクはほぼありません。

品質表記に偽りが生じにくい

上記と関連して、一般工法の場合は「耐震性に優れた住宅構造」という触れ込みの住宅が地震で倒壊するリスクがあります。

これは、耐震性に優れた材質を準備しても施工時の人為的なミスで十分な耐震性が実現しなかったためです。

一方、プレハブ住宅の場合は部品の組み立てでミスが起こることはほとんどないので、こうした不手際は生じにくいです。

物件広告に記載されている概要を信じて購入するなら、プレハブ住宅がおすすめです。

プレハブ住宅に住むデメリット

一般工法に比べて面積が小さくなりやすい

注文住宅の場合、敷地の大きさ・形状を鑑みて敷地いっぱいの大きな物件を建てることができます。

しかし、プレハブ住宅の場合は既製品を組み立てるので、このような調整が難しくなります。

同じ敷地に注文住宅とプレハブ住宅を建てる場合、どうしてもプレハブ住宅のほうが面積は小さくなります。

土地の形状によっては建てられないケースも

大きさと関連して、プレハブ住宅は土地の形状に合わせて柔軟に形を変えるのに不向きです。

三角地や狭小地、斜線制限のある土地などに建てることは出来ないケースも多いので注意が必要です。

大規模リフォームが難しい

プレハブ住宅は建築基準法によって建ぺい率・容積率・道路と敷地の関係などが厳しく制限されています。

そのため、一度建てたプレハブ住宅を自分の好みに合わせてリフォームするのは結構な難しさがあります。

仮にリフォームできたとしても、費用が高く付く可能性があるので注意が必要です。

希望・要望を聞いてもらいにくい

プレハブ住宅は規制品を組み立てるのがメインになるので、希望・要望に応じて柔軟に変更するのが難しいです。

施工業者もプレハブ住宅しか基本的に請け負っていない人であることが多く、一般的な注文住宅と同じ感覚で話をしても通じない可能性があります。

プレハブ住宅の価格帯は坪単価70万円ほど

簡素なプレハブ住宅なら、坪単価5~20万円程度です。

ただ、住まいとして充実した環境を目指す場合のプレハブ住宅の価格帯は、平均坪単価で70万円ほどになります。

ただ、プレハブ住宅は用途・材質などに応じてかなり価格幅が広いので、一概には言えません。

工法 主なメーカー坪単価
鉄鋼系 ダイワハウス・積水ハウスなど65~80万円
ユニット系 セキスイハイムなど65~80万円
木質系 ミサワホームなど65~80万円
コンクリート系 大成建設ハウジングなど75〜90万円

上記の他にも大規模なオフィスタイプ、宿舎タイプなど様々なタイプのプレハブ住宅があるので、トータルコストで1,000万円を超えるケースもあります。

プレハブ住宅を購入するのにおすすめのハウスメーカー

プレハブが得意な業者は各地に存在しますが、一定水準以上のプレハブ住宅を施工しようと思ったら、対応している大手ハウスメーカーに依頼するのが最もスムーズです。

安くて快適な住まい作り競争が激化する中で大手ハウスメーカーもプレハブ住宅への注目度を上げており、近年では省エネ性・セキュリティに強いプレハブ住宅を提供する業者も出てきています。

プレハブ住宅の購入におすすめのハウスメーカーは、以下が挙げられます。

  • ダイワハウス
  • 積水ハウス
  • セキスイハイム
  • ミサワホーム
  • 大成建設ハウジング

上記のハウスメーカーは従来のプレハブ住宅と違った高機能を実現しています。

プレハブ住宅を購入する際の業者選びのポイント

業者がプレハブを住まいと見なしているか

プレハブ住宅の施工業者にはハウスメーカーの他にもプレハブ・倉庫の施工を専門にしている業者が存在しています。

そもそも人が住む予定の無いプレハブに住むか、それとも住宅として施工してくれたものに引っ越すかだと、住みやすさは大いに変わってきます。

住宅として施工してくれるハウスメーカーに依頼することをおすすめします。

一定の範囲内に店舗がある業者を選ぶ

プレハブ住宅の施工には高額の費用がかかりませんが、工場で制作した部品をトラックで運送する距離によって費用が高くなる可能性もあります。

トラックでの運送には限界があるので、請け負う業者も「東北地方全域」「九州全域」など、広くても地方ブロック単位に限定していることが多いです。

この範囲を超えて依頼すると無理が生じやすいので注意しましょう。

プレハブ住宅に住む時の注意点

建築確認申請が必要なことがある

プレハブ住宅は建築基準法の制限におかれるため、ルールを守らないと法律違反になってしまいます。

特に、以下のようなケースでは建築確認申請が必要です。

  • 都市計画区域、または準都市計画区域に建築するケース
  • 新築するケース
  • 防災地域、または準防災地域に指定されるエリアで増築するケース
  • 10㎡を超えるプレハブ住宅を建築するケース

詳しい内容は、自治体へ事前に相談しておきましょう。

基礎を造ると固定資産税の課税対象となる

プレハブ住宅を建築する際、基礎を造ることが多いです。

この場合、固定資産税の課税対象になってしまうので注意が必要です。

積んだブロックの上にプレハブを建築して構造物扱いにし、固定資産税の課税を免れることも不可能ではありません。

ただ、この場合は耐震性がかなり弱くなってしまうので注意しましょう。

設備やインフラを敷くのにお金がかかる

プレハブ住宅に電気設備や給排水設備を設置するのは、普通の住宅より大変なケースもあります。

別途で費用がかかってくるので、せっかく施工費を抑えられたのにトータルコストがそこまでお得ではない可能性もあります。

プレハブ住宅を建築する際は別途かかる費用もシミュレーションした上で考えましょう。

プレハブ住宅に住むのはこれからの選択肢の一つ

プレハブ住宅というと簡素なイメージがありましたが、今では高機能なものも多数提供されており、快適に暮らすことが可能になっています。

今後、安く住まいが欲しい方にとって、プレハブ住宅は候補に入れるべき住宅タイプと言えます。

このエントリーをはてなブックマークに追加

関連する他の記事

おすすめ・特集記事!

不動産一括査定サイトおすすめランキング!33社を比較【2021年最新】
不動産査定サイトのメリットとしては、複数業者に査定依頼できる、無料でネットから申し込める事の他にも…
【2021年】大手不動産会社ランキング!売上高・売却仲介件数・評判を比較!信頼できるのはどこ?
不動産会社ランキングの決定版!総合売上、売却仲介実績、過去の利用者の口コミ・評判からおすすめの不動…