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玄関ドア塗装は業者へ依頼するのがおすすめ!費用相場と工期・塗装の流れを解説

【更新日】2024-01-05
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玄関ドア塗装
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玄関は訪れる人の目に必ず入るものですよね。そう言った意味では玄関は家の顔ということができますよね。そんな玄関、汚れたりサビたりしてしまっていませんか?

玄関が汚れているとなんか嫌ですよね。

しかし、玄関は塗装によって生まれ変わらせることができるのです!今回は、玄関の塗装について紹介していきます。

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玄関ドアの種類

メリット デメリット
木製の玄関 デザインしやすい
外観やインテリアと調和しやすい
断熱性に優れている
あたたかさを演出できる
メンテナンスに手間がかかってしまう
価格が高い
重量が軽い
金属製の玄関 選べるデザインが豊富
耐久性が高い
価格が抑えられる
メンテナンスがほぼいらない
軽量
デザインをオリジナルにするのが難しい
無機質な印象になってしまう
断熱性に乏しい

以上が玄関の種類別の特徴となります。

木製玄関はデザインに優れているので、家の外観からおしゃれにしたいという方に好まれる傾向にあります。

ただ、素材が木ということで、湿度や乾燥、雨などから受ける影響が多いので、念入りなメンテナンスが必要となります。

木製の玄関ドアは5年に一度はメンテナンスが必要です。

金属性の玄関ドアはその中でもステンレスやアルミ、鋼板のような素材に分けることができます。

この妙に最近ではいろんな素材で玄関ドアを作ることができるのでデザイン豊かになっていますが、既製品となってしまうので木製玄関よりはデザイン性で劣ってしまいます。

耐久性に優れているのでメンテナンス回数はそれほど必要ではないのですが、長い時間年月使用していると表面の塗膜が剥がれてくることがあります。

その際はメンテナンスが必要となりますので覚えておきましょう。

ドア塗装が必要な状態

ドア塗装を施すベストなタイミングは、ドアが以下の状態になっているときです。

ドア塗装が必要な状態

  • 玄関ドアがくすんでしまい、つや・光沢がなくなってしまっている
  • キズや塗装が剥げている部分がある
  • 大きな傷や木の割れがある

ここからは、各扉の状態について解説して行きます。

玄関ドアがくすんでしまい、つや・光沢がなくなってしまっている

時間の経過とともに、玄関ドアの塗装は日常的な使用や気象条件の影響を受け、その輝きを失いがちです。

特に、直射日光が強く当たる場所や、雨風に直接さらされる場所では、塗装の退色やくすみが進行します。

見た目に鮮やかさが失われるだけでなく、塗装が劣化するとドアの材質本来の防水や耐久性が低下し、結果的にはドア自体の寿命が短くなります。

これらの状態が見られたら、新しい塗装を施してあげましょう。

さすれば、ドアの寿命が延び、美しい見た目を取り戻します。

キズや塗装が剥げている部分がある

ドアには鍵をかけるときや荷物を運ぶときなどに生じる小さなキズや、子供の遊びでできる傷など、様々な原因で傷がつきます。

また、長期間の使用により塗装が剥げてきた部分が見受けられる場合も、再塗装のタイミングです。

これらは表面的なダメージであると同時に、塗装の保護機能が損なわれるため、ドアの材質を風雨や湿度から守る能力が低下します。

早めに専門家による塗装の修復を行うことで、ドアの寿命を大幅に延ばせます。

大きな傷や木の割れがある

大きな傷や木の割れは、ドアの寿命を著しく縮める要因となります。

これらは単なる美観の問題を超えて、ドアの機能性を直接的に低下させる可能性があります。

大きな傷はドアの表面だけでなく内部にもダメージを与え、木の割れは構造的な強度を弱めます。

また、これらのダメージが進行すると、ドアが正常に開閉できなくなるという問題も生じます。

そのため、大きな傷や木の割れを発見したら、専門家に依頼し、適切な修復と塗装の更新を行う必要があります。

玄関ドアを塗装するタイミング

  1. ドア全体がくすんでしまい、色艶や光沢がなくなってしまう
  2. ドア全体的に傷や塗装剥げがある
  3. ドア全体に大きい傷があったり割れがある

1.2の劣化現象であれば、3~10万円程度の塗装工事によって玄関ドアを生まれ変わらせることができます。

3の状態だと、塗装だけではメンテナンスが厳しいと言えます。

塗装のみでのメンテナンスが厳しい場合は、補修工事が必要になります。その際の工事は、約25~数十万円です。

玄関ドアの工事に数十万円も×のはもったいないですので、劣化が見られた際は放置せず、メンテナンスすることをおすすめします。

メンテナンスによって、木製玄関ドアを長持ちさせることができますし、生涯のメンテナンス費用を削減することができます。

玄関ドアの費用相場

素材 塗装費用(1枚あたり)
木製 5~15万円
金属 5~10万円

木製玄関ドアの塗装には、3~10万円程度の費用がかかります。

創造以上に高いと感じる方も多いですが、塗装を定期的に行っていれば、工事費用が高い補修工事が不要になります。

先にも触れた通り、補修工事は木製玄関ドアの劣化症状が重い際に必要な工事です。

補修工事は費用が高いので、できれば避けて通りたいものです。そのためには、補修工事がかさむ前に、メンテナンスを定期的に行っておくべきなのです。

要するに、木製玄関ドアの塗装は定期的におこないましょう、ということです。

玄関ドア塗装にかかる期間は平均2~4日

玄関ドアの塗装には2~4日かかります。

玄関はどの家にも大体一つしかないので、できるだけはやく工事を終わらせてほしいというのが本音でしょう。

だからと言って、作業工程を省いてしまうと、メンテナンスの行き届いてない工事となってしまいます。劣化までのスピードが速くなってしまいます。

工事にかかる時間を理解するために、作業工程を確認しておきましょう。

順序 木製玄関ドア 金属製玄関ドア
1 下地処理 下地処理
2 染色 下塗り
3 下塗り 中塗り
4 中塗り 上塗り
5 上塗り

玄関ドアの塗装は、木製金属製ともに、基本は下地処理→下塗り→中塗り→上塗りという工程となっています。

基本の工程は同じですが、下地処理の方法が異なったり、塗料が違ったりと、多少に違いがあるのですべて同じというわけではありません。業者によっては、下地処理に時間をかけることもあります。

工事の前に、工事期間がどれくらいになるのか業者に聞いておくと、スケジュール管理をスムーズにおこなえるのでおすすめです。

玄関ドア塗装でおすすめの塗料の種類

玄関ドアの塗装でおすすめの塗料は、造膜タイプと浸透タイプの2種類が挙げられます。

特に木製ドアの場合は、塗装では2種類の塗料から選ぶことが多いです。

それぞれの違いを把握して、使い分けていきましょう。

造膜タイプ

造膜タイプの塗料は、仕上がりがマットで質感にこだわりたい方におすすめです。

造膜タイプを使用するメリット キズや汚れに強く、長期間に渡る保護効果を発揮する
造膜タイプを使用するデメリット 木目や質感を生かしにくく、キズが付いた時の補修が難しい
造膜タイプを使用した主な製品 ログウッドカラー
油性屋内外木部用ウレタンニスなど

造膜タイプを塗装する時は、木目をすべて、または一部塗りつぶすように進めていくので、作業をスムーズに終わらせることができます。

複雑な作業が入らないので、費用も比較的安く済みます。

一方、木は膨張したり縮んだりするので、造膜タイプの塗料は木に合わせて伸縮を繰り返します。

最終的にダメージが蓄積して、塗膜の割れが起こる可能性もあります。

浸透タイプ

浸透タイプはドア自体に塗料が浸透していくタイプの塗料です。

浸透タイプを使用するメリット 木材の風合いが活かせ、キズや汚れがついても補修しやすい
浸透タイプを使用するデメリット 対候性が低く、保護用の仕上げ材を塗る必要がある
浸透タイプを使用した主な製品 オスモカラー ウッドワックス
油性木部用塗料カラーステイン

素材そのものの木目や質感が活かせるので、木のぬくもりなどを表現したい方におすすめです。

塗装方法は、古い塗膜をサンドペーパーなどによってきれいに落として塗装するのが一般的です。

この塗装では重ね塗りを何度もおこなう必要があるので手間がかかってしまいますが、仕上がりは高級感のある玄関に仕上がります。

玄関の雰囲気を重視したい方は浸透型塗料を使用することをおすすめします。

玄関ドアをDIYするときに必要な道具

ここでは、木製玄関をDIYで補修するときに使用する道具を紹介していきます。

使用する道具は、以下の通りとなっています。

玄関ドアをDIYするときに必要な道具

  • 養生シート・マスキングテープ
  • サンドペーパー・サンダー
  • 塗料・薄め液
  • ハケ・ローラー
  • バケツ・ペンキトレー・雑巾・新聞紙
  • ドア用ワックス・木部用パテ・ヘラ

養生シート・マスキングテープ

DIYの作業時、特にペイント作業では、作業環境を保護するための養生シートとマスキングテープが必要となります。

養生シートは周囲の床や壁をペイントの飛び散りから保護するためのもので、マスキングテープは塗装範囲を限定し、塗装すべきでない部分を保護します。

また、細かなデザインや、直線的な範囲を塗装する際にもマスキングテープは有用です。

これらを使用することで、作業がスムーズに進み、結果として綺麗な仕上がりになります。

サンドペーパー・サンダー

サンドペーパーやサンダーはドアの表面を整えるために必要です。

古いペイントの剥がしや、木材の表面をなめらかにするために使用します。

サンドペーパーは手作業でゆっくりと表面を整える際に使います。

一方、電動のサンダーは大きな面積を効率よく研磨するために使います。

この作業によってドア表面が滑らかになり、ペイントが均一に広がり、美しい仕上がりになります。

塗料・薄め液

玄関ドアをDIYする際の必要な道具として、塗料と薄め液も忘れてはなりません。

塗料はドアの色を変えるだけでなく、木材を保護し、長持ちさせる役割も果たします。

また、薄め液は塗料の粘度を調整し、塗りやすさを確保します。

適度な粘度に調整した塗料は、ブラシやローラーによる塗装時に均一な塗膜を形成し、美しい仕上がりに繋がります。

ハケ・ローラー

ハケとローラーは、塗装作業に欠かせない道具です。

ハケは、小さな範囲や細かい部分の塗装に適しています。一方、ローラーは大きな面積を短時間で塗装するのに適しています。

ハケとローラーの適切な使い分けにより、塗料を均一に塗布し、なめらかで美しい塗膜が作れます。

バケツ・ペンキトレー・雑巾・新聞紙

バケツとペンキトレーは塗料を混ぜたり、適量を取り出すのに使います。

また、雑巾は塗装作業中に手元や道具を拭いたり、ミスした場所を修正するのに使います。

新聞紙は床を保護したり、使い終わった道具を置いたりするのに便利です。

これらの道具を用意しておくことで、作業がスムーズに進行し、後始末も容易になります。

ドア用ワックス・木部用パテ・ヘラ

ドア用ワックスは、塗装後の仕上げに使用します。ワックスをかけることで、ドアの表面が滑らかになり、光沢が出て見た目がよくなります。

また、木部用パテとヘラはドアの傷や凹みを補修するために使用します。

パテを適量取り、ヘラで凹み部分に塗り込んでから乾燥させます。

乾燥後にサンドペーパーで表面を整えることで、ドア表面が平滑になり、塗装時にも綺麗な仕上がりになります。

木製ドアの塗装の流れ

木製ドアは主に、アメリカ産の松(米松)や杉、ヒノキ、カラマツなどが使用されます。

独特の暖かみや重厚感があるので好まれますが、金属製のドアに比べて劣化しやすいので注意が必要です。

木製ドアを塗装する際も、まずは劣化の度合いを確認して、繊細に施工することが重要となります。

ここからは、木製ドアを塗装する方法を流れに沿って紹介していきます。

【Step1】ドアの表面を綺麗にする

ドアの表面に汚れが付着したまま塗装をしても、塗料がドアに密着せず汚れと共に剥がれてしまいます。

これを防ぐために、塗装前に表面の汚れを全て取り除きます。付着している塗膜の残りなどがあれば、こちらも取り除いてしまいましょう。

【Step2】マスキングテープなどで養生をする

ドアノブや枠の内側など、塗料を付着させたくない部位はマスキングテープや専用の養生シートを使って保護しましょう。

旧塗膜を剥がす作業も周りが汚れてしまうので、地面をシートで保護しておきましょう。

【Step3】旧塗膜を除去する

ドアに薄くこびりついている劣化した古い塗膜を、紙やすりや電動サンダーで除去していきます。

その後、残ってしまった旧塗膜を削ぎ落すために、剥離剤を使用していきます。

剥離剤を表面に塗布すると、旧塗膜が薬剤の効果で浮き上がってきます。これを、皮スキと呼ばれるヘラ状のもので削ぎ落していきます。

この工程を複数回繰り返して、旧塗膜を丸ごと除去していきます。

最後に、細かい箇所に残った旧塗膜をサンドペーパーで落としていきます。

【Step4】塗料の重ね塗り

旧塗膜を剥がしたら、塗装に入ります。

塗料は複数回に分けて、乾いた塗料の上に重ね塗りをしていき、表面に密着させていきます。

重ね塗りの回数は塗料ごとに推奨された数があるので、必ず確認しましょう。

【Step5】乾いた塗装面を均一にする

塗料を重ね塗りすると、乾いた表面に小さな凹凸が少なからず発生します。

できた凹凸は最後にサンドペーパーをかけて、フラットな表面にしていきます。

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金属製ドアの塗装の流れ

金属製ドアの塗装は、下準備の段階では前述の木製ドアの流れと変わりません。

塗装の段階では、下地材を使っての下塗り+仕上げ専用の塗料を使った中塗り+上塗りが必要になります。

金属製のドアはアルマイト処理という色付け処理が丸ごとされているケースもあります。この処理が施されているドアは塗装を剥がせないので、上から塗り替えをします。

ドアそのものの劣化が進行している場合は、塗り替えではなく交換が必要です。

劣化したドアは新しいものに交換する

ドアの表面を塗装するのは、あくまでドア自体がそこまで劣化していない時に限ります。

ドアが内部からボロボロになっている場合は、表面を塗り直すのではなく新しいものに交換する必要があります。

塗装か交換かは、良く考えて決めるようにしましょう。

ドア交換の3つの方法

ドアを交換する方法は、主に3つです。

  • ドアの本体を交換する
  • ドアの本体とドア枠を交換する
  • 開閉の向きが違うドアに交換する

ドア本体のみの交換は、周りの壁が傷つかず、安く済ませられます。

ただ、ドアを交換する際は本体+ドア枠を交換するのが一般的です。

既存のドア枠に異なるドア本体を配置すると、意外に色やデザインの違和感があります。自然な出来栄えにするには、ドア枠ごと交換しましょう。

また、間取りに合わせてドアの開閉方向を変更するケースもあります。

家族に高齢者がいる場合は、開き方が変わるだけでバリアフリーで済みやすい家になることも多いです。

ドア交換の費用相場

ドア交換にかかる費用は2万円~35万円が相場となります。

ドアのグレードには大きな差があるので、それに合わせてかかる費用も異なってきます。

一般的な住宅やマンション・アパートで使用されているようなドアは、本体価格が2万円~5万円ほどで購入できます。

交換工事を業者に依頼する場合は、本体価格+人件費の支払いが必要です。

一方、趣向を凝らした高級のドアは、本体価格が5万円~18万円ほどになります。

ドア本体を交換する以外に指紋認証や自動ロックなどの機能を設置すると、総額35万円ほどまで高くなります。

ドア交換は助成金が利用できる

リフォーム工事は住宅の見栄えを良くする目的のものと、住宅や設備の機能性を向上させる目的のものの2つに分かれます。

このうち、住宅の省エネ性向上が認められる工事については、国や自治体の助成金・補助金を使用できるケースがあります。

支給額は助成金によってマチマチですが、10~30万円ほどの費用が支給されるので、大きな工事費の節約になります。

助成金は申し込みの先着順に支給されて、予算がなくなると終了するケースが多いので、早めにチェックしておきましょう。

玄関ドアに施すメンテナンス

玄関ドアのタイプを問わず、時間が経つにつれて至る箇所にキズや汚れなどが見られます。

状態が著しい場合は、塗装したり、パーツを変えるなどしてドアの状態を良くしていきますが、正しい手入れを日ごろから行ってあげれば、塗料の寿命が伸ばせるじゃなく、ドアのキズや汚れ防止にもつながります

ここでは、日ごろから行うドアのメンテナンス方法を3つ紹介します。

乾拭きでホコリを落とす

玄関ドアは、日々の出入りや風によりホコリや汚れが付着しやすい箇所です。

そのため、定期的な清掃が必要です。

まずは、乾いた布やダスターを使用して、ドア表面のホコリを落としていきます。

特に、ドアの上部や隅々など目につきにくい部分にもホコリが溜まりやすいため、念入りに拭き取ることが重要です。

これにより、ドアの美観を保つだけでなく、ドアに付着したホコリが室内に入るのを防げます。

また、ホコリがたまったままにしておくと、湿気と結びつき、カビの原因になる可能性もあるため、定期的に乾拭きを行ってホコリを落としましょう。

キズやサビを補修する

玄関ドアは、鍵を開け閉めする際の当たり傷や、小さな子供の遊びでつくキズなど、日常生活の中でキズついていきます。

また、金属部分にはサビが発生する可能性もあります。

これらのキズやサビは、放置するとドアの寿命を縮める原因となるため、早めの補修が必要です。

小さなキズは、市販の補修キットを使用すれば、自分で補修できます。

サビについては、サビ取り剤を用いて早めに除去し、その後必要に応じて塗装を行います。

これにより、ドアの見た目も良好に保て、長期間安心して使用できます。

クローザー・ドア枠・蝶番のチェック

玄関ドアのメンテナンスでは、ドアそのものだけでなく、クローザー(自動ドア閉め装置)、ドア枠、蝶番(ドアを支えて開閉を可能にする部分)のチェックも忘れてはなりません。

これらの部分が不調になると、ドアの開閉がスムーズに行えなくなるだけでなく、ドアそのものへの負担も増え、寿命を縮める可能性があります。

定期的にこれらの部分を見て、ゆがみや緩みがないかを確認し、必要であれば調整や部品の交換を行いましょう。

これにより、ドアの長寿命化が図れます。

玄関ドア塗装の注意点

玄関ドアの塗装は局所的なリフォームなので手軽に思いますが、他の部分との兼ね合いも考えると意外と難しい工事になります。

ここからは、玄関ドア塗装をする時に抑えておきたい注意点を解説していきます。

ドアは住宅ではなく家具

ドアは塗装の際は屋根や外壁などの住宅ではなく家具として認識されます。

精巧で複雑な形状になっていることも多く、特殊な技術がなければキレイに塗装をすることはできません。

住宅専門の塗装業者に依頼すると、良い出来栄えにならない可能性が高いので注意しましょう。

塗装業者に依頼した時、「うちはドアの塗装は受け付けていません」と言われれば他の業者を当たれば良いです。

ただ、中には専門外でも依頼を受けた以上、突き返すのは利益にならないので仕事を受注してしまう業者もいます。

この場合、低クオリティの塗装をされてしまう可能性があるので、事前に得意分野のチェックをしておくことをおすすめします。

DIYの塗装は注意が必要

プロの塗装業者にドア塗装を依頼した場合、出来上がりが上手くいかなければ無料で手直ししてくれるのが一般的です。

塗装業者に依頼するのは出来上がりのクオリティまで保証されているという利点があります。

DIYでのドア塗装は失敗する可能性が高い上に、トラブルが起こったら出費を上乗せして改善しなければいけません。

結果的に自分ではどうにもならず、業者に頼んでトータルの費用が高くついたなんてケースも多々あります。

DIY塗装によっぽどの自信があるか、失敗のリスクが少ない部位の塗装である場合以外は、専門家に依頼するようにしましょう。

周りの部位とのバランスを意識する

周りの壁に比べて玄関ドアの色が目立ってしまうと、アンバランスな印象を与えてしまいます。

玄関ドアの艶や色は、周りとのバランスも考えて慎重に決定しましょう。

ドア交換が必要かチェックする

ドア自体が劣化している場合は、ドアの交換も必要です。

取り付けタイプのドアなら取り外して新しいものに交換することも難しくないですが、中には周辺の壁ごと取り外しが必要な場合もあります。

壁に穴をあけて丸ごと取り換える工事は高額の費用がかかってきてしまうので、注意が必要です。

まずは自宅のドアがどのように取り付けられているかをチェックして、その上で施工方法を確認しましょう。

アルミ製のドアは塗装できない場合がある

「アルミ製のドアには塗装できない」という噂を聞いたことがある方もいらっしゃると思います。実際、アルミ製玄関ドアへの塗装は可能です。

しかし、塗装業者に断られることが多いのです。そのため、アルミ製の玄関ドアは塗装できないという噂が広がっているのです。

アルミ製玄関ドアの塗装は断られてしまう理由は、高度な技術が必要になり、また特殊な塗料が必要になる故、経験や自信のない業者は塗装したくないと考えるからです。

反対に、アルミ製の玄関に塗装できる業者は、高い技術を持っていると考えられるので信用できるといえます。

信用できる業者には、玄関の塗装だけでなく、外壁や屋根の塗装も依頼したいですね。

シールを貼るだけで良い場合もある

玄関ドアの見栄えを良くするために張り付けるシールなども販売されています。

ドア自体に劣化が見られないなら、ペットのひっかき傷が一部の剥がれなどはシールを貼って対応する方が断然安上がりで済みます。

シールなので材質の感じも違ったものを購入することができ、ドアの交換と塗装が同時に出来たような仕上がりにすることも可能です。

ドア塗装に関する質問

ここでは、ドア塗装を施す前に知っておきたいことや解決しておきたい疑問を質問形式で解説して行きます。

ドア塗装が必要な状態が必要な時っていつ?

ドア塗装が必要な状況は、その外観や機能によって決まります。

例えば、ドアの色がくすんだり、光沢がなくなってきた場合、あるいはキズや塗装がはがれてしまった部分がある場合は、塗装の更新が必要となる兆候です。

また、大きな傷や木の割れが見られる場合も、ドアの機能性や耐久性を維持するために、早急に塗装を行う必要があります。

それぞれの状態はドアの寿命や耐久性に直接影響するため、早めの塗装が望ましいと言えます。

ドア塗装はDIYと業者以来のどちらがいい?

ドア塗装の方法は、DIYと業者に依頼する方法の2つがありますが、どちらが適しているかは状況によります。

例えば、DIYは、初期費用が低く抑えられる利点がありますが、適切な塗装技術や道具を持っていない場合は、完成度が低下したり、ドアにダメージを与える可能性があります。

一方、業者に依頼する場合は費用がかかりますが、経験と専門知識を持ったプロフェッショナルが作業を行うため、高品質な仕上がりに期待ができます。

したがって、自分自身のスキルや期待する完成度、予算により、どちらが適しているかを決定すると良いでしょう。

玄関ドアの費用相場ってどれくらい?

玄関ドアの塗装費用は、作業の内容や使用する塗料の種類、業者の料金設定によって大きく変動します。

そのため、一概に相場を示すのは難しいですが、一般的には、数万円から十数万円程度が相場とされています。

具体的な費用は業者に見積もりを依頼し、それを元に考えることが重要です。

また、塗装だけでなく、ドアの修理や補修が必要な場合は、それらの費用も考慮する必要があります。

ドア塗装の工事期間はどれくらいかかる?

ドア塗装の工事期間は、ドアの状態や作業内容、天候などによって変わってきます。

とはいえ、一般的なドアの塗装であれば、作業自体は1日から数日程度で完了します。

また、塗装工事の前後では、下準備や乾燥時間、後片付けなども必要なため、全体としては数日から1週間程度を見ておくのが無難です。

作業期間の詳細は、業者に問い合わせることで確認できます。

ドア塗装はドアの材質によって塗装種類を使い分ける必要がある?

ドアの材質によって塗装の種類を使い分ける必要があります。

例えば、木製のドアには、木材の特性を活かし、風合いを保つためにオイルステインやウレタン塗料がよく使用されます。

一方、金属製やプラスチック製のドアでは、アクリル塗料やエポキシ塗料が適しています。

それぞれの材質に対する適切な塗料を選ぶことで、長持ちする塗装となり、ドアの耐久性も向上します。

玄関ドアの塗装は外壁との相性も考えて実施すべし

最後になりますが、玄関塗装に関するまとめとして、玄関塗装は外壁塗装工事と同じタイミングでおこないましょう!

どうしてかといいますと、費用を押さえてプロに塗装してもらえるからです。

外壁塗装はいつか必ずおこなわなければならないものですので、そのタイミングで玄関の塗装をおこないましょう。

それまでにできるだけ玄関ドアをきれいに保ち、塗装まで良い状態にしておくようにしましょう。

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