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空き家と住家の売却はどこが異なる?

【更新日】2019-02-01
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田舎の空き家

親が施設に住むことになった、亡くなったので相続したいという理由で、居住者のいない空き家を相続することになった人が急増しています。

相続された不動産を売却する流れと注意点

このような物件を保有し続けていると、無駄に税金がかかるだけでなく、近隣住民に迷惑がかかってしまいます。

そのため、特に利用価値が見いだせない場合は、早めに売却してしまうのがおすすめです。

こうした空き家の売却は通常の戸建ての取引とどのような違いがあるのでしょうか。

未売却の空き家は年々増加している

現在、居住者のいない物件の数が増加しており、社会問題になっています。

こうしたことが起こる理由としては、少子高齢化により不動産が供給過多になっているということや、地方の若者離れが進み、実家に住み続ける人の数が減少したということが挙げられます。

ただ、限られた国土を有効利用できないのは国としても損失ですし、土地管理が行き届いていないと植物が境界を遮って成長していく場合もあります。

まずは、誰かに有効利用してもらうことを考えていきましょう。

解決策は3つ

誰かが住めば空き家ではなくなり、管理されている状態となるので、解決策としては以下のような方法が考えられます。

  • 血縁者の誰かが住む
  • 賃貸に出す
  • 売却する

ただ、血縁者が住むにしても、残された家は一応、相続人(多くの場合子ども)の財産なので、相続していない親族を住まわせるメリットはあまりありません。

賃貸で収入を得るという方法も考えられますが、立地が良くない限りはなかなか利益を出すのが難しいです。

ただでさえ築年数が経っている物件を賃貸に出しても収入は減っていく一方なので、やはり売却に出すのが最も無難でしょう。

家の築年数が気になるなら買い取りもおすすめ

普通の家を売却するなら不動産仲介が最も利益が出やすく、おすすめですが、管理が行き届いていない空き家であればリフォーム費などが高くついてしまい、損をする可能性が高いです。

そのため、こうしたタイプの物件は業者に買い取ってもらうことをおすすめします。

売却代金は仲介よりも下がってしまいますが、リフォーム費などを支払う必要がなく、素早く物件を手放すことができるので、早く現金化したい人や税金の支払いから逃れたい人におすすめです。

空き家というだけで敬遠する買い手も

いくら質や立地がいい物件でも、住む人がいないと予想以上のスピードで劣化していきます。

不思議なもので、こうした劣化は雑草が伸びるといった目に見えるものだけではなく、内部に害虫が繁殖しているといった気付きにくいものも含まれます。

そのため、管理者がいない物件というだけで、「何か問題があるのではないか」と考える買い手は多いです。

定期的に管理ができるのならメリットにもなり得る!

一方で、定期的に清掃などをおこなっており、空き家でもある程度きれいに保てているのであれば、住む人がいないことがメリットにもなり得ます。

この場合の具体的なメリットとしては、荷物が片付いており生活感がないので、内覧時に物件のチェックがしやすいということや、更地にして新居を建てたときの状態がイメージしやすいということが挙げられます。

近くに住んでいない限り、管理をおこなうのは難しいですが、3か月に1回でもいいので時間を作って清掃をしておくと、売却に出したときの評価が大きく上がりますよ。

“半空き家”は第三者が売却のタイミングを見定めることも大切

空き家と同じように近年、社会問題になっているのが独居老人の存在です。

配偶者を亡くして、一人で一戸建てに住んでいる方々は、不便であっても我慢してそこで暮らしていることが多いです。

こうした場合、子どもなどの第三者が不便さに気付き、住み替えをすすめる必要があります。

使ってない部屋も多く、庭の管理も行き届いていないようであれば、たとえ人が住んでいても空き家と同じなので、売却してバリアフリー対応のマンションなどへの引っ越し代金にしてしまったほうが良いでしょう。

相続のデメリットをどう理解してもらうか

しかし、いくら空き家になれば相続人が損をするといったところで、物件に愛着を持つ人は「どんなに不便になっても一生住み続けるのが当たり前」と考えるでしょう。

特に年配の方は先祖代々の土地に対する思いが若者とは大きく異なるので、説得するのはかなり難しいです。

しかし、そうはいっても一番損をするのは相続人ですし、超高齢社会の今は年配者の寿命が年々、延びているわけですから、いつまでも問題を先送りしていては埒があきません。

まずはコンサルタントに相談をし、第三者を立てての話し合いをしていきましょう。

空き家の売却は利益を意識しないほうがいい?

空き家と普通の住家の大きな違いに、売却する必要性を感じにくいということが挙げられます。

住家であれば、売却代金を新居の購入費にあてたいというような明確な目的が浮かびやすいですが、空き家は利益が出にくい分、売却すべきかどうかがいまいち分かりにくいです。

ただ、保有しているだけで税金がかかるということを考えると、「利益のため」というよりも、むしろ「損をしないため」に売却すると考えると、モチベーションも上がりやすいのではないでしょうか。

損得を長期的にみるのは難しいですが、利用価値のない不動産なら売ってしまったほうが損をしない可能性は高いですよ。

※家の査定・売却の方法、基礎知識はこちら!

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