「080-600-0600」は、日本年金機構から業務委託を受けている民間企業からの電話です。

委託先は、株式会社バックスグループのほかに、株式会社アイヴィジットという企業が業務を請け負っています。

また、中には、日本年金機構を装った電話がかかってくることもあります。

そのときは、以下の点を相手に投げかけて確認を取りましょう。

上記4つの確認事項のうちいずれか1つでも該当した場合は、年金機構を装った詐欺の可能性が高いです。

「080-600-0600」からの着信が年金機構である以上、電話に出なかった方の中には、「何かまずいことでもしたのか」と思う方が少なからずいらっしゃいます。

焦燥から電話を無視し続ける行為に走りがちですが、折り返し電話をかけた方がいいです。

なぜ、年金機構から電話が入ってくるのかというと、以下の理由が大きく関係しています。

保険料の未払いがある

「080-600-0600」からの着信が入る理由の多くは、国民年金の未納がある場合です。

現在、仕事をしていて厚生年金に加入している方であっても、過去に転職を行った経歴がある方や学生時代に未納分があると、「080-600-0600」がかかってくるケースが多々あります。

着信が入った方は、期日までに年金を納付しましょう。

保険料免除に関する着信

保険料の免除を申請した方にも、「080-600-0600」の着信が入るケースがあります。

この場合は、未納分の支払いを促す催促の電話や、1年おきに行う年金納付を免除する申請書の提出を忘れていることに対する電話である可能性が高いです。

「080-600-0600」からの着信は、未納が続く限り、昼夜問わずいつでもかかってきます。

着信を無視する方の中には、「払えない」や「将来的に年金がもらえないから支払わなくてもいい」という誤った考えを持っている人もいます。

しかし、いかなる理由があっても、年金の未納を無視し続けるのは危険です。

長期に渡って、年金の未納が続くと法的措置が行使されます。

具体的には、以下のような処分が下ります。

また法的措置が実行されると、今後クレジットカードの作成やローンの借り入れなどができなくなるなど、様々な不都合が生じます。

「080-600-0600」からの電話は、国民年金保険料の未納を催促する電話です。

今は厚生年金に加入している方でも、未納分がある方は、着信があったタイミングですぐに折り返し電話をかけて、確認を取りましょう。

また未納分があっても、すぐに納付できないという方は、保険料免除制度や「納付猶予制度などを利用しましょう。

いずれも納付者の将来に関わるコトなので、着信が入ったら早々に対処しましょう。