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うつ病でも家を売却できる?住宅ローン審査で症状を隠してもバレる?

【更新日】2021-01-21
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うつ病患者

家を売却する理由は、住み替えや資金つくりと言った将来に向けての売却や離婚や住宅ローンの返済が困難になってしまい売却することがあります。

住宅ローンの返済に困って家を売る人の約3割がうつ病が原因と言われています。

家を売るときに、家の所有者がうつ病の場合はどのように売れば良いのでしょうか。

住宅ローンを滞納して売る場合や所有者がうつ病で本人が売却するのが難しい場合の家の売り方について解説します。

※家を売る場合は、まず査定を不動産会社に依頼するようになります。査定の方法・コツはこちらをチェックしてください!

家の査定はどこを評価する?よく見られる6つのポイント

うつ病患者でも家を売却できるかの判断基準とは?

うつ病患者が家を売れるかどうかは、判断能力がポイントになります。

不動産売買は高額が動く取引である上、契約書の内容をしっかり理解できていなければいけません。

医師の診断で「すでに判断能力に問題がある」と見られている場合は、提示された内容にOKを出したとしても、取引が不成立になるケースがあります。

うつ病患者が周囲に内緒で自宅を売ってしまって裁判になるケースもありますが、この際は医師の診断以外に、その他の行動なども総合的に見て判断能力が十分か否かを判断されます。

代理を立てて家を売却できる

家庭内の収入を担っていた旦那さんがうつ病になってしまい、これから先住宅ローンの支払が厳しいと判断し家を売る場合は、上記のやり方とは異なります。

任意売却は住宅ローンを滞納していることが条件になるからです。

こういった場合は、住宅ローンを滞納する前に不動会社に依頼にして家を売るのが得策と言えます。

任意売却は信用情報に傷がついてしまうので、一般的な不動産売却をしてローンを関西することで、今後の生活にも支障は出ません。

登記登録を変更して家を売る

旦那さんがうつ病の場合、それ以外の家族の方に登記を変更し売却することが可能です。

登記変更することで、所有権を持った家族の方が売却活動をおこなうことが出来ます。

登記変更をおこなうときには、贈与でも売却でも高額な税金がかかってしまうので注意が必要です。

しかし、マイホームを贈与する今回のようなときは、20年以上の婚姻期間のある夫婦間での贈与に限られますが、最大で2000万円の控除があります。

しかし、いずれにせよ多少は税金が発生してしまうので、事前にどのくらいの税金が掛かるのか計算して置かなければ、損をしてしまうことになりかねません。

それに加えて、本人の同意が必要になるので事前によく話し合う必要があります。

代理人を立てて家を売る

登記変更には税金がかかりますが、「代理人に委任する」という方法を取ることで、税金は掛かること無く家を売ることができます。

そのためには、委任状を作成し家族や親族に委任しなければなりません。

代理人の行動は全てが委任者の責任になってしまうので、選ぶときは慎重におこなうようにしましょう。

また、不動産の取引は大きな金額が動くので不安な場合は、専門の弁護士や司法書士に委任するのがおすすめです。

弁護士や司法書士に依頼する場合は別途で費用がかかり、本人の同意が必要となるのでよく確認してから依頼しましょう。

うつ病で住宅ローンが払えない家は売れる?

うつ病で住宅ローンが払えず、残債が残ってしまっている家を売却することは特に問題ありません。

ただ、家を売却して得た代金がローン残債を上回らない場合は不成立になってしまうので注意が必要です。

住宅ローンを借りると抵当権が設置されますが、引き渡し時は残債を完済した上で権利を取り外してからでないと引き渡しができません。

査定額と最新のローン残高を売却前に必ず確認しましょう。

ローンの残ってる家を売る方法!売却のコツと確認事項・注意点を解説

事前に就業不能保険に加入しておくのがおすすめ

軽度のうつ病ですでにローン支払いが厳しい方は、病状が今後悪化すると滞納が一気に増える可能性があります。

この場合に備えて、事前に就業不能保険に加入するようにしましょう。

就業不能保険やうつ病が対象外のものや給付期間が短いものもあるので、加入前にしっかりチェックしましょう。

ローン返済を滞納しそうな時は早めに相談する

ローン滞納が長引くと、裁判所に差し押さえられて強制的に競売にかけられてしまいます。

こうした状況を避けるために、出来るだけ早く金融機関に相談しましょう。

正直に相談をすれば、返済期間を変更してくれるケースもあります。

滞納中の方は任意売却がおすすめ

すでに住宅ローンを滞納中の場合は、早めに任意売却の手続きを進めることをおすすめします。

本来は不動産売却でローン残債が残る場合は不成立になりますが、任意売却なら残債が残る場合も売買が可能です。

すでにローンを滞納している事実は変わりませんが、競売にかけられると利益は一切ない上、官報などに載ってしまいます。

最終手段として、任意売却も検討していきましょう。

任意売却とは?流れとメリット・デメリットをわかりやすく解説!

うつ病だと住み替え時に住宅ローンの新規契約ができないので注意

うつ病だと住宅ローン審査に通らない

最も注意したいのが、住み替え時のローン新規契約です。

結論からいうと、うつ病患者はほとんどの住宅ローン審査に通ることは出来ません。

住宅ローンに新規で申し込む際は、一般的に団体信用生命保険へ加入します。

団体信用生命保険の加入審査では健康状態がチェックされますが、うつ病だと加入審査に通りにくいので、自動的に住宅ローンの本審査にも落ちてしまいます。

100%審査に落ちる訳ではないですが、通過の可能性はかなり低いと考えておきましょう。

うつ病は住宅ローン審査に通りにくい病気

団体信用生命保険の加入審査では様々な病歴をチェックされます。

がん、高血圧症、糖尿病、肝炎などもチェックされますが、中でもうつ病は審査落ちのリスクが高いほうだと言われます。

保険は“転ばぬ先の杖”なので、保障期間中に何も症状が出ない加入者からも保険料を取って、万が一のことがあった場合はそこから一部を補填するという仕組みです。

うつ病患者はすでに補填対象であり、症状が今後悪化する可能性も高いので、悪く言えば保険会社にとって利益がないのです。

うつ病を隠して住宅ローン審査に申し込むのは危険

うつ病を隠して住宅ローン審査に申し込むことはおすすめできません。

団体信用生命保険の加入審査を担う保証会社は様々な情報を審査の参考にするので、隠していてもバレる可能性は高いです。

もし審査をくぐり抜けられたとしても、病歴がバレた段階で強制解約・一括返済となるので、30年ローンなら30年間ずっと隠し通さなければいけないことになります。

そんなことはほぼ不可能な上、バレた時のリスクが大きいのでおすすめしません。

3年前に完治していれば告知は不要

うつ病が3年前に完治していれば、告知は不要となります。

完治と診断されてから3年経過していれば、特に審査時に伝えなくて良いので安心しましょう。

ただ、うつ病を患っていたことが審査時に発覚した際、全く影響がないかというとその確証はないので注意しましょう。

うつ病でも住宅ローン審査に通る可能性の高い方法

うつ病を患っている時は、通過率の高い申し込み方法を選択する必要があります。

いくつか方法があるので、ぜひ参考にしてください。

ワイド団信を利用する

団体信用生命保険よりも条件の緩いワイド団信を利用すれば、うつ病でも保険加入できる可能性があります。

ただ、ワイド団信を利用すると年利0.2~0.5%ほどの金利上乗せがあるので、しっかり返済のシミュレーションをしておきましょう。

フラット35を利用する

フラット35は団体信用生命保険の加入が任意のため、うつ病の方でも利用できる可能性があります。

その他、自営業や契約社員でも審査に通りやすい傾向にあるので、審査が不安な方は積極的に活用していきましょう。

フラット35は住宅ローンの中でも審査が甘い・通りやすい!口コミ・評判と審査がゆるい理由・問題点

配偶者の名義で申し込む

住宅ローン審査は、多くの場合は収入が多いほうの名義で申し込みます。

ただ、うつ病を患っている場合はたとえ高収入でも審査では不利です。

共働きの場合は、収入が落ちても健康状態に不安のない配偶者名義で申し込むことをおすすめします。

うつ病でも家を売れるかどうかは症状によって異なる

うつ病でも症状が軽いものから重いものまで様々あります。

軽度のうつ病で判断能力に問題がないと判断されたなら問題なく売買できますが、診断された以上はローン審査に通りにくいと自覚して対策を練る必要があります。

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