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ワンルームマンション査定は無料と有料の2種類!無料査定のメリットと注意点

【更新日】2024-01-11
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ワンルームマンションの無料査定
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ワンルームマンションの売却のためには、まず査定を受けます。

査定を受けることによって売却を希望しているワンルームマンションがいくらで売れるのかを知ることができます。

査定の方法には無料査定と有料査定がありますが、この2つはどのような違いがあるのでしょうか?また無料査定にも机上査定と訪問査定があり、それぞれ特徴が違います。

無料査定に使用される方法や無料査定でよく見られるポイントなど詳しく解説します。

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ワンルームマンション査定は無料査定と有料査定(鑑定)がある

ワンルームマンションを売りたい場合には、まずマンションがどれくらいの価値があるのかを把握する必要があります。

ワンルームマンションの査定をもとにマンションの売却価格を決めるため、マンションの査定が非常に重要になります。

マンションの査定は、査定を行う不動産会社によってばらつきがありますので業者選びもしっかり行う必要があります。

また一口にマンション査定といっても、査定には無料査定と有料査定(鑑定)があります。

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無料査定は机上(簡易)査定と訪問査定の2種類

ワンルームマンションの査定には有料と無料がありますが、無料査定にも机上(簡易)査定と訪問査定の2種類があります。

机上査定は簡易査定とも呼ばれ、査定の依頼を受けた不動産会社がワンルームマンションの立地や階数などのデータをもとに査定額を算出する方法です。

データがあればすぐに査定が可能なためスピーディーな査定が特徴です。

これに対し訪問査定は詳細査定とも呼ばれ、実際に不動産会社がワンルームマンションまで行き、周辺の状況やマンションの劣化など細かくチェックした上で査定額を出す方法です。

机上査定よりは時間がかかりますが、より詳しい査定を受けることができます。

机上(簡易)査定はネットで簡単に依頼できる

机上(簡易)査定の特徴は、依頼が簡単だという点です。

必要なのはワンルームマンションの概要や築年数などのデータのみで、すぐに査定額を出してもらえます。

簡易的な査定ではありますが、実績のある不動産会社であれば今までの取り引きによる事例などを多く保有していますし相場も把握しているため、ある程度の精度は期待することができます。

すぐに査定額を知りたい時や、査定に立ち会う時間がない時などに便利な方法です。

ただし、あくまで簡易的な査定であるということは留意してください。

内部の傷や凹みは査定評価にふくまれない

机上(簡易)査定は、査定申込の際のデータのみの査定になります。

そのため内部の傷や凹みなどの実際の状況は評価外になります。

これにより机上査定と実際の査定に大きな差が出るケースがあります。

机上査定は参考程度に留めるのがベストです。

訪問査定はより精度の高い査定額を算出できる

机上査定に対して訪問査定は様々なデータだけではなく、実際に不動産会社がワンルームマンションにむかい、細かく確認作業を行う査定方法です。

訪問査定は駅から物件までの距離や周辺環境、立地条件などが、どのような状況なのかを直接確認します。

ワンルームマンションの間取りや劣化状況、マンション施設自体の設備についてもチェックするので、より精度が高い査定を行うことができます。

ワンルームマンションの売却を具体的に進めたい場合には訪問査定を行い、適正な査定額を知る必要があります。

訪問査定はスケジュール設定が必要

訪問査定は確実で詳細な査定額を知ることができますが、ワンルームマンション内の査定も受けるので立ち会う必要があります。

そのため不動産会社とスケジュールのすり合わせを行い、立ち会いのために時間を作る必要があります。

机上査定が30分〜1時間程度で査定が完了するのに対して、訪問査定はインフラ状況の確認なども行われるため査定額が提示されるまでに数日間かかるのが一般的です。

時間がかかる上に、ワンルームマンションでの立ち会いが求められるなど売り手への負担もあります。

有料査定(鑑定)は不動産鑑定士によっておこなわれる

不動産の査定は一般的には不動産会社が無料で行いますが、不動産鑑定士が実施する有料査定(鑑定)もあります。

不動産鑑定士とは土地や建物など不動産の鑑定を専門に行う人です。

不動産鑑定士は国家資格になり、司法試験や公認会計士試験と並ぶ難易度の高い試験をパスする必要がある資格です。

不動産会社の査定は営業的な側面を持ちますが、不動産鑑定士の行う有料査定はより専門的な観点からの査定になります。

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鑑定費用は事務所が独自に定めている

不動産鑑定士の不動産査定は、不動産の鑑定評価に関する法律に基づいた、より合理的な査定を受けることができます。

鑑定費用は有料になりますが正確な不動産の価格を知りたい時に用いられます。

鑑定費用は各事務所によって独自に定められているため、どこの不動産鑑定士に査定を依頼するかによって鑑定費用が異なります。

不動産の査定額に応じた費用を支払うことになるので、査定を依頼したワンルームマンションが高額であれば支払う依頼料も高額になるので注意してください。

個人がワンルームマンションを売る場合は無料査定がおすすめ

ワンルームマンションを個人が売却する場合には、有料鑑定ではなく無料査定で十分です。

なぜなら査定は、あくまで査定であり、価格通りに売れるということは少ないというのが現状です。

もちろん有料鑑定のほうが無料査定よりも精度は高く、証明力も強いのですが、マンションなどの中古売買は売り手との交渉が行われ売却価格が決定します。

そのため査定額は一つの目安にとどまるため、そこまで正確な査定額を知る必要性はありません。

参考程度と考えれば、無料査定で十分です。

不動産会社がワンルームマンションを無料査定してくれる理由

ワンルームマンションの査定などには手間がかかりますが、なぜ不動産会社は無料で行っているのでしょうか?それは査定を無料サービスとして提供することで集客や企業の宣伝効果を期待しているからです。

不動産の査定を依頼する人の全てが実際に不動産の売却をするわけではありません。

単純にマンションの価値を知りたいという人もいますが、そのような人に無料査定を利用してもらい会社の存在を知ってもらうことも目的の一つにしています。

無料査定が有料だった場合には気軽に査定を依頼する人は減ってしまい、不動産会社が売り手と出会うきっかけも減ってしまいます。

そこで査定を無料にすることで企業のPRも兼ねているのです。

ワンルームマンションの無料査定は営業的な側面が強い

不動産会社の無料査定は、企業としてのPRの他に営業的な側面が強いという特徴があります。

ワンルームマンションの売買は、ワンルームマンションの査定を行い、不動産会社と仲介契約を結ぶという流れになります。

そのため不動産会社としては、まず最初の一歩として査定依頼を受けることが重要になります。

査定料を無料にすることで気軽に問い合わせができるようにし、とにかく査定依頼を多く受けることを目指しています。

根拠のない高額を提示する悪徳業者も

ワンルームマンションの査定を行う上で、注意しなくてはいけないのが悪徳業者の存在です。

高い査定額を掲示することで強引に契約を結ぼうとする業者もいるので注意が必要です。

高額の査定額を出してくるので、とても魅力的なため騙されてしまうケースが多いです。

悪徳業者に引っかからないためには、どうしてこの査定額になったのかという根拠を常に意識することが大切です。

根拠に乏しい査定の場合には、納得できるまで質問をするのがおすすめです。

ワンルームマンションの無料査定で使われる3つの方法

  • ①取引事例比較法
  • ②原価法
  • ③収益還元法

①取引事例比較法

ワンルームマンションの無料査定方法の一つ、取引事例比較法は取引事例情報に基づいて不動産の資産価値を決定する方法です。

主にマンション物件に使用されることが多く、立地や駅からの距離などの条件が似ている物件の事例をもとに見積もりを行います。

取引事例比較法は精度が高く、相場を反映しやすいという特徴を持っています。

ただし参考データとなる取引事例が少ない不動産会社の場合には、査定の精度が落ちてしまう可能性があるので注意してください。

②原価法

原価法とは、築年数などによる劣化を減価の要因として不動産の原価から引くことで適正な見積もりを目指す方法です。

主に一戸建ての物件の査定に用いられます。

一戸建ての場合には取引事例比較法に使用できる類似した事例が少ないため、原価法を使用することがほとんどです。

不動産の場合の原価とは新築の時の価格になり、新築価格から原価修正を行います。

中古の不動産物件は新築よりも安くなることがほとんどですので、取引事例比較法よりもわかりやすく査定額に納得できるというメリットがあります。

③収益還元法

収益還元法は、投資用の物件に用いられる査定方法です。

対象の物件が将来どの程度の収益を生み出せるかということを試算し、その収益力が査定額を左右します。

どれくらい稼げる物件かということが査定のポイントになるため賃貸マンションなどの収益物件が対象の査定方法であり、移住用の物件は対象に含まれません。

収益還元法には2つあり、1年間の収益を利回りで割って算出する直接還元法と、一定期間に対象物件から得られる利益と物件の価格を合わせて予測算出する方法です。

ワンルームマンションの無料査定でよく見られるポイント

  • ①築年数
  • ②立地・アクセス
  • ③面積
  • ④周辺環境
  • ⑤ワンルームマンションの間取り・構造

①築年数

建物の査定には築年数が大きなポイントになります。

築年数が増せば増すほど査定額は減少していきます。

査定では立地や面積などもチェックされますが、これらは時間が経過しても大きく変動する可能性は低いです。

それに対して築年数は確実に査定額を下げていく原因となってしまいます。

そのため将来的にワンルームマンションの売却を考えている場合には売り時を逃さないように、できるだけ早い時期での売却も視野に入れて考慮する必要があります。

②立地・アクセス

立地やアクセスは物件の劣化とは関係がなく、立地やアクセスは時間が経過しても大きく変わらないという強さがあります。

そのため立地やアクセスの良い物件は、それだけでプラス査定になる要素を持っています。

たとえ築年数がだいぶ経過していて査定額の減少があっても、立地やアクセスが好条件であればマイナス査定を補える可能性があります。

③面積

マンションの面積、広さも査定の際のポイントです。

マンションの面積には延床面積・敷地面積・建築面積などの種類があります。

延床面積はマンションの床面積を全て合計したものです。

敷地面積はマンションが建っている土地の面積になります。

建築面積はマンションを真上から見た場合の外周で求めた水平投影面積です。

面積が広い物件が人気ですが、物件の価格や立地などとの兼ね合いもあるため、一概に広ければ良いというわけでもありません。

④周辺環境

マンションの周辺環境は査定に大きく関わってきます。

最寄り駅までの距離や買い物ができるスーパーの場所など、実際に生活をする上での便利さに直結するので重要です。

特に小さなお子様のいるファミリーの場合には、保育園や小学校、小児科などが近くにあるとポイントが高くなります。

その他にもバス停・コンビニ・銀行・郵便局・飲食店などが近い物件は利便性が高いです。

⑤ワンルームマンションの間取り・構造

間取りや構造は、シンプルな方が買い手が住みやすいです。

例えば子供部屋がある物件は、一人暮らしの方にはマッチしません。

その点、ワンルームは元々がシンプルな間取りのため、自分の好きなように空間を演出することが可能です。

面積にもよりますが一人暮らしからファミリーまで対応することができます。

ワンルームマンションの無料査定の注意点

ワンルームマンションを無料査定する場合には、信頼できる不動産会社を厳選してください。

ただネームバリューがあったり家から近いからという理由で選んでしまうと後悔する可能性もあります。

不動産会社はワンルームマンションの取引事例が多いところが実績もあるのでベストです。

さらに不動産会社は1社だけではなく、複数の業者をピックアップしてそれぞれで無料査定を受けましょう。

査定を受けるのは時間がかかるので数社から査定を受けるのは手間ですが、1社の査定だけで売却を判断するのはおすすめできません。

不動産会社によって査定額が異なるため、複数の査定額を入手して比較検討することが有効です。

査定額通りに売れる保証はない

無料査定の注意点としては、査定額がそのまま売価額になることは、まずないという点です。

査定額は参考価格であるため、査定額で売却ができるという確約があるわけではありません。

この点をしっかりと理解しておかないと期待はずれになってしまうケースも多々あります。

マンションの売買では、買い手と売り手による交渉が行われることがほとんどです。

当然、買い手は値切ってきますので交渉によっては決裂したり、希望額よりも安く売却することも考えられます。

査定額に固執しすぎると売り時を逃がすリスクもあるため注意してください。

無料査定はあくまで不動産会社の「私見」

無料査定は、法的な証明能力は一切ないということも念頭に置くようにしましょう。

不動産会社が行っている無料査定は、不動産会社の私見であるということを理解しておくことが大切です。

仲介手数料を目的として意図的に高い査定額を提示する可能性もゼロではありません。

無料査定は一つの目安ですので、その点に注意してください。

マンション査定のポイントとは?見られる点と高額で売却するノウハウを紹介

ワンルームマンション売却はまず無料査定に出すことから始めよう

ワンルームマンションを売却したい場合には、無料査定を依頼することがスタートラインになります。

いくつかの不動産会社に無料査定を受けて、その査定額や査定内容、接客、対応力などから総合的に判断して契約を結ぶ不動産業者を決定するのがおすすめです。

査定額を高く提示した不動産会社に気持ちが傾いてしまいがちですが、査定額通りに売却が進むとは限りませんので十分に検討してください。

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