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不動産買取の流れ・期間を事前の準備から換金・契約後の手続きまでわかりやすく解説

【更新日】2020-10-19
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不動産買取の流れ

不要な不動産を買い取ってほしいけど、何から手を付ければ良いか分からないという方も少なくないことでしょう。

不動産買取は様々な業者が募集していますが、その流れはどの業者もほぼ同じになっています。

不動産買取を依頼する前に、まずは流れを把握しておきましょう!

不動産買取の流れは大きく6ステップに分かれる

不動産買取の流れは、大きく分けて以下の6ステップとなります。

  1. 情報収集
  2. 査定の依頼
  3. 結果の比較・プラン決定
  4. 契約
  5. 引き渡し・決算
  6. 確定申告

不動産買取をおこなう上でまずすべきなのが情報収集です。

不動産買取とはどんな取引なのかをはじめ、各社の特徴の比較や、相場の調査などを進めていきましょう。

基準がわかったら、いよいよ業者を探していきます。

この時、向こうから提示された条件をただ呑むのではなく、しっかり交渉をしていくことも買取を成功させるために大切です。

条件に納得できたら、契約を締結します。

その後は、契約で話した通りに進めてもらうだけです。

この時、買取価格が購入時の費用より高い場合は翌2~3月に確定申告をおこなう必要があります。

サラリーマンの方は確定申告未経験の方も多いので、こちらのマニュアルを参考に進めることをおすすめします!

不動産売却時は確定申告が必要!申告の流れ・必要書類の書き方を完全ガイド【決定版】

不動産買取の期間は最短1週間ほど

不動産買取のメリットは、何と言っても取引までのスピードが速いこと。最短1週間ほどで売ることができます。

その理由は、買主である不動産会社自身が物件を募集しているので販売活動でかかる時間が大幅カットされます。

加えて、仲介売却は広告を見た方が内覧にきて、その後に契約を結ぶのでいつ売れるか分からないという側面もあります。

一方、不動産買取は最初に決めたスケジュール通り進むので、売れ残るか心配することもありません。

書類等の準備が済んでるかどうかでも速さは変わる

月並みですが、書類を事前に揃えているか、すべきことを把握しているかどうかによっても買取が完了するスピードは変化します。

まずは大まかな流れを把握し、どう買取が進むかイメージしましょう。

不動産買取の準備の流れを分かりやすく解説

不動産買取の準備にも、理想的な流れというものがあります。

より詳細な事前準備のフローを確認しましょう。

①不動産買取の全体的な流れを把握する

不動産買取や仲介売却を依頼することは、一生に一度あるかどうかです。

そのため、ほとんどの方は不動産売却がどう進んでいくか、検討も付かないことと思います。

一番初めに手続きの全体像を把握することで、円滑に買取を進めることが出来ます。

②不動産の買取相場をチェックする

全体の流れが分かったら、次に不動産の買取相場をチェックしましょう。

不動産買取では物件広告の掲載がおこなわれないので、物件チラシ等を見て価格を想像することはできません。

ただ、買取価格の相場は仲介売却で出回っている価格の約7割なので、意外に簡単に相場を計算することができます。

価格をチェックできるデータベースに関しては、こちらにまとめてあるので参考にしてください。

不動産買取相場は市場価格の約7割!全国の買取相場と調べ方・高く買い取ってもらうコツ

③不動産一括査定と2種類の依頼方法を知る

不動産買取の査定依頼をする時、必ず複数社に依頼しましょう。

不動産買取は買主側が価格を設定するので、比較をして高値を付けてくれた業者に依頼をできれば、それだけで成功といって良いのです。

この時、1社ずつ電話をかけ、来店相談をしていたら時間と手間がかかりすぎます。

そこで利用をおすすめするのが不動産一括査定サイトです。

簡単な物件の情報を入力すれば、複数社に査定を一括で依頼することが可能。利用料無料なので、気軽に試すことができます。

この時、査定の依頼方法を机上査定と訪問査定の2種類から選ぶようになります。

方法 内容 メリットデメリット
机上(簡易)査定 申込情報・過去の事例・市況などを元に査定額を算出 簡単に依頼でき、スピーディに結果が届く実際に家を見ていないので、内部の欠陥などが反映されていない
訪問査定 実際に担当者が訪問して価格を算出 机上(簡易)査定よりも査定の精度が高い査定に時間がかかる

最初に机上査定を依頼して目ぼしい業者を限定し、その上で訪問査定を依頼するとスムーズに業者選びができます。

目標価格の目安を相場・査定額を参考に見直す

相場と査定の結果を見て、いままで漠然と考えていた買取価格の目標を見直す機会ができたと思います。

ここで、買取価格の目標をより具体的にしましょう。

目標は、相場から分かった平均的な価格のプラス1割以内で設定するのが良いとされています。

それ以上で設定しても、買い取ってくれる業者がいなくなるので注意しましょう。

不動産買取の契約までの流れ

不動産買取のゴールが決まったら、そこへ向かって手続きを進めていきます。

ここからは、より実践的な契約締結までの流れをみていきましょう。

④査定額の比較・業者選び

複数社の査定結果が届いたら、冷静に結果を比較していきましょう。

この時、単に価格だけを比較するのではなく、査定や相談を通じて分かる担当者の人柄や、各社の実績なども見比べていきましょう。

査定額はそこまで高くなくても、話し合い次第で高値買取に承諾してくれるケースもあったりするので、各社の柔軟性などもみていきたいところです。

⑤買取プランの交渉・決定

査定結果で業者をある程度絞り込んだら、次に買取条件の交渉を進めていきます。

相手のペースにのまれないよう、絶対にクリアしたい条件を設定した上で、それを超えていなければ、どんなに印象の良い業者でも契約しないといった意識を持ちましょう。

納得のいく条件を提示してもらったら、契約に移ります。

⑥契約を結ぶ

その後、両者の合意のもとで契約を結びます。

この時に必要な書類は、以下の通りです。

項目詳細マンション土地
身分証明書 運転免許証やパスポートなど。※複数の名義人がいる場合、全員分用意
実印 印鑑登録しているもの
印鑑証明書 引き渡し時から逆算して3か月以内のもの
権利証/登録識別情報 情報の確認や所有権移転登記に使用
住民票 現住所と登記上の住所が違う際、照明に必要---
固定資産税納税通知書・評価証明書 税額の確認に必要---
ローン残高証明書 残債がある場合、確認で必要---
マンションの管理規約 対象がマンションの場合に用意××
測量図 境界を明確にするため必要-×-
建築確認済証・検査済証 法律に則って建築された証明に必要-×-
購入のパンフレットなど 法律に則って建築された証明に必要---

これらの契約書類の確認が済んだら、契約書の読み合わせなどを行い、双方が合意したら契約をおこないます。

この時に代金の一部が手付金として支払えますが、引き渡しまでは手を付けないほうが賢明です。

不動産買取の契約を結んでからの流れ

不動産買取は契約を結んだらそれで終わりではありません。

ここからは契約後のステップを確認していきます。

⑦引き渡し・決済

契約を結んだ後、物件の引き渡しをおこないます。

引き渡しでは司法書士が立ち合い、書類の取引やカギの受け渡しをおこないます。

これで、不動産買取の取引自体は完了です。

不動産買取はスピーディと言われていますが、準備や書類取得が多いため、手間取ると結構な時間がかかってしまいます。

事前の準備はできるだけ早く済ませておくことをおすすめします。

⑧確定申告

不動産買取は市場価格の7割程度が相場ですが、それでも売却益(購入時よりも売却価格が高くなる)が発生するケースはあります。

この時、売却価格と購入費用の差額に対して譲渡所得税が発生します。

この税金を納付するために、買取の翌2月~3月に確定申告をする必要があります。

期日までに申告しないと滞納金が膨らんでいくので、必ず期限内に手続しましょう。

確定申告のやり方はサラリーマンなど馴染みのない方も多いので、こちらのマニュアルを参考にしてください。

不動産買取相場は市場価格の約7割!全国の買取相場と調べ方・高く買い取ってもらうコツ

不動産買取の流れを抑えてスムーズに手続きをしよう

不動産買取のやり方は、不動産会社に随時聞きながら進めていくこともできます。

しかし、最初に流れを知っておいたほうがスムーズですし、最終的に何をすれば良いか知った上で進められるので成功率も高くなります。

不動産買取をこれから検討している方は、まず流れを抑えておきましょう。

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