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マンションの売り方6カ条!事前に知っておきたい賢い・正しい売り方

【更新日】2023-11-29
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マンションの売り方
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マンションを売ると一口に言っても、売り方は豊富に存在します。

マンション売却を成功させるには、様々な売却方法の中から、賢い上手な売り方を選択することが重要となります。

ここからは、マンションの賢い売り方6カ条を手順に沿って紹介していきます。

マンションを売る方法!売れないマンションを高く売却する流れ・成功のコツ

マンションの売り方➀信頼できる優良不動産会社を見つける

マンションを賢く売るには、不動産会社選びに力を入れるのが不可欠です。

仲介売却の場合、実質的な販売活動は契約した不動産会社がおこないます。

つまり、売主が内覧準備などでいかに注力しても、仲介業者の実績が伴わなければ意味がないのです。

マンションの売り方を決めるには、まず業者選びに時間を費やすようにしましょう。

不動産一括査定サイトの利用で複数社を比較するのがおすすめ

不動産会社を比較するには、複数社の査定額を比較するのが最善の策です。

査定額は各社が提示する売却見積もり価格になるので、比較して高値を付けてくれた業者と契約すれば、その分だけで成功の可能性が上がります。

その際に、1社ずつ連絡をとって査定を依頼すると時間がかかり過ぎてしまいますが、不動産一括査定サイトを利用すれば、スムーズに複数社の査定額を比較することができます。

簡単な物件情報を入力すると、平均最大6社の査定額を簡単に比較することが可能。

結果を見比べてみれば、どこに依頼すべきか一目瞭然となります。

登録業者の契約料・広告料で運営されているのでユーザーの利用料は完全無料です。そのため、まだ売却を検討中の方でも気軽に利用することが出来ます。

不動産一括査定サイト33社を比較!2020年おすすめランキング

査定額の根拠もしっかり聞こう

不動産会社が提示する査定額は各社バラバラですが、どのように価格を算出したかに関しても会社によって差があります。

表面的な査定額の金額だけで決めず、なぜこの金額になったのかの根拠もしっかりヒアリングするようにしましょう。

例えば同じ3,000万円でも、その金額を限界と考えているのか、あるいは努力すれば更に高く売れる可能性があるのかなども業者によって異なります。

マンションの売り方②売るタイミングを見極める

マンションを売るタイミングも、売却成功のためには重要なポイントとなります。

大きな視点で見れば、経済状況の変化に比例した相場変化があります。

国土交通省算出の不動産価格指数からみるマンション売却のタイミング

こちらは国土交通省が算出する不動産価格指数の変化を図示したものですが、2013~2019年の7年間で約36%も上昇しているのが分かります。

2020年は新型コロナウィルスの感染拡大があり、緊急事態宣言があった4~5月は価格の落ち込みが見られましたが、その後7~9月に関して言えば、むしろ前年よりも高額になっています。

項目 数値 前年同期比
件数 9,537件 +1.4%
㎡単価 55.63万円/㎡ +3.6%
価格 3,656万円 +5.8%
専有面積 65.72㎡ +2.2%
築年数 21.59年 21.91年

【出典】東日本レインズ「サマーリーレポート」<2020年7~9月期>

大きな視点から見ても、2020年現在は未だマンションの売り時と考えることが出来ます。

競合マンションの売り出し状況もチェックしよう

マンションの場合は、競合物件の売り出し状況もチェックする必要があります。

好条件のマンションを高額で売り出そうとしても、より条件の良いマンションが安値で買い叩かれている状況に売り出すのは理にかなっていません。

特に分譲マンションの場合は、前後の階や同じ階の部屋が売り出されているケースも少なくなく、競合物件の価格に相場が引っ張られてしまうこともあるので注意しましょう。

マンション売却のベストタイミング・時期は?売り時を見極めるポイント11選

季節的要因は売却価格に影響する?

マンション売却は春・秋に成功しやすいと良く言われます。

春や秋は転勤によって違う地域に引っ越す方が多いので、その時に売り出されていると購入希望者の目に留まりやすいという訳です。

ただ、これに関してはそこまで季節によって大きな違いが生じる訳ではありません。

特に最近はポータルサイト等を通して通年で物件探しができるので、いつ売り出すかどうかは以前に比べて重要ではなくなってきています。

マンションの売り方③インスペクション(住宅診断)を活用する

中古マンションを売る際に利用したいのがインスペクション(住宅診断)です。

住宅診断士と呼ばれる方に物件をチェックしてもらい、どのような欠陥があって修繕にいくらかかるのかなどをまとめてもらうことができます。

何も欠陥が無かった場合は、プロから安全なマンションというお墨付きをもらったも同然なので、売却時のPRに活用することができます。

特に最近では大型地震が日本で頻発したこともあり、調査の重要性が高まっているため、ホームインスペクションは有効な手と言えます。

アメリカ発祥のサービスで、日本国内ではいまいち一般化しませんでしたが、近年では利用者が増えていることもあるので、競合に出し抜かれないためにも依頼することをおすすめします。

インスペクション(住宅診断)とは?メリットと費用・かかる時間・注意点

マンションの売り方④内覧対策で第一印象をアップさせる

マンション売却を成功させるには、内覧対策を徹底しておこなうことが不可欠です。

中古マンションが売れ残る場合、価格に対して物件の質が低いと感じる、つまり割高物件と思われてしまうのが原因であることが多いです。

ただ、築年数、アクセス、間取りなどは売却時に変更し、より高く売れる状態にすることは出来ません。

ただし、掃除・整理整頓を徹底しておこない、第一印象をアップさせれば、買い手が感じる割高感が解消され、結果的に高額売却が可能になります。

特に買い手の目に付きやすい玄関や水回りはプロに依頼するなどして、徹底的に掃除することをおすすめします。

マンションの内覧はどこを見られる?内覧をクリアして高く売ろう!

マンションの売り方⑤物件広告は売主も厳しくチェックする

多くの購入希望者にとって、不動産会社が作成した物件広告が最初の印象となります。

物件広告が見にくい、写真が少ないといった場合、いくら良いマンションでも売れ残る可能性が高いので注意が必要です。

広告作成の得意・不得意は不動産会社によっても分かれ、特に地方の老舗中小業者などは、広告作成が下手なことも多いです。

広告を出稿する前に売主側でも出来をチェックしておき、厳しくコメントすることをおすすめします。

マンションの売り方⑥目標額設定の根拠と最低売却価格の条件を考える

例えば、新居を購入するにあたって3,000万円不足している場合、今住んでいるマンションの売却価格を最低3,000万円に設定するのは、ある程度自然な流れとも言えます。

ただ、そのマンションの適正価格が2,000万円の場合、1,000万円高く売り出すのは無理があります。

目標額はマンションの適正価格を見極めた上で設定しないと、売れ残る要因にもなるので注意が必要です。

また、ケースによっては簡易リフォームが必要だったり、購入希望者から値下げを要求されたり、売れ残りを解消するために仲介業者が値引きを提案してきたりすることがあります。

こうした値引きの要求を何も考えずに応じていれば、結果売れたとしても目標額より低すぎて意味なく大事な資産を手放すことになりかねません。

「値下げするのは最低でも○○万円まで。それ以上値引きされたらマンションを売らない」という、最低価格の条件も決めておくことをおすすめします。

マンションの売り方の極意は他の商品と同じ

マンションの売り方6カ条を紹介しましたが、結局のところ、マンション売却は内覧に来た購入希望者に対して、いかに真心をもって接するか、知りたい情報を的確に伝えられるかなどに尽きます。

突き詰めていけば、最終的にマンション売却を左右する要素は、他の商品を売る場合と変わりはないのです。

基本的な売り方を把握したら、業者選びや内覧対策で売主がどれだけ能動的に動けるかが成功のカギとなります。

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