TOP > 土地活用 > 賃貸経営 > 土地ありのアパート経営は有利って本当?有利な理由やリスク・注意点を解説

土地ありのアパート経営は有利って本当?有利な理由やリスク・注意点を解説

【更新日】2023-12-27
このエントリーをはてなブックマークに追加
本ページにはPRリンクが含まれます。
当サイトでは、アフィリエイトプログラムを利用し各事業者から委託を受け広告収益を得て運営しております。

相続した土地を活用してアパート経営に使うのは有利と言われていますが「本当にそうなの?」と疑問に思う人もいますよね。

アパート経営は土地ありのほうがリスクを軽減してスタートできるので、土地なしの人より有利に始められます。

一方で、土地ありの人は立地を選べない・土地面積を広げられないなどのリスクもあるので、土地ありでアパート経営を始める人はリスクを理解した上で経営する必要があります。

今回は土地ありのアパート経営が有利と言われている理由や、土地ありの状態を有効活用してアパート経営を成功させるコツを紹介します。

土地ありで土地活用を検討している人は、参考にしてみてください。

土地活用の方法を厳選25種類紹介!収益性・初期費用やデメリットを徹底比較

アパート経営のパターンは2つ

アパート経営には大きく分けて2つのパターンがあります。

  • 土地ありのアパート経営
  • 土地なしのアパート経営

それぞれ特徴やメリットが異なるので、土地ありの人もなしの人も理解しておきましょう。

土地ありのアパート経営

土地ありのアパート経営は、相続している土地で利用していない人がアパート経営を行うパターンです。

元から土地を持っている分、土地購入の費用がかからず失敗のリスクを抑えられます。

また利回りを高くすることも出来るので、アパート経営を有利に進められます。

土地なしのアパート経営

土地なしのアパート経営は、土地を購入してアパート経営を始めます。

自己資金で土地を購入する場合はリスクを抑えてアパート経営を始められますが、殆どの人達は金融機関からお金を借りて土地購入をするのでリスクが高めです。

土地ありの人より初期費用が高くなるので、土地ありで始める人より失敗した時の損失が大きくなります。

土地ありのアパート経営が有利な理由

「土地ありのアパート経営はどこが有利なの?」となんとなく有利と分かっても具体的な理由を知らない人もいます。

土地ありアパートの最大のメリットは、初期投資を抑えることができる点でその他にも有利なポイントがいくつかあります。

これから土地ありアパート経営が有利な理由を具体的に紹介するので、チェックしていきましょう。

土地購入の資金準備をしなくても良い

土地ありアパート経営の最大の強みは、土地を購入する必要がないという事です。

土地の立地や広さによって有利の度合いは変わりますが、土地なしのアパート経営だとお金を借りて土地を購入する人が多いので、土地ありの人はかなり有利になります。

融資を受けやすい

アパート経営でローンを組む場合、勤務状況や年齢関係なく借入を断られたり減額されてしまったりするケースがあります。

しかし土地ありの場合、既に土地を購入している為借入総額を抑えることが出来ます。

借入総額を抑えると、融資が通りやすいメリットがあるので、土地ありの人のほうが融資関係で有利になります。

リスクを抑えて経営できる

土地ありでアパート経営を始める人は、全体的にリスクを抑えて運営することができます。

土地代の支払いの有無を考えると、土地を元から持っている人のほうが投資額を低く抑えられるので、大きな損失に繋がらない可能性が高いです。

また都市部に土地を持っている人は、賃料を高く設定することもできるので、リスクを更に抑えてハイリターンを狙うこともできます。

土地ありでアパート経営するリスク

「土地ありの人はアパート経営すれば必ず成功するの!?」と今までの説明を聞くと思う人もいますが、土地ありのアパート経営でもリスクは存在します。

土地ありといってもアパート経営に適していない土地であったり、自由度の低い土地であったりするとアパート経営をしても失敗してしまう可能性があります。

土地ありのアパート経営で失敗しないためにもリスクは理解しておきましょう。

立地を選択できない

土地ありでアパート経営を始める場合、元々持っている土地でアパート経営を始める為立地を選べません。

立地の良くない土地を持っている人は、アパート経営しても失敗してしまう可能性もあります。

ただし立地の良くない土地で失敗したとしても住宅需要のある土地であれば売却して損失を軽減することもできるので土地なしのアパート経営より有利です。

経営に向いていない土地の可能性がある

持っている土地がアパート経営にそもそも向いていない場合もあります。

アパート経営は向いていない土地でやるとハイリスクローリターンになってしまうので、他の活用方法を検討しましょう。

土地の広さを自由に選択できない

持っている土地の形や広さは、状況によって変えることが出来ない為、アパート経営が出来ないケースもあります。

狭い土地を持っている人程、アパートを立てるのが難しい可能性が高いので戸建て賃貸も同時に検討しておきましょう。

土地ありでアパート経営を始める為に必要な資金

土地ありのアパート経営は、土地を購入する費用を抑えられますが、その他にも必要な資金があります。

アパート建築費

土地ありのアパートを経営する人は物件価格の1割~2割程度の資金を準備すれば問題なく運用できます。

アパート経営で使われる費用の中で建築費が一番大きな金額になります。

坪単価と延床面積を見つけて掛け合わせることで費用を算出できます。

また鉄筋コンクリート造・木造・鉄骨造にするかによって費用も異なるので事前にチェックしておきましょう。

諸経費

アパート経営では、諸経費用も発生します。

  • 不動産取得税
  • 印紙税
  • 登録免許税
  • 設計料
  • 司法書士報酬

不動産取得税は、アパートを建築した時に1度だけ支払うもので、工事金額の半分から6割支払います。

土地ありでアパート経営を始める時の注意点

土地ありでアパート経営を始めるとしても、注意しておくべきポイントがいくつかあります。

有利な状態で始められるのは間違いないですが、注意点を抑えて運営していくことをおすすめします。

黒字になるまで時間がかかる

そもそもアパート経営は、黒字になるまで時間のかかる経営です。

もとから土地を持っている人もある程度建築費用でお金が発生するので、黒字化するまで長期的に運用していく必要があると考えておきましょう。

アパート経営は競争が激化している

近年人口減少に伴い、アパート経営競争が激化しています。

成功する人と失敗する人の差が激しくなっているので、アパート経営を検討している人は経営を成功させる為に勉強しておく必要があります。

隣のアパートは大成功していて、隣のアパートは空室しか無いケースもあるので注意しましょう。

滞納問題に気をつける

年々国内の経済状況は芳しくない状態で、滞納者増加のリスクを持っています。

経済の落ち込みによって滞納率は高くなるので、滞納問題をいつでも解決できるような状態にしておきましょう。

土地ありのアパート経営は有利!リスクを理解して運営しよう

土地ありのアパート経営は、土地なしよりかなり有利に経営をスタートすることができます。

しかし、リスクが全く無い訳ではないので、大失敗しないためにも慎重に判断して経営していきましょう。

このエントリーをはてなブックマークに追加

関連する他の記事

特集記事

【2024年最新】不動産一括査定サイトおすすめ比較ランキング!不動産売却におすすめの人気16社を厳選紹介
不動産査定サイトのメリットとしては、複数業者に査定依頼できる、無料でネットから申し込める事の他にも…
不動産売却とは?不動産を売るなら読むべき鉄則
不動産売却を行う理由は多岐に渡り、売却方法も理由や事情などに合わせて選んでいく必要があります。 ま…
【2024年最新】大手不動産リースバック業者比較ランキング!おすすめ会社の口コミ徹底比較
リースバック業者ランキングを紹介!口コミ・内容を比較して人気の会社をランキング形式で紹介していきま…
【2024年】大手不動産会社ランキング!売上高・売却仲介件数・評判を比較!信頼できるのはどこ?
不動産会社ランキングの決定版!総合売上、売却仲介実績、過去の利用者の口コミ・評判からおすすめの不動…
pmark image
お客様の個人情報保護のため、プライバシーマークを取得しております。
個人情報を適正に取り扱うことができる企業のみ認定されてる制度です。