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不動産の決済は土日・祝日にできる?契約時の必要書類や決済の流れを解説

【更新日】2023-12-06
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「不動産の決済は土日でも可能?」

「不動産の決済を土日にする際の注意点は?」

不動産の売買契約が締結すると、決済を行います。

基本は平日に行われることの多い決済ですが、買主か売主が希望すると土日や祝日に行うことも可能です。

不動産の決済をする際には必要書類もあるので、流れと一緒に確認しておきましょう。

この記事では不動産決済を土日・祝日に行う場合の注意点や、不動産決済の流れについて解説していきます。

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不動産の決済は土日・祝日でも可能

不動産の決済は、土日や祝日でも可能です。

不動産の決済は書類の確認や代金の支払いの後、登記手続きを行うことで完了します。

基本は代金の支払いと登記手続きを同時履行するため、登記申請ができる平日に不動産の決済をするのが一般的です。

しかし、買い手か売り手が希望する場合、土日に代金の支払いをして、月曜日に登記申請をすることも可能です。

また土日に書類の受け渡しをして司法書士に預かってもらい、月曜日に入金確認できれば売主が司法書士に連絡して登記申請してもらう方法もあります。

登記申請をするのが次の月曜日もしくは祝日後の平日にずれるのであって、書類の受け渡しや代金の支払いに関しては土日や祝日に行っても問題ありません。

不動産決済は基本的には平日の午前中に行う

不動産の決済は、基本的には平日の午前中に行います。

トラブルが発生したとしても、当日中に対応できるからです。

例えば振込先の書き間違いがあったとしても、午前中に決済していれば午後に対応可能です。

土日や祝日に不動産決済をする場合も同様で、当日中にミスを訂正できるように、午前中に行うことが多いです。

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不動産の決済の流れ

不動産の決済をする際には、一般的には下記の流れで進めます。

  1. 司法書士に登記関連書類を確認してもらう
  2. 残代金の支払い
  3. 仲介手数料の支払い
  4. 抵当権抹消手続き
  5. 鍵や書類の引き渡し

土日や祝日に不動産の決済をする場合、抵当権抹消手続きまでを行うことになります。

以下にそれぞれのステップごとに解説していきます。

司法書士に登記関連書類を確認してもらう

不動産の決済を行う前に、司法書士が売主と買主の登記関連書類の確認をします。

本人確認や必要書類がそろっているかを確認するので、必要書類を忘れないように気をつけましょう。

所要時間は10分ほどで済みます。

登記手続きは司法書士が法務局で手続きをする必要があるので、現場では登記関連書類の確認だけが行われます。

残代金の支払い

本人確認が完了すると、残代金の支払いに移ります。

売買代金から手付金を差し引いた金額が残代金で、事前に指定されていた支払い方法で支払い手続きを行います。

所要時間は数分~1時間程度で、月末の繁忙期などであれば決済までに時間がかかる可能性があります。

支払いの完了は、売主側の金融機関担当者が買主から振り込みを確認できたタイミングです。

仲介手数料の支払い

不動産会社への仲介手数料の支払いも同時に行います。

その場で支払いの決済が行われることが多く、決済方法を事前に聞いておくことでスムーズに支払いが可能です。

売買契約成立時に仲介手数料50%を支払っているため、決済時に支払う仲介手数料は残りの50%となります。

抵当権抹消手続き

売買する不動産に抵当権が登記されている場合、抵当権抹消手続きも行います。

売主がローンを完済している場合は抵当権がすでに抹消されているため、手続きは必要ありません。

売主側の金融機関担当者から抹消書類戸委任状が渡され、所有権の移転に必要な書類を司法書士に渡します。

司法書士は法務局で対応してくれるため、土日に決済をした場合は次の月曜日まで手続きの完了を待つことになります。

また、手続きの書類を渡す際に、司法書士への報酬も渡します。

抵当権抹消に関する司法書士への報酬は売主負担、所有権移転に対する報酬は買主負担なことが多いです。

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鍵や書類の引き渡し

全ての支払いと手続きが完了すると、売主から買主に所有権が移転します。

次の関連書類を引き渡して、手続き完了です。

  • 販売説明時のパンフレット
  • 建築確認通知書
  • 新築時の図面一式
  • 組合規約
  • 物件に関する全ての鍵

土日に決済する場合は、登記手続きを月曜日に行い、鍵や書類の引き渡しは当日行うことが多いです。

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不動産の決済をする際の注意点

不動産の決済をする際の注意点は、次の3点です。

  • 振込手数料の負担者を確認しておく
  • 必要書類をチェックしておく
  • 複数の不動産会社に査定依頼する

書類不備などがあれば債務不履行として違約金が発生することもあるので気をつけましょう。

以下にそれぞれの注意点を解説します。

振込手数料の負担者を確認しておく

一般的に、売買契約書では振込手数料の負担者を定めていません。

そのため売主と買主が話し合いをして決めることになりますが、銀行振込をする場合は振込手数料をどちらが支払うかでトラブルになることもあります。

振込手数料は基本的に振り込む側が負担するのが妥当ですが、買主は現金支払いを希望していた場合などは売主が負担することもあります。

振込手数料の負担者を決済前に確認しておき、トラブルにならないようにしましょう。

必要書類をチェックしておく

必要書類がそろっているかどうかは、必ず確認しておきましょう。

決済当日に書類がそろっていなければ、手続きを延期する必要も出てきます。

売主側の必要書類としては、主に下記の書類があります。

  • 印鑑証明書
  • 写真付き身分証明書
  • 抵当権抹消書類
  • 固定資産評価証明書
  • 権利証
  • 引き渡す物件の鍵
  • 仲介手数料
  • 司法書士への報酬

必要書類がそろっていないために決済日が延期されると、立会人の予定も再調整しなければならないので迷惑が掛かります。

また場合によっては債務不履行として違約金が発生することもあります。

書類を紛失した場合の対処法も含めて、余裕をもって準備しておくことが大切です。

複数の不動産会社に査定依頼する

不動産の売却手続きをする際は、複数の不動産会社に査定依頼して信頼できる会社を見つけましょう。

不動産売却の決済は、大きな金銭の受け渡しと権利の移転が同時に行われるので、非常に重要な日となります。

不動産会社の担当者と連携を取ってスムーズに進められるかが重要となるので、信頼できる会社である必要があります。

不動産を売却することを決めたタイミングで複数の不動産会社に査定依頼しておくことで、自分に合った会社を見つけることができます。

一括査定サイトを利用すると一度で複数社に査定依頼ができるのでおすすめです。

不動産の決済は土日・祝日でも可能!流れを理解してスムーズに進めよう

不動産の決済は基本平日の午前中に行われることが多いですが、土日や祝日に行うことも可能です。

その場合は登記手続きを次の月曜日や平日に行うため、代金の支払いや引き渡しを当日行うことになります。

必要書類がなければ決済日を変更する必要があり、場合によっては債務不履行として違約金を支払わなければならないこともあるので気をつけましょう。

不動産決済の流れを理解して、早めに準備しておくことが重要です。

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