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マンション買取は損するって本当?買取のデメリット・落とし穴と買取相場以上で売る方法

【更新日】2020-09-23
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マンション買取は損?

離婚や転勤、住み替えなどで今のマンションが不要になった時、まず浮かぶのが売るという選択肢です。

マンションを売る方法には仲介売却業者買取という2種類があり、それぞれ金額の相場や成約までの平均期間、かかる費用が異なります。

ここからは、マンションの買取と売却、それぞれのメリット・デメリットを解説していきます!

マンション買取と売却の違いは?5つの項目で徹底比較

買取と売却の違いをわかりやすくまとめると、以下のようになります。

売却方法 仲介 買取
内容 仲介業者に販売活動を依頼 不動産会社に買い取ってもらう
長所 高額で売れやすい 成約の可能性が高く、現金化も早い
短所 売れるまで時間がかかる(平均3~6ヵ月) 利益が低い(仲介の2割減)

まず異なるのは、誰に対して売るかです。

仲介売却は、不動産会社の仲介により不特定の第三者に売り出していきます。対して買取は、査定をしてくれた業者にそのまま買い取ってもらう方法です。

買主のステータスも素人とプロで異なるので、売却対策にも違いが出てきます。

マンション買取・売却で見られるポイント
  • マンション買取:築年数や構造、今後のリフォーム費負担など
  • マンション売却:間取り、第一印象、眺めや住みやすさ

その他にも買取と売却には多くの違いがあります。

買取は売却に比べてかかる期間が短い

仲介売却は成約まで平均3~6か月かかります。一方、買取は早ければ2週間前後で売却をすることができます。

仲介売却は第三者に向けて売り出すので、宣伝に長い時間を要します。

一方、買取は不動産会社にそのまま買い取ってもらえるので、宣伝に時間が全くかかりません。

マンション買取の手続きの流れ
  1. 相談・査定
  2. 売買契約の締結
  3. 売却代金の受取

マンション買取は最初にいつ入金されるかが分かる

仲介売却は相手あってのものなので、いつ売れるかの予測が非常に難しいです。

そのため、引っ越し期限が決まっている方はいつ売れるか分からず、断られる度にストレスが溜まっていきます。

一方、買取なら最初の相談でいつ契約をおこない、いつ引き渡し・入金をおこなうかを明確に提示してくれるので、引っ越しの予定などが立てやすくなります。

これは非常に重要で、特に住み替え(売却後に新居を購入)を希望している方は、スケジュールを上手く立てないと大損をしてしまいます。

良い住み替えの流れと悪い住み替えの流れ
〇:入金➝新居購入➝引き渡し後に入居
×:引き渡し➝仮住まいに引っ越し➝入金➝新居購入➝仮住まいの退出手続き➝入居

引っ越し期限を過ぎたのにマンションが売れないと、十分な引っ越し費用を準備することができません。

そのため、一旦賃貸物件に引っ越すようになります。

この仮住まいの往復引っ越し代プラス家賃がかかるので、費用はかなり高額になってしまいます。

上手に住み替えをおこない、ムダな費用をかけたくない方は買取を選ぶことをおすすめします。

築年数の経った古いマンションも買い取ってもらいやすい

築年数が経ち、内装がボロボロになってしまった部屋は、仲介売却だとなかなか売れません。

一方、マンション買取ならある程度ボロボロでも買い取ってもらえることが多いです。

マンション買取は、仕入れた中古物件をリフォームし、再び売り出す(再販)ことを目的としています。そのため、多少の傷や凹みがあっても大丈夫なのです。

また、欠損の中にも簡単に修理できるものや特に修理する必要がないものがあります。

買取業者はプロなので一目見てこの違いを見抜くことができますが、仲介売却は相手も素人なので、直せるキズでも購入を即断られてしまう可能性があります。

古くなって、もう人が住めなそうなマンションは、業者に買い取ってもらうことをおすすめします。

マンション買取は瑕疵担保責任が免責!売却後のトラブルを心配しなくて良い

マンションを仲介売却すると、瑕疵担保責任というものが生じます。

瑕疵担保責任とは、売る前に隠していたキズ、凹みや「過去に部屋で殺人があった」などの情報、長年住んでいても気付きにくいシロアリ被害などが引き渡し後に発覚した時、前の所有者(売主)に対して賠償を求められる精度です。

瑕疵担保責任を負う期間は話し合いによっても異なりますが、引き渡し後にリフォームを要求されると、リフォーム代の他にも弁護士費用、慰謝料、損害賠償がかかるので高額になります。

一方、マンション買取は瑕疵担保責任が免責になるので、後に欠陥が見つかる心配を一切する必要がありません。

マンション買取のほうが費用が安く済む

マンション買取では、仲介手数料がかかりません。

仲介手数料の相場はいくら?なぜ払うの?根拠・計算方法

仲介手数料は売却価格によっては100万円を超えることもあるので、大きな節約になります。

また、買取の場合はそのままの状態で良いので、リフォームやハウスクリーニングをおこなう必要がありません。

売却と比べると、150万円近い費用の節約になります。

買取価格は売却の4割減になってしまう

マンション買取の大きなデメリットが、価格の低さです。

相場としては、仲介売却価格の約6割が買取価格だと言われています。

売却後もさまざまな費用がかかることやローン残高の返済を考えると、高く売るに越したことはありません。

高く売りたい方にとっては、マンション買取は向いていないので注意しましょう。

マンションの買取相場は市場価値の60~80%
【例】実勢価格(時価)が3,000万円のマンションは、1,800万円~2,400万円が買取相場になる。

マンション買取は高く売れなくて損…売却より価格が下がるのはなぜ?

マンション買取は高く売れなくて損

マンション買取は、どうしても価格が売却に比べて低くなってしまいます。

これには理由があり、買い取った中古マンションをリフォームして再販するまでに高額な費用がかかるからです。

こうした費用は不動産会社の自己負担になるので、そのリフォーム代も確保しておかないといけません。

再販にかかる費用がだいたい価格の4割程度なので、その分が引かれてしまうということです。

マンションの買取相場が市場価値の60~80%まで下がる理由
  • 買取業者が再販にかかるリフォーム費用等を差し引いている
  • 業者が物件の仕入れ(ビジネス)として家を買い取るので、値付けの基準が厳しくなる
  • 買取を選ぶのは状態の悪い家が多いため、相場が低く、それに引っ張られて下がってしまう

ただ後述しますが、中には売却の8割くらいまで高値で買い取ってくれる業者も存在します。買取は価格が低いというデメリットを軽減するには、買取業者をしっかり選ぶことが重要です。

不動産買取のデメリット・注意点を徹底解説

マンション買取では住宅ローンを完済できない可能性大

住宅ローンが残ったマンションを売る際は、まず残高を一括返済する必要があります。

住宅ローンを借りていると物件に抵当権が付いているので、これを取り外してから引き渡す必要があるのです。

ただ、売った後はさまざまな費用がかかるので、これも見越して出来るだけ高く売る必要があります。買取は価格相場が低いのでローンが支払えない可能性もあるので注意しましょう。

ローンの残る不動産を売却!銀行へ連絡するタイミングはいつ?

完済できない時は住み替えローンを使おう

売却代金を使ってもローンが完済できない時におすすめなのが、住み替えローンです。

このように、住み替えをする場合、新居購入時に使う住宅ローンに余った残債を組み込めるのが特徴です。

また、住み替えローンを使う際は、売却代金を全て返済に使う必要はありません。

例えば、残債が2000万円、売却代金が1500万円だったけど、直近で500万円使う予定があるなら、売却代金で1000万円分を返済し、残りの1000万円を住み替えローンに組み込むことができるのです。

便利な住み替えローンですが、調子に乗って借り換え額を高額にしすぎると将来の返済負担が増加するので注意しましょう。

分譲マンションから一戸建てへの住み替えには住み替えローンを使おう!

マンション買取を依頼する時は過去の成約実績を詳しく聞こう

過去の成約実績

不動産買取業界は、カチタスという会社が何年もトップにいますが、この会社は戸建て住宅の買取が中心で、マンション買取はほとんどおこなっていません。

そのため、「買取業界No.1」という広告に踊らされてカチタスに買取依頼をするのはあまりお勧めできません。

ほとんどの不動産会社は公式サイトで「昨年の成約実績10万件!」みたいに大まかな数字で宣伝していますが、内訳を聞くと戸建てかマンションのどちらかに偏っていることが多いです。

マンションの買取実績がないということは即ちノウハウ・経験が少ないということなので、お得な買取はしてくれない可能性が高いです。

買取業者の中でもマンション買取に特化した業者を、ここから紹介していくので参考にしてください。

マンションを高く買い取ってもらうには業者選びが大切!おすすめ業者TOP3

マンションの買取価格は、買取業者によっても異なります。

会社によってリノベーション技術や実績に違いがあるので、その後のコストを削減できるか、買取価値を正確に見抜けるかが大きく異なるからです。

ここからは、2017年のマンション買取実績TOP3の業者を紹介していきます!

高く買い取ってくれると口コミでも評判なので、ぜひ一度相談してみましょう!

※マンション買取業者TOP20までのランキングは、こちらに掲載しています。

【2018年】マンション買取業者ランキング!買取再販戸数・保証を比較

【1位】ベストランドは低コストで質の良いリノベーションをするので買取価格が高い!

ベストランドは、2017年のマンション買取戸数が2053戸でダントツ1位だった会社です。

ベストランドの特徴は、素材の良さを生かしたリノベーションにあります。

中古物件を丸ごとリフォームするのではなく、もともとの良いところを活かして良い物件に仕上げていくので、コストをかけず出来の良いリフォームができます。

コストがかからないということは、その分買取価格が高くなるということでもあります。

ベストランドはマンションを高く早く買い取ってくれる、まさに夢のような不動産会社です。

ベストランドでマンション買取・査定!利用者の評判と口コミ

会社名 株式会社ベストランド
本社所在地 東京都港区六本木1丁目6番1号 泉ガーデンタワー
設立 2010年11月19日
代表番号 03-3588-7710

【2位】大京穴吹不動産は保証付き再販物件が高い人気!

大京穴吹不動産は全国に店舗を置く不動産会社で、居住用物件の仲介売買がメイン事業です。

マンション買取もおこなっており、リフォームした再販物件には手厚いアフターサービスが付いているので人気です。

成約が見込めるということは、買取価格もその分高くなりますし、幅広い物件を買い取ってもらえる可能性が高いです。

他の買取業者に断られた物件は、一度、大京穴吹不動産に持っていくとよいですよ。

大京穴吹不動産で不動産売却・査定をした方の評判・口コミと仲介手数料

会社名 株式会社大京穴吹不動産
本社所在地 東京都渋谷区千駄ヶ谷4丁目19番18号 オリックス千駄ヶ谷ビル
設立 1988年12月7日
代表番号 03-3510-8011

【3位】インテリックスは即買取・即金!スピードならトップクラス

インテリックスは歴史の浅い不動産会社ですが、近年地方都市にも支店を展開するなど、急成長中です。

リノベーションを強みとしており、基礎からチェックして生まれ変わらせるので幅広い物件を仕入れています。

更に、査定額を相談依頼した当日に通達してくれるので、最短で入金してもらうことができます。

引っ越しが迫っている場合などは、インテリックスへの来店をおすすめします。

インテリックスでマンション買取・査定!利用者の評判と口コミ

会社名 株式会社インテリックス
本社所在地 東京都渋谷区渋谷2-12-19 東建インターナショナルビル11F
設立 1995年7月17日
代表番号 03-5766-3939(本社)

まずはマンション買取相場をチェック!査定に利用したいおすすめサイトTOP3

マンションは買取価格が低いので損と言いましたが、例えば1ヵ月後に1000万円必要だとして、買取なら1600万円、売却なら2000万円という場合は、換金の早さも含めて買取のほうがお得です。

このように、マンション買取が本当に損なのかは、目標とする金額・期限によって異なります

まずは、買取価格を査定して、目標の金額を満たすかどうかチェックしましょう。

ここからは、マンションの買取査定におすすめな3つのサイトを紹介していきます!

大手に買取依頼したいならすまいValue!日本を代表する6社の査定額を比較できる

サイトの使いやすさ ★★★★
実績 ★★★★★
安全性 ★★★★★
匿名査定 未対応
こんな人におすすめ!
  • とにかく大手に査定依頼したい!
  • 販売実績のあるところと契約したい!
  • 不動産を早く高く売りたい!
  • 情報流出などのトラブルが心配…

すまいValueは、日本を代表するこちらの6社に一括で査定依頼ができます。

  • 三井不動産リアルティ(三井のリハウス):2017年仲介実績1位
  • 住友不動産販売:2017年仲介実績2位
  • 東急リバブル:2017年仲介実績3位
  • 小田急不動産
  • 野村不動産アーバンネット:2017年仲介実績4位(野村不動産グループ)
  • 三菱地所ハウスネット:2017年総合売上高3位(三菱地所グループ)

60秒くらいで簡単に6社へ一括で査定依頼ができるので、いちいち連絡する手間も省けます。

依頼するのは大手のみなので、個人情報が流出する心配もありません。

「一括査定サイトって多すぎてよくわからない」という方は、取り敢えずすまいValueを使っても間違いないですよ!

すまいvalueで不動産売却査定!実際に利用した方の評判・口コミ

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対応地域 47都道府県
入力時間 約60秒
同時依頼件数 最大6社
利用者数 年間取引件数11万件以上
査定可能な不動産の種類
  • 土地
  • マンション(一室)
  • ビル(一棟)
  • マンション(一棟)
  • アパート(一棟)
  • その他

home4uは優良厳選1000社が登録!地元中小も捨てがたい方におすすめ

サイトの使いやすさ ★★★
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匿名査定 未対応
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  • 名の知れた会社がやってるサイトが良い!

home4uはNTTグループが運営している老舗の査定サイトで、長年の実績で利用者からも信頼されています。

すまいValueとは違い、地域密着型の中小業者まで厳選1000社登録しているので、幅広く査定依頼をして比較したいという方、地方の中でも大手の店舗が少ないところにお住みの方におすすめです。

プライバシー保護にも力を入れているので、個人情報流出の心配もないですよ!

home4uで不動産売却査定!実際に利用した方の評判・口コミ

使用料 無料
対応地域 47都道府県
入力時間 約3分
同時依頼件数 最大6社
利用者数 査定数累計20万件以上
査定可能な不動産の種類
  • 土地
  • 分譲マンション(一室)
  • ビル(一室/一棟)
  • 店舗・事務所・倉庫
  • マンション(一棟)
  • アパート(一棟)
  • その他

ライフルホームズは匿名査定サービスを提供!周囲にバレる心配なし!

サイトの使いやすさ ★★★
実績 ★★★
安全性 ★★★★
匿名査定 対応
こんな人におすすめ!
  • 個人情報を流出したくない…
  • 離婚、子どものいじめなど、売却理由を知られたくない
  • サイト利用後の営業電話をシャットアウトしたい

ライフルホームズは業界トップクラスの大規模不動産サイトです。物件選びで使ったこともあるのではないでしょうか。

ライフルホームズはマンション査定にも対応しており、特に魅力的なのがこちらの匿名査定サービスです。

個人情報を入力せず査定依頼ができるので、誰かにバレる心配がありません。

値段に納得がいく業者を見つければ、こちらから連絡を取って、その一社のみと話を進めることもできます。

話を進めていた他の業者に断りを入れる手間も省けるので便利ですよ!

ライフルホームズで不動産売却査定!実際に利用した方の評判・口コミ

使用料 無料
対応地域 47都道府県
入力時間 約60秒
同時依頼件数 最大6社
利用者数 査定数累計20万件以上
査定可能な不動産の種類
  • 土地
  • マンション(一室)
  • 工場・倉庫
  • 投資用(一棟)
  • 投資用(区分所有)
  • その他

※上記3社以外のおすすめサイトは、こちらにまとめています!

不動産一括査定サイト33社を比較!2018年おすすめランキング

マンション買取の見えない損を防ぐ新システム「利益還元制度」に注目

マンション買取の見えない損を防ぐ利益還元制度

マンション買取が実勢価格の6~8割まで下がってしまう原因は、再販にかかる費用を差し引いているのが大きいと言われます。

ただ、例えば実勢価格3,000万円のマンションなら最大1,400万円の再販費用を本当にかけているかというのは確かめることが出来ません。

そのエリアのニーズに合わせてマンションをまるごとリフォームするのか、それとも中古の良さを生かしてリノベーションするのかでも再販費用は大きく違います。

買取価格を引かれたのに、そんなに再販費用がかからなかったのなら、騙された気になってしまいますよね。

こうした事態を防ぐために東急リバブルなどが実施している利益還元制度に着目することをおすすめします。

東急リバブルの利益還元制度は、買取価格とは別に、以下の利益還元額を設定しています。

利益還元額=税抜再販価格-(買取価格+購入・再販費用)

買取再販で利益を得る場合、業者は買取価格より高値で再販をしなければいけません。

例えば業者がマンションを3,000万円で買い取った場合、再販価格は3,150万円ほどとなるケースが多いです。

状態が良くて再販費用が100万円しかかからなかった場合、3,150万円-(3,000万円+100万円)=50万円が利益還元されるという訳です。

再販費用が引かれてしまうことに変わりはないのですが、正確な再販費用のみが引かれるという点では、透明度の高い仕組みと言うことができますね。

買取保証制度でマンション買取の損を回避する

買取保証制度でマンション買取の損を回避

マンション買取の損失を防ぐ新サービスが買取保証制度です。

業者買取はスピーディに換金できるものの、実勢価格の約6割まで下がってしまうというデメリットがあります。

一方、仲介売却は実勢価格とほぼ同じ利益を得られますが、売却に時間がかかる、売れ残るリスクがあるというデメリットがあります。

そこで大手業者を中心に提供され始めたのが、買取保証サービスです。

買取と仲介のいいところ取りサービスで、まずは仲介売却で高額利益を狙い、期限が過ぎたら仲介業者が直接買い取ってくれるという制度です。

ただ、買取保証はまだ大手業者に限られたサービスで、かつ利用できるマンションは各社が定める条件をクリアしないといけないので、ハードルは少し高いです。

まずは業者ごとの条件を比較しましょう。

売れにくいマンションを買取に出すのは損ではない

前述の通り、業者買取に出すと仲介売却に比べて価格が2~4割落ちてしまうので、損をしてしまいます。

ただ、仲介売却は実勢価格で市場に売り出し、だいたい6か月以内に購入希望者を見つける方法なので、状態の悪いマンションは売れ残る可能性が非常に高いです。

一方で業者買取はリフォーム・リノベーション前提でマンションを募集しているので、仲介売却で売れないマンションも買い取ってもらえる可能性が高いのです。

つまり、状態の悪いマンションを買取に出すのは損ではないのです。

では、どんなマンションが買取向け物件に当てはまるのでしょうか?

旧耐震基準の古いマンション

マンションの耐震基準は、1981年6月1日以降に建築確認申請が下りたかどうかで大きく変わります。

それ以降のマンションは新耐震基準が適用され、震度7以上の地震に備えた構造になっていますが、旧耐震基準は震度5強程度までにしか備えられていません。

加えて、旧耐震基準ということは最低でも築40年前後なので、仲介売却だと売れ残る可能性が高いです。

旧耐震基準でも、その後に耐震工事をしていれば仲介売却で売れる可能性はありますが、何も特別な対応をしていないマンションは業者に買取依頼をしたほうが良いです。

事故物件・いわく付きマンション

物理的な事故があったマンションや、内部・周辺で自殺・他殺などがあったマンションは仲介売却で売れにくいです。

物理的な欠陥だけでなく心理的な欠陥(安定生活を脅かすような過去の事件や周辺の悪質施設など)のあるマンションも買取に出すのがおすすめです。

汚れや臭いが付いてしまったマンション

築年数が浅く、アクセスが良くても汚れが強かったり、臭いが取れなかったりするマンションは仲介売却で売れにくいです。

仲介売却は表面的な条件だけでなく、第一印象や臭い、日当たりの良さなども大きく影響します。

人気のないマンションは買取に出すのがおすすめです。

和室やロフトなどのあるマンション

現在、和室の需要は年々下がっており、築浅・好条件でも敬遠されることが増えています。

また、ロフトのある部屋なども最近ではそこまで人気がありません。

こうした、トレンドがズレてるけど条件が良いマンションをトレンドに合わせてリフォーム・リノベーションをおこない、再販するのが買取業者の最大の強みなので、喜んで買い取ってもらえます。

マンション買取と仲介売却はどっちがお得?損しない選び方

マンション買取が損と言うのは前述の通りですが、一方で買取のほうが向いてるマンションというものも存在します。

業者買取はデメリットばかりということではなく、特に早期換金・処分が出来るのは大きな魅力です。

結局、マンションを買取に出すのか、仲介売却をするのか迷う方が多いですが、ここからは判断のポイントを紹介していきます。

金額と期間のどちらを優先するか

シンプルに考えると買取は金額が低いが期間が短く、仲介売却はその逆の特徴があります。

ほとんどの方は少しでも高く売って大金を得たいと思うでしょうが、転勤・引っ越しまで時間がない方は買取のほうが向いています。

まずは自分がどちらを重視するか整理しましょう。

今売り出し中のマンションの平均よりも上かどうかで決まる

買取に出したマンションはすでに売買契約が結ばれているので外に広告を出すことはありません。

そのため、スーモやライフルホームなどのサイトで確認できる売り出し中のマンションは全て仲介売却の物件とみなすことができます。

まずは周辺でどんな物件が売り出されているか確認して、自分のマンションは売れ残りそうか、それとも人気が出そうかチェックしましょう。

基準より低くて売れ残りそうな場合は、買取に出すことをおすすめします。

マンション買取で損するかどうかは交渉次第?業者との心理戦に勝つポイント

マンション買取で損しない交渉のコツ

マンション買取は仲介売却と違い、相場よりも業者との約束が優先されます。

買取価格は相場ベースですが、最終的には業者の提供する条件・金額こそが全てです。

相場が1,000万円のマンションでも、「うちなら2,000万円で買い取ります」と言ってくれる業者が見つかれば、買取は大成功なのです。

ただ、業者の視点で見るとマンションを買い取るのは「仕入れ」。購入した不動産を活用・再販して高利益を得ることが目的なので、状態の良いマンションを相場以下で買い取ることが業者の目標なのです。

つまり、業者の提示される金額にただ乗っかってしまうと向こうの有利な条件を呑んでしまうことになってしまうのです。

つまり、依頼者の有利な方向で買取を進めるには交渉が必須となります。

しかし、相手は不動産のプロでこちらは素人。どのように交渉を進めていけば良いのでしょうか?

マンションの買取価格に影響する要素・しない要素を整理する

例えば築年数が40~50年以上のマンションは建物を再利用することはほぼなく、解体して更地にしてしまうことが多いです。

ということは、傷・凹みや設備の故障の有無は、この状態のマンション買取では価格に影響しない要素といえます。

ただ、業者の中には足元を見て、上記のような理由で価格を下げようとするケースもあり、依頼者が素人だとまんまと納得してしまいます。

買取を依頼する前に、価格に影響する要素・しない要素を整理しておきましょう。

希望価格を少し高く設定する

上記の通り、買取業者はどんなマンションであれ、少しでも安く買い取ろうとします。

それでも、買取価格が低すぎて契約を拒否されると意味がないので、ギリギリのラインを狙ってくるのです。

例えば、状態の悪いマンションに対して「この状態では買い取ってくれる業者は少ないですが、うちは買い取ります。ただ、その分○○万円値下げしたい」という方向性で交渉をしてくることが多いです。

この際、例えばマンションを2,000万円で買い取ってほしい時に、「2,000万円で買い取ってほしい」と正直に言うと、そこから少し価格を引かれてしまいます。

この時におすすめなのが、2,190万円のように端額で設定する方法です。このように金額を設定したら、端額部分を値引きされても希望額を満たすことができます。

逆に2,000万円で買い取ってほしいのに3,000万円のように無茶な価格を提示すると断られてしまうので注意しましょう。

マンション買取の交渉を有利に進めるなら相見積もりが必須

前述の通り、マンション買取は業者からすると物件の仕入れです。

逆に言えば、物件を仕入れることが出来なければ利益を生むことができません。

そのため、「相場的には○○万円が限界」と言ってきた業者も、「他の業者はそれより高かったですよ」と言えば、「では、その業者より○○万円高く買います!」と意見をすぐ変えてくるケースがあります。

この相見積もりという方法は買取交渉を有利に進める上で必須です。

マンション買取を勘違いで依頼すると確実に損するので注意

マンションを売る方法は仲介売却と業者買取の主に2種類です。

前述の通り、この2つは大きく異なるものですが、業者によってはどちらも「マンション売却」と形容することがあり、初心者は勘違いをしてしまいがちです。

勘違いしたまま買取依頼をすると確実に損をするので、事前に両者の違いはしっかり把握しておきましょう。

違いを承知でマンション買取を依頼するのであれば、出来るだけ高額買取が出来るような準備・対策をおこなっていきましょう。

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