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不動産見積もりの注意点!無料見積もり査定の方法と相見積もりのポイント

【更新日】2020-02-12
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不動産見積もり

住み替え、離婚、相続など、予期せぬタイミングで不動産を売る必要が出てきます。

中古の不動産には定価がないので、必ず専門家に見積もりを頼み、価格を算出してもらう必要があります。

見積もり額は不動産会社によって異なります。また、見積もり額を鵜呑みにし過ぎると詐欺に巻き込まれることもあるので注意が必要です。

今回は、不動産見積もりの内容と、依頼時の注意点を詳しく解説していきます!

不動産を売るには?はじめて売る時に最低限知っておきたい基本知識

不動産売却の見積もり方法は2種類

不動産売却の見積もりには、無料のものと有料のものがあります。

「失敗したくないし、ここはしっかりお金をかけた方が良いのかしら…」と思う人もいますが、そもそも2つの見積もりは性質が異なるので注意が必要です。

今回は、それぞれの見積もりの内容を解説していきます。

不動産査定とは?査定のときに業者が見るポイント

①不動産会社がおこなう無料見積もり

仲介売買事業をおこなっている不動産会社なら、中古物件の見積もりにも対応しています。

不動産会社の見積もりは、以下の2つに分かれています。

  • 机上査定:周辺地域の相場や類似物件の売却額を元にした簡単な査定
  • 訪問査定:業者が部屋の状態、道路や境界の位置関係などを詳細に確認することで得られる制度の高い査定

よく「机上査定と訪問査定のどっちがおすすめ?」という意見を聞きますが、最初にどちらを選ぶにせよ、不動産を売る際は必ず訪問査定が必要です。

つまり、不動産を売る際はこの2つの流れのどちらかを選らばないといけないのです。

  • 机上査定→訪問査定→契約
  • 訪問査定→契約

見積もり額を見比べて契約先をじっくり選びたい方は最初に机上査定を、ある程度業者の目星がついており早く売りたい方は最初に訪問査定をするのがおすすめです。

不動産の机上(簡易)査定と訪問査定の違い!売却時はどちらがおすすめ?

②不動産鑑定士がおこなう有料見積もり

不動産鑑定士という国家資格を持った人がおこなう有料の不動産見積もり(鑑定)があります。

ふ無料見積もりよりも精度が高く、算出額は公的な書類にも記入できるものです。

鑑定費用は各事務所によって独自に定められています。以下は横浜にある鑑定士事務所の費用例です。

            
鑑定費用 宅地または建物の鑑定評価 農地または林地の鑑定評価建物+土地(敷地)の鑑定評価
500万円以内 181,100円 362,000円241,000円
1000万円以内 181,000円 422,000円 271,000円
1500万円以内 196,000円 513,000円 316,000円
2000万円以内 226,000円 573,000円 347,000円
2500万円以内 249,000円 618,000円377,000円
3000万円以内 264,000円 648,000円407,000円
4000万円以内 286,000円 693,000円452,000円
5000万円以内 316,000円 738,000円497,000円
6000万円以内 346,000円 768,000円 527,000円
8000万円以内 392,000円 814,000円573,000円
1億円以内 439,000円 861,000円 620,000円
3000万円以内 264,000円 648,000円407,000円

鑑定評価によって高くなるという、独特の金額システムとなっています。

不動産の査定は鑑定士に依頼すべき?鑑定費用はいくらかかる?

不動産売却では無料見積もりがおすすめ

不動産売却では、無料見積もりが圧倒的におすすめです。

か有料見積もりのほうが精度が高いのは確かですが、そもそも不動産売買では精度がそこまで求められません。

買主が思う物件の価値は第一印象や眺めの良さなど、鑑定に反映されない部分でも大きく変わるからです。

また、不動産鑑定は見積もり額によって費用が変わる仕組みですが、実際の不動産売買は運やタイミングも大きく影響するので、見積もり額より低値で成約する可能性もあります。

こうなれば費用を回収できないので損です。

よっぽどの事情がない限りは、有料見積もりを依頼する必要はないでしょう。

不動産無料見積もりのメリット・デメリット

まずは、不動産の無料見積もりのメリットとデメリットを見ていきます。

不動産無料見積もりのメリット

コストがかからない

不動産を売るために見積もりをする時は、かかるコストも考える必要があります。

売却が成功した後も税金や仲介手数料がかかるので、その上見積もり費用もかかったら売却益をかなり削られる可能性があります。

手軽に見積もりを依頼することが出来る

不動産会社が実施する無料見積もりは料金がかからないだけでなく、審査結果もスピーディに届くので手軽に利用することができます。

リスクがない分、まだ売却を検討中の方にもおすすめです。

不動産無料見積もりのデメリット

見積もり額の根拠が曖昧

不動産会社の無料見積もりには、統一のやり方や計算方法がある訳ではありません。

それぞれ評価する項目や参考にするデータが曖昧なので、結果にもズレが生じます。

無料見積もりをチェックする際は、他社と比較することと、見積もりの根拠をしっかり聞きだす必要があります。

営業目的で見積もり額を高く吊り上げる業者も存在する

不動産会社の見積もり額は私見が入ってもOKなので、実際の価格と乖離があっても法に触れるようなことはありません。

中には、これを利用して敢えて見積もり額を吊り上げ、気を惹いて契約を取ろうとする業者も存在します。

周囲に比べて2割前後見積もり額が高い業者には注意しましょう。

不動産有料見積もりのメリット・デメリット

不動産有料見積もりのメリット

正確な見積もり額が分かる

不動産の有料見積もりでは、かなり正確な見積もり価格が分かります。

というよりは、有料見積もりで算出された鑑定価格こそが正確な見積もり価格なので、正式な書類などに価格を記載することもできます。

不動産有料見積もりのデメリット

費用が高額

有料見積もりの費用は、非常に高額になります。

特に不動産を売る際は、有料見積もり費用を売却利益で回収できる可能性がないケースもあるので注意しましょう。

費用にバラつきがある

不動産鑑定士事務所によって、鑑定費用をいくらに設定しているかバラつきがあります。

費用は鑑定価格に応じて決まりますが、最初にチェックしておかないと予想以上にかかるケースも多いので注意しましょう。

不動産有料見積もりがおすすめなケース

不動産売却では無料見積もりで十分ですが、以下のようなケースでは有料見積もりが有効です。

  • 不動産を担保にする時
  • 相続で適正価格を調べる時
  • 資産価値を知りたい時
  • 不動産を証券化する時

客観的で正確な見積もり価格を知りたい上のような時は、有料見積もりを依頼しましょう。

不動産見積もりには明確な基準がない

不動産の無料見積もりは、あくまで「不動産会社の私見」と位置づけられています。

私見なので会社によって見積もりの仕方も違いますし、外れても罰則を受けるようなことは一切ありません。

まず前提として査定額というのは「現実的にこれくらいで売れる(=適正価格)」という金額ですが、中には「頑張ればこれくらいまで価格は上がる(=目標価格)」という金額を出すところもあるので、そもそもの前提条件さえバラバラです。

中には「不動産会社はプロなので、言うことは絶対だ!」と妄信する人がいますが、こうした考えは見積もりを見る際は危険です。

少しは疑ってかかる必要もあります。

こちらが提出する情報・書類を出来るだけ統一する

各社の見積もりが異なる理由は、前述のような考え方の違いもありますが、各社が保管している取引事例のデータベースの違いも関係しています。

同じ街の似ているマンション10件の平均価格がA社では3000万円、B社では2500万円だったとすれば、マンションの見積もり額はA社の方が高くなる傾向にあります。

ただ中には、申込者が提出する書類自体に違いがある可能性もあります。

A社とB社に査定を依頼する際、B社にのみ追加で購入時のパンフレットや管理規約書を提出していれば、前提条件が異なるので比較ができなくなってしまいます。

業者選びをスムーズにするため、提供する情報は同じにして比較をするのがおすすめです。

わざと査定額をつり上げる悪徳業者に注意

査定額はあくまで「私見」なので、平均より大幅に高くても罪には問われません。

中にはこれを利用して、あえて査定額を平均の2割ほど高く吊り上げる悪徳業者もいます。

仲介事業の利益は、仲介売買の成約時に払ってもらう仲介手数料しかありません。

これを受け取るにはまず契約をしないと始まらないので、こうしたグレーゾーンのやり方が横行してしまうのです。

査定額を大幅に吊り上げた業者と契約し、売り出したとしても、買い手に「この物を買うのは損」だと見破られてしまい、結局売れ残ってしまいます。

こうした悪徳業者を回避するには、スーモの売出物件情報や国土交通省運営サイト「土地総合情報システム」で過去の成約事例をチェックして、自分の中で相場のイメージを作っておくことが大切です。

査定額を比較する際も相場の1割増まではOKと自分の中で基準が出来れば、騙される心配がなくなりますよ。

見積もり依頼先の不動産会社は契約候補でもある!

上でも紹介しましたが、不動産会社と契約する際は見積もり(訪問査定)の実施が不可欠です。

見方を変えれば、不動産見積もりの依頼をするということは「その会社を契約先の候補に入れている」とも言えるのです。

よく「ネットで気軽に申し込んだのに、電話がすごくかかってきた…」という口コミをWEB上で見かけますが、不動産会社からすれば「契約を結ぶ前に伝えたい情報を共有したい」と思っているので、認識の行き違いが起きている可能性があります。

「気軽に見積もりを申し込んでくださいね!」と書いている会社もいますが、そうであってもたくさんの会社からわざわざウチを選んだ=営業で押せば契約できるかもしれない!と捉えられる可能性は十分あります。

もし、近日中の売却は一切考えていないなら、見積もり申込フォームの自由記述欄にその旨をハッキリ書いておくのがおすすめです。

最寄りの不動産屋に適当に依頼するのは避けよう

不動産の見積もりはあくまで契約の一環作業となります。

見積もり額の計算を不動産屋はサービスでやっているわけじゃないので注意しましょう。

「見積もりを出してくれればどこでもいいや」と考えて最寄りの不動産屋に適当に依頼をするのはやめておいたほうが良いです。

ただ単純に見積もり額を知りたい”だけ”なら、ハウマなどのAIが自動見積もりしてくれる計算サイトがあるので、こちらを利用することをおすすめします。

AI不動産査定のHowMa(ハウマ) !実際に利用した方の評判・口コミ

ネットの不動産見積もりサービスは大きく分けて2種類

ネットの不動産見積もりサービスは、大きく分けて以下の2種類に分かれます。

  • 業者と査定依頼者の仲介ツール
  • 人口知能(AI)が搭載された自動査定ツール

前者が、我々が思い浮かぶ最もシンプルな形の一括査定サイトです。

査定の申込情報を地域に対応する業者へ送信し、実際の査定は業者にやってもらうという仕組みです。

仕組み自体はそこまで複雑ではないので、不動産知識のないIT企業も多数サービスをリリースしています。

AI自動見積もりのシェアが拡大中!

新リリースされて流行しているのが、AIがサイトやアプリに搭載されているタイプの査定ツールです。

従来のネット見積もりが不動産会社との仲介役となっているのに対し、AI査定は申し込んだ情報から関連データベースも一瞬で大量に分析し、その場で業者を通さず価格を算出します。

査定額の算出がスピーディで、かつ仲介業者に情報共有をしないので、プライバシーも保護されるというメリットがあります。

AIによる見積もりの精度が限定的

AIは不動産会社の営業マンが頭に入れている情報より遥かに多いデータを一瞬で分析することができます。

計算力という意味では営業マンを凌駕しているのは間違いありません。

しかし、それでもAI見積もりの精度はまだまだ人間には叶いません。

なぜなら、不動産の見積もり評価は「住みやすさ」「閑静さ」といったロボットには理解できない曖昧な項目によって形成されるためです。

売買市場は各不動産会社が設定した見積もり額によって形成されている部分もあるので、機械的に正確かどうかはまだそこまで重要ではありません。

不動産見積もりは本当に気軽に依頼できるの?

不動産見積もりは無料でほとんどの業者が依頼していることもあり、気軽に金額だけ知りたい方もどんどん申し込んでいます。

加えてネットツールが整備され、技術がどんどん向上している分、不動産知識のない方も使いやすくなっています。

ただ、売却を全く考えていない方が見積もりを依頼する際は、かなり注意が必要です。

前述の通り、査定を依頼してきた人は全て業者にとって顧客候補となるので、営業マンの猛勢を受けてコロッと契約を結ばされるリスクもあるからです。

気軽に見積もりをしたい方は、逆に「それ以上は業者と話しを進めない」という制約が必要になります。

不動産を高く売るには相見積もりがおすすめ!

不動産を高く売るには、複数社の査定額を比較することが大切です。

また、来店相談時に他社の見積もりを持ち込み、「○○不動産はこれくらいの価格を付けてくれたんですけど、もう少し上がりませんかね?」と交渉することも出来ます。

このような相見積もりをすれば、高く売れる可能性は広がります。

売りたい不動産の条件が良い必要がある

例えばその物件を売ることで会社に大きな利益が見込めるなら、相見積もりをされれば他社に負けない条件を提示してくれやすくなります。

しかし、利益が見込めそうにない物件を「他社より高く売ってくれ」と言っても、会社にとってメリットがないので失敗しやすいです。

売りたい不動産の築年数・立地・面積を客観的に判断する必要があるでしょう。

不動産を相見積もりする際の注意点

相見積もりをすれば高く売れる可能性は高まりますが、注意点もいくつかあります。

ここから一つ一つ見ていきましょう。

見積もり額の高い業者が必ずしも良いわけじゃない

複数社を比べる時、初心者はどうしても見積もり額を真っ先に比較してしまいます。

ただ前述の通り、見積もり額に対する考え方や計算方法などが会社ごとに異なるので、必ずしも金額の高い業者が良いわけではありません。

まずはなぜこの価格を付けたのかをしっかり聞いてみて、回答の説得力で決めるのがおすすめです。

各社の仲介売却実績もしっかりチェックする

マンションの見積もりをA社とB社に依頼し、A社のほうが500万円高かったとします。しかし、実績を調べてみるとA社のマンション仲介実績は年数件、対してB社は年1万件超の実績がありました。

この時、信頼できるのは圧倒的にB社の見積もり額です。逆に、A社は価格の根拠が曖昧な可能性があり、注意が必要です。

不動産会社の実力はピンキリで、得意・不得意もあります。

数字に惑わされ過ぎないように注意しましょう。

売りたい意欲が高いと思われるので注意

見積もり依頼をはじめておこなう時は、業者も「これから他の会社にも見積もりを依頼して、比較するのかな」と思いますが、すでに複数社に見積もりを出していると聞けば、業者は「この人は売りたい意欲が高い!他の会社に負けてられない!」と考える傾向にあります。

そのため、1社にのみ見積もりを出した場合より、複数社へ同時に見積もりを出した場合のほうが営業はしつこい可能性があります。

対応しきれないくらい多く見積もりを出してはダメ

いきなり6~10社くらいへ見積もりを依頼する人がいますが、各社から連絡が来てしまい、対応できなくなるケースがあります。

対応できないなら数社に断りを入れないといけませんが、言い訳を突っ込まれたりすると面倒なので注意しましょう。

最初のうちは最大でも3社くらいに見積もりを依頼するのがおすすめです。

お断りを代行してくれる見積もりサイトを選ぶ

一括で見積もり依頼をすると、契約を決めた業者以外に断りを入れるのが面倒です。

イエイなどはお断りを代行してくれるサービスもあるので、そういったサイトを活用することをおすすめします。

イエイで不動産売却査定!実際に利用した方の評判・口コミ

不動産見積もりの際は一括査定サイトを活用しよう!

一括査定サイト

不動産の見積もりを依頼する際におすすめのサービスが、一括査定サイトです。

一括査定サイトは簡単な物件情報を入力・送信するだけで複数社へ一括見積りができる優れものです。

登録業者の広告料で運営されていることもあり、利用料は完全無料なのも魅力です。

このサイトを使えば、1社ごとに連絡をして査定依頼をする手間がなくなるのでおすすめです!

一括査定サイトの詳しい使い方は、こちらにまとめています!

不動産一括査定サイト33社を比較!2019年おすすめランキング

すまいValueは大手業者の見積もりを比較したい時におすすめ!

サイトの使いやすさ ★★★★
実績 ★★★★★
安全性 ★★★★★
匿名査定 未対応
こんな人におすすめ!
  • とにかく大手に査定依頼したい!
  • 販売実績のあるところと契約したい!
  • 不動産を早く高く売りたい!
  • 情報流出などのトラブルが心配…

すまいValueは、こちらの6社による共同運営サービスです。

  • 三井不動産リアルティ(三井のリハウス)
  • 住友不動産販売
  • 東急リバブル
  • 小田急不動産
  • 野村不動産アーバンネット
  • 三菱地所ハウスネット

こちらの6社は日本を代表する超大手の仲介業者で、安心して売却をお願いすることができます。

大手と中小はどちらが良いということもないのですが、ネットを使ってのPR力や手厚い保証サービスは、やはり大手に分があります。

一括査定サイトの口コミの中にはネガティブなものも多いですが、すまいValueは利用者の96.7%が「安全に利用できた」という回答をしています。

はじめての不動産売却では、すまいValuewoまず使うのがおすすめですよ。

すまいvalueで不動産売却査定!実際に利用した方の評判・口コミ<

home4uは業者数が多くプライバシー保護も徹底

サイトの使いやすさ ★★★
実績 ★★★★
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こんな人におすすめ!
  • 紹介実績のあるサイトを使いたい!
  • 大手と地元の中小を比較したい!
  • 名の知れた会社がやってるサイトが良い!

home4uはNTTグループによって運営されているサイトで、一括査定サイトの中でも古い歴史を持っています。

登録業者は大手・中小含めて1000社もあり、厳選な審査を通りぬけているのでどこと契約しても安心です。

また、home4uはプライバシー保護に力を入れている珍しい査定サイトでもあります。

信頼性・実績の高さで一括査定サイトを選ぶなら、home4uがおすすめですよ!

home4uで不動産売却査定!実際に利用した方の評判・口コミ

不動産見積もりに出す前に価格相場をイメージしておくのがおすすめ

不動産見積もりをする際は不動産会社に最低限の個人情報を共有しなければいけません。

また、こちらに売る気がなくてもプロの営業でコロっと契約を結んでしまう可能性もあります。

このように、不動産見積もりにはいくつかリスクがあるので、申込時は注意が必要です。

リスクを減らすには、見積もり依頼前に基本的な不動産知識を勉強しておくこと、相場を調べること、ローン残高を調べておくことなどが大切です。

当サイトには不動産をはじめて売る方に向けたコラムが多数掲載されています。ぜひ役立ててください!

不動産売却相場の調べ方を一挙公開!マンション・家・土地のタイプ別おすすめ方法は?

見積もりを不動産会社へ依頼する前に自分で相場を調べるべき理由

不動産見積もりを業者へ依頼する前に、ある程度自分で相場のイメージをつかんでおくことをおすすめします。

大きな理由としては、こちらの2点が挙げられます。

  • 業者の選別に役立つから
  • 大まかなスケジュール・売却プランが立てられるから

見積もりの金額は各社が「これくらいで売れる」と考えて出した価格になりますが、あくまで予測額なので法的な根拠などは一切ありません。

実際の売却価格が見積もりから大幅に外れていたとしても、業者は一切責任を負わないのです。

そのため、売主の方でも不動産がいくらで売れるかのイメージを調べ、想定しておく必要があります。

また、後ほど詳しく説明しますが、同じくらいの築年数、面積、立地の物件がいくらで売り出され、どれくらいの期間売れ残っているのかをチェックすることで、大まかなプランを立てることができます。

売主のほうで事前に希望のプランを持っていれば、各社のプランの合う・合わないが分かるようになります。

査定額だけでなく、こうした各社の考え方の面でもマッチングするかどうかをチェックすることで、売却の成功率がより高くなります。

不動産見積もりを自分でおこなう方法!初心者も活用できるサービス3選

不動産の見積もりは立地や築年数といった項目を元に、プロの目利きで計算をし、総合評価で金額を算出します。

高いスキルや多数のデータベースを必要とするため、初心者が簡単に出来る訳ではありません。

そのため、素人でも閲覧できるデータベースを利用し、すでにプロが評価をした/成約されている物件価格を参考にするのが最もスムーズで簡単な方法です。

ここからは、初心者でも活用できるサービスを3つ紹介します。

不動産ポータルサイト(SUUMO・ライフルホームなど)

SUUMOやライフルホームなどのサービスは、賃貸物件を探す際などに多くの方が利用していると思います。

こうしたポータルサイトには売買物件の情報も記載されており、現在どんな不動産がいくらで売り出されているかを無料でチェックすることができます。

不動産ポータルサイト

上のように、どの地域にどんな売り出し物件があるのかをリアルタイムで見られるのが強みです。

周辺設備の状況なども細かく記載されているので、自分の物件と照らし合わせればおおよその価格がイメージできます。

ただ注意してほしいのが、ポータルサイトに記載されている価格は売り出し価格であり、最終的に決定した価格(成約価格)ではないということです。

今後売れ残りや売買交渉が起これば、成約時の価格は記載の金額より1割前後引かれる可能性も十分あります。

土地総合情報システム

土地総合情報システム

土地総合情報システムは国交省が提供するWeb上のデータベースで、全国の直近5年分の成約情報をチェックすることができます。

記載の金額が成約価格になるので、前述のポータルサイトのように実際の売買価格とは違うということがありません。

ただ、土地総合情報システムの成約事例は数年前のものになるので、似たような物件でも経済状況や周辺環境、道路開通の有無など、前提条件が現在と大きく変わっている可能性もあります。

時代の経過によってどう変化しているかを抑えず、過去の成約価格をそのまま参考にするとズレが生じてしまいます。

路線価図

路線価図・評価倍率表

路線価図(路線価図・評価倍率表)は道路ごとに、面する土地の単価が記載されています。

面する道路に記載されている数字を元に金額を算出するのですが、初心者にとっては読み取りが少し難しい部分もあります。

路線価図の見方はこちらにまとめているので、併せて参考にしてください!

路線価を使って土地の売買価格を査定しよう!路線価図の見方・計算方法

不動産を見積もり額より高く売る方法

不動産の見積もりが低くても、そこまで気にする必要はありません。

確かに、不動産の売却価格は各不動産会社の見積もりをベースに決定されます。

しかし、見積もりはあくまで見積もりで、売主の努力次第ではそれ以上で売ることも十分可能なのです。

良く「見積もり価格を上げるにはどうすれば良い?」と質問してくる方がいますが、見積もり価格はわざわざアップを狙う必要はありません。

見積もりをおこなう不動産会社はプロなので、物件の掃除や整理整頓をしっかりおこなったことで、応急処置であることをすぐに見抜いてしまいます。

一方、不動産を実際に購入する方はあなたと同じく不動産の素人なので、構造の頑丈さなどと同じかそれ以上に、物件の第一印象などに目を奪われます。

実際にお金を出すのは素人の買主なので、この心理を理解することができれば、見積もり額以上の高値で売却をすることは十分可能です。

まずは不動産の掃除・整理整頓を徹底する

皆さんも賃貸物件を探している時、何件か回った後で「内覧で玄関に入った瞬間から空気感が違う」という経験をしたことがあるのではないでしょうか。

こうした経験は、あなたのフィーリングが物件とピッタリ合ったというのも理由だとは思います。

ただ、内覧時に心を奪われる物件は、内覧前に掃除・整理整頓を徹底した物件であることが非常に多いです。

特に玄関や風呂、台所などの水回りは汚れやすい箇所であり、内覧前に力を入れて対処することをおすすめします。

特に水回りに水垢がついてしまっている場合、築年数よりも古く感じさせてしまい、成約率が落ちてしまいます。

まずは以下のポイントに注意しながら、自分で清掃を進めていきましょう。

場所 ポイント
キッチン コンロやシンクを優先的に磨き上げる。生ごみのニオイはしっかり消臭
浴室・洗面所 カビ・水垢・鏡の曇りを清掃。内覧時には全体が乾いた状態になっているようにする
トイレ におい、カビ、水垢やホコリを清掃
リビング・ダイニング ものを整理整頓し、広い印象を与える
玄関 靴・傘はしっかり収納。床(三和土)は水拭きしておく
ベランダ・バルコニー 洗濯物はすべて取り込んでおく。床を拭き掃除し、余計なものは置かない
窓ガラス ガラス・網戸を拭き、日光がより入るようにする
クローゼット・ロフト 中を見られることも想定して整理整頓。荷物を押し込まない

それでも汚れが落ちない場合は、いっそハウスクリーニング業者の手を借りて、ピカピカにしてもらうのも一つの手です。

ハウスクリーニングは建物全体を依頼するとお金がかかりすぎるので、気になる場所をピンポイントに依頼することをおすすめします。

【ハウスクリーニングの部分別料金相場】

場所 料金相場
浴室 10,000~20,000円
洗面所 6,000~10,000円
トイレ 6,000~13,000円
キッチン 10,000~24,000円
レンジフード 10,000~20,000円

内覧時の天候・時間帯も意識する

土砂降りの天気に内覧をすると、暗いイメージが内覧希望者の頭にこびりついてしまいかねません。

内覧をおこなうのは、出来るだけ晴れの日を選ぶことをおすすめします。

また、時間帯も夕方や夜より、日光が最も入る13時前後をおすすめします。

この時、部屋の窓も全て開けっ放しにしておきましょう。

換気をしっかりした上で自然光を取り込むと、建物がいつもより新しく、広く感じさせることができます。

不動産を売るタイミングを見計らう

不動産を売るタイミングも、見積もり以上で高く売るためには重要となります。

2020年現在のようにオリンピックなどのビックイベントが控えるタイミングや、好況で住宅ローンも低金利の時などは、物件需要も高く、早く高値で売れやすいと言えます。

経済状況が良くなくても、周辺道路が開通して都市部へアクセスしやすくなったタイミングなどで高く売れる可能性は上がります。

相場より高く売りたい旨を業者へ共有する

前述の通り、不動産の見積もり額はそこまで厳格な基準によって決められているものではありません。

あなたが様々な理由からどうしても見積もり額以上に高く売りたいと考えている場合、その旨を仲介業者へ確実に伝えるべきでしょう。

そもそも、全ての方が見積もり額以上で高く売りたいと考えている訳ではありません。

それどころか、見積もり額以上で高く売れるということを知らず、ほとんどの作業を業者へ委任したいという面倒くさがりのほうが多いです。

見積もり額以上で売るには、まず意思表示をすることから始めましょう。

不動産無料見積もりのメリット・デメリットをしっかり抑える

不動産見積もりはスムーズに物件の価値を知ることができる便利なサービスですが、価格の信ぴょう性などのリスクも存在します。

不動産無料見積もりを利用する時は、まずこのメリット・デメリットをしっかりと把握しておく必要があります。

ただ、不動産を高額売却できている方のほとんどは不動産見積もりを有効活用しているという点を忘れてはいけません。

情報技術の進展により最初に複数社へ査定を依頼し、比較検討できるというのは売主にとって非常に有利な時代になったともいえます。

デメリットには十分注意して、事前に相場のイメージをつかんでおくなどの対応をしながら、しっかりと見積もりを活用していくことが求められるでしょう。

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