TOP > 土地活用 > 賃貸経営 > マンション経営で経費計上できる費用は?節税するポイントや注意点も解説

マンション経営で経費計上できる費用は?節税するポイントや注意点も解説

【更新日】2023-12-28
このエントリーをはてなブックマークに追加
マンション経営で経費計上できる費用
本ページにはPRリンクが含まれます。
当サイトでは、アフィリエイトプログラムを利用し各事業者から委託を受け広告収益を得て運営しております。
「マンション経営の経費計上できるものを知りたい」

「マンション経営で節税はできるの?」

土地活用の一つとして非常に人気があるマンション経営。

必要経費として計上できるものが増えれば、税効果が高まるので気になる人も多いでしょう。

しかし、経費計上できる項目には注意しなければならない点もあるので、経費について正しく理解しておきましょう。

この記事ではマンション経営で経費計上できる項目を紹介してから、節税するポイントや経費計上する際の注意点を解説していきます。

土地活用の方法を厳選25種類紹介!収益性・初期費用やデメリットを徹底比較

人気のおすすめサービス
マンション貸す.com
信頼できる不動産会社が見つかる
● マンションを最高額で貸せる
管理費の最安値プランが分かる
申込時間 60秒 結果連絡 1営業日以内
利用費 0円 同時申込 最大6社
\カンタン査定申込/

マンション経営で経費計上できる項目

マンション経営で経費計上できる項目は、具体的に次のものです。

  • 減価償却費
  • マンション経営に関わる税金
  • 修繕費
  • 管理委託料
  • 損害保険料
  • 通信費や接待交通費
マンション経営の税金や減価償却費は予想できるかもしれませんが、他にも経費計上できるものは多いので覚えておきましょう。

以下にそれぞれ解説していきます。

減価償却費

減価償却とは不動産などの固定資産が、時間が経つごとに価値が下がることです。

固定資産の耐用年数に応じて経費計上できます。

建物であるマンションは減価償却がされますが、土地は減価償却されません。

減価償却費は建物や付属設備の法定耐用年数の期間内であれば、一定金額を経費計上できます。

減価償却費は実際に支払うことはありませんが、経費として認められています。

法定耐用年数の期間内だけなので、築年数が古くなれば経費計上できる金額が減ります。

特に新築のマンションを建てた場合は、減価償却費も高く経費計上できるため税効果が高いです。

マンション経営に関わる税金

マンション経営では、「租税公課」という勘定項目に経費計上可能です。

マンション経営で租税公課として経費計上可能な税金としては、次のモノが挙げられます。

  • 不動産取得税
  • 登録免許税
  • 固定資産税
  • 印紙税
  • 都市計画税
  • 事業税
不動産取得税や固定資産税は、事業で使用するものだけが対象です。

プライベートで使用するものは対象外となるので、経費計上できるかどうかは必ず確認しておきましょう。

修繕費

マンションの経年劣化を抑えるための維持管理費・修繕費も経費計上可能です。

部屋のクリーニング代やエアコンの修理、壁紙の交換などを行った際の費用が対象です。

部屋の機能を回復させるための費用を修繕費として経費計上できるので、修繕した場合は記録を残しておきましょう。

ただし、部屋の機能を回復ではなく向上させるための費用は資本的支出とされるため、修繕費として経費計上できません。

資本的支出では耐用年数の期間で減価償却の方法を取って年ごとに経費計上する必要があります。

管理委託料

マンション経営をする際は、ほとんどの場合管理会社に建物の管理を依頼します。

エントランスの清掃やエレベーターなどの設備管理を委託できますが、それらすべてが管理委託費として計上できます。

管理委託費料は1年分の総額を計上できます。

専門会社によって管理委託料も変わるので、契約前に調べておきましょう。

損害保険料

火災保険や地震保険などの損害保険料も経費計上が可能です。

経費計上できるのは、その年にかかった保険料が対象となります。

例えば地震保険に10年契約している場合は初年度に10年分まとめて支払いますが、経費計上できるのは10分の1の金額分です。

ただし、賃貸用の物件でなければ経費計上はできないので、自分も住んでいる物件では不可能です。

通信費や接待交通費

管理会社や不動産会社、税理士との連絡する際の通信費はマンション経営にかかわる費用として計上できます。

他にもマンションをリサーチするためのインターネット料金も経費計上できます。

ただし、基本的には通信費はマンション経営以外でも利用されているため、家事按分の規定に従って経費分の割合を決めると良いです。

また不動産投資会社との担当者などとの接待費用も、接待交通費として経費計上できます。

不動産投資に関する相談という名目であれば問題ありません。

そのため、基本的にはマンション経営に関すること以外でも領収書を保管するようにしましょう。

マンション経営で節税するポイント

節税ポイント

マンション経営では経費計上をしてもある程度税金を支払わなければなりません。

少しでも節税したい人は、次の点を意識すると良いです。

  • 領収書を保管する
  • 損益通算する
  • 青色申告をする
以下にそれぞれの節税するポイントを解説します。

領収書を保管する

マンション経営を始めるのであれば、領収書を常日頃から保管する様にしましょう。

領収書は、マンション経営のために使ったお金と利用目的を証明するために必須です。

領収書がなければ税務署から指摘されるケースもあります。

また通信費や接待交通費のように、マンション経営とはあまり関係ないところでも領収書が保管できる可能性はあるので、必ず保管しておきましょう。

損益通算する

マンション経営は基本的に収益が安定して出せる資産運用方法ですが、損失が出ることもあり得ます。

特に空室が増える、リフォームを行うなどの損失が大きくなると、通年で赤字になります。

その場合に使いたいのは損益通算という方法で、赤字でも確定申告をしておくことで翌年の黒字と相殺する事が可能になる制度です。

損失が出れば確定申告をしなくてもいいと思わず、来年以降のために必ず確定申告を行いましょう。

青色申告をする

確定申告をする際は、青色申告を使って申告することも重要です。

確定申告の方法としては白色申告と青色申告の2種類がありますが、青色申告では65万円の基礎控除が設定されているため有利です。

できる限り節税したい人は、青色申告を利用すると良いです。

ただし、青色申告は細かい項目が多数設けられているため書類作成が複雑で面倒になります。

書類作成をする時間がない場合は、税理士に依頼するのが楽な方法です。

マンション経営で経費計上する際の注意点

マンション経営で経費計上する際は、次の点に気を付けましょう。

  • 修繕費の分類に注意する
  • 家事按分を行うなら証拠を保管
  • 経費計上を意識し過ぎない
経費計上すると節税は可能ですが、そもそも余計な出費をしていることもあるので注意が必要です。

以下にそれぞれの注意点を解説します。

修繕費の分類に注意する

修繕費は「本来の機能に戻す」ことを目的としています。

そのため、新しい電気設備の導入やインターネット回線の設置などは価値を高めるための資本的支出として判断されるため気をつけましょう。

元の状態に戻すのか、新しく導入するのかで分類が変わるため注意が必要です。

家事按分を行うなら証拠を保管

プライベートとマンション経営で家事按分を行うのであれば、割合を証明できる証拠を保管しておきましょう。

割合が明確にわかる書類を残しておけば、経費の領収書と合わせて提出する事で税務署から連絡されることはありません。

特に通信費などのプライベートと混同しやすい費用は、細かい用途を証明しづらいため、極端な割合でなければ受理されます。

家事按分を行うのであれば、事前に準備しておきましょう。

経費計上を意識し過ぎない

経費計上をすることで節税につなげることはできますが、経費計上を目的に出費を重ねないように気をつけましょう。

接待や修繕費は経費として計上できるため数こなした方が良いと考えているかもしれませんが、無理に増やすのは避けた方が良いです。

特に会社員をしている人は経費を会社が負担してくれるため、経費の利用が良いと考える人が多いので気をつけましょう。

マンション経営では支払い額が増えるとオーナー自身が負担しないといけないため、損失が大きいです。

マンション経営で経費計上できる項目を理解して確定申告をしよう

マンション経営では、マンション経営にかかわる修繕費や税金を経費計上することができます。

通信費や接待費も経費として計上できるため、家事按分をするのも良いです。

また確定申告は青色申告で行い、損失が出た場合は損益通算できるように準備しておくことも忘れないようにしましょう。

経費計上できる項目を理解して、マンション経営を上手く進めましょう!

このエントリーをはてなブックマークに追加
人気のおすすめサービス
マンション貸す.com
信頼できる不動産会社が見つかる
● マンションを最高額で貸せる
管理費の最安値プランが分かる
申込時間 60秒 結果連絡 1営業日以内
利用費 0円 同時申込 最大6社
\カンタン査定申込/

関連する他の記事

特集記事

【2024年】大手不動産会社ランキング!売上高・売却仲介件数・評判を比較!信頼できるのはどこ?
不動産会社ランキングの決定版!総合売上、売却仲介実績、過去の利用者の口コミ・評判からおすすめの不動…
不動産売却とは?不動産を売るなら読むべき鉄則
不動産売却を行う理由は多岐に渡り、売却方法も理由や事情などに合わせて選んでいく必要があります。 ま…
【2024年最新】大手不動産リースバック業者比較ランキング!おすすめ会社の口コミ徹底比較
リースバック業者ランキングを紹介!口コミ・内容を比較して人気の会社をランキング形式で紹介していきま…
【2024年最新】不動産一括査定サイトおすすめ比較ランキング!不動産売却におすすめの人気16社を厳選紹介
不動産査定サイトのメリットとしては、複数業者に査定依頼できる、無料でネットから申し込める事の他にも…
pmark image
お客様の個人情報保護のため、プライバシーマークを取得しております。
個人情報を適正に取り扱うことができる企業のみ認定されてる制度です。