引っ越したいのに家が売れない際の対処法は?売却できない家の特徴や早く売る方法を解説
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「引っ越したいのに家が売れない!」
「早く売るためには何をしたらいい?」
引っ越しをするために家を売りに出したのに、なかなか売れない人もいるのではないでしょうか?
家を売った金額を住宅ローンの返済に充てることが多いので、家が売れなければ引っ越しができません。
先に引っ越してしまうと、住宅ローンを二重で支払わなければならない可能性もあります。
家がなかなか売れない場合は、売れない理由を分析して、対応することが重要です。
この記事では家が売れない際の特徴や対処法を解説してから、家が売れない時にしてはいけないことを紹介します。
引っ越したいのに売れない家の特徴
早く引っ越しをしたいのに、なかなか売れない家は次のような特徴があります。
- 販売価格が相場から離れている
- 内覧対応が悪い
- 宣伝効果が足りない
- 売り出しのタイミングが悪い
以下にそれぞれの特徴を解説します。
販売価格が相場から離れている
家が売れない理由の一つとしては、販売価格が相場からかけ離れていて売れないケースがあります。販売価格は相場が決まっており、相場より極端に高額な売却金額を設定すると売りづらいです。
なにか特別な理由がない限りは、適正な価格に見直す必要があります。
購入希望者が現れない場合でも、販売価格を下げると購入してもらえる可能性が高くなるので、見直してみましょう。
多少値下げしても問題ない程度の金額に設定しておくことがコツです。
内覧対応が悪い
買い手は内覧して家の雰囲気を知って、購入するかを判断します。そのため内覧対応が悪いと悪印象を与えてしまうので、購入意欲をそいでしまいます。
居住中の家は特に生活感があるので、魅力的に感じない人も多いです。
居住中の家で内覧対応する場合は、不要なものを処分して清潔感を保つことが重要です。
宣伝効果が足りない
売却活動はインターネットやチラシで物件情報を提供しますが、宣伝が上手くいっていないと購入希望者は少なくなってしまいます。内覧者が少ないのであれば、宣伝効果が足りてない可能性が高いです。
実際にどのように宣伝されているのか確認して、不動産会社に相談しておきましょう。
売り出しのタイミングが悪い
家の売却は、時期によって需要が異なります。特に引っ越しが増える2月~4月などは購入希望者も増えやすいですが、閑散期に売却活動を始めるとなかなか買い手が見つからないことが多いです。
また近隣で似たような物件がたくさん売りに出されている場合も、売却しづらくなります。
売却活動を始める前に、不動産会社に売却に適している時期かどうかを確認しておきましょう。
家を売るにはどうする?売却する流れと注意点・初めて売りたい人でも失敗せず売るコツ引っ越したいのに家が売れない際の対処法
引っ越したいのに家が売れない時は、次の対処法を参考にしてください。
- 複数社に依頼して価格を見直す
- 不動産会社を見直す
- ハウスクリーニングをする
- 買取も検討する
以下にそれぞれの対処法を解説します。
複数社に依頼して価格を見直す
家が売れない時は、売り出し価格が適正かどうか見直しましょう。売り出し当初は適正価格だったとしても、売り出し期間が長いと価格が変わっていることもあります。
再度査定を行って、現在の相場に近い金額に設定し直すことで売却できる可能性は高くなります。
正しい相場を知るためにも、複数社に査定依頼し直すことで、適正価格が分かります。
現在は一括査定サイトを利用してまとめて査定依頼をすることも可能です。
不動産会社を見直す
家が売れない場合、不動産会社を変えてみることも一つの方法です。仲介を依頼している不動産会社が売却活動を積極的に行っていない可能性もあるので、確認してみると良いです。
また積極的に売却活動をしていた場合でも、家の売却が得意分野ではない会社もあります。
不動産会社を選ぶ際には過去の実績を確認して、宣伝効果の高く、売却に特化している会社を選ぶようにしましょう。
ハウスクリーニングをする
内覧で悪印象を与えてしまっている場合は、ハウスクリーニングを依頼する方法もおすすめです。室内の汚れが目立っていたり、生活感が丸出しであったりすると、購入希望者が現れづらいです。
一度ハウスクリーニングを依頼すると、隅々まで掃除をしてもらえる上、片付けもするため生活感を一度なくすことができます。
内覧時の印象が良くなればすぐに売れる可能性も高くなるので、内覧には来てくれるのに売却まで行かない場合は検討してみてください。
買取も検討する
引っ越したいけど家が売れない人で、できるだけ早く家を売却したいと考えている人は不動産会社に買取してもらう方法もあります。不動産会社に買取してもらうと、買い手を見つける手間がかからないので1か月程度で売却できます。
ただし、買取価格は相場の7割~8割程度となっているため、金額的には損してしまいます。
「買取保証」で売却すると、一定期間は仲介で売却活動をしてから、売れなかった場合にのみ買取をしてもらうことができるので、高く売るチャンスが残りおすすめです。
不動産の買取を依頼する場合は、買取に特化した会社を選ぶと良いでしょう。
家の査定の注意点41選!事前に知っておきたいリスクと失敗しない査定方法を徹底解説引っ越したいけど家が売れない時にしてはいけないこと
引っ越したいけど家が売れない時でも、次のことはしないように気を付けてください。
- 売却のためのリフォーム
- 引っ越しして空き家にする
- 家の不具合を隠す
以下にそれぞれのポイントを解説します。
売却のためのリフォーム
早く売るためにリフォームすることを考える人も多いかもしれませんが、オススメしません。リフォームは数十万円~数百万円かかりますが、リフォームしたからと言って売却価格がその分上乗せされるわけではありません。
またリフォームしたからと言ってすぐに売れるわけではないので、リフォームするだけ損になる可能性があります。
リフォームをすることで住み替え資金が足りなくなることもあるので、安易にリフォームしないように気をつけましょう。
どうしてもリフォームしたい場合は、不動産会社に相談してから進めるようにしてください。
引っ越しして空き家にする
家が売れないうちに引っ越しして空き家にすることも避けておいた方が無難です。空き家になると内覧はしやすくなりますが、手入れすることがなくなるため劣化スピードが上がります。
そのため売却価格を下げなければ売れない状況になってしまいます。
事前に引っ越し先を決めて空き家にする場合でも、定期的な手入れを怠らないように気を付けてください。
家の不具合を隠す
家をできるだけ早く売るために、不具合を隠して売却活動してはいけません。中古住宅を購入希望している人が気にしているのは、家の劣化状況です。
設備の不備や雨漏りやシロアリ被害がないかなどをチェックします。
不具合を隠して売却し、後から発覚してしまうと契約不適合責任を問われる可能性があるので気をつけましょう。
数百万円の修繕費用を負担しなければならなくなるので、不具合がある場合は隠さず伝えることが大切です。
引っ越したいのに家が売れない時は売却価格や内覧対応を見直そう
引っ越したいのに家が売れない場合、売却価格が相場に比べて高すぎるケースや、内覧対応が悪いケースがあります。
原因を分析して、今回紹介した対処法を取ることで売却できる可能性が高くなるので実践してみてください。
また早く売りたい場合でも、家の不具合を隠して売却するのは良くないため、必ず瑕疵がある場合は報告しましょう。