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土地を売却する際に杭抜き工事は必要?境界杭を抜く方法・注意点を解説

【更新日】2019-05-23
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土地の杭

建物を解体して土地を売るということになった際に、杭抜き工事というものを耳にされた方も多いかと思います。

近年では、マンションの基礎データにおける偽装データ問題などで、土地の基盤に関する重要性、安全性が注目されています。

そもそも杭抜き工事とはどのような工事なのでしょうか。

その工事の概要を少しでも勉強しておけば。自分が土地を売却する際に工事が必要になるのか判断できるはずです。

今回は、工事の概要、及び土地を売却する際にどのような時にそれが必要になるのかということについて説明していこうと思います。

※杭以外にも土地査定・売却では知られざる注意点があります。こちらに詳しくまとめてあるので、ぜひご覧ください!

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杭抜き工事とはどのような工事なのか

まず、売却前に問題となる杭抜き工事とはどのような工事なのでしょうか。

この工事は、土地の基盤工事のうちの一つで、建物を基盤が軟弱な土地に建てる際に、建物の荷重を支えることができるように打ち込まれた杭(支柱)を引き抜きます。

この杭抜き工事は、土地を更地にするときに良くおこなわれます。

土地の売却は家を壊して更地にするべき?メリットとデメリット

支柱にはさまざまな種類があり、土地の下の固い地盤まで到達させる鉄製やコンクリート製の支柱や支柱が届かない場合に使用される摩擦力で建物の荷重を支持する支柱などがあり、引き抜く方法もそれぞれ異なります。

土地売却時は古い杭をすべて抜くのが基本

建物を解体して土地を更地に戻してから売却するという場合は、絶対ではありませんが土地の地下に埋まっている杭は一般的にすべて抜くというのが普通になっています。

古い支柱が土地に残っているままにしておけば、買い手がその上に新たに建物を建てるとなった際に邪魔になり、支障が生じてしまうこともあるからです。

また、抜かないで残しておいたために地盤沈下が生じてしまったり、建物が傾いてしまうということも考えられます。

そのようなことを回避するためにも、土地を売却する前にできれば支柱を抜いておくことにしましょう。

たしかにこの工事はコストがかかるということも事実ですが、今後のためのリスクヘッジとして非常に重要なものとなります。

杭を引き抜かない場合

確かに土地を売却する際には、地中の古い支柱をすべて引き抜いておくのが基本です。

しかし、そのための工事を行うとなれば大きなコストが生じてしまうというのも事実です。

そのため、どうしても工事を行うことができないという場合は残しておくということもできます。

しかし、そのような場合は注意が必要なこともありますので、確認しておきましょう。

支柱の存在は買い手に伝える必要がある

支柱を残しておく場合、その土地の買い手にはそのことをあらかじめ告知しておく必要があります。

それは上記で述べたように、もし買い手がその事実を知らずに新しく建物を建てようとした際に支障をきたすというリスクを避けるためです。

またそのような場合が考えられるということから、地下が下がってしまう可能性があります。

確かに、コストカットとしては非常に有効かもしれませんが、売却価格も下がってしまうということもありえますので注意が必要です。

杭を途中でカットするという選択も

支柱を途中でカットすることでコストダウンを計るということも可能です。

しかし、その場合は行政への確認が必要となります。

法的に、支柱は建物を解体してしまえば産業廃棄物へと変わることになっているからです。

その場合は、自分の土地の中であっても廃棄物を放置しておけば不法投棄(廃棄物処理法違反)に該当してしまう可能性がありますので、基本的に禁止をされています。

しかし、工事で周りに影響が出てしまう恐れがあるといった場合には、行政に確認して抜く必要がないという見識を得るようにしましょう。

しかしこの場合も支柱の存在を買い手に伝える必要があります。

そして、地価も下がってしまう可能性もあります。

さらには、支柱をカットしたことで撤去が少し難しくなりますので、将来的に土地に関して大きなデメリットが生まれる可能性もあります。

杭を抜く必要が無い場合

基本的に支柱は抜くというのが原則なのですが、場合によっては抜く必要のない場合も存在します。

それは基本的に売った後の土地の使用用途によって決まります。

例えば、更地にした土地の売却後の使用用途が駐車場などの場合には工事を行う必要がないと考えられます。

そのような場合もありますので、コストの問題で工事を行うのが難しいというのでしたら不動産会社の人に相談してみることにしましょう。

土地の売却時は杭を抜くのがおすすめ

上記のように、土地を売却する前には是非、地中に埋まっている杭を抜くようにしておきましょう。

たしかに、工事を行うとなればそれなりにコストがかかるのは仕方がありませんが、それでもその土地を売却した後で発生する可能性のある危険を避けるためには非常に重要な工事であるといえます。

しかし、どうしてもコストが大きいという問題で工事を行うことが難しいという場合には、例外的に工事を行わなくても大丈夫ということもあります。

ただし、そのように工事を行わない場合でも土地の買い手にはそのことを事前に告知しておくようにしておきましょう。

そして、なかなか自分では判断出来ないこともあるかと思いますので、詳しいことに関しては不動産会社に相談してみるようにしましょう。

杭抜き費用は意外にかかる!土地を高く売ってコストを補填しよう

土地の売却を検討している段階では、杭抜き工事の費用がかかるなんて想像している人はわずかでしょう。

杭抜き費用の他にも、不動産売却では以下のようなさまざまなコストがかかってきます。

  1. 仲介手数料
  2. 印紙税
  3. 抵当権抹消登記費用
  4. 譲渡所得税
  5. 測量費用
  6. 不用品の処分費用
  7. 各種書類の発行費用
  8. 解体費

こうしたコストを考えると、実際に売主の手に入る金額は査定額よりもかなり低くなってしまいます。

査定額は価格目標を十分満たしていたとしても、手取り額を考えると出来るだけ高く売るのが理想です。

こちらの記事なども参考にしながら、高く売る準備をしていきましょう!

専門家100人から聞いた不動産を高く売る方法!

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不動産一括査定サイトおすすめランキング!評判・口コミ徹底比較
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