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オリンピック中止・延期で選手村マンション「晴海フラッグ」(HARUMI FLAG)が人気暴落…引き渡し時期やキャンセル・今後の売れ行きはどうなる?【新型コロナで緊急事態宣言】

【更新日】2020-08-05
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晴海フラッグ

2020年夏に予定されていた東京オリンピックの開催1年延期が決まり、様々な業界への影響が懸念されています。

特に不動産・住宅建築業界はオリンピック開催に伴う交通整備や会場・選手村設営、都市開発などの恩恵を受け、市場も好調に推移していました。

中でも中央区晴海に建設予定の高級マンションHARUMI FLAG(晴海フラッグ)はオリンピック・パラリンピックの選手村として活用された後、新築住宅へ一般向けに販売される予定でしたが、オリンピック中止に伴いイベントの開催を延期するといった対応をおこなっています。

新型コロナウィルスで不動産業界はどうなる?不動産市場・市況の下落は免れない?

晴海フラッグは大手デベロッパー10社の肝煎りで始まった壮大な計画

晴海フラッグは以下の10社が参画して始まった壮大な計画でした。

  • 三井不動産レジデンシャル
  • 三菱地所レジデンス
  • 野村不動産
  • 住友不動産
  • 住友商事
  • 東急不動産
  • 東京建物
  • NTT都市開発
  • 日鉄興和不動産
  • 大和ハウス工業

東京のど真ん中にありながら、緑や海も多い、街区の中心には広場があり、住民が集結できるという構想。

晴海フラッグの広場

約13万㎡の広大な土地にマンションや商業施設が併設され、まさに東京の新名所となるはずでした。

この晴海フラッグ。入居者の契約やイベントに関しては2020年3月現在、延期となっているものの、施工計画の中止・延期自体はまだアナウンスされていません。

晴海フラッグの価格表!間取り・専有面積も掲載

SUN VILLAGE

TYPE間取り 専有面積
5A116-RTYPE 4LDK+2WIC 116.58㎡
5A106BTYPE 3LDK+WIC+SIC+S 106.54㎡
5A97TYPE 4LDK+SIC 97.79㎡
5F92TYPE 3LDK+WIC+S 92.19㎡
5F85TYPE 3LDK+WIC+P 85.26㎡
5B83ATYPE 3LDK+WIC+SIC 83.5㎡
5B79ETYPE 3LDK 79.17㎡
5B72ETYPE 3LDK 72.88㎡
5D64TYPE 2LDK 64.18㎡
5C62BTYPE 2LDK+SIC 62.39㎡

SEA VILLAGE

TYPE間取り 専有面積
4C123-aTYPE 4LDK+SC +2WIC+SIC+TR 123.01㎡
4E116-RHTYPE 4LDK+2WIC +SIC+UC+S+TR 116.44㎡
4B107A-aTYPE 4LDK+2WIC +S+TR 107.19㎡
4D98ATYPE 4LDK+WTC +SIC+UC+S+TR 98.73㎡
4E95TYPE 4LDK+WIC+SIC+S+TR 95.75㎡
4A90CTYPE 3LDK+WIC +SIC+S+TR 90.67㎡
4D85BTYPE 3LDK+WTC +SIC+S+TR 85.37㎡

PARK VILLAGE

TYPE間取り 専有面積
6F88TYPE 3LDK+WIC 88.47㎡
6A86ATYPE 3LDK+WIC 86.55㎡
6E83ATYPE 3LDK+WIC 83.39㎡
6B81TYPE 3LDK+WIC 81.80㎡
6F75CTYPE 3LDK+WIC 75.57㎡

晴海フラッグの概要を詳しく紹介

銀座・東京駅へのアクセスも抜群な恵まれた住環境

晴海フラッグのアクセス

晴海は銀座駅、東京駅からのアクセスも抜群な他、海に囲まれた抜群な眺めのエリアです。

この晴海地区の再開発事業により、マルチモビリティステーション、2つの公園(晴海ふ頭公園・晴海緑道公園)、小学校の新開発が進められています。

そのど真ん中に、分譲・賃貸を合わせた新・生活空間「晴海フラッグ」が建設されるということです。

東京タワー・レインボーブリッジが一望できる眺め

晴海フラッグの眺め

マンションの高層階からは、東京タワーとレインボーブリッジが一望できる、恵まれた眺めになっています。

東京タワー・レインボーブリッジは曜日や季節・イベントごとに色や模様を変えるので、飽きることがありません!

機能性と心地よさがマッチした最適な住空間

晴海フラッグは銀座・虎ノ門・品川といった都心へのアクセスが抜群な立地にありながら、晴海ふ頭南端に位置しているので美しい海や緑・空を感じることができます。

まさに都会のオアシスという表現そのままに、便利さと癒しが合わさった住空間になっています。

東京ドーム約3.7個分の広大な敷地にゆったりとした居住スペース

晴海フラッグの広さ

今回開発の対象となる晴海のエリアは東京ドーム約3.7個分になります。

この中に居住スペースから商業施設まで設けられる訳ですが、空き地率が約50%の設計で、ギューギューになって住むのではなく、近隣と距離を取りながら住むことができます。

安らぎ・交流・賑わいなど緻密に設計された空間

晴海フラッグの空間設計

晴海フラッグはプライベート空間からパブリック空間へ、居住者の感情に合わせた設計をおこなっています。

緑の空間を意図的に増やすなど、生活する上での心の動きに合わせた緻密な設計が魅力です。

共用スペースが街中にあふれる

晴海フラッグの共用スペース

既存のタワマンにもジムやバーなどの共用サービスが設けられていますが、晴海フラッグの場合はこの共用スペースが街中に溢れているイメージになります。

キッズルームやスポーツバーなどを、まさに自由に使うことができ、豊かなライフスタイルが実現できます。

ユニバーサルデザインに完全対応

晴海フラッグはユニバーサルデザインにも対応しており、妊婦の方、子育て中の方、高齢者の方にも暮らしやすいつくりになっています。

滑りにくい歩行空間や、車いすでも広々通行できるゆとりなど、どんな人も快適に暮らせるデザインとなっています。

優れた防犯性とエネルギーマネジメント

晴海フラッグの防犯

大規模な住宅エリアの課題として常にあるのが、エネルギー供給が途絶えたり、防犯上の抜け穴が出来たりしてしまうリスクです。

これらのリスクを防ぐために、晴海フラッグでは光ケーブル網を敷き、隅々まで防犯・セキュリティ供給を行き届かせます。

750台を超える防犯カメラで街全体のセキュリティを保ち、更に街全体でWi-Fiへの接続が可能です。

晴海フラッグの1期目の契約950戸ほどは今後どうなる?引き渡しも延期される?

今回、契約申込が中止になったのは晴海フラッグへの申込の第2弾です。

すでに第1弾の契約が950戸ほど完了しており、こちらの契約がどうなるのかが気になるところです。

引き渡しの中止・延期が起こる可能性は低い

多くの専門家は、今回のケースで引き渡しが中止・延期される可能性は低いとみています。

今回の場合、不動産会社と入居者の解約自体にオリンピックの何らかの団体が絡んでいる訳ではなく、オリンピック延期に関する保証なども前もって契約には盛り込んでいないとのこと。

入居者に対する補償金なども、特に支払われない可能性が濃厚です。

入居を拒否する場合は手付金を放棄しなければいけない

一度してしまった契約を解除する場合は、手付金を放棄しなければいけません。

手付金は、契約した金額の5~10%となるのが一般的です。

晴海フラッグの公式HPによると予想最多販売価格帯は6,400万円台とのこと。契約解除をするには300~600万円ほどのお金を支払わなければいけません。

現状は契約解除に対する措置なども特に発表されていません。

開催延期と入居の折り合いをどう付ける?

晴海フラッグの当初の予定では、2020年に選手村として活用した後、2023~24年までに住宅用に改装されて引き渡す計画でした。

今回で選手村の活用が少なくとも2021年にズレたことで、改装の期間は短縮されることになります。

入居予定者に対して優遇策が取られないのであれば、改装の着工が延期になり、当初計画していた以下のような構想は100%実現しない可能性も高いです。

晴海フラッグの構想図

晴海フラッグってどうですか…?コロナショック前も疑心暗鬼の声が多かった

晴海フラッグがコロナショックで入居延期になる前も高い人気を集めていたかと言われると、全員がそうだった訳ではありません。

SNSやネット掲示板、専門家の意見をチェックしても、特に募集から入居までの大きなタイムラグが仇となり、懸念している方がほとんどでした。

もともと決められていた入居のタイミングは2023年、1年延期になれば2024年となりますが、多くの方がこの時期まで現在の不動産業界の活況が続くとは思っていませんでした。

住宅ローン金利は長年超低金利を見せていましたが、2020年に入ってフラット35を中心に上昇傾向を見せています。

更に、入居前の2022年には、生産緑地法の解除によって大量の空き地が売り出され、相場が下落する、いわゆる2022年問題の懸念もあります。

2022年問題で今後の不動産価格はどう推移する?オリンピック後の市場・市況の動向・見通し【2020年最新版】

もっと言えば、入居までの3年で日本がどう変化していくか、100%予想できる人はいないでしょう。

今はお金に困らない方も、3年の間にリストラや倒産など、何があってもおかしくありません。

契約から入居まで3年かかるという異例さが、多くの方にとっての懸念であり、図らずもそれは的中してしまったということでしょう。

晴海フラッグの人気が復活するかどうかはコロナウィルスの収束時期次第?

晴海フラッグの人気は、ひとえに東京オリンピック開催に向けてムードが高揚したためでしょう。

ただ、2013年の開催決定からおこなわれたプロモーション効果も、今回の延期で一旦0になってしまいました。

今後、晴海フラッグの人気が復活して戸数が埋まるかどうかは、コロナウィルスの収束時期次第といったところでしょう。

コロナウィルスが2020年上半期に収束し、その後プロモーションをしていき、東京オリンピックも大成功を収めたなら晴海フラッグの人気は徐々に高まっていくでしょう。

一方でコロナウィルスがいつまで経っても収束しない、または最終的に中止となった場合は、晴海地区の開発計画自体が中止になってしまう恐れもあります。

晴海フラッグの入居募集がいつ再開されるかで、人気の状況が変わってくると考えられます。

晴海フラッグ入居者は自己責任?物件選びにはリスクヘッジが重要

今回の件に関して、晴海フラッグと早期契約した人やデベロッパーの自己責任という意見もあります。

まさか7年前から計画されていた東京オリンピックが開催年になって新型ウィルスの感染で中止になるなど、誰も予測できなかった事態です。そのため、「リスクを考えろ」という意見は多少無茶だと言えます。

晴海フラッグはオリンピック抜きでも魅力的な物件?

ただ、晴海フラッグの魅力は何かと聞かれたら、契約者の多くはオリンピックのことを回答していたでしょう。

物件の価値そのものよりも、オリンピックというトレンドが先行した結果、延期という予想外の事態に対応できなかった訳です。

オリンピック中止までは予想できなかったとしても、オリンピックが終了してしばらく経った後の晴海フラッグの価値というものを、真剣に考えていた方はいたのか、正直疑問です。

住まいに何を求めるかという議論が必要

2000年代初頭のヒルズ族ブームから、高級マンションに住むというのは人々の憧れになっていました。

晴海フラッグは高級マンションに加えてオリンピックというトレンドも乗っかり、話題が先行した感が否めません。

実際、晴海フラッグが話題になった時、その価格や間取りを調べた方はどれほどいたでしょうか?

自分が住まいに求めるものは何か?ブランドか実用性かという議論は、一人ひとりが考える必要がありますし、家族・友人とも話しておきたいトピックです。

選手村をコロナ患者隔離施設として活用?晴海フラッグの価値・価格は下がってしまうのか

小池百合子都知事が、3月下旬に出演したTV番組で、選手村をコロナウィルス軽症患者の隔離施設として利用する案を発表しました。

この案が適用されれば、2020年はコロナ患者用に提供された後、消毒をして選手村として利用、その後に改装をおこなって一般向けに提供されるということになるでしょう。

非常時の対応としてこの案が効果的な側面も見られますが、やはり入居者からすると不安に思う点も多々あるでしょう。

その前に、2021年開催予定のオリンピックで、各国の選手団やメディアがコロナ患者を隔離していた選手村にどんな感想を抱くのかもポイントになってくるかと思います。

もともと晴海フラッグはオリンピックへの期待を理由に入居を申し込んだ方が多いでしょうし、この状況から再び人気を取り戻すにはオリンピックの盛り上がりが不可欠になるかと思います。

そんな中、海外メディアで晴海フラッグが槍玉にあげられてしまったら、完全に逆効果でしょう。

とはいえ、隔離対策をせずにまた1年と東京オリンピック開催が延期されてしまえば元も子もありません。

今は完全に動向を見守るしかないと言えるでしょう。

晴海フラッグの入居延期・キャンセル増で住まいにブランド力を求める時代が終わる?

高級マンションに関する話題と言えば、2019年の大型台風で武蔵小杉のタワーマンションの機能が停止してしまった例が思い浮かびます。

ブランド力の高いタワマンの脆弱性だけでなく、ネット上では高級物件に住む富裕層が災難に遭ったというある種の痛快さがもてはやされました。

そして今回の晴海フラッグの延期があり、もしかしたら人々の高級マンションへのニーズ・見方が大きく変わるかもしれません。

しかし一方で、大手デベロッパーは富裕層向けのPRやIoT導入など、高級志向の戦略をまだまだ続けています。

今後人々のニーズが変われば、不動産業界自体も変革せざるを得ないでしょう。

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